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下の毛…剃ってあげるね?③
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∞∞ nayuta side ∞∞
怖いし、変に興奮する。
性器の近くを刃物が滑る感覚は俺の肌を粟立たせた。
巽は元から器用だし、刃物の扱いにも長けているのに、恐怖だけは記憶に刻まれているかのようにずっとあった。
暫く耐えていると剃り終わったようで、股間部分が先に使い捨てのおしぼりで拭かれる。
めちゃくちゃスースーするし、見た目もなんか変な感じだ。
大人になったペニスがあるのに毛がない光景は物凄い背徳感を俺に与えた。
剃り終えた箇所を拭われるのは気持ちいいが、それがまたマスターに先程された布による愛撫を思い起こした。
段々と息が詰まり切羽詰まって来るとぎゅっとスカートを握りしめた。
「那由多、パイパン似合うね、ほら。」
「あ!おい、広げんなよ!!」
「え?だって確認しないと、前は拭けたからね」
バッと、俺の足が大きく開かれるといろんな鏡に毛の無い俺のペニスが映し出される。
完全に勃起して蜜を垂らしているそれが、スカートの中にあるのが卑猥過ぎる。
剃り残しを確かめるように股間部分の肌を撫でる手が擽ったくて、尻の穴までキュッと閉じてしまう。
「もう、剃り残しねぇって!」
「じゃ、次は後ろだね」
「はぁ……たつ……………ッ♡その辺自分で拭……くッ」
「穴の中までクリーム入っちゃってるから拭くね」
「は!?…ぁ♡ちょ♡………んっー!!は……指まで入ってるッ」
巽は尻の穴付近を拭うのと同時におしぼりと指を入れていた。
締まりきったアナルの括約筋を割る動きにギュッと更に締め上げてしまうと、同時に不快感を感じる。
この不快感が少し前に感じたものに似ていて俺は口元に手をやった。
「は………巽ッ、気持ち悪い………ッう」
「…え?……どうしよ、俺……今日も《霊ヤラレ》 酷くてッ……止まりたいんだけど、……ッ、我慢が……もうちょっとだけ、……触りたい」
ゆったりと体内で指を動かす巽の表情は確かに欲情していた。
喫茶【シロフクロウ】のキャスト達はイベントデーに紛れてくる《紅魂》を 一般客にバレないように《食霊》することも仕事の一環なので、嘘ではないだろうけど、俺が気持ち悪いのも嘘じゃないんだ。
両手で口を抑えていると巽の指が更に奥まで進んでくる。
巽はそれだけでは飽き足らず、残ったクリームを掬ったブラシでペニスの先端を愛撫し始めた。
「っああ♡なに……?やめ……んんっ♡♡♡それ、だめっ」
「どう?気持ちよくなりそう?」
「良くないっ……吐くっ!!……ぁ、でも、ッああ♡出そうッ」
ここ最近知った快楽であるペニスの尿道周りを、毛羽立ったようなバラバラの毛先で弄ばれると腰を捻るように逃げたくなる。
でも、間に巽がいる為にそれも叶わず、今すぐにイきそうな程ペニスは勃起するが刺激自体は淡いものなので、射精することはできなかった。
腰が重くなるような気怠さと、これ以上体を委ねることを拒否するような気持ち悪さが頭の中で二分され、クラクラと視界が霞む。
「………吐く……か………どうする、止める?」
「………ッあ♡………やめる気……あんのかよ……っ♡触ったら………ッ、イきそう、……で、イげな……ッ」
「でも、これ以上強い刺激にしたら気持ち悪さも増すかもしれないし……ね?」
「んな…っ♡…ああ、先ばっか………っ、中も、入口ばっか…ぅ、は…ッ」
いつもなら動きが大きくなってより強い刺激を与えられるのに、敏感な先端をひたすら細いもので愛撫される淡い刺激と入口を広げるような同じ動作しか与えられず、メイド服のエプロンスカートをシワになるほどキツく掴み、焦れったさに脚が伸びたり曲げたりを繰り返した。
巽はそれ以上の刺激は与えてくれず、止めようかどうしようかを本気で悩んでいる様子で、俺のペニスが限界まで張り詰めて居るのにアナルの指をどんどんと浅くしていく。
刺激が無くなって行くことに耐えかねた俺は、熱に浮かされたまま余計な事を口走ってしまった。
「もうっ!吐いてもいいから……っ、はやく挿れろよッ!」
「────っ!!!……分かった」
「う、わっ、あっ♡………ぅ゙」
そこからの巽は早かった。
俺から指を抜くと姫抱きのように抱え上げられると移動しながら唇を奪われた。
キスをしたいと言う気持ちと裏腹に気持ち悪さが勝って嘔吐いてしまいそうなので、眉を寄せながら耐えていると目的の場所についたようで下ろされた。
「は…………ふ………へ?」
「ここならいっぱい、吐けるよね?」
目の前にあったのは個室に備え付けてあるトイレの便座であった。
そこに手を付いて肩越しに視線を向けようとした瞬間、スカートを捲くられ、尻穴に充てがわれた巽の脈打ったペニスが一気に奥まで俺の体を突いた。
「ぁああああ♡……ぁ゙…ぉぇっ、ぅ、ぉええぇえっ゙………は、ばッ……たつ、ん……はッ」
「ごめ………、はぁ、……興奮するッ………」
背筋が痺れるような快楽を感じると同時に俺は嘔吐した。
吐瀉物は便座の中へと吐き出され、自動洗浄が作動して流れて行ったが、巽の突き上げが止まらないので何回も嘔吐いた。
内腿はガクガク震えるし、酸欠になって頭は回らないし散々だけど、俺はまだ勃起していた。
一度吐くと少しマシにはなって朦朧とした意識の中、中を荒らす巽の左曲がりの性器を奥まで感じた。
巽は俺のサスペンダーストッキング越しに尻を割り開くようにしながら無遠慮に体内を荒らしていく。
「はぁっ……那由多ッ……無理?抜く……?は、ぁ、っ、俺は、気持ちいいッ」
「俺はッ、気持ち悪ぃ……ッ、ぅ……ぇっ、あ゙っぐ……は、……」
「でも、勃ってるよ?……体は気持ちいいのかな?……触るね」
完全に便座にもたれ掛かる体勢でケツだけ上げた状態になっても巽はしっかりと腰を掴んで打ち付けを止めなかった。
俺達のスカートが絡まるように揺れるが、その隙間から入ってきた巽の手が俺のペニスを痛いくらいに握る。
そして扱かれるとなんとか快楽のほうが勝ちそうになってきた。
「ぁ゙……お゙っ……う、……あ゙、はぁっ♡……あ、あ、たつみっ……チンコ…扱きながらはっ……っ気持ちいいッ」
「……なら、那由多、自分で出来るよね?俺はこっち……」
「ぅ゙え?………ッ!!?……ま、んぁ♡そっちは……ふっは♡」
巽は俺の片手を無理やり引っ張ると、俺自身を握らせる。
何度か俺の手ごと性器を擦ると巽はその手を離してしまい、次は俺の胸の突起を服越しに弄りだした。
俺は気持ち悪さから逃げるために必死にペニスを扱くが、軽減はされるももの完全には無くならなかった。
それよりも、乳首から上がる感じ過ぎるほどの愉悦は、俺を快楽の渦へと沈めていく。
「はぁ………那由多の……お尻の穴……乳首、キュッてしたら一緒に締まるから……イき……そ」
「ぅ、あああ♡♡……あ゙♡も、良いか悪いかッ、わがんなッ♡……ぅぇっ…はっ♡」
両手で服の上から胸を揉まれ、血液を集めるようにしてから先端をギュッと摘み潰される。
知った快楽のようにガクガクガクガク…と体が震えた途端、巽のペニスが中の良いところをこすり上げて体が撓る。
「ぁ゙!あ゙♡うえもッ……したもッ、で………ぁ゙お゙あああああ♡♡♡♡♡」
一気に嘔吐感が込み上げてきて喉が引き攣った。
しかし中を突き上げられるので背中が撓るが、巽はその動きを頭を掴むようにして無理矢理便座の近くまで顔を押し込めて、肉同士がぶつかり合う程腰を打ち付けてきた。
俺は嘔吐いた腹部の痙攣と快楽の震えがごっちゃになるように巽の性器を締め上げると体内のペニスがビクビクっと震えた。
「………ふ…………………は」
「ぁ゙………………あ…………ぅ………」
射精した巽の腰の動きがゆっくりになっていくけど、俺は射精していない。
もどかしさと巽の非情な行動に自然と目尻に涙を溜めていると、俺のペニスの手に巽の手が重なった。
「止めとくべきだったね……ごめん」
「ふ……へ?……」
俺のペニスが扱かれ始める。
はじめは俺の手越に擦られていたが巽は直接性器を握り素早く扱きあげていく。
俺が背を撓らせても今度は胸を愛撫しながら支えてくれて俺を覗き込むようにすると額を合わせた。
そして、まだ結合したままの少し萎えたペニスで中から前立腺を押し上げられた。
「はっ♡…………………ぁ、あ……………あ……」
優しい動きだがポイントを押さえられていて俺は射精してしまった。
気持ちよさもあるが、なんと言ってももどかしさが消えて中がゆっくりと収縮した。
その締め上げに巽のペニスがまた力を取り戻すが、ゆっくりと引き抜いていく。
「ッ……………はぁ、那由多ごめんね………我慢できずに」
「…ッ!!…ぅ………ごめんで……すむかよ………ッー………」
チラッと視線を巽に向けると口角が上がっていた。
謝罪よりも気持ち良さが勝った表情をしていて、ゾッとした。
慌てて視線を外すと、後ろからギュッと抱きしめられ、「ごめん」と、搾り出したように告げられた声は掠れていて。
俺がさっき見たのが巽の本心なのか、今後ろから俺を抱きしめて苦しそうに謝罪の声を上げているのが巽の本心なのか、分からなくて俺はその手に手を重ねた。
END
怖いし、変に興奮する。
性器の近くを刃物が滑る感覚は俺の肌を粟立たせた。
巽は元から器用だし、刃物の扱いにも長けているのに、恐怖だけは記憶に刻まれているかのようにずっとあった。
暫く耐えていると剃り終わったようで、股間部分が先に使い捨てのおしぼりで拭かれる。
めちゃくちゃスースーするし、見た目もなんか変な感じだ。
大人になったペニスがあるのに毛がない光景は物凄い背徳感を俺に与えた。
剃り終えた箇所を拭われるのは気持ちいいが、それがまたマスターに先程された布による愛撫を思い起こした。
段々と息が詰まり切羽詰まって来るとぎゅっとスカートを握りしめた。
「那由多、パイパン似合うね、ほら。」
「あ!おい、広げんなよ!!」
「え?だって確認しないと、前は拭けたからね」
バッと、俺の足が大きく開かれるといろんな鏡に毛の無い俺のペニスが映し出される。
完全に勃起して蜜を垂らしているそれが、スカートの中にあるのが卑猥過ぎる。
剃り残しを確かめるように股間部分の肌を撫でる手が擽ったくて、尻の穴までキュッと閉じてしまう。
「もう、剃り残しねぇって!」
「じゃ、次は後ろだね」
「はぁ……たつ……………ッ♡その辺自分で拭……くッ」
「穴の中までクリーム入っちゃってるから拭くね」
「は!?…ぁ♡ちょ♡………んっー!!は……指まで入ってるッ」
巽は尻の穴付近を拭うのと同時におしぼりと指を入れていた。
締まりきったアナルの括約筋を割る動きにギュッと更に締め上げてしまうと、同時に不快感を感じる。
この不快感が少し前に感じたものに似ていて俺は口元に手をやった。
「は………巽ッ、気持ち悪い………ッう」
「…え?……どうしよ、俺……今日も《霊ヤラレ》 酷くてッ……止まりたいんだけど、……ッ、我慢が……もうちょっとだけ、……触りたい」
ゆったりと体内で指を動かす巽の表情は確かに欲情していた。
喫茶【シロフクロウ】のキャスト達はイベントデーに紛れてくる《紅魂》を 一般客にバレないように《食霊》することも仕事の一環なので、嘘ではないだろうけど、俺が気持ち悪いのも嘘じゃないんだ。
両手で口を抑えていると巽の指が更に奥まで進んでくる。
巽はそれだけでは飽き足らず、残ったクリームを掬ったブラシでペニスの先端を愛撫し始めた。
「っああ♡なに……?やめ……んんっ♡♡♡それ、だめっ」
「どう?気持ちよくなりそう?」
「良くないっ……吐くっ!!……ぁ、でも、ッああ♡出そうッ」
ここ最近知った快楽であるペニスの尿道周りを、毛羽立ったようなバラバラの毛先で弄ばれると腰を捻るように逃げたくなる。
でも、間に巽がいる為にそれも叶わず、今すぐにイきそうな程ペニスは勃起するが刺激自体は淡いものなので、射精することはできなかった。
腰が重くなるような気怠さと、これ以上体を委ねることを拒否するような気持ち悪さが頭の中で二分され、クラクラと視界が霞む。
「………吐く……か………どうする、止める?」
「………ッあ♡………やめる気……あんのかよ……っ♡触ったら………ッ、イきそう、……で、イげな……ッ」
「でも、これ以上強い刺激にしたら気持ち悪さも増すかもしれないし……ね?」
「んな…っ♡…ああ、先ばっか………っ、中も、入口ばっか…ぅ、は…ッ」
いつもなら動きが大きくなってより強い刺激を与えられるのに、敏感な先端をひたすら細いもので愛撫される淡い刺激と入口を広げるような同じ動作しか与えられず、メイド服のエプロンスカートをシワになるほどキツく掴み、焦れったさに脚が伸びたり曲げたりを繰り返した。
巽はそれ以上の刺激は与えてくれず、止めようかどうしようかを本気で悩んでいる様子で、俺のペニスが限界まで張り詰めて居るのにアナルの指をどんどんと浅くしていく。
刺激が無くなって行くことに耐えかねた俺は、熱に浮かされたまま余計な事を口走ってしまった。
「もうっ!吐いてもいいから……っ、はやく挿れろよッ!」
「────っ!!!……分かった」
「う、わっ、あっ♡………ぅ゙」
そこからの巽は早かった。
俺から指を抜くと姫抱きのように抱え上げられると移動しながら唇を奪われた。
キスをしたいと言う気持ちと裏腹に気持ち悪さが勝って嘔吐いてしまいそうなので、眉を寄せながら耐えていると目的の場所についたようで下ろされた。
「は…………ふ………へ?」
「ここならいっぱい、吐けるよね?」
目の前にあったのは個室に備え付けてあるトイレの便座であった。
そこに手を付いて肩越しに視線を向けようとした瞬間、スカートを捲くられ、尻穴に充てがわれた巽の脈打ったペニスが一気に奥まで俺の体を突いた。
「ぁああああ♡……ぁ゙…ぉぇっ、ぅ、ぉええぇえっ゙………は、ばッ……たつ、ん……はッ」
「ごめ………、はぁ、……興奮するッ………」
背筋が痺れるような快楽を感じると同時に俺は嘔吐した。
吐瀉物は便座の中へと吐き出され、自動洗浄が作動して流れて行ったが、巽の突き上げが止まらないので何回も嘔吐いた。
内腿はガクガク震えるし、酸欠になって頭は回らないし散々だけど、俺はまだ勃起していた。
一度吐くと少しマシにはなって朦朧とした意識の中、中を荒らす巽の左曲がりの性器を奥まで感じた。
巽は俺のサスペンダーストッキング越しに尻を割り開くようにしながら無遠慮に体内を荒らしていく。
「はぁっ……那由多ッ……無理?抜く……?は、ぁ、っ、俺は、気持ちいいッ」
「俺はッ、気持ち悪ぃ……ッ、ぅ……ぇっ、あ゙っぐ……は、……」
「でも、勃ってるよ?……体は気持ちいいのかな?……触るね」
完全に便座にもたれ掛かる体勢でケツだけ上げた状態になっても巽はしっかりと腰を掴んで打ち付けを止めなかった。
俺達のスカートが絡まるように揺れるが、その隙間から入ってきた巽の手が俺のペニスを痛いくらいに握る。
そして扱かれるとなんとか快楽のほうが勝ちそうになってきた。
「ぁ゙……お゙っ……う、……あ゙、はぁっ♡……あ、あ、たつみっ……チンコ…扱きながらはっ……っ気持ちいいッ」
「……なら、那由多、自分で出来るよね?俺はこっち……」
「ぅ゙え?………ッ!!?……ま、んぁ♡そっちは……ふっは♡」
巽は俺の片手を無理やり引っ張ると、俺自身を握らせる。
何度か俺の手ごと性器を擦ると巽はその手を離してしまい、次は俺の胸の突起を服越しに弄りだした。
俺は気持ち悪さから逃げるために必死にペニスを扱くが、軽減はされるももの完全には無くならなかった。
それよりも、乳首から上がる感じ過ぎるほどの愉悦は、俺を快楽の渦へと沈めていく。
「はぁ………那由多の……お尻の穴……乳首、キュッてしたら一緒に締まるから……イき……そ」
「ぅ、あああ♡♡……あ゙♡も、良いか悪いかッ、わがんなッ♡……ぅぇっ…はっ♡」
両手で服の上から胸を揉まれ、血液を集めるようにしてから先端をギュッと摘み潰される。
知った快楽のようにガクガクガクガク…と体が震えた途端、巽のペニスが中の良いところをこすり上げて体が撓る。
「ぁ゙!あ゙♡うえもッ……したもッ、で………ぁ゙お゙あああああ♡♡♡♡♡」
一気に嘔吐感が込み上げてきて喉が引き攣った。
しかし中を突き上げられるので背中が撓るが、巽はその動きを頭を掴むようにして無理矢理便座の近くまで顔を押し込めて、肉同士がぶつかり合う程腰を打ち付けてきた。
俺は嘔吐いた腹部の痙攣と快楽の震えがごっちゃになるように巽の性器を締め上げると体内のペニスがビクビクっと震えた。
「………ふ…………………は」
「ぁ゙………………あ…………ぅ………」
射精した巽の腰の動きがゆっくりになっていくけど、俺は射精していない。
もどかしさと巽の非情な行動に自然と目尻に涙を溜めていると、俺のペニスの手に巽の手が重なった。
「止めとくべきだったね……ごめん」
「ふ……へ?……」
俺のペニスが扱かれ始める。
はじめは俺の手越に擦られていたが巽は直接性器を握り素早く扱きあげていく。
俺が背を撓らせても今度は胸を愛撫しながら支えてくれて俺を覗き込むようにすると額を合わせた。
そして、まだ結合したままの少し萎えたペニスで中から前立腺を押し上げられた。
「はっ♡…………………ぁ、あ……………あ……」
優しい動きだがポイントを押さえられていて俺は射精してしまった。
気持ちよさもあるが、なんと言ってももどかしさが消えて中がゆっくりと収縮した。
その締め上げに巽のペニスがまた力を取り戻すが、ゆっくりと引き抜いていく。
「ッ……………はぁ、那由多ごめんね………我慢できずに」
「…ッ!!…ぅ………ごめんで……すむかよ………ッー………」
チラッと視線を巽に向けると口角が上がっていた。
謝罪よりも気持ち良さが勝った表情をしていて、ゾッとした。
慌てて視線を外すと、後ろからギュッと抱きしめられ、「ごめん」と、搾り出したように告げられた声は掠れていて。
俺がさっき見たのが巽の本心なのか、今後ろから俺を抱きしめて苦しそうに謝罪の声を上げているのが巽の本心なのか、分からなくて俺はその手に手を重ねた。
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