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【20-2/2】騙してカーセックス①
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∞∞ nayuta side ∞∞
これ夢だよな。
寧ろ夢であってほしかった。
でも夢じゃないんだよな。
マスターのディープ・スロートとイラマチオを目の前で見ちまった。
あの凶器を根本まで咥え込めるなんて流石マスター。
潜入任務のときはマスターから刷り込まれるからかフェラチオも何となく真似しちまったけど深くまで咥え込むのは結構しんどかった。
つーかマスターは何のためにあんな技術を!?
そして、九鬼オーナーのを咥えるよりマスターのを咥えるほうが……興奮はした。
いや、あれはオーナーが酷すぎる。
ヤリチンなんだからマスターみたいに射精も操れるはずだろ!!
しかも乳首引っ張られてジンジンするし。
さっきの行為がインパクトがあり過ぎてどうしてもそっちに意識が行くが……違う!今は巽を探さないとダメだ。
仕組みはわからないが今も俺のスマートウォッチの地図上に巽の位置は示されていた。
×× tatumi side ××
昨日の撮影もあってマスターがシロフクロウ後の雑務を変わってくれたので、俺は得意客のところに注文されたものを届けている。
俺はナビとは相性が良くないのでマスターが書いてくれた地図通りの配達ルートを車で走り、全部周り終わったところだけど、このまま実家に帰ろうかどうか少し悩んでる。
パーキングに止めていた共用の軽自動車に乗り込んでエンジンを掛けると少し遠目に青い髪が目についた。
那由多の髪と似ていたけど今日は日当瀬と出掛けている筈なので、そんな訳無いかと肩を竦めた。
でも、似ている。
逆に那由多じゃ無いならどんな人なんだろうと盗み見るように見詰めていたら。
…………那由多だった。
あまり見た事のない必死の形相で走ってきていて、もしかして夢でも見ているのかと目を擦った。
特に幻術に掛かっている気配は無いんだけどな。
そうしているうちに運転席のガラスがどんどんと叩かれる。
車のロックを外して扉を開けると那由多が飛び付いてきた。
何故か下半身に。
「那由…ッ!?え?なにどーしたの?《霊ヤラレ》??」
「ちが……あかっ、たまっ……治し……」
「え?どこかおかしいの?……ちょ、……ま、…え?」
早急にバックルを外されてペニスを引きずり出された。
そんな事をされてしまうと一定に保っている心拍数が上がってしまうわけで、自律神経系統を調整しに入るけど、こういうのって精神的にぶれるとやりにくくなる…。
取り敢えず人通りは少ないけど全く無いわけでは無いので、シートを後ろに後退させて那由多を車の中に入れてドアを締める。
これなら覗きこまれない限りは何をしてるかは分からない。
車のハンドルに両手を置くようにしてはぁ……と現状整理の為に息を吐いた。
「酸素……吸えなくて……はぁ、ちんほ……くわへれてると……はなせ……ッ」
「………ぅ、………そんなとこで喋られたら集中出来ないから症状言われてもむ……り……」
能動的に動いて俺が那由多を犯すって事より、受動的に那由多に何かされる方が俺は乱れてしまう。
那由多が自ら望んでやってるわけじゃないって分かってるけど、この前は咥えてくれたし色々期待してしまう。
運転席の下の狭い部分に所狭しと収まっている那由多は、後ろで髪を結った姿だった。
だいぶ乱れているけどこの姿で日当瀬と出掛けていたと思うと、どうしても自分の中にある負の感情が抑えられなくなってくる。
「もしかして、日当瀬のも咥えた……の?」
思ったより冷めた声が出て自分でも驚いた。
自分の問い掛けに那由多は一瞬目を逸らしてから遠慮がちに頷いた。
遠慮がちに反応を返してくれるだけ昔よりはいい関係になれたんだろうけど、そうなると俺の欲が次は出てくる。
「酷いな……那由多は俺の気持ち…ッ……知ってるのにね」
「らって……これはッ!……ッ、仕方なく……は」
「俺の場所が分かったってことは、マスターのも……?」
「……ッ、そーら…よ……みんなの……ぅ、…は、おまえがスマホも…とけいも、もっれなひから……」
表情を崩して告げると那由多は申し訳無さそうな表情をしたけど、逆に俺の落ち度を責められてしまう。
確かにスマホもスマートウォッチも動作不良で置いてきた。
だからといって嫉妬深い俺の気がその理由で済む訳じゃなくて……。
「……なら仕方ないのか……、で、俺はどーしたら…い?」
「治し……て……ッ」
「んーでも…原因がわからないから、確かめさせ…て…ッ…?」
「精液……は、のんらら、さんそ…すえ…」
「なら……先ずはそれからかな?……ッは…それ、誰に教えられた……の?」
身体的な変化が見受けられないので治す方法が分からないのは事実だった。
それにつけ込むようにフェラチオを続けさせようとしたが、那由多は余程この状況が辛いのか自ら俺のペニスを深く咥え込んできた。
唇を滑らせて根本まで嘔吐きそうになりながら咥える、前回とは違った動きに俺のペニスに血液が集まった。
俺が教えた訳じゃないのに向上した技術に自然と眉が寄る。
「ますらー、…が、おーなー…の、ん、ゔ……あ゙」
「マスター…………か………んっ…」
確かにあの二人は関係があった筈。
どういう状況になったか分からなかったが、マスターなら九鬼オーナーのモノを深くまで咥えてそうだけど、それを見てたと言うことなのか。
苛々と興奮が相俟って訳がわからなくなってくる。
でも気持ちいい事には変わりないし、那由多がシてくれると思ったら歯止めが効かなくなりそうだ。
何度も頭を行き来させながら深くまで咥えてくれる。
気持ちよさと背徳感に耐えきれずに那由多の結んだ髪の上から手を当てると腰を揺すってしまった。
「あ゙!……ぐっ、お゙……んん!?……はっ、あ゙♡」
「ごめ……ん、……そんな深くまで咥えられ…たら止まらない……っ!!」
少し座席から尻を持ち上げながらハンドルに体重をかけて曲がっているペニスで頬肉と喉奥を擦りあげる。
苦しそうな顔が覗くといつも見られない表情なので興奮してしまって、無理矢理喉奥まで押し込んでそのまま射精した。
「─────はぁ…………ッ」
「ぅ……!!え゙ッ……あ、は……ん゙ー!!ん゙!!」
射精後の脱力感が余りにも心地よくて喉奥を塞いだまま悦に浸っていると、那由多が首を振るように暴れていてハッとした。
喉を傷付けないようにゆっくりと腰を引くと粘着質な体液が糸を引く様に直ぐにまた勃起した。
「げほっ……なに、すんだ……よッ!」
「ごめん……でも、那由多も悪いよ……俺の気持ち知ってるのにフェラまで上手くなってるなんて……」
はぁはぁ、と、呼吸が弾んでしまう。
相手が那由多なんだから、自分の興奮を抑える必要はないかと高揚に身を任せて長く息を吐いた。
俺の精液を飲み込んでから口許を拭っている那由多の頬に手を添えて真っ直ぐに見下ろすけど、矢張り那由多が陥ってる症状は掴めなかった。
「んー………、特に何も無い……かな?」
「はぁ!?……なんだよ……治せないのか…よ」
あからさまに落胆するように那由多は青褪めた。
身体的でなければ精神的な可能性もあるけど、それよりも俺は自分の関心を優先してしまった。
「……もう少し深く共有してもいい?」
「は?……まだ、方法があんのか?」
「……治るかはわからないけど」
「可能性があるなら…ッ、て、おい……ッて!!」
俺は那由多を引きずり上げて体を反転させる。
背中を向けて俺の膝に座らせるようにしてからレバーを引っ張り、座席を倒した。
尻を突き出すようにさせてズボンのボタンを外して尻だけ剥き出しにする。
座席を倒して殆ど寝転んでいる俺の顔の近くへと引っ張って来るとその窄みに舌を這わせた。
「ひぅ!!ッ……なに、してんだ……よッ!」
「ん?……繋がらないと共有出来ないよ?諦めるなら……別の方法探すけど……」
「………ッ!………こ、こんなとこですんのか……?」
「人通り少ないから……那由多さえ普通にしてれば大丈夫じゃないかな?……緊急事態だしね」
肩越しに視線を向けた那由多は酷く狼狽していたが、俺の言い分に納得したわけではないが諦めた様子でハンドルに顔を埋めていた。
「クラクション……ならしたら見つかるから注意して…?」
「わ、…わかって……ん、おい、んなとこ………ッ……」
「何も持ってないから、痛いのいや…でしょ?」
皺をなぞるようにゆっくりと舌を這わせていく。
両手で双丘を割るように開いて唾液を塗りつけていくと舌先がいつもと違ってザリザリした。
「ん、……那由多……はっ、薄いけど……やっぱあるんだね……毛」
「……ッ!!!?も、いうなよ!お前のせーで、あのあと痒くて……ッ」
「……大変だった?……なら、こうやって擦ったら気持ちい?」
自分の指を口に含むと濡れた人差し指をゆっくりと押し込んでいく。
押し出そうとする襞に逆らって括約筋を割り開いて挿入していくと親指で孔の周りを擦りながら指を中で蠢かしていく。
これ夢だよな。
寧ろ夢であってほしかった。
でも夢じゃないんだよな。
マスターのディープ・スロートとイラマチオを目の前で見ちまった。
あの凶器を根本まで咥え込めるなんて流石マスター。
潜入任務のときはマスターから刷り込まれるからかフェラチオも何となく真似しちまったけど深くまで咥え込むのは結構しんどかった。
つーかマスターは何のためにあんな技術を!?
そして、九鬼オーナーのを咥えるよりマスターのを咥えるほうが……興奮はした。
いや、あれはオーナーが酷すぎる。
ヤリチンなんだからマスターみたいに射精も操れるはずだろ!!
しかも乳首引っ張られてジンジンするし。
さっきの行為がインパクトがあり過ぎてどうしてもそっちに意識が行くが……違う!今は巽を探さないとダメだ。
仕組みはわからないが今も俺のスマートウォッチの地図上に巽の位置は示されていた。
×× tatumi side ××
昨日の撮影もあってマスターがシロフクロウ後の雑務を変わってくれたので、俺は得意客のところに注文されたものを届けている。
俺はナビとは相性が良くないのでマスターが書いてくれた地図通りの配達ルートを車で走り、全部周り終わったところだけど、このまま実家に帰ろうかどうか少し悩んでる。
パーキングに止めていた共用の軽自動車に乗り込んでエンジンを掛けると少し遠目に青い髪が目についた。
那由多の髪と似ていたけど今日は日当瀬と出掛けている筈なので、そんな訳無いかと肩を竦めた。
でも、似ている。
逆に那由多じゃ無いならどんな人なんだろうと盗み見るように見詰めていたら。
…………那由多だった。
あまり見た事のない必死の形相で走ってきていて、もしかして夢でも見ているのかと目を擦った。
特に幻術に掛かっている気配は無いんだけどな。
そうしているうちに運転席のガラスがどんどんと叩かれる。
車のロックを外して扉を開けると那由多が飛び付いてきた。
何故か下半身に。
「那由…ッ!?え?なにどーしたの?《霊ヤラレ》??」
「ちが……あかっ、たまっ……治し……」
「え?どこかおかしいの?……ちょ、……ま、…え?」
早急にバックルを外されてペニスを引きずり出された。
そんな事をされてしまうと一定に保っている心拍数が上がってしまうわけで、自律神経系統を調整しに入るけど、こういうのって精神的にぶれるとやりにくくなる…。
取り敢えず人通りは少ないけど全く無いわけでは無いので、シートを後ろに後退させて那由多を車の中に入れてドアを締める。
これなら覗きこまれない限りは何をしてるかは分からない。
車のハンドルに両手を置くようにしてはぁ……と現状整理の為に息を吐いた。
「酸素……吸えなくて……はぁ、ちんほ……くわへれてると……はなせ……ッ」
「………ぅ、………そんなとこで喋られたら集中出来ないから症状言われてもむ……り……」
能動的に動いて俺が那由多を犯すって事より、受動的に那由多に何かされる方が俺は乱れてしまう。
那由多が自ら望んでやってるわけじゃないって分かってるけど、この前は咥えてくれたし色々期待してしまう。
運転席の下の狭い部分に所狭しと収まっている那由多は、後ろで髪を結った姿だった。
だいぶ乱れているけどこの姿で日当瀬と出掛けていたと思うと、どうしても自分の中にある負の感情が抑えられなくなってくる。
「もしかして、日当瀬のも咥えた……の?」
思ったより冷めた声が出て自分でも驚いた。
自分の問い掛けに那由多は一瞬目を逸らしてから遠慮がちに頷いた。
遠慮がちに反応を返してくれるだけ昔よりはいい関係になれたんだろうけど、そうなると俺の欲が次は出てくる。
「酷いな……那由多は俺の気持ち…ッ……知ってるのにね」
「らって……これはッ!……ッ、仕方なく……は」
「俺の場所が分かったってことは、マスターのも……?」
「……ッ、そーら…よ……みんなの……ぅ、…は、おまえがスマホも…とけいも、もっれなひから……」
表情を崩して告げると那由多は申し訳無さそうな表情をしたけど、逆に俺の落ち度を責められてしまう。
確かにスマホもスマートウォッチも動作不良で置いてきた。
だからといって嫉妬深い俺の気がその理由で済む訳じゃなくて……。
「……なら仕方ないのか……、で、俺はどーしたら…い?」
「治し……て……ッ」
「んーでも…原因がわからないから、確かめさせ…て…ッ…?」
「精液……は、のんらら、さんそ…すえ…」
「なら……先ずはそれからかな?……ッは…それ、誰に教えられた……の?」
身体的な変化が見受けられないので治す方法が分からないのは事実だった。
それにつけ込むようにフェラチオを続けさせようとしたが、那由多は余程この状況が辛いのか自ら俺のペニスを深く咥え込んできた。
唇を滑らせて根本まで嘔吐きそうになりながら咥える、前回とは違った動きに俺のペニスに血液が集まった。
俺が教えた訳じゃないのに向上した技術に自然と眉が寄る。
「ますらー、…が、おーなー…の、ん、ゔ……あ゙」
「マスター…………か………んっ…」
確かにあの二人は関係があった筈。
どういう状況になったか分からなかったが、マスターなら九鬼オーナーのモノを深くまで咥えてそうだけど、それを見てたと言うことなのか。
苛々と興奮が相俟って訳がわからなくなってくる。
でも気持ちいい事には変わりないし、那由多がシてくれると思ったら歯止めが効かなくなりそうだ。
何度も頭を行き来させながら深くまで咥えてくれる。
気持ちよさと背徳感に耐えきれずに那由多の結んだ髪の上から手を当てると腰を揺すってしまった。
「あ゙!……ぐっ、お゙……んん!?……はっ、あ゙♡」
「ごめ……ん、……そんな深くまで咥えられ…たら止まらない……っ!!」
少し座席から尻を持ち上げながらハンドルに体重をかけて曲がっているペニスで頬肉と喉奥を擦りあげる。
苦しそうな顔が覗くといつも見られない表情なので興奮してしまって、無理矢理喉奥まで押し込んでそのまま射精した。
「─────はぁ…………ッ」
「ぅ……!!え゙ッ……あ、は……ん゙ー!!ん゙!!」
射精後の脱力感が余りにも心地よくて喉奥を塞いだまま悦に浸っていると、那由多が首を振るように暴れていてハッとした。
喉を傷付けないようにゆっくりと腰を引くと粘着質な体液が糸を引く様に直ぐにまた勃起した。
「げほっ……なに、すんだ……よッ!」
「ごめん……でも、那由多も悪いよ……俺の気持ち知ってるのにフェラまで上手くなってるなんて……」
はぁはぁ、と、呼吸が弾んでしまう。
相手が那由多なんだから、自分の興奮を抑える必要はないかと高揚に身を任せて長く息を吐いた。
俺の精液を飲み込んでから口許を拭っている那由多の頬に手を添えて真っ直ぐに見下ろすけど、矢張り那由多が陥ってる症状は掴めなかった。
「んー………、特に何も無い……かな?」
「はぁ!?……なんだよ……治せないのか…よ」
あからさまに落胆するように那由多は青褪めた。
身体的でなければ精神的な可能性もあるけど、それよりも俺は自分の関心を優先してしまった。
「……もう少し深く共有してもいい?」
「は?……まだ、方法があんのか?」
「……治るかはわからないけど」
「可能性があるなら…ッ、て、おい……ッて!!」
俺は那由多を引きずり上げて体を反転させる。
背中を向けて俺の膝に座らせるようにしてからレバーを引っ張り、座席を倒した。
尻を突き出すようにさせてズボンのボタンを外して尻だけ剥き出しにする。
座席を倒して殆ど寝転んでいる俺の顔の近くへと引っ張って来るとその窄みに舌を這わせた。
「ひぅ!!ッ……なに、してんだ……よッ!」
「ん?……繋がらないと共有出来ないよ?諦めるなら……別の方法探すけど……」
「………ッ!………こ、こんなとこですんのか……?」
「人通り少ないから……那由多さえ普通にしてれば大丈夫じゃないかな?……緊急事態だしね」
肩越しに視線を向けた那由多は酷く狼狽していたが、俺の言い分に納得したわけではないが諦めた様子でハンドルに顔を埋めていた。
「クラクション……ならしたら見つかるから注意して…?」
「わ、…わかって……ん、おい、んなとこ………ッ……」
「何も持ってないから、痛いのいや…でしょ?」
皺をなぞるようにゆっくりと舌を這わせていく。
両手で双丘を割るように開いて唾液を塗りつけていくと舌先がいつもと違ってザリザリした。
「ん、……那由多……はっ、薄いけど……やっぱあるんだね……毛」
「……ッ!!!?も、いうなよ!お前のせーで、あのあと痒くて……ッ」
「……大変だった?……なら、こうやって擦ったら気持ちい?」
自分の指を口に含むと濡れた人差し指をゆっくりと押し込んでいく。
押し出そうとする襞に逆らって括約筋を割り開いて挿入していくと親指で孔の周りを擦りながら指を中で蠢かしていく。
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