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第四章 騎士団の洗礼
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ピエールは紫紋と歩調を合わせ、固い表情で廊下を歩く。背丈は紫紋より少し低い位で、歩幅はほぼ同じ。ということは、足が紫紋より長い。ということになる。
「ファビアン兄上は、早くから神殿で生活していたせいか、世間に疎いところがある。基本人は善人だという考えの持ち主だから、人を信じやすい。言い換えれば騙されやすい」
ピエールの目には、紫紋が世間知らずの兄を誑し込むような人間に映っているのだろうか。
「それで、君は俺が彼を騙そうとしていると、そう思っているのか?」
兄を騙そうとする悪人。そんな風にに見えたのかと、紫紋は自分の顔を自分の不良だと言われ、それだけで悪だと後ろ指を刺されたことは何度もある。先入観や偏見から謂れのない迫害を受けるといったことは、よく聞く話だ。
無知が時には凶器となることもある。
「ピルテヘミス神殿の副神官として、兄は冷静沈着で、誰に対しても分け隔てなく接し、皆から慕われている」
「自慢の兄君なんだな」
「そうだ」
紫紋がそう言うと、険しい顔が少し緩む。副神官を褒めたのに、自分が褒められたみたいに嬉しそうなのは、それたけ兄弟愛があるということだ。紫紋に対する敵意も、兄を心配してのことだとわかる。
「とにかく、兄上の親切心につけこんで、利用しようなどと不埒なことは考えるな」
彼が何を心配して、紫紋にそんなことを言うのかわからないが、彼は警戒してシャーッと毛を逆立てる猫のように、紫紋を威嚇してきた。
「確かに色々気遣ってくれるし、親切にしてくれている。しかし、俺は別にそこのつけ込むつもりはない」
「ならいい。忠告はしたぞ」
副神官はもう成人した立派な大人だ。そんな過保護にしなくても。とは思うが、男兄弟のいない紫紋にはその心理は理解できなかった。
ピエールは、渡り廊下を通り、別棟に向かう。
途中何人かとすれ違った。ピエールを見て笑顔を向けた者たちは、その後ろを歩く紫紋を物珍しげに眺める者が大半だった。
「ここだ」
途中階段を登っていき、最上階に辿り着きある扉の前で立ち止まった。どうやらそこが紫紋の部屋らしい。
鍵はかかっておらず、ピエールが先に扉を開けて入る。
彼が入ってすぐの壁に手を翳すと、部屋の中が一瞬で明るくなった。
泊まったことはないが、テレビで見たことのあるどこかのホテルのスイートルームを思わせる。
天井からキラキラしたシャンデリアがつり下げられ、部屋を照らしている。応接用のソファと机があり、社長クラスが使うような机と椅子も設置されている。壁にはマントルピースが取り付けられている。
「わ、これって魔法か?」
「当たり前だ」
ピエールは、何をわかりきったことをという顔を紫紋に向ける。
「俺のいた世界では、魔法なんてなかったから」
「魔法がない? じゃあどうやって生活する?」
魔法がない生活など想像つかないのか、ピエールは驚いている。
「その代わり別の文明が発達している。パッと明かりが付く技術もある」
「技術…道具を使うということか」
「そんな感じだ」
「魔法がないなんて、不便だな」
「だけど、その道具で空も飛べるし、水の中にも潜れる。遠くまで速く移動できるし、映像などを記録して残しておくこともできる。離れた人と話もできるし、食材を永く保存できるし、美味しい物もつくれる」
自分が発明したものではないが、魔法がないことで馬鹿にされた気がして、ついむきになった。
「魔道具には魔石がついていて、そこに魔力を流すと作動する」
ピエールは壁についた魔石に手を翳す。すると明かりが消えたり点いたりする。
「魔力がなかったら? この世界には皆が魔力を持っているのか?」
「魔力がなければ、作動用の魔力を溜めている魔石を使う」
「それって、消耗してなくなることはないのか?」
「使ったら減るに決まっている」
何をわかりきったことを聞くのだという顔をされてしまう。
「異世界では違うのか?」
「電気というエネルギーを使う。それは発電所言って、エネルギーを作る場所から電線というケーブル…特集な綱みたいなものを伝って供給され、それが道具を動かす」
「その線を伝うということは、それがあちこちに張り巡らされているということか?」
「そういうことになる」
「邪魔にならないか?」
ピエールがどんな想像をしているのかわからないが、電柱や電線が鬱陶しいと思うことはある。都会では地中に埋めているが、田舎ではまだまだ道沿いに並んで立っている。
「まあ、そうかな。もうそこにあるのが当たり前になっていたけど」
「空気中にも魔力の源となる魔素があり、魔石はそれを取り込む。使った後は特製の箱に入れておくと、また補充される。ただ魔石も劣化するので、そのうち補充の量が減ってくるので、買い替えは必要だ」
充電器して繰り返し使ったバッテリーが、そのうち保ちが悪くなるのと似ているなと、紫紋は思った。
「隣が寝室になっている」
別の扉を開けると、キングサイズくらいのベッドがあった。
「あそこが浴室だ。こっちが衣装棚」
ピエールが開けると、そこにはいくつか同じデザインの服が吊り下げられていた。
「隊服だ。サイズはいくつかあるので、体に合ったのを着ればいい。訓練はこっち、畏まった場所ではこっちを着る」
襟もボタンもない頭から被るタイプのシャツと、作業用のようなしっかりした伸び縮みする生地のズボン。そしてベルトやブーツ。畏まった場所用は襟があって、丈の長い上着もある。
紫紋が着ているスーツとは少し違った。
「それからこっちは下着。一応新品だ」
下着はボクサーパンツタイプだった。そこはいつも履いているのと大差ないことにほっとする。こういうシンプルな物はどこの世界でも変わらないのかも知れない。
「足らないものがあったら言え。私は向かいの部屋を使うが、今夜は今使っている部屋に戻って支度をして、明日引っ越すことにする」
「わかった」
「食事はどうする? 部屋で食べることも出来るが、地階に食堂がある。食事は朝と夜だけ。決まった時間に行けば食べられる。下級騎士と上官騎士とは内容は違う」
「食堂に行くことにする。構わないか?」
「好きにしろ」
「あ、でも今夜はいい。王宮で食べてきたから」
こってりとした大量の食事を思い出す。まだお腹が重い。
「じゃあ、明日の朝迎えに来る。食堂にはその時案内する」
「ありがとう」
「明日から早速訓練だ。寝坊するな」
大体の説明を終えると、ピエールはさっさと紫紋を残して部屋を出て行った。
「ファビアン兄上は、早くから神殿で生活していたせいか、世間に疎いところがある。基本人は善人だという考えの持ち主だから、人を信じやすい。言い換えれば騙されやすい」
ピエールの目には、紫紋が世間知らずの兄を誑し込むような人間に映っているのだろうか。
「それで、君は俺が彼を騙そうとしていると、そう思っているのか?」
兄を騙そうとする悪人。そんな風にに見えたのかと、紫紋は自分の顔を自分の不良だと言われ、それだけで悪だと後ろ指を刺されたことは何度もある。先入観や偏見から謂れのない迫害を受けるといったことは、よく聞く話だ。
無知が時には凶器となることもある。
「ピルテヘミス神殿の副神官として、兄は冷静沈着で、誰に対しても分け隔てなく接し、皆から慕われている」
「自慢の兄君なんだな」
「そうだ」
紫紋がそう言うと、険しい顔が少し緩む。副神官を褒めたのに、自分が褒められたみたいに嬉しそうなのは、それたけ兄弟愛があるということだ。紫紋に対する敵意も、兄を心配してのことだとわかる。
「とにかく、兄上の親切心につけこんで、利用しようなどと不埒なことは考えるな」
彼が何を心配して、紫紋にそんなことを言うのかわからないが、彼は警戒してシャーッと毛を逆立てる猫のように、紫紋を威嚇してきた。
「確かに色々気遣ってくれるし、親切にしてくれている。しかし、俺は別にそこのつけ込むつもりはない」
「ならいい。忠告はしたぞ」
副神官はもう成人した立派な大人だ。そんな過保護にしなくても。とは思うが、男兄弟のいない紫紋にはその心理は理解できなかった。
ピエールは、渡り廊下を通り、別棟に向かう。
途中何人かとすれ違った。ピエールを見て笑顔を向けた者たちは、その後ろを歩く紫紋を物珍しげに眺める者が大半だった。
「ここだ」
途中階段を登っていき、最上階に辿り着きある扉の前で立ち止まった。どうやらそこが紫紋の部屋らしい。
鍵はかかっておらず、ピエールが先に扉を開けて入る。
彼が入ってすぐの壁に手を翳すと、部屋の中が一瞬で明るくなった。
泊まったことはないが、テレビで見たことのあるどこかのホテルのスイートルームを思わせる。
天井からキラキラしたシャンデリアがつり下げられ、部屋を照らしている。応接用のソファと机があり、社長クラスが使うような机と椅子も設置されている。壁にはマントルピースが取り付けられている。
「わ、これって魔法か?」
「当たり前だ」
ピエールは、何をわかりきったことをという顔を紫紋に向ける。
「俺のいた世界では、魔法なんてなかったから」
「魔法がない? じゃあどうやって生活する?」
魔法がない生活など想像つかないのか、ピエールは驚いている。
「その代わり別の文明が発達している。パッと明かりが付く技術もある」
「技術…道具を使うということか」
「そんな感じだ」
「魔法がないなんて、不便だな」
「だけど、その道具で空も飛べるし、水の中にも潜れる。遠くまで速く移動できるし、映像などを記録して残しておくこともできる。離れた人と話もできるし、食材を永く保存できるし、美味しい物もつくれる」
自分が発明したものではないが、魔法がないことで馬鹿にされた気がして、ついむきになった。
「魔道具には魔石がついていて、そこに魔力を流すと作動する」
ピエールは壁についた魔石に手を翳す。すると明かりが消えたり点いたりする。
「魔力がなかったら? この世界には皆が魔力を持っているのか?」
「魔力がなければ、作動用の魔力を溜めている魔石を使う」
「それって、消耗してなくなることはないのか?」
「使ったら減るに決まっている」
何をわかりきったことを聞くのだという顔をされてしまう。
「異世界では違うのか?」
「電気というエネルギーを使う。それは発電所言って、エネルギーを作る場所から電線というケーブル…特集な綱みたいなものを伝って供給され、それが道具を動かす」
「その線を伝うということは、それがあちこちに張り巡らされているということか?」
「そういうことになる」
「邪魔にならないか?」
ピエールがどんな想像をしているのかわからないが、電柱や電線が鬱陶しいと思うことはある。都会では地中に埋めているが、田舎ではまだまだ道沿いに並んで立っている。
「まあ、そうかな。もうそこにあるのが当たり前になっていたけど」
「空気中にも魔力の源となる魔素があり、魔石はそれを取り込む。使った後は特製の箱に入れておくと、また補充される。ただ魔石も劣化するので、そのうち補充の量が減ってくるので、買い替えは必要だ」
充電器して繰り返し使ったバッテリーが、そのうち保ちが悪くなるのと似ているなと、紫紋は思った。
「隣が寝室になっている」
別の扉を開けると、キングサイズくらいのベッドがあった。
「あそこが浴室だ。こっちが衣装棚」
ピエールが開けると、そこにはいくつか同じデザインの服が吊り下げられていた。
「隊服だ。サイズはいくつかあるので、体に合ったのを着ればいい。訓練はこっち、畏まった場所ではこっちを着る」
襟もボタンもない頭から被るタイプのシャツと、作業用のようなしっかりした伸び縮みする生地のズボン。そしてベルトやブーツ。畏まった場所用は襟があって、丈の長い上着もある。
紫紋が着ているスーツとは少し違った。
「それからこっちは下着。一応新品だ」
下着はボクサーパンツタイプだった。そこはいつも履いているのと大差ないことにほっとする。こういうシンプルな物はどこの世界でも変わらないのかも知れない。
「足らないものがあったら言え。私は向かいの部屋を使うが、今夜は今使っている部屋に戻って支度をして、明日引っ越すことにする」
「わかった」
「食事はどうする? 部屋で食べることも出来るが、地階に食堂がある。食事は朝と夜だけ。決まった時間に行けば食べられる。下級騎士と上官騎士とは内容は違う」
「食堂に行くことにする。構わないか?」
「好きにしろ」
「あ、でも今夜はいい。王宮で食べてきたから」
こってりとした大量の食事を思い出す。まだお腹が重い。
「じゃあ、明日の朝迎えに来る。食堂にはその時案内する」
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