7 / 34
7話
しおりを挟む
部屋の紹介が終わり、一番汚いフィナさんのゴミ部屋をかたずけようと、足元の紙やどこで買ってきたか分からない食べた終わった、紙の包を拾い上げかたずけようとすると、ガサガサという音がした。
最初は、紙がこすれた音なのかと気にしていなかった。
しかし、ゴミを拾っているうちにガサガサという音は近づいてきている。
多少気にしながらも、ゴミを拾い、フィナさんが出してくれた麻布の袋にゴミを詰めながらゴミを片付け部屋の中を進み、ゴミを持ち上げるとガサガサの正体がわかってしまった。
昔の俺なら、普通に小さく気にしていなかった。
別に動きが速いだけで、攻撃力ゼロな虫だったからあまり気にしていなかった。
だけど、何故かこの体になり、この虫が手の平ぐらい大きく感じる。
見た目は、よく見たことが無かったが、目線が低くなり虫との顔とが近くなり、この虫の顔は中々怖く、今にも襲って来そうで、今まで感じたことが無い位、恐怖を感じている。
そう、ゴキブリである。
ゴキブリは、森や汚い部屋などに生息する虫
俺は手にしたゴミを持ったまま、恐怖で固まってしまった。
固まっている間は、ゴキブリも動かないが、このままではゴキブリを見続けなければいけない。
それは嫌だと、持っているゴミをそっと置き、この場を立ち去ろうとゆっくりと立ち上がり後ろに下がりゴキブリと距離を取っていると、急に固まり後ずさりして、どうしたのかと見に来たエナさんがこっちに歩いてきた。
「どうしたの、ルッチちゃん?」
エナさんは話しかけ、ゴキブリを確認した。
「ありゃ、ゴキちゃんじゃない」
エナさんは、最近会った友達のようにゴキブリを呼び、ゴキブリを捕まえようと手をゴキブリの方にやると、ゴキブリは....
飛んだ
ゴキブリは俺の顔目掛けて、飛んできた。
飛んできたゴキブリの恐怖で、叫び声を上げながらエナさんのいる方に飛び抱き着いた。
その衝撃で、エナさんと俺は横に倒れてしまった。
「ひにゃぁああああ!!」
「うぉお」
「はぁ、はぁ、はぁ...」
息をあがりながら、ゴキブリがどこに行ったか確認すると後ろの出口のドアの方にくっついていた。
ゴキブリがどこに居るのか確認して、安心してふと我に返るとエネさんを下敷きにしてしまっていた。
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫」
そういって、エナさんは立ち上がり、魔法を唱え始めた。
「虫よ出ていけ。」
魔法を唱え終わると、ドアにくっついているゴキブリは窓から外に出て行った。
ほかにも、多数のゴキブリたちが外に出て行った。
「これで、もうゴキブリはいないね」
「いっぱいいた...」
この部屋にこんなにゴキブリが居たことに衝撃を受けた。
「ゴキブリ苦手って、気づかなくてごめんね」
「い、いえ、ありがとうございます。」
エナさんは、虫をこの部屋から出ていく魔法を使いゴキブリをこの部屋から追いやってくれた。
とりあえず、ゴキブリが来ないように早くこの部屋を綺麗にするためにゴミを袋に入れ、綺麗にすることにした。
数十分後...
ゴミだらけの、部屋はゴミを全て袋に入れることにより部屋は綺麗になり、片付いたので、別の部屋で本を読んでいるエナさんを呼んだ。
「お、終わりました」
エナさんは、部屋の隅積みまで見渡し驚いていた。
「ありゃ、こんなに部屋が広かったなんて...ありがとうね、ルッチちゃん」
俺は部屋が片付いたメイドとしての最初の仕事としての達成感と、疲労感で倒れるように眠ってしまった。
最初は、紙がこすれた音なのかと気にしていなかった。
しかし、ゴミを拾っているうちにガサガサという音は近づいてきている。
多少気にしながらも、ゴミを拾い、フィナさんが出してくれた麻布の袋にゴミを詰めながらゴミを片付け部屋の中を進み、ゴミを持ち上げるとガサガサの正体がわかってしまった。
昔の俺なら、普通に小さく気にしていなかった。
別に動きが速いだけで、攻撃力ゼロな虫だったからあまり気にしていなかった。
だけど、何故かこの体になり、この虫が手の平ぐらい大きく感じる。
見た目は、よく見たことが無かったが、目線が低くなり虫との顔とが近くなり、この虫の顔は中々怖く、今にも襲って来そうで、今まで感じたことが無い位、恐怖を感じている。
そう、ゴキブリである。
ゴキブリは、森や汚い部屋などに生息する虫
俺は手にしたゴミを持ったまま、恐怖で固まってしまった。
固まっている間は、ゴキブリも動かないが、このままではゴキブリを見続けなければいけない。
それは嫌だと、持っているゴミをそっと置き、この場を立ち去ろうとゆっくりと立ち上がり後ろに下がりゴキブリと距離を取っていると、急に固まり後ずさりして、どうしたのかと見に来たエナさんがこっちに歩いてきた。
「どうしたの、ルッチちゃん?」
エナさんは話しかけ、ゴキブリを確認した。
「ありゃ、ゴキちゃんじゃない」
エナさんは、最近会った友達のようにゴキブリを呼び、ゴキブリを捕まえようと手をゴキブリの方にやると、ゴキブリは....
飛んだ
ゴキブリは俺の顔目掛けて、飛んできた。
飛んできたゴキブリの恐怖で、叫び声を上げながらエナさんのいる方に飛び抱き着いた。
その衝撃で、エナさんと俺は横に倒れてしまった。
「ひにゃぁああああ!!」
「うぉお」
「はぁ、はぁ、はぁ...」
息をあがりながら、ゴキブリがどこに行ったか確認すると後ろの出口のドアの方にくっついていた。
ゴキブリがどこに居るのか確認して、安心してふと我に返るとエネさんを下敷きにしてしまっていた。
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫」
そういって、エナさんは立ち上がり、魔法を唱え始めた。
「虫よ出ていけ。」
魔法を唱え終わると、ドアにくっついているゴキブリは窓から外に出て行った。
ほかにも、多数のゴキブリたちが外に出て行った。
「これで、もうゴキブリはいないね」
「いっぱいいた...」
この部屋にこんなにゴキブリが居たことに衝撃を受けた。
「ゴキブリ苦手って、気づかなくてごめんね」
「い、いえ、ありがとうございます。」
エナさんは、虫をこの部屋から出ていく魔法を使いゴキブリをこの部屋から追いやってくれた。
とりあえず、ゴキブリが来ないように早くこの部屋を綺麗にするためにゴミを袋に入れ、綺麗にすることにした。
数十分後...
ゴミだらけの、部屋はゴミを全て袋に入れることにより部屋は綺麗になり、片付いたので、別の部屋で本を読んでいるエナさんを呼んだ。
「お、終わりました」
エナさんは、部屋の隅積みまで見渡し驚いていた。
「ありゃ、こんなに部屋が広かったなんて...ありがとうね、ルッチちゃん」
俺は部屋が片付いたメイドとしての最初の仕事としての達成感と、疲労感で倒れるように眠ってしまった。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
私は、御曹司の忘れ物お届け係でございます。
たまる
恋愛
大原財閥の御曹司の忘れ物お届け係に任命された腐れ女子、土屋美代のドタバタラブコメディー。
一応、がっつりでないラブシーンを含む性描写もありますので、よろしくお願いいたします。
追記
表紙の絵をたしました。
うーむ。ちょっとイメージが違ったら、すいません。
描いた本人も、うーむと言う感じです。
本当は、真田さんと蓮司のパロディー漫画を描こうかなと思って制作した表紙に無理やり美代をたしました。
だから、ちょっと違和感ありますね。
【完結】王女様がお好きなら、邪魔者のわたしは要らないですか?
曽根原ツタ
恋愛
「クラウス様、あなたのことがお嫌いなんですって」
エルヴィアナと婚約者クラウスの仲はうまくいっていない。
最近、王女が一緒にいるのをよく見かけるようになったと思えば、とあるパーティーで王女から婚約者の本音を告げ口され、別れを決意する。更に、彼女とクラウスは想い合っているとか。
(王女様がお好きなら、邪魔者のわたしは身を引くとしましょう。クラウス様)
しかし。破局寸前で想定外の事件が起き、エルヴィアナのことが嫌いなはずの彼の態度が豹変して……?
小説家になろう様でも更新中
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
婚約破棄されたおっとり令嬢は「実験成功」とほくそ笑む
柴野
恋愛
おっとりしている――つまり気の利かない頭の鈍い奴と有名な令嬢イダイア。
周囲からどれだけ罵られようとも笑顔でいる様を皆が怖がり、誰も寄り付かなくなっていたところ、彼女は婚約者であった王太子に「真実の愛を見つけたから気味の悪いお前のような女はもういらん!」と言われて婚約破棄されてしまう。
しかしそれを受けた彼女は悲しむでも困惑するでもなく、一人ほくそ笑んだ。
「実験成功、ですわねぇ」
イダイアは静かに呟き、そして哀れなる王太子に真実を教え始めるのだった。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
【完結】要らないと言っていたのに今更好きだったなんて言うんですか?
星野真弓
恋愛
十五歳で第一王子のフロイデンと婚約した公爵令嬢のイルメラは、彼のためなら何でもするつもりで生活して来た。
だが三年が経った今では冷たい態度ばかり取るフロイデンに対する恋心はほとんど冷めてしまっていた。
そんなある日、フロイデンが「イルメラなんて要らない」と男友達と話しているところを目撃してしまい、彼女の中に残っていた恋心は消え失せ、とっとと別れることに決める。
しかし、どういうわけかフロイデンは慌てた様子で引き留め始めて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる