男ですが聖女になりました

白井由貴

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本編

6話

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 しばらく抱き合っていた俺達だったが、お互いに少し恥ずかしくなり、どちらからともなく離れていった。

 ちらっと隣に座るリアムを見ると、やはり整った顔立ちをしている。こうしてどこかを見ながら座っている姿も、端正な顔立ちの人は絵になって羨ましい。俺みたいなちんちくりんには一生訪れないだろう瞬間だ。
 
 先程聞いた話でかなり優秀な人だということがわかったし、その上この美貌。恐らく彼はアルファだ。俺の本能もこの人はとてもすごいアルファなのだと言っている気がする。
 しかしそれを本人に確認するのは憚られた。何故なら第二の性を聞いたら最後、自分自身がオメガであることを話さなければならなくなる。それだけはどうしても避けたい。

「ラウル」
「ん?」

 俺よりも少し低い声が俺を呼ぶ。聴き心地の良い声に、気分が落ち着く。

「初対面でこんなことを言うのもどうかと思ったんだが……その、ラウルに一目惚れをしてしまったようだ」
「……うん?」

 もしかすると聞き間違いだったのかもしれない。
 確認の為に再度聞き返してみたが、どうやら聞き間違いではなかったらしい。俺は男でリアムも男だと言ってみるが、男同士でも付き合えるし結婚もできると不思議そうに言われた。

 確かにこの国では第二の性が重要視され、男女かどうかは二の次になっている。オメガは男女両方とも妊娠が可能だし、逆にアルファは男女共に妊娠させることが可能なので同性愛か異性愛どうかはそれほど重要ではない。

 しかし辺鄙な田舎の村に生まれ育った俺には理解はできても、未だに慣れない事情があった。俺の住んでいた村には俺以外のオメガもいたが全員が女性だった。だからベータの男性と結婚して子供を産んで幸せに暮らしている光景しか見たことがないのである。
 俺自身はずっと未婚でいるつもりだったので、正直言って恋だの愛だの考えたことがなかった。

「俺……あんまり自分が誰かと寄り添っている姿とか思い浮かべたことがなくて……そんなだから初恋もまだなんだけど」

 自嘲じみた笑いをこぼすと、リアムが真剣な顔つきで俺の肩を掴んだ。驚きに目を見開くと、リアムは少し泣きそうな表情で俺を見てきた。

「会ったばかりで信用も何もない俺だが、俺は今本気でラウルのことが好きだと思っている。もし良かったら俺のことを少しでも気にしてくれたら嬉しい、んだけど……」
「俺が……好き?」
「ああ、大好きだ。一目見た瞬間にラウルに恋をした……こんな俺を許してほしい」

 眉尻を下げながらも美しく笑うリアムの表情に釘付けになる。心臓が激しく鼓動し始め、顔に熱が集まっていく。

 家族への愛も友人への愛もわかるが、恋に対する愛は俺には未知のものでよくわからない。けれどこのふわふわとして春のような暖かさを持つ気持ちは、家族愛でも友愛でもないような気がした。

 許すも何も、好きになって貰えるのは素直に嬉しいのでありがとうと感謝を伝える。ただ恋に対する愛がわからないから、今は同じ気持ちかどうかわからないということも正直に伝えた。
 それを聞いてもリアムが怒ることはなく、寧ろ嬉しそうに笑顔を浮かべていた。

「ラウル、嫌でなければ膝の上に座ってくれないか?後ろから抱きしめてみたいのだが……」
「へっ!?そ、それはちょっと……恥ずかしい、んだけど」

 俺の方に身体を向けて両手を広げながらそう言われたので、俺は恥ずかしさのあまりぶんぶんと頭を振って拒否すると、リアムは寂しそうな表情を浮かべた。俺がその表情に狼狽えた瞬間、俺の腕を引っ張って素早く腰を捕えるリアム。

 あっという間だった。俺はなす術もなく、気づけば彼の膝に跨るように座っていたのだ。勿論リアムと向かい合わせの状態だ。

「ふふ、ラウルの顔真っ赤だね。可愛い、本当に可愛い。今すぐ食べてしまいたいくらい可愛いよ」
「んっ、擽ったいって」

 リアムは俺をぎゅうぎゅうと抱きしめる。そして俺の肩口に額を当てて、ぐりぐりと甘えるように額を擦り付けてきた。
 首筋にさらさらとした細くて綺麗な髪が当たって擽ったい。思わず上擦ったような声が漏れてしまい、慌てて口を塞ぐとその手を取られてしまった。

「どうした?」
「だ、だって……なんか今の声、気持ち悪かっただろ?男のこんな声とか聞いたら……」

 たった2回、されど2回。
 俺はあの二人に無理やり身体を暴かれた後、回数を重ねるごとに感度が良くなっていると言われた。そのせいでこうやって戯れ合っている時でさえ、こんな甘ったるい声が出てしまうようになったことに吐き気がする。

 男の甘ったるい声なんて気持ち悪くてリアムも嫌だっただろう。こんな自分が嫌になって泣きそうになりながら離してほしいと暴れると、不意に唇が何かに塞がれた。

「……んっ……?!」
「っ……は、ちょっと黙って」

 あまりの衝撃に脳や体の全ての動きを止めると、リアムが真剣な顔で俺の手を掴んだ。

「気持ち悪くないから、寧ろ可愛かったから!」
「……でっ、でも……!」
「でもじゃなくて、俺はそんなラウルも好きだから安心してほしい」

 あまりに真剣な表情でそう言われ、戸惑いながらも小さくこくりと頷くと、ふわりと輝かしいほどの笑顔が目の前に広がった。額にキスを贈られ、もう一度ぎゅうっと抱きしめられる。

 どうしてかわからないけど、俺はこの温もりを離したくないと強く思った。



 時間になり部屋から出ると、お店の中はさらに騒がしくなっていた。深夜になったこともあり、お客さんのほとんどはべろんべろんに酔っ払っていて、皆大声で楽しそうに騒いでいる。
 
 俺たちはそんな人達の間を縫うようにして出口を目指して歩いていった。勿論二人とも黒いローブのフードをしっかりと目深に被った状態だ。離れないようにしっかりと手を繋ぎ、リアムを先頭にして俺は引っ張られるようにしてついていく。やっとの思いで出口に辿り着いた時には全身が汗ばんでいて、お店を出てすぐ二人で笑い合った。

「リアム様、お探ししましたよ。さあ戻りましょう」
「……ああ。……ラウル、送れやれなくてすまない。一人でも大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ。リアムこそ気をつけて帰ってね。……じゃあ、またね!」
「……っ、ああ……またな!」

 リアムには迎えの人が来てしまったようだ。寂しそうな、後ろ髪を引かれるような表情のリアムにどうにか元気を出して欲しくて、確証もないのに「またね」なんて言ってしまった。リアムは泣いているような笑っているようなそんな複雑な表情をした後、最後には笑って帰って行った。

 そうして俺は、また一人になった。

 できる限り大聖堂から離れなければならないので、早足に大聖堂が見える方向とは逆の方向に歩き出す。
 何故だかとても嫌な予感がする。背筋がぞくぞくと泡立つような、そんな悪寒が全身を襲う。それでも俺は歩みを止めずに街の外を目指して歩き続けた。

 あと少しで街の外に出るという時だった。

「……か、はっ……?!」

 突然息が出来なくなって、その場に倒れ込む。深夜ということもあり、周囲には殆ど人も動物もいない。酸素を求めるように喉を掻きむしるが金属の輪っかに阻まれて傷すらもつかない。

 苦しい、息が出来ない、助けて……リアム。

 声は出なかった。地面に横たわりながら手を伸ばすが、ただ空を切るだけで何も掴めやしない。
 それでも助けを求めずにはいられなかった。

 体の感覚が徐々になくなり、音が遠のいていく。
 幻影だと分かっていても、頭の中に浮かんだリアムの姿に手を伸ばした直後、俺の意識はぷつんと途切れた。





【Side:リアム】


 ラウルと別れてすぐ、俺を迎えに来た騎士は俺にあることを耳打ちした。

 それは『聖女の一人が行方不明になった』という情報だった。恐らく行方不明ではなく逃げ出したのだろう、そう言うと案の定その騎士は言葉を詰まらせる。

 大方家が恋しくなったとか外の空気を吸ってみたいとかそう言ったことだろうと考えていたが、騎士は何やら深刻そうな顔で俺を見ていた。なんだ、と不機嫌丸出しに声を出せば、騎士は慌てたように言葉を続ける。

「それが……逃げ出した聖女様は、二日後にリアム殿下がお会いするはずだった聖女様のようです」
「……なんだって?」

 それは僥倖だ。俺は別に聖女に会いたいわけでも、ましてや奉仕をしてほしいわけでもない。ただ強いアルファだと言うだけで大聖堂との繋がりを持っておけだの、聖女とまぐわれだの好き勝手言ってくるあいつらが煩くて、仕方なく会うと言っただけなのだ。俺がしたくてしたわけじゃない。

 兎にも角にも俺は聖女と会わなくても済むというのなら、それは諸手を挙げて喜ぶ事なのだと言うと、騎士は少し変な顔をした。

「どうかしたか?」
「……いえ、ただ聖女様を狙う輩も多いので、拐かされていないかどうかが心配で……」
「……それは、大聖堂の司教達がどうにかするだろう」

 今頃はあのいけ好かない司教どもが血眼になって探していることだろう。聖女に何かあれば責任を問われるのはあの司教達である。聖女に何かある前に保護し、逃げないように工夫を施すことがあいつらの役目なのだから。

 今の俺にとっては聖女も、大聖堂の司教どもも、城の奴らも全部全部どうでも良い。
 そんなことよりももっとラウルと一緒にいたかった。

 ひと目見た瞬間にこれは運命だと思った。
 ブルーグレーの大きな瞳にホワイトブロンドの細く艶やかな髪、そして男でありながらも細くしなやかな身体。そのどれもが俺を惹きつけてやまなかった。

 ラウルはまたねと言ってくれたが、そのまたねが来る可能性は限りなくゼロに近い。俺が第三皇子であり、そして誰よりも強いアルファである限り俺に自由は来ない。それが恨めしくて悔しい。
 本音を言えば、今すぐにでもラウルを追いかけてこの腕に閉じ込めて攫ってしまいたかった。

「そういえば殿下、先程の御仁はどなたですか?」
「……偶々ゴロツキどもに襲われていたところを助けた」
「それは、流石ですね殿下」

 褒められて悪い気はしないが、どうせならラウルに褒めて欲しかった。

「あの御仁も殿下のようにお忍びで来られてたんですかね?……でも、あれ?あのローブ、どこかで見たような……?」
「おい、何してる?早く行くぞ」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

 騎士がぼそっと言った言葉が何故か耳に残る。
 確かに俺も最初はそう思っていた。あのローブをどこかで見たことがあるような気がしたが、黒のローブ自体は割とどこにでもあるので似たようなのを見かけただけなのかもしれないと結論づけた。
 冒険者や魔術師、魔導士なんかは黒のローブを好んで着る傾向があると姉上が言っていた。だからそのどれかだろうと。

 けれどどうしてかやはり気になる。
 確認した方がいいか?と思って振り向いた時、騎士が持っていた通信の魔道具がチカチカと瞬いた。この通信の魔道具は城にいる姉上が試験的に作成したもので、現在持っているのはこの騎士と、作った姉上本人だけである。
 遠くに居ても会話が可能となるイヤリングらしい。原理はいまいちわからないが、チカチカと瞬いた時に魔力を込めると会話が可能になる。

 俺は騎士からイヤリングを受け取り、魔力を少量注ぎ込んだ。すると瞬きは収まり、代わりに淡く光り出す。

「……姉上、どうかしましたか?」

 何故かはわからないが途轍もなく嫌な予感がする。
 背筋の凍るようなそんな悪寒が走るが、俺は努めて冷静に言葉を発した。
 
『リアム?ちょうど良かった!行方不明だった聖女様が見つかったって!』
「……それだけか?」

 別に急用でもないだろうに、と言えば、地を這うような声が聞こえてきた。隣にいる騎士はぶるぶると震え上がっている。

『あんたそれ本気で言ってる?あんたが会うはずだった聖女様が見つかったのよ?もっと喜びなさいよ』
「……別に俺が会いたいと言ったわけじゃない」
『あっそう。そしたらもう一つ報告。今のあんたには朗報かもね……聖女様と会う日程が変更になったわ。10日後よ』
「……そうか」

 態々の連絡感謝すると伝えてすぐに繋いでいた魔力を途切れされる。するとイヤリングは輝きをなくし、なんの変哲もないただの石のついたイヤリングへと変化した。

 こんなことになっても聖女と会うことは変わらないらしい。面倒だとため息を吐きながら、騎士を連れて渋々城へと戻った。
 
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