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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む「……っと。なになにー?エッチのお誘っ」
「違います」
「えー。残念」
「……………………」
「どーしたの?」
「いえ、結局二週間が過ぎました」
「そうだネ~」
「この生活なら一緒に暮らす意味が無いのでは?」
「へ?なんでそうなるの?そんなにボクと暮らしたくないってこと?」
「いえ。貴方に利益がない」
「…………ホント左千夫クンって馬鹿だよねー」
「なっ!っ!」
ボクに深くもたれ掛かって視線だけ向けてくる左千夫クンを背後からぐっと強く抱きしめた。風呂上がりのいつもより温かい肌が最高に心地いい。ボクと同じシャンプーの香りがして、独占欲が満たされていく。傍に居るだけでこれ程までにボクを癒せる相手は他には居ないのに。
「朱華なら居てくれるだけで価値になる」
耳元で告げると一瞬だけ体が強張ったケド、ボクに向かう視線は冷ややかなままで朱い瞳が揺らめいていた。
普通のオンナノコなら少し甘い言葉を吐くだけでソレが嘘だとバレていてもイチコロなのになぁ。
まさか本気の言葉が伝わらない日が来るとは思わなかった。
再度深く抱きしめ直すと横からため息が聞こえてくる始末だ。
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