煉獄の中の溺愛

ブラックベリィ

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0043★与えられた罰は気持ち良くて苦しいモノ

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 与えられる愛撫に反応し、勃起してカウパーを零れさせるほどになっても、射精にまでたどりつけない悠虎ゆうとは、苦し気に首を振ってそれ以上の刺激を拒否する。
 そんな悠虎ゆうとに、彪煌あきらは問い掛ける。

悠虎ゆうと素直に答えろ…射精したコトないのか?」

 彪煌あきらの質問に、ビクッと身体を振るわせてから、諦めたようにコクッと頷く。

「夢精もか?………朝起きたら…下着が濡れていたコトは無いか?
 そういう経験がないなら首を横に触れ、あるなら頷け」

 その命令に、悠虎ゆうとは恥ずかしそうに頷いた。

「ふむ…夢精はあったんだ…もしかしてつい最近か?」

 その言葉に、悠虎ゆうとはコクッと頷く。

「なるほどね…で、ひと月以内か?」

 悠虎ゆうとは再びコクッと頷く。

「それじゃ、この一週間の内かな?」

 ここ最近、悠虎ゆうとが何処かそわそわした感じだったコトを思い出した彪煌あきらはそう聞いてみた。
 その言葉に、ちょっとビクッとしてから頷く。

「そっか…まだ大人になったばかりだったんだ
 早い子は小学生の高学年あたりからなるんだけど………

 悠虎ゆうとはちょっと他の子より遅かったんだね
 でも、それは異常じゃないから安心して良い」

 彪煌あきらからの言葉に、性知識がだいぶ欠けている悠虎ゆうとはホッとする。
 と、同時に少し身体が力がぬけるのだった。

 そんな悠虎ゆうとに、彪煌あきらは更に言う。

「まぁ…遅い者は18才くらいで射精を覚えるからな
 悠虎ゆうとはやや遅めくらいだぞ

 というか、そういう話し…誰ともしてなかったのか?
 同級生や親しい上級生に聞かなかったのか?」

 …………えっとぉ……そう言えば…紅條くじょうさんがなんか言ってた…………
 …………紫條しじょうさんも…大事な身体り仕組みが…って………


 …………興味ないんで、途中から眠くなっちゃって聞いてなかった…………
 …………でも、良かった……こんな状態で、知るコトになったけど…………
 
 …………俺の身体…ちょっと成長が遅いだけで、正常なんだ…………
 …………恋愛も性行為も興味なかったから…………

 …………だから、俺は自分に向けられる視線の意味が分からなかった…………
 …………紫條しじょうさんや紅條くじょうさんが生徒会として警告していたのに…………

 …………俺を標的とした集団リンチが、何度も何度もあった…………
 …………考えてみれば、何度おぞましくいやらしい言葉を吐かれていたコトか…………

 …………だから、肛門がスレたような違和感があったのは…………
 …………そういうコトだったって、今になってやっとわかる…………

 …………だから、コレは天罰なのかもしれない…………
 …………2人があんなに心配して、注意してくれていたのに…………

 …………たぶん幸いなのは、今俺を組み敷いている男が…………
 …………俺に恋愛感情のようなモノを持っているコトかな…………

 …………っ…ふっ……ペニスを揉み扱かれて…舐められると…………
 …………確かに気持ち良いって感じるんだから…………

 素直に身体をゆだねているものの、まだ成長が足りず幼いペニスの鈍い反応に、彪煌あきらは、アプローチを変えるコトにした。

 ペニスへの刺激だけでは足りないと判断し、彪煌あきらは繰り返される行為で、ピンと立った悠虎ゆうとの乳首も刺激するコトにしたのだ。

「……んぅ…うっ…んんんんんん……うう………」

 ペニスを揉み扱きながら、乳首を摘まんで押しつぶすようにしながらコリコリと揉まれ、悠虎ゆうとは無意識に腰を激しく振り出す。
 ふたつの違う刺激を与えられた悠虎ゆうとは、ビクビクッと身体を痙攣させて、つらそうにうめく。
 その姿に、彪煌あきらは嗤って囁く。

「ククククッ………コレはかなり感じるみたいだな
 本当に、そういう意味で、良い身体をしているな

 くすくす……仕込みがいのある身体だ
 乳首の感度も最高だな」

 耳朶を甘咬み、耳孔の中に舌先を這わせて吐息を吹き込むと、それが感じるのか悠虎ゆうとは、首を振って逃けようともがきだす。

 …………やだっ……それ…きもちわるい……いやだっっ…………
 …………ペニスを扱かれると気持ちイイけど…乳首はイヤだっ…………

 …………ビリビリして…わけがわかんなくなっちまう…………
 …………乳首は痛くてビリビリして気持ち悪いから…いやだぁ~…………

 そんな悠虎ゆうとの思考を難なく読み取り、その儚いまでの弱々しいもがきに、彪煌あきらは薄い笑みを浮かべる。
 そして、悠虎ゆうとが望んでいるように、ペニスの方への愛撫を強めて、きつく扱き上げ、感じ始めた快楽を煽り上げる。

 …………くる…しい………あぁぁ……っ…………ど…こかに…………
 ……うんんん………堕ちて……あぅっ………い……く……ぅあ…………

 与えられた快感で、悠虎ゆうとがもうすぐ極めるのを感じた彪煌あきらは、射精させる為に、再度口に含んだ。

 そして、舌を絡ませグッと喉奥まで咥え込み、喉でカリ首を締め上げて、彪煌あきら悠虎ゆうとのペニスに射精しろとうながす。
 だんだんときつくなる愛撫から受ける深い快感について行けない悠虎ゆうとのこころが悲鳴を上げる。

 …………い…や…だ…………ひぃっ…んぅ…いや…だぁ…うぁ…………
 …………誰か…うそだ…て…あぁぁあぁ……なに……これっ…………
 現実には、猿轡で叫ぶコトも出来ずにいる悠虎ゆうとの悲鳴が、ぐぐもったうめきに変わって、微かに自然公園の緑の中に響く。

「…んぅ…ウンッ…んんん…うううう……………ウゥン…………」

 ジワジワと追い上げられて、悠虎ゆうと彪煌あきらの手淫と口淫で強引に射精へと導かれた。
 その刹那、悠虎ゆうとは身体をビクビクッと数度痙攣させて、ぐぐもった悲鳴を零れ落としながら、彪煌あきらの口腔へと精を吐き出し、ガクンッと脱力するのだった。

「………ヴゥウゥ………ンンン…………」









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