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13話 世間でいう馬鹿が私
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シャルネさんにここ最近の出来事を順を追って説明していった。
ここ数年の旅から観光にシフトチェンジして、そこからまた冒険者として復帰しようとしてること、今回の行き先で自分と同じ高ランクの冒険者に出会ったこと、もしかしたら獣人の養子として迎え入れられるかもしれないこと。
そして、結果的には処理したとはいえ何もないはずの平野にバクキード(もぐら)が現れその魔石が有り余っているから研究に使うかギルドを媒介せずに売却する方法などを聞いた。
魔石に関してはシャルネさんが即買いで半分以上を買い取ってくれた。
「こ、こんなに純度の高い魔石を破格で手に入れられるなんてっ…………!! レーナはやはり女神の化身なのでは…………?」
「いや、あの女神と一緒にされたくない」
思わず素で返したら、いまなんか凄く女神に騒がれてる気がする。
知らんけど。
「でもまぁ、これは本当に私が持っていても持て余すのは確実だったから貰ってくれるとむしろ助かります」
「はわぁ……あの地中の恐怖を即死させるなんて…………」
「あ、よく分かりましたね? あんまりガナス平野の被害区域広げたくなかったのでわりとすぐ処理しました」
「魔獣の始末が早く、なおかつ適切な対処が出来ているほど魔石の純度が高まり、腕のいい冒険者が処理したものだと一目で分かりますっ……」
「野菜の鮮度とかと似てますよね」
「案外魔獣もデリケートな部分がありますからね……ですがまだ魔獣や魔物、その他のモンスターについての研究が追い付いてないのが現状です…………そ、その分俺は薬学や魔法を通じてなにか社会に貢献してなにか結果を残したいって思ってるのに……ずっと、無理で…………」
「いやいや、この村の魔法薬学の第一人者で日々いろんな研究で成果上げてるだけでも充分すぎるくないです?」
「だ、だから! そういうのも全部、全部レーナさんのお陰なんですぅッ……お、俺はあなたの知恵を借りて……り、利用して…………ぅっ……うぅっ…………あなたをずっと、騙してることになるかもってぇ…………」
彼の情緒が不安定なのはいまに始まったことではない。
魔薬師として、魔法薬学に精通した学者としては大変優秀な彼だが、なんせ本当に自信のなさが目に余る。
私は何度も気にしてないと伝えるはずなのだが、何かが彼のポリシーに反するらしく幾度となく慰めてきた。
これじゃどっちが教えを説いて貰ってるか分からないなぁ。
「あー、ごほんっ……話し戻しますけど、情勢に疎い私ですら耳に入ってきたんですけど、SSSランクの冒険者探してるってやつ、それ……もしかしなくても私ですよね? なんだってまた」
問題がこれなのだ、この数年もうホン~~~ットあっちこっち行ったり来たりで飛び回って、逆に滞留してお仕事体験(笑)的なことしてみたりと忙しなかったから気にも止めてなかったが、あちこちでSSS冒険者捜索~って話を耳に挟んで私は普通に他人事で、なんだなんだ冒険業サボってる高ランク馬鹿いるのかあははっと笑ってたのだが、この間囁く切り株亭を出発してわりとすぐに町の号外で大国ガウル王国を筆頭としたその他の国々が大手を挙げて"SSSランクの冒険者、ローイズ・ウィリアン探し求む"って大々的に出されてて二度見どころかガン見したよね。
私じゃねぇかっ!!?!!?!?
……って。
いや、いやいやいやっ!!!!
こっちだってやりたいことっていうか、趣味でむしろ冒険者やってたくらいだし??
他の手に職付けたかったしおすしぃ~~~????
まぁ、世間でいう馬鹿が私だってことを自覚したところで、この間までギルド直行~~~っ!!とか息巻いてたけど、ちょっとばかり気が重くなり(というか、めんどくささが勝り)、とりあえずシャルネさんのとこに相談という名の現実逃避に来た訳である。
「………………? ……??? えっ、、~っと……れ、レーナ…………あなた、分かってて世界各国飛び回っていたのでは…………? というか、こう……新人冒険者であるあなたの名を広めるための旅だとばかり俺は思って…………」
「えっ!?!? うそうそ、知らないですよそんなの。 というか、シャルネさんは知ってたんですか? いつから?」
「えっ、えっ……え!!?!? あっ、えっと……ほ、本当にご存じ無かったんですかぁ!!?! …………レーナさんがこう、いきなり『ちょっくら温泉いってきまーす!!!!』って言ったっきり連絡が半年ばかり跡絶えた辺りですけど……」
・ ・ ・ ・ ・ ・
「……………………ん~~~っと? あー、アステマ温泉だっけ? ルゥーマ温泉、いや……バッシュオ温泉かな…………あー、まぁ…………うん、1年……2年前かな……?」
「3年前です、あとマクゥーオ温泉です」
「マジ?」
「ま、マジです…………」
確かに成り上がりもいいとこで無茶苦茶に日々任務と討伐、依頼をこなす日々が嫌になり自棄を起こして唐突に国を飛び出た記憶はある。
そこからとある島国の温泉街に行って心身休めた記憶もある。
リフレッシュと気分転換も終わって、そこから私は貯蓄もあったし、心にも余裕が出来たからこの世界の仕事や普通の暮らしをしてみたくて、農業が盛んな村にお世話になりながら畑の手伝いをしたり、海の近い貿易が盛んな町では食堂の補助や卸売業の見習いをしてみたり、スキルにもある衣類生成を活かすのに服飾系の仕事をしてみたり、その他にも色々数えきれないくらい色々やってきたから案外月日が経っていてもおかしくない。
というか、月日が思ったより経っていたからギルドに更新しに行こうとしてたんだけども__
「いや、でも5年以下なら罰則もなかったから別によくない? 本人の自由意思だよ」
「で、でも……要は5年に一度開催される世界的な冒険者の大会と祭典に参加してほしいらしいですよ……?」
「なにそれ、オリンピック的なやつですかね?」
「お、おりん…………? よく分からないですが、各国の実力ある冒険者たちの大会です。 滅多に集まることのないS~SSS持ちの冒険者が勢揃いするとかで大騒ぎで……最近その話で持ちきりですよ…………というか、あと大会まで半年もないですし……主催国であるガウル王国が血眼になってレーナを探してますよ、どうするんです?」
「まってそんなん知らんし、むしろこっちが聞きたいわ。 どうするんですかこれ」
お互いがお互い、いままでの認識の齟齬に対し部屋が重苦しい雰囲気になる。
マジ、どうすっかな……この状況。
自身が置かれてるこの状況が思っていた以上にややこしくなっており、いっそ気絶でもして意識を飛ばしてしまいたい玲奈だった。
ここ数年の旅から観光にシフトチェンジして、そこからまた冒険者として復帰しようとしてること、今回の行き先で自分と同じ高ランクの冒険者に出会ったこと、もしかしたら獣人の養子として迎え入れられるかもしれないこと。
そして、結果的には処理したとはいえ何もないはずの平野にバクキード(もぐら)が現れその魔石が有り余っているから研究に使うかギルドを媒介せずに売却する方法などを聞いた。
魔石に関してはシャルネさんが即買いで半分以上を買い取ってくれた。
「こ、こんなに純度の高い魔石を破格で手に入れられるなんてっ…………!! レーナはやはり女神の化身なのでは…………?」
「いや、あの女神と一緒にされたくない」
思わず素で返したら、いまなんか凄く女神に騒がれてる気がする。
知らんけど。
「でもまぁ、これは本当に私が持っていても持て余すのは確実だったから貰ってくれるとむしろ助かります」
「はわぁ……あの地中の恐怖を即死させるなんて…………」
「あ、よく分かりましたね? あんまりガナス平野の被害区域広げたくなかったのでわりとすぐ処理しました」
「魔獣の始末が早く、なおかつ適切な対処が出来ているほど魔石の純度が高まり、腕のいい冒険者が処理したものだと一目で分かりますっ……」
「野菜の鮮度とかと似てますよね」
「案外魔獣もデリケートな部分がありますからね……ですがまだ魔獣や魔物、その他のモンスターについての研究が追い付いてないのが現状です…………そ、その分俺は薬学や魔法を通じてなにか社会に貢献してなにか結果を残したいって思ってるのに……ずっと、無理で…………」
「いやいや、この村の魔法薬学の第一人者で日々いろんな研究で成果上げてるだけでも充分すぎるくないです?」
「だ、だから! そういうのも全部、全部レーナさんのお陰なんですぅッ……お、俺はあなたの知恵を借りて……り、利用して…………ぅっ……うぅっ…………あなたをずっと、騙してることになるかもってぇ…………」
彼の情緒が不安定なのはいまに始まったことではない。
魔薬師として、魔法薬学に精通した学者としては大変優秀な彼だが、なんせ本当に自信のなさが目に余る。
私は何度も気にしてないと伝えるはずなのだが、何かが彼のポリシーに反するらしく幾度となく慰めてきた。
これじゃどっちが教えを説いて貰ってるか分からないなぁ。
「あー、ごほんっ……話し戻しますけど、情勢に疎い私ですら耳に入ってきたんですけど、SSSランクの冒険者探してるってやつ、それ……もしかしなくても私ですよね? なんだってまた」
問題がこれなのだ、この数年もうホン~~~ットあっちこっち行ったり来たりで飛び回って、逆に滞留してお仕事体験(笑)的なことしてみたりと忙しなかったから気にも止めてなかったが、あちこちでSSS冒険者捜索~って話を耳に挟んで私は普通に他人事で、なんだなんだ冒険業サボってる高ランク馬鹿いるのかあははっと笑ってたのだが、この間囁く切り株亭を出発してわりとすぐに町の号外で大国ガウル王国を筆頭としたその他の国々が大手を挙げて"SSSランクの冒険者、ローイズ・ウィリアン探し求む"って大々的に出されてて二度見どころかガン見したよね。
私じゃねぇかっ!!?!!?!?
……って。
いや、いやいやいやっ!!!!
こっちだってやりたいことっていうか、趣味でむしろ冒険者やってたくらいだし??
他の手に職付けたかったしおすしぃ~~~????
まぁ、世間でいう馬鹿が私だってことを自覚したところで、この間までギルド直行~~~っ!!とか息巻いてたけど、ちょっとばかり気が重くなり(というか、めんどくささが勝り)、とりあえずシャルネさんのとこに相談という名の現実逃避に来た訳である。
「………………? ……??? えっ、、~っと……れ、レーナ…………あなた、分かってて世界各国飛び回っていたのでは…………? というか、こう……新人冒険者であるあなたの名を広めるための旅だとばかり俺は思って…………」
「えっ!?!? うそうそ、知らないですよそんなの。 というか、シャルネさんは知ってたんですか? いつから?」
「えっ、えっ……え!!?!? あっ、えっと……ほ、本当にご存じ無かったんですかぁ!!?! …………レーナさんがこう、いきなり『ちょっくら温泉いってきまーす!!!!』って言ったっきり連絡が半年ばかり跡絶えた辺りですけど……」
・ ・ ・ ・ ・ ・
「……………………ん~~~っと? あー、アステマ温泉だっけ? ルゥーマ温泉、いや……バッシュオ温泉かな…………あー、まぁ…………うん、1年……2年前かな……?」
「3年前です、あとマクゥーオ温泉です」
「マジ?」
「ま、マジです…………」
確かに成り上がりもいいとこで無茶苦茶に日々任務と討伐、依頼をこなす日々が嫌になり自棄を起こして唐突に国を飛び出た記憶はある。
そこからとある島国の温泉街に行って心身休めた記憶もある。
リフレッシュと気分転換も終わって、そこから私は貯蓄もあったし、心にも余裕が出来たからこの世界の仕事や普通の暮らしをしてみたくて、農業が盛んな村にお世話になりながら畑の手伝いをしたり、海の近い貿易が盛んな町では食堂の補助や卸売業の見習いをしてみたり、スキルにもある衣類生成を活かすのに服飾系の仕事をしてみたり、その他にも色々数えきれないくらい色々やってきたから案外月日が経っていてもおかしくない。
というか、月日が思ったより経っていたからギルドに更新しに行こうとしてたんだけども__
「いや、でも5年以下なら罰則もなかったから別によくない? 本人の自由意思だよ」
「で、でも……要は5年に一度開催される世界的な冒険者の大会と祭典に参加してほしいらしいですよ……?」
「なにそれ、オリンピック的なやつですかね?」
「お、おりん…………? よく分からないですが、各国の実力ある冒険者たちの大会です。 滅多に集まることのないS~SSS持ちの冒険者が勢揃いするとかで大騒ぎで……最近その話で持ちきりですよ…………というか、あと大会まで半年もないですし……主催国であるガウル王国が血眼になってレーナを探してますよ、どうするんです?」
「まってそんなん知らんし、むしろこっちが聞きたいわ。 どうするんですかこれ」
お互いがお互い、いままでの認識の齟齬に対し部屋が重苦しい雰囲気になる。
マジ、どうすっかな……この状況。
自身が置かれてるこの状況が思っていた以上にややこしくなっており、いっそ気絶でもして意識を飛ばしてしまいたい玲奈だった。
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