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神様お願い
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「わたし、知らなかった。はしたない女の子
だったなんて。」ななは、落涙したまま
「神様、シスターになります。
心を清めたいです」と、ななは
愛、と言うものに真摯になりたいと
神様に告げる。
日本人の社会が、だんだん
お金儲けを目的にする外国の考えに侵されたのは
1990年代からの事、である。
だけど、神様たちの力で
外国も、戦いよりも思いやり、と
心を変えつつあるから
しばらくすれば、平和な世界、優しさに
充ちるものになるはず。
神様は、そう思った。
「うむ。しばらく修道院にゆくのもよかろう。
シスター、ななちゃん」
神様は加賀に告げる。
「世の中は、すぐに変わる。
それまで、ななちゃんを待っていてあげてくれるかの?」
加賀は、頷く。
「僕も、知らず知らずに狡い人間になってしまっているかもしれません。
ななちゃんに似合う男になれるかどうか、わかりませんけれど」と。
神様は、ななと共に宙に舞い
反物質融合術を使った。
物質に見合う反物質を、スピンの位置に合わせ
互いに右回転させた。
物質の存在が、それで打ち消され
見かけ、光の速度から減速していた
物質は、ヒッグス
環境から放たれ
光の速度で、ななは移動する。
見た目、閃光である。
神様の眼下を、ブルートレインのリバイバル列車が
ゆっくり、走り出して行った。
元の東京駅上空に戻った神様。
ななも、一緒に戻ってきた。
「さっきのは、夢だったのかしら」と
ななは、ちょっと信じられないような気持ち。
瞬間に時空間を飛び越えるのは
人間の感覚にはない行動だから
どっちが現実なのか、ぜんぜんわからない。
どっちも、頭の中の
その人のイメージ。
どっちが現実か、と認める方が
現実になる。
なので、思い込んでしまうと
現実ってひとそれぞれ。
「のぉ、ななちゃん。彼の言う事も
わかるがのぉ。あれは、ひとつの見解じゃ。
生き方はひとそれぞれじゃ」と、神様は慰める。
「はい。神様?ななは、なんとなくわかっていたのです。
男の子にちやほやされるのが当然、みたいな
怖い気持ちが少し、あったんです。
それを、彼に見抜かれたんだ」と
ななは、少し口調が砕けた。
「それもまあ、仕方ない事じゃ。動物さんも
虫さんも、みんなそうじゃよ。
彼氏は、日本の、都市のルールを守っているだけじゃ。」
江戸は、古い都市。
それだけに、貞操の観念だけは厳しい。
人口が密集しているところでは
それがないと、家族がなくなってしまう。
反対に、農村では
女の子が年頃になると、集団で暮らして
土地の若者たちが、誘いに来る、なんてコミュニティーもあった。
人口を増やすための技術であったが
渡来人が、お金を持って
娘を誘いに来る(BMWの若者のように)
ので、次第に無くなって行ったりしたらしい。
そのように、娘の愛らしさを守るのは
日本の文化であるし
金銭などで力付くで
手に入れようとするのは渡来の文化である。
「わしは、まあ
旨いもの食って、歌って。
楽しい事するのに、一緒ならそれでいいと思うがのぉ。」と、ラテン系らしき
神様はポテンシャルを見せた。
元々、日本人の文化は
禁欲的であるが
資源に乏しい大陸由来である。
この神様はラテン(笑)なので
融通がきく。
キリスト教の神様はラテンじゃないので(笑)
差別的な部分もある、のである。
そんなふうに、土地や資源に
文化も思想も影響されるのであるが
共通するのは、金銭、などと言う
まやかしの観念は
価値を持たない、と
言う事である。
金銭は、古代は別として
今は、人間が勝手に作った道具である。
返す、と言えば
借りて来れるし
国家なら、いくらでも貨幣は作れるのだ(笑)。
一方の加賀は、内心
安堵していた。
ななは、確かに逢いらしいけれども
加賀自身とは、価値観が違い過ぎた。
若い娘としては魅力はあるだろうけれども
そんなものは、いつか衰える。
心が、渡来人なみでは
日本人としての誇りを持って
生きる相手として
安心して任せられない。
そう、思ったりしたが
それを伝えるのは、可哀相なので
止めた。
それは、ななのせいではない。
「ああいう子は、すぐに忘れるだろうし」と
その方が彼女にとっても幸せなのだ、と
加賀は呟いた。
加賀、と言うのは別名で
出生名は加藤、と言ったが
その名前では仕事ができないほど有名であったので
経歴、名前などを変えて
科学の分野で仕事をしてきた。
加藤、と言う姓が示すように
藤原氏が落ち、加賀の国に至った族の
末裔であるらしい。
(因みに、なな、の姓、斎藤も
同じく藤原氏の末裔と示す。)
加藤の族は、それ故闘争的であるが
彼は、それ以外に不思議な能力があった。
彼を虐げると、自然に死んでしまう、と言う
能力であった。
何が、願ったりする訳でもないのだが
闘争性のある人々にとって、従属できず
明るく自由に振る舞う彼を、攻撃できず
どうする事もできないので
彼を虐げようとしても、相手にもされない事で
心にダメージを受け、自然に死んでしまうのだった。
(実のところ、ななを含めた
女の子たちは、その彼の能力に寄り添いたいと
思っているようだ)。
能力、と言うよりは本質である。
生まれつき、争う事を知らずいつも自由に、笑ってる。
そういう彼は、父親からも
怒りの対象として見られたし
実の兄もそうだった。
何をしても、家来にならないし
怯えもしない彼に、怒りを持っても
彼は、怖がりもしないのだった。
(実のところ、彼はそういう制度について鈍感なだけで
勝ち負けはどうでもいい、と言う自由な性格な、だけで
親が虐げようと、そんなものは、自らの
存在に何の意味もなさない、と
感じていただけ、だ)。
父親は、そんな彼に
勝てないスケール、を誤認したらしく(笑)
劣等感に苛まされて、神経を患い、狭心症で
死んでしまった。
兄は、あらゆる手段で彼を征服しようとしたが
勝負には勝てても、彼が
従属せず、自由に遊んでいるので
心にダメージを受け、仏教に傾倒し
出家を試み、失敗し
謎の死を遂げた。
それらは、彼のせいではない。
順位や、制度の中に彼を巻き込もうとし、
彼がそんなものを
なんとも思わず、自由にしている事に苛立った、だけ、である(笑)
自分達の攻撃力を、自分達に向けて死んでしまったのだった。
それは、加藤の父兄が
無自覚だったせいで
順位とか、制度とか。
上位ならば、下位を
思いやらなくても良い、と言う
歪んだ渡来人譲りの手法で
彼を支配しよう、としたのが
間違いだっただけなのだが(笑)。
ふつう、日本人なら
リーダーなら、メンバーを思いやる。
その思いやりに応えるべく、メンバーは
グループのため、リーダーのために
働く。
そんな、キリスト教のような(笑)
制度があったのは
日本が、古来島国だったからで
いつもメンバーが同じだから、仲良く暮らそうと言う
緩やかで、親和的な感覚、それが
日本。
八百萬の神様、と言うように
人間は、いつも神様に見守られ
生きていられると言う感覚だから
グループのリーダーとて、神様に沿って
ひとりの人間として生きていくから
同じく人間のメンバーを虐げる、などとは
神を恐れぬ冒涜であった。
それを、渡来人は
日本人のふりをして
作り替えてしまい
日本人は偉いのだから
アジア人を統治すると言う
およそ日本人らしくない宗教を作った。
そう、それは渡来の国の宗教であった。
なぜかと言うと、渡来人は
祖国で成功できなかったので
祖国を支配しようと
企み、戦争を仕掛けた。
失敗仕掛けて、ソビエトやアメリカの力を
利用して
日本人を支配した。
渡来人、と言うか
渡来人たちの心に住みついた悪い怪物である。
そう、以前
魔法使いたちが人間界から追い出した
魔物たちのような、異物たちである。
それが、心に住むと
ノルアドレナリンを多く分泌する、悪性腫瘍の
ような代物である(笑)。
心が清廉であれば、そうした異物の住み着く場所はない、のだが。
例えば、音楽や科学のように
理論的なイメージでいつも、心を満たしていれば。
加藤は、偶然音楽好きだったので
魔物が取り付く島も無かった。
そのせいで、父兄とも
異なる生き方に進んでしまったし
多くの女性に好かれながらも
、恋愛では心を満たす事のできない
男になってしまったりはした、が。
それは、例えて言うなら
神様の領域に近づく事、である。
加藤は、その父兄の影響を思う。
生まれつき体が弱かったし
病院の常連だったから
父兄も、そのあたりに愛情を注いだが
ただ、順位や制度には
無自覚だった。
加藤が幼い頃
おもちゃの拳銃を大切にして
いた。
兄が、あるとき
それを取り上げようとしたので
加藤は、兄弟喧嘩をした。
たまたま、家にいた父親、この時は
政治家秘書をしていて
傲慢な生活をし、苛立っていた。
兄弟が煩いと、その
拳銃を取り上げ、ハンマーで
叩き潰した。
加藤は、思う。
拳銃を壊したのはおかしい、
拳銃が可哀相だと。
兄が悪いのだから、兄を叱ればいい、と。
そんなふうに冷静な子供だった。
小学生に上がる頃、父親が買ってきたランドセルは
黄色だった。
「安全で良い」と、技術者出身の父親は
論理的だった。
それには加藤も納得した。
学校の男の子が、みんな黒いランドセルでも
加藤は誇りをもって黄色のかばんを使った。
「黄色いかばーん」と、愚かな級友が言って囃しても
彼は、なんとも思わなかった。
「安全でいいのだ」と思ったからだった。
そんなふうに、加藤は
どこにも属さない事が好きな子供だった。
でも、なぜか鉄道は好きで
論理的な社会の象徴のような、レールと規則的ダイヤを
好ましいものと思っていた。
そんな加藤の小学校は、線路が見える場所で
電気機関車が、窓の外を通過するのを
見る事が出来たから
最新鋭のEF66型が走り去るのを、
憧憬を持って見送ったりした。
担任の女教師は、大学を出たばかりの若さで
新任、でも
やや、支配的だったから
そういう加藤を、授業が終わるまで立たせておいた。
いまならアカハラ、だが
当時はそんな言葉も無かった。
「授業を聞き逃したのは謝ります」と加藤は言った。
「もうしません、といいなさい」と担任教師は
いかにも女っぽく、感情的に喚いたので
加藤は、それが教師らしからぬ安っぽさ、に
思えて
「聞き逃したのは人間だから、誰にでもある事。」と言うと、担任の教師は
「今、なんて言ったの?」と聞き逃した(笑)ので、加藤は
「そういうふうに、聞き逃すのは人間ならある事だから、もうしません、などと嘘はつけない」と言う加藤に
担任の教師、杉山幸子は
反狂乱になった。
ずっと、エリート学生で、教師の娘。
議論では負けない、と言う自負が
小学生に負けた(笑)ので
精神的に参ってしまったらしい。
「お父さんを呼びます!」
父親は、この時は政界を引退して暇だったので
おっとり刀で学校に黒いクラウンを乗りつけた。
話を聞くと「息子は正しい。間違っていないから
息子が納得するまで話しあって下さい。」と
笑って、クラウンで帰って行った(笑)。
そんなふうに、理論的な部分が
父子には共通しているところは、あった。
そういう子供だったので、小さな頃から
女の子には個性派、として
人気はあった。
男の子にも人気はあったが、群れたがる
頭の悪い子供達には白眼視されたが
それは、今の政界と同じくである(笑)。
だったなんて。」ななは、落涙したまま
「神様、シスターになります。
心を清めたいです」と、ななは
愛、と言うものに真摯になりたいと
神様に告げる。
日本人の社会が、だんだん
お金儲けを目的にする外国の考えに侵されたのは
1990年代からの事、である。
だけど、神様たちの力で
外国も、戦いよりも思いやり、と
心を変えつつあるから
しばらくすれば、平和な世界、優しさに
充ちるものになるはず。
神様は、そう思った。
「うむ。しばらく修道院にゆくのもよかろう。
シスター、ななちゃん」
神様は加賀に告げる。
「世の中は、すぐに変わる。
それまで、ななちゃんを待っていてあげてくれるかの?」
加賀は、頷く。
「僕も、知らず知らずに狡い人間になってしまっているかもしれません。
ななちゃんに似合う男になれるかどうか、わかりませんけれど」と。
神様は、ななと共に宙に舞い
反物質融合術を使った。
物質に見合う反物質を、スピンの位置に合わせ
互いに右回転させた。
物質の存在が、それで打ち消され
見かけ、光の速度から減速していた
物質は、ヒッグス
環境から放たれ
光の速度で、ななは移動する。
見た目、閃光である。
神様の眼下を、ブルートレインのリバイバル列車が
ゆっくり、走り出して行った。
元の東京駅上空に戻った神様。
ななも、一緒に戻ってきた。
「さっきのは、夢だったのかしら」と
ななは、ちょっと信じられないような気持ち。
瞬間に時空間を飛び越えるのは
人間の感覚にはない行動だから
どっちが現実なのか、ぜんぜんわからない。
どっちも、頭の中の
その人のイメージ。
どっちが現実か、と認める方が
現実になる。
なので、思い込んでしまうと
現実ってひとそれぞれ。
「のぉ、ななちゃん。彼の言う事も
わかるがのぉ。あれは、ひとつの見解じゃ。
生き方はひとそれぞれじゃ」と、神様は慰める。
「はい。神様?ななは、なんとなくわかっていたのです。
男の子にちやほやされるのが当然、みたいな
怖い気持ちが少し、あったんです。
それを、彼に見抜かれたんだ」と
ななは、少し口調が砕けた。
「それもまあ、仕方ない事じゃ。動物さんも
虫さんも、みんなそうじゃよ。
彼氏は、日本の、都市のルールを守っているだけじゃ。」
江戸は、古い都市。
それだけに、貞操の観念だけは厳しい。
人口が密集しているところでは
それがないと、家族がなくなってしまう。
反対に、農村では
女の子が年頃になると、集団で暮らして
土地の若者たちが、誘いに来る、なんてコミュニティーもあった。
人口を増やすための技術であったが
渡来人が、お金を持って
娘を誘いに来る(BMWの若者のように)
ので、次第に無くなって行ったりしたらしい。
そのように、娘の愛らしさを守るのは
日本の文化であるし
金銭などで力付くで
手に入れようとするのは渡来の文化である。
「わしは、まあ
旨いもの食って、歌って。
楽しい事するのに、一緒ならそれでいいと思うがのぉ。」と、ラテン系らしき
神様はポテンシャルを見せた。
元々、日本人の文化は
禁欲的であるが
資源に乏しい大陸由来である。
この神様はラテン(笑)なので
融通がきく。
キリスト教の神様はラテンじゃないので(笑)
差別的な部分もある、のである。
そんなふうに、土地や資源に
文化も思想も影響されるのであるが
共通するのは、金銭、などと言う
まやかしの観念は
価値を持たない、と
言う事である。
金銭は、古代は別として
今は、人間が勝手に作った道具である。
返す、と言えば
借りて来れるし
国家なら、いくらでも貨幣は作れるのだ(笑)。
一方の加賀は、内心
安堵していた。
ななは、確かに逢いらしいけれども
加賀自身とは、価値観が違い過ぎた。
若い娘としては魅力はあるだろうけれども
そんなものは、いつか衰える。
心が、渡来人なみでは
日本人としての誇りを持って
生きる相手として
安心して任せられない。
そう、思ったりしたが
それを伝えるのは、可哀相なので
止めた。
それは、ななのせいではない。
「ああいう子は、すぐに忘れるだろうし」と
その方が彼女にとっても幸せなのだ、と
加賀は呟いた。
加賀、と言うのは別名で
出生名は加藤、と言ったが
その名前では仕事ができないほど有名であったので
経歴、名前などを変えて
科学の分野で仕事をしてきた。
加藤、と言う姓が示すように
藤原氏が落ち、加賀の国に至った族の
末裔であるらしい。
(因みに、なな、の姓、斎藤も
同じく藤原氏の末裔と示す。)
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彼は、それ以外に不思議な能力があった。
彼を虐げると、自然に死んでしまう、と言う
能力であった。
何が、願ったりする訳でもないのだが
闘争性のある人々にとって、従属できず
明るく自由に振る舞う彼を、攻撃できず
どうする事もできないので
彼を虐げようとしても、相手にもされない事で
心にダメージを受け、自然に死んでしまうのだった。
(実のところ、ななを含めた
女の子たちは、その彼の能力に寄り添いたいと
思っているようだ)。
能力、と言うよりは本質である。
生まれつき、争う事を知らずいつも自由に、笑ってる。
そういう彼は、父親からも
怒りの対象として見られたし
実の兄もそうだった。
何をしても、家来にならないし
怯えもしない彼に、怒りを持っても
彼は、怖がりもしないのだった。
(実のところ、彼はそういう制度について鈍感なだけで
勝ち負けはどうでもいい、と言う自由な性格な、だけで
親が虐げようと、そんなものは、自らの
存在に何の意味もなさない、と
感じていただけ、だ)。
父親は、そんな彼に
勝てないスケール、を誤認したらしく(笑)
劣等感に苛まされて、神経を患い、狭心症で
死んでしまった。
兄は、あらゆる手段で彼を征服しようとしたが
勝負には勝てても、彼が
従属せず、自由に遊んでいるので
心にダメージを受け、仏教に傾倒し
出家を試み、失敗し
謎の死を遂げた。
それらは、彼のせいではない。
順位や、制度の中に彼を巻き込もうとし、
彼がそんなものを
なんとも思わず、自由にしている事に苛立った、だけ、である(笑)
自分達の攻撃力を、自分達に向けて死んでしまったのだった。
それは、加藤の父兄が
無自覚だったせいで
順位とか、制度とか。
上位ならば、下位を
思いやらなくても良い、と言う
歪んだ渡来人譲りの手法で
彼を支配しよう、としたのが
間違いだっただけなのだが(笑)。
ふつう、日本人なら
リーダーなら、メンバーを思いやる。
その思いやりに応えるべく、メンバーは
グループのため、リーダーのために
働く。
そんな、キリスト教のような(笑)
制度があったのは
日本が、古来島国だったからで
いつもメンバーが同じだから、仲良く暮らそうと言う
緩やかで、親和的な感覚、それが
日本。
八百萬の神様、と言うように
人間は、いつも神様に見守られ
生きていられると言う感覚だから
グループのリーダーとて、神様に沿って
ひとりの人間として生きていくから
同じく人間のメンバーを虐げる、などとは
神を恐れぬ冒涜であった。
それを、渡来人は
日本人のふりをして
作り替えてしまい
日本人は偉いのだから
アジア人を統治すると言う
およそ日本人らしくない宗教を作った。
そう、それは渡来の国の宗教であった。
なぜかと言うと、渡来人は
祖国で成功できなかったので
祖国を支配しようと
企み、戦争を仕掛けた。
失敗仕掛けて、ソビエトやアメリカの力を
利用して
日本人を支配した。
渡来人、と言うか
渡来人たちの心に住みついた悪い怪物である。
そう、以前
魔法使いたちが人間界から追い出した
魔物たちのような、異物たちである。
それが、心に住むと
ノルアドレナリンを多く分泌する、悪性腫瘍の
ような代物である(笑)。
心が清廉であれば、そうした異物の住み着く場所はない、のだが。
例えば、音楽や科学のように
理論的なイメージでいつも、心を満たしていれば。
加藤は、偶然音楽好きだったので
魔物が取り付く島も無かった。
そのせいで、父兄とも
異なる生き方に進んでしまったし
多くの女性に好かれながらも
、恋愛では心を満たす事のできない
男になってしまったりはした、が。
それは、例えて言うなら
神様の領域に近づく事、である。
加藤は、その父兄の影響を思う。
生まれつき体が弱かったし
病院の常連だったから
父兄も、そのあたりに愛情を注いだが
ただ、順位や制度には
無自覚だった。
加藤が幼い頃
おもちゃの拳銃を大切にして
いた。
兄が、あるとき
それを取り上げようとしたので
加藤は、兄弟喧嘩をした。
たまたま、家にいた父親、この時は
政治家秘書をしていて
傲慢な生活をし、苛立っていた。
兄弟が煩いと、その
拳銃を取り上げ、ハンマーで
叩き潰した。
加藤は、思う。
拳銃を壊したのはおかしい、
拳銃が可哀相だと。
兄が悪いのだから、兄を叱ればいい、と。
そんなふうに冷静な子供だった。
小学生に上がる頃、父親が買ってきたランドセルは
黄色だった。
「安全で良い」と、技術者出身の父親は
論理的だった。
それには加藤も納得した。
学校の男の子が、みんな黒いランドセルでも
加藤は誇りをもって黄色のかばんを使った。
「黄色いかばーん」と、愚かな級友が言って囃しても
彼は、なんとも思わなかった。
「安全でいいのだ」と思ったからだった。
そんなふうに、加藤は
どこにも属さない事が好きな子供だった。
でも、なぜか鉄道は好きで
論理的な社会の象徴のような、レールと規則的ダイヤを
好ましいものと思っていた。
そんな加藤の小学校は、線路が見える場所で
電気機関車が、窓の外を通過するのを
見る事が出来たから
最新鋭のEF66型が走り去るのを、
憧憬を持って見送ったりした。
担任の女教師は、大学を出たばかりの若さで
新任、でも
やや、支配的だったから
そういう加藤を、授業が終わるまで立たせておいた。
いまならアカハラ、だが
当時はそんな言葉も無かった。
「授業を聞き逃したのは謝ります」と加藤は言った。
「もうしません、といいなさい」と担任教師は
いかにも女っぽく、感情的に喚いたので
加藤は、それが教師らしからぬ安っぽさ、に
思えて
「聞き逃したのは人間だから、誰にでもある事。」と言うと、担任の教師は
「今、なんて言ったの?」と聞き逃した(笑)ので、加藤は
「そういうふうに、聞き逃すのは人間ならある事だから、もうしません、などと嘘はつけない」と言う加藤に
担任の教師、杉山幸子は
反狂乱になった。
ずっと、エリート学生で、教師の娘。
議論では負けない、と言う自負が
小学生に負けた(笑)ので
精神的に参ってしまったらしい。
「お父さんを呼びます!」
父親は、この時は政界を引退して暇だったので
おっとり刀で学校に黒いクラウンを乗りつけた。
話を聞くと「息子は正しい。間違っていないから
息子が納得するまで話しあって下さい。」と
笑って、クラウンで帰って行った(笑)。
そんなふうに、理論的な部分が
父子には共通しているところは、あった。
そういう子供だったので、小さな頃から
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