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III プレ女王国連合の成立
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「わたしが言うのも何なのですが、魔ローダーに四人も乗るなんて凄いですね」
カレンがY子の後ろから恐る恐る言った。
「ああ、蛇輪は乗り合いバス念車みたいに、色んな人が乗って来ては降りて行く仕様なのよ!」
「はあ……そうなんですか」
砂緒はイェラが無事に蛇輪の操縦席に吸い込まれてハッチが閉じられた途端に、物凄く俊敏にル・ツーを起き上がらせると猛ダッシュでセレネが投げた大事な魔法剣を拾い、さらに休む暇なくシュタタッと弧を描いて恐ろしい勢いで元の位置に戻って来た。
グサッ!! ドシュッッ!!
一瞬でレヴェルに二本の剣を突き刺す砂緒。
『うげっ……』
『イェラをぎりぎり握った事、絶対に許しませんよ』
自らの剣と蛇輪の魔法剣を同時にパララのレヴェルの操縦席付近に突き刺し、突き刺した直後に両手を広げて胴体を真っ二つに両断した。
ドサッ……ドォーーーーン!!
上半身が落ちると同時に爆散した。
『パララーーーッ!!』
『くそーーー動けん!!』
ココナツヒメとサッワ達は回りをぐるりと十機のSRVに囲まれ身動き一つ出来ない。
「やった、砂緒さん復調ですね!」
メランが操縦席の砂緒に抱き着いた。
「え? 私なんか変な所ありましたっけ?」
「……砂緒さんの場合照れ隠しなのか、本当に頭がやばくて記憶に無いのか迷うのよ!」
『魔戦車部隊、とにかく半透明の周囲広範囲に結界くん弾を撃ちまくれ、すぐ行くからな!』
『はい、セレネさんこれ剣です』
砂緒は魔法剣を蛇輪に返した。
「まずは地上兵の混乱を何とかしてくれ、魔ローダー戦とは別にゴーレム兵に苦戦し続けだ!」
むすっとした顔のイェラがセレネに訴えた。
「そうですね、まずはイェラお姉さまから衣図ライグに総指揮官を移譲します」
「ほう……では私はまた無位無官の下っ端に逆戻りか? それにさっき呼び捨てにしただろ!」
さらにイェラは頬を膨らませた。
「え、えっと、イェラお姉さまは総司令官の私より上の超司令官殿です」
「……なんだソレは。ふざけているのか? まあよい、では超司令官最初の命令だ、ゴーレム兵を駆逐せよ!」
『はい! 砂緒、イェラ超司令官からの命令だ、ゴーレム兵をなんとかしろ、私は魔呂をやる!』
「超司令官?? わかりましたっ兎幸、魔ローンの盾でゴーレム兵共をアカスリ体験みたいにこそぎ取って行って下さい! 多少味方に当たっても良いですから!」
「ほいほ~~い、アカスリ体験てのが良く分からないけど、ガシガシやっちゃうよ~~」
兎幸は笑顔でゴーレム達が密集している場所に魔ローンを二機飛ばして斜めに立ててゴーレム兵にぶち当てて行く。
ゴンゴンゴンガンガンゴン……
ボーリングのピンの様に吹っ飛んで行くゴーレム兵達……
「あわわわ、兎幸さん、味方に当てちゃだめですよ!?」
「へ? う、うん」
『衣図ライグよ、そなたを臨時の総指揮官とする、なんとか体勢を立て直せ!』
「お、ガッテン承知だぜ! 行くぜラフ!」
「へいへい」
衣図ライグとラフは同盟軍の中央を突き抜け、抜け出ると引き返し再び同盟軍の後部に食らい付こうとするメド国軍の魔戦車部隊と騎馬兵に対応しようと走って行った。
『よっしゃ、じゃあちょっくら半透明をぶち倒すかっ!』
『ちょ、ちょっと待って下さい、セレネさん強いだけじゃ無くて超能力者なんですか? なんで我々の危機が分かったんです??』
『なんだよ、忙しいんだ』
『砂緒殿、我らの西部隊が既に中立カヌッソヌ市に到達したのだ! それでセレネが砂緒の事が心配だ心配だと言って飛んで来たらこのタイミングだったのだよ』
メドース・リガリァは東側本隊に残る九千以上の地上兵をメインターゲットと定め、そこに自国の地上兵とゴーレム部隊を集中投入して戦いを展開した為に、西側の守りには少数の部隊しか割く事が出来ず、それを蹴散らしたセレネとY子は地雷型の魔法瓶に警戒しつつも電光石火の速さでカヌッソヌ市に到達していたのだった。それもこれもサッワの超長距離爆撃が予測よりも早く無効化された事が響いた結果だった。
『セレネさん私の事を心配しまくって……キスします??』
『しゃーしぃ、心配なんてしてねーわ』
セレネは赤面した。
『砂緒! さっきは私の事心配してくれて嬉しかったぞ……怒って悪かったな、後でな』
『イェラ……当たり前ですよ……』
横から顔を出したイェラと砂緒はしばし見つめ合った。
『ん……砂緒、イェラお姉さま、後でちょっと話聞こうか?』
『い、いや、何でも無いですから! 早く半透明を倒して下さい』
『そ、そうだぞ……急げセレネッ』
砂緒とイェラは同時に冷や汗が噴き出した。
『もういいっ! ちょっくら半透明を倒してくるわっ! 砂緒は寝てていいぞ、ははは』
等と言いながらセレネは蛇輪をたたたんっと軽やかに走り出させると、しゅたっと軽くジャンプした。
『そこっSRV、動くな!!』
『へっ?』
セレネは叫んだ直後、氷の魔法剣を一瞬で展開させると一機のSRVの肩に着地して、さらにくるりんと回転し、そのまま目の前のレヴェルを一機肩から袈裟斬りに切り裂いた。
ドカーーーン!!
ココナツヒメ達にすれば、突然空から降って来た蛇輪に味方が一機撃破されて混乱した。
『ノーーラ!!』
『くっそふざけた戦い方をっ!!』
激怒したサッワは巨大な剣を振り回した。
ブンッ!! ザシュッ!! ドォーーーン!!
サッワも遂に一機のSRVを撃破して、SRV隊は九機になってしまった。しかしメド国側はパララに続きノーラまで撃破された事でシャクシュカ隊Ⅱが二機、それとサッワとココナツヒメのル・ワンの計四機になってしまった。
『ココナさま、ここは逃げましょう!』
『私が血路をっ!!』
ルシアのレヴェルがSRVの一機に体当たりして地面に倒した。
『さあ早くっ!』
『サッワちゃん、結界兵器の範囲外まで走るわよ』
ルシアに倒されたSRVの輪の穴に向けて走り出すココナツヒメとサッワとジェンナ。
『逃すかっ!』
そこにSRV二機が両側から穴を塞ごうと襲い掛かるが、サッワが大剣を振り回し、SRVの胴体を切り裂いた。二機目の撃破だった。
ドォーーーン!!
これでSRV隊は八機になった。
『こっちも!!』
ザクッ!! ドゲシッ!!
ココナツヒメとジェンナは二人で同時に一機のSRVに剣を突き刺した。
ドォーン!!
三機目のSRVが破壊された。
『ルシア立って、早く逃げるわよっ!!』
『ココナツヒメさま、サッワさまお先にどうぞ! ここは私がっ……』
などと一機のSRVと寝転びながら揉み合いになっている所を、複数のSRVに背中から沢山の剣を突き刺された。
『ぐあ……ッワさま』
ドゴォーーーン!!
ルシアのレヴェルが爆散した。
カレンがY子の後ろから恐る恐る言った。
「ああ、蛇輪は乗り合いバス念車みたいに、色んな人が乗って来ては降りて行く仕様なのよ!」
「はあ……そうなんですか」
砂緒はイェラが無事に蛇輪の操縦席に吸い込まれてハッチが閉じられた途端に、物凄く俊敏にル・ツーを起き上がらせると猛ダッシュでセレネが投げた大事な魔法剣を拾い、さらに休む暇なくシュタタッと弧を描いて恐ろしい勢いで元の位置に戻って来た。
グサッ!! ドシュッッ!!
一瞬でレヴェルに二本の剣を突き刺す砂緒。
『うげっ……』
『イェラをぎりぎり握った事、絶対に許しませんよ』
自らの剣と蛇輪の魔法剣を同時にパララのレヴェルの操縦席付近に突き刺し、突き刺した直後に両手を広げて胴体を真っ二つに両断した。
ドサッ……ドォーーーーン!!
上半身が落ちると同時に爆散した。
『パララーーーッ!!』
『くそーーー動けん!!』
ココナツヒメとサッワ達は回りをぐるりと十機のSRVに囲まれ身動き一つ出来ない。
「やった、砂緒さん復調ですね!」
メランが操縦席の砂緒に抱き着いた。
「え? 私なんか変な所ありましたっけ?」
「……砂緒さんの場合照れ隠しなのか、本当に頭がやばくて記憶に無いのか迷うのよ!」
『魔戦車部隊、とにかく半透明の周囲広範囲に結界くん弾を撃ちまくれ、すぐ行くからな!』
『はい、セレネさんこれ剣です』
砂緒は魔法剣を蛇輪に返した。
「まずは地上兵の混乱を何とかしてくれ、魔ローダー戦とは別にゴーレム兵に苦戦し続けだ!」
むすっとした顔のイェラがセレネに訴えた。
「そうですね、まずはイェラお姉さまから衣図ライグに総指揮官を移譲します」
「ほう……では私はまた無位無官の下っ端に逆戻りか? それにさっき呼び捨てにしただろ!」
さらにイェラは頬を膨らませた。
「え、えっと、イェラお姉さまは総司令官の私より上の超司令官殿です」
「……なんだソレは。ふざけているのか? まあよい、では超司令官最初の命令だ、ゴーレム兵を駆逐せよ!」
『はい! 砂緒、イェラ超司令官からの命令だ、ゴーレム兵をなんとかしろ、私は魔呂をやる!』
「超司令官?? わかりましたっ兎幸、魔ローンの盾でゴーレム兵共をアカスリ体験みたいにこそぎ取って行って下さい! 多少味方に当たっても良いですから!」
「ほいほ~~い、アカスリ体験てのが良く分からないけど、ガシガシやっちゃうよ~~」
兎幸は笑顔でゴーレム達が密集している場所に魔ローンを二機飛ばして斜めに立ててゴーレム兵にぶち当てて行く。
ゴンゴンゴンガンガンゴン……
ボーリングのピンの様に吹っ飛んで行くゴーレム兵達……
「あわわわ、兎幸さん、味方に当てちゃだめですよ!?」
「へ? う、うん」
『衣図ライグよ、そなたを臨時の総指揮官とする、なんとか体勢を立て直せ!』
「お、ガッテン承知だぜ! 行くぜラフ!」
「へいへい」
衣図ライグとラフは同盟軍の中央を突き抜け、抜け出ると引き返し再び同盟軍の後部に食らい付こうとするメド国軍の魔戦車部隊と騎馬兵に対応しようと走って行った。
『よっしゃ、じゃあちょっくら半透明をぶち倒すかっ!』
『ちょ、ちょっと待って下さい、セレネさん強いだけじゃ無くて超能力者なんですか? なんで我々の危機が分かったんです??』
『なんだよ、忙しいんだ』
『砂緒殿、我らの西部隊が既に中立カヌッソヌ市に到達したのだ! それでセレネが砂緒の事が心配だ心配だと言って飛んで来たらこのタイミングだったのだよ』
メドース・リガリァは東側本隊に残る九千以上の地上兵をメインターゲットと定め、そこに自国の地上兵とゴーレム部隊を集中投入して戦いを展開した為に、西側の守りには少数の部隊しか割く事が出来ず、それを蹴散らしたセレネとY子は地雷型の魔法瓶に警戒しつつも電光石火の速さでカヌッソヌ市に到達していたのだった。それもこれもサッワの超長距離爆撃が予測よりも早く無効化された事が響いた結果だった。
『セレネさん私の事を心配しまくって……キスします??』
『しゃーしぃ、心配なんてしてねーわ』
セレネは赤面した。
『砂緒! さっきは私の事心配してくれて嬉しかったぞ……怒って悪かったな、後でな』
『イェラ……当たり前ですよ……』
横から顔を出したイェラと砂緒はしばし見つめ合った。
『ん……砂緒、イェラお姉さま、後でちょっと話聞こうか?』
『い、いや、何でも無いですから! 早く半透明を倒して下さい』
『そ、そうだぞ……急げセレネッ』
砂緒とイェラは同時に冷や汗が噴き出した。
『もういいっ! ちょっくら半透明を倒してくるわっ! 砂緒は寝てていいぞ、ははは』
等と言いながらセレネは蛇輪をたたたんっと軽やかに走り出させると、しゅたっと軽くジャンプした。
『そこっSRV、動くな!!』
『へっ?』
セレネは叫んだ直後、氷の魔法剣を一瞬で展開させると一機のSRVの肩に着地して、さらにくるりんと回転し、そのまま目の前のレヴェルを一機肩から袈裟斬りに切り裂いた。
ドカーーーン!!
ココナツヒメ達にすれば、突然空から降って来た蛇輪に味方が一機撃破されて混乱した。
『ノーーラ!!』
『くっそふざけた戦い方をっ!!』
激怒したサッワは巨大な剣を振り回した。
ブンッ!! ザシュッ!! ドォーーーン!!
サッワも遂に一機のSRVを撃破して、SRV隊は九機になってしまった。しかしメド国側はパララに続きノーラまで撃破された事でシャクシュカ隊Ⅱが二機、それとサッワとココナツヒメのル・ワンの計四機になってしまった。
『ココナさま、ここは逃げましょう!』
『私が血路をっ!!』
ルシアのレヴェルがSRVの一機に体当たりして地面に倒した。
『さあ早くっ!』
『サッワちゃん、結界兵器の範囲外まで走るわよ』
ルシアに倒されたSRVの輪の穴に向けて走り出すココナツヒメとサッワとジェンナ。
『逃すかっ!』
そこにSRV二機が両側から穴を塞ごうと襲い掛かるが、サッワが大剣を振り回し、SRVの胴体を切り裂いた。二機目の撃破だった。
ドォーーーン!!
これでSRV隊は八機になった。
『こっちも!!』
ザクッ!! ドゲシッ!!
ココナツヒメとジェンナは二人で同時に一機のSRVに剣を突き刺した。
ドォーン!!
三機目のSRVが破壊された。
『ルシア立って、早く逃げるわよっ!!』
『ココナツヒメさま、サッワさまお先にどうぞ! ここは私がっ……』
などと一機のSRVと寝転びながら揉み合いになっている所を、複数のSRVに背中から沢山の剣を突き刺された。
『ぐあ……ッワさま』
ドゴォーーーン!!
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