元戦闘奴隷なのに、チャイニーズマフィアの香主《跡取り》と原住民族の族長からの寵愛を受けて困っています

さくらんこ

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過去編

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【神功左千夫】

気持ち良さに身を任せることは正直嫌いだ。
それでも快楽に慣れている体は直ぐに落ちてしまう。

「……ィッ……そうですね…勝負でなければ…ッシたくない…こんなこと……」

九鬼のことを言われると複雑な気分になる自分がいる。
完全にジョーから視線を外すと口を噤む。

「……嫌ですよ…気持ち良くなってしまったら…負けてしまう…」

こんな気分になるなら、いっそ快楽に任せて全てを忘れたいとも思うがそれ以上にこの勝負に負けるわけにはいかない。
僕は相手を突き放す様に肩に手を置いて押しやるが、不思議と彼が触れる部分が凄く熱い。

これは彼の能力だと気付くのは時間が掛らなかったが。
逃げようにも体に力が入らなかった。
ベッドに座りながら、逃げる様に体を後退させる今の僕に出来るのはその程度だ。

くそッ、殴ってしまえたら、どんなに楽か。

「君は……男を抱くことに、抵抗が…ない…の、ですか?」


【九鬼】

ぬるいローションが萎えたペニスに塗り広げられていく。
……左千夫クン以外にされたのはどれくらいぶりだろうか。
まずいな、と思いながらも身体が脱力しきっているので、完璧に麗華ちゃんに身をまかせきってしまっている。

「パイズリか~……好きだった、かナ♪」

なるべく平気そうに口角をあげるが、うーん、正直ちょっとやばい。
ボクも一応は青少年だ。
散々女の子にパイズリをされてきてはいたが、左千夫クンがすぐそこにいる、という感覚にわずかながらも興奮していた。

ペニスに芳醇な胸が当たると、温もりのある谷間にペニスが挟まれた。

「…………っ」

これを言ったら確実に左千夫クンには悪いと思うが、やはり女性特有の柔らかさはいい。
だからと言って、左千夫クンが男であったことを恨んだりはしていないが。
音を立てながら萎えたペニスを扱く様をただただ見つめた。

勃起してはダメだ、と頭では思っていても、身体とは比例しないものだ。
そんな事を考えながら小さくため息を吐いた。


【三条麗華】

「ふふッ…九鬼さんもいいものをお持ちですね…」

私は俗に言う巨乳に分類されるほどの大きな胸の持ち主だ。
しかし、身分が高いとこういったものは品が無いと言われることが多い為、出来るだけ胸を目立たない様にしていた。
そして、この柔らかい胸は男の人がとっても大好きなのでいつでもスベスベであるようにと肌の調子を整えてある。
所謂自慢の胸だった。

初めは、九鬼さんのペニスを先端だけ包み込み、乳房を両方から押さえこんで上下に扱き上げていた。
男の体と言うものは正直なもの、そうしていれば直ぐに大きくなり始めるので今度は根元から先端へと血液を押しあげる様に大きく動かして行く。

それにしても、おっきくて脈打ってておいしそうなおちんちん…。

ペロっと私は舌舐めずりをする。
でも、口を使うのはまだ後、そのままペニスを胸で押しつぶす様に上体を曲げ、こりッと硬くなった乳首を九鬼さんの腹部の腹筋へとこすりつける。
これだけで感じてイってしまいそうだった。

でも、駄目、そんなことしちゃ、ご褒美が貰えない。

「見て下さい。九鬼さんのおちんちん、とーっても、嬉しそうですよ、麗華のお胸に溺れてます。」


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