ゴックン、その口で食べるの? /Osaka発ドラァグドライブ、掛け違いの旅

Ann Noraaile

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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(近畿編) 】

02: どないや?淡路島 ②頑張れ淡路島っ!

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 淡路夢舞台に触れたエッセイ記事で、「淡路島は有名なグルメ店が少ないし、、観光地としては、、」などと不遜にも書いてしまったので、今回はカバーの意味で「そんなことばっかりじゃないよ~」って感じのものを書いてみたいと思ってます。
 思惑通りに行くかどうか、わかりませんけどね(笑)。

 淡路夢舞台のデザインは、あの安藤忠雄氏で、訪れたら判りますけど、もう完璧に鉄筋コンクリート打ちっ放し、壮大・安藤忠雄ワールドを展開してます。
 でもそれが淡路島の光景の中では、違和感ありまくりなんですよね。
 どっちが悪いって問題ではなく、田舎と近代がぶつかり合ってるって感じなのです。
 普通、安藤忠雄ワールド建築群って、何処に出現しても周囲の景観を圧倒しちゃいますよね、、でも淡路島の場合は、その田舎くささパワーが全てを飲み込み上回ってしまう、、、。
 この問題なんでしょうね。
 観光地としての淡路島の宿命は。

 でグルメの方なんですが、例えば、回転寿司なんか一つ取っても、金沢だと「回転寿司」が密集してる事だけで、キトキト寿司とかなんとか言っちゃって、観光資源になってますよね。
 でも同じ海のそばの地方なのに、「淡路島」はそうはならない。
 言っては何ですけど、淡路島で高い評価の口コミランキングの回転寿司店で食事をしたら、そこで金沢の回転寿司店のトップランキング店と同等の満足度を得られるかというと「、、、、。」って感じなんですよね。
 、、、まあ、アン自身が、何百回の体験をした上の検証ってわけじゃないんですが。

 おっといけない、今回の目標は、「観光地としてもイイネ!淡路島」でししたね(汗。
 淡路島で美味しいお寿司と言えば、以前に口コミを頼りに出かけていって、こんな哀しい体験をした事があります。
 その時は、淡路島の高速道路じゃ、滅多にお目にかからない交通事故渋滞に引っかかってしまうし、お目当ての岩屋港近くの林屋さんてゆーお寿司屋さんは満席で入れないし、、、結局、帰りに、なんばパークスで頼まれていた焼酎を買って、その日はお終いって感じでした。
 でも悪いことばかりじゃなかったかなぁ、お寿司の代わりに食べた岩屋の「源平」さんの淡路牛ステーキはまずまずだったし、添え物の山芋とかの淡路島の野菜類はとても美味しかったし、背中の後ろで香味料のボトルをくるくる回しながらステーキを調理してくれる若い子はアン好みだったし(笑)。
 それにお寿司屋さんを探すついでに、漁港そばに密集する岩屋の昔懐かしい下町風景を楽しめたし。
 あれー?又、内容がネガティブな感じに(笑)。

 だめだめだ。
 もっと淡路島観光をプッシュしなきゃ;汗。
 例えば「淡路ワールドパーク ONOKORO」、でも世界の有名な建造物や遺跡などを縮尺して再現した展示物ってのも、、、。
 縮尺しないで、それやってるテーマパークが結構あるし、それってレゴブロックでやる方が面白いし、、。
 いやん、バカ。
 又、ネガティブ。

 そうそう、これがあった。
 早春の頃には、「淡路花さじき」がありますよ。
 これは圧倒的なボリュームの「菜の花」というか、淡路島の地形が生んだ「菜の花岬」っていうのか、菜の花の丘陵って感じで良い感じですよ。
 信州とかの「菜の花まつり」と肩を並べると思います。

 って事は、やっぱり淡路島は、「島」である自体が最大の強みなのかなー。
 そこを生かして、観光客が淡路SAだけで、淡路島に行った気分になっちゃうのを越えるベシ。
 頑張れ、観光・淡路島です(笑)。


PS 今となっては、つくづく惜しまれるのが明石と淡路島を結んでいた「たこフェリー」の存在ですね。
採算という現実的な問題があったにせよね。
 淡路島に似合うのは 「たこフェリー」みたいなイメージじゃないかな。
 とことん庶民的な関西の「島」。
 そういうイメージ戦略で攻めていってれば、何か違う展開があったような気がするんですが。
 タマネギだけじゃ荷が重すぎます。

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