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三台目の到着
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どうやらカンナ達の乗る三台目は少し遅れていたらしい、いくら探しても彼らが見つからないはずだ。彼らが到着した頃には俺達はおやつもトイレも水分補給もお土産の物色も全て済ませてしまった。
「道の駅のチャーハンを食べておきたかったのですが……」
「向こう着いたらバーベキューするんですよね?」
「うん。だからあまりお腹を膨らませてはいけないよ」
歌見とレイはまっすぐにソフトクリームを買いに向かい、アキとサンも着いていった。セイカとミフユも付き添っていた。
「みぃくん、か、ぉ……」
「さっき湿布とか貼ってもらったんだ。ちょっと腫れたりはしたけど、まぁ……男前が上がっただろ?」
「傷が男の勲章なら私はあなたより男前ですね」
「……はん、い……なら、ぼく」
「半分焼けてるんでしたっけ、見てはいませんが確かに……私顔の傷は一本だけですしね。ま、水月はどーせ跡も残らない雑魚傷ですよ」
「俺が跡残らないの嬉しいくせに」
シュカは目を丸くした後「分かってますね」と優しく微笑んだ。
「そうだカンナ、ぷぅ太はどうしたんだ? お父さんに見てもらってるのか?」
「……くる、ま。うん、て……しゅさ、見て……れ、てる」
「連れてきてるのか! そっかぁ、ぷぅ太はちょっと久しぶりだから会うの楽しみだな。みんなは初めて会うよな、構い過ぎないように言っとかないとだ」
「私さっき噛まれました」
「ご、はんっ……すぐ、はな……て、言った、のにっ」
車内ではエサやり体験が行われていたらしい。歌見とレイもやったのかな?
「……フタさんは?」
「だ、れ?」
「サンさんのお兄さん。俺の最新彼氏なんだけど一緒じゃなかったのか? サンさんと一緒に居なかったからそっちの車に乗ってるんだと思ってたけど」
「兄貴は仕事と猫とカナヅチで来れないよ」
いつの間にかソフトクリーム片手にサンが傍に来ていた。
「え、留守番? そっかぁ……まぁ、仕事してるんだもんね。仕方ないか……歌見先輩が来れたのも奇跡みたいなもんだし」
「……もしかして学生のうちじゃないと旅行ってろくに出来ないのでは?」
「ぉ、かね……ない、のに……ねっ」
「暇があれば金がない、金があれば暇がない。そういうものだよ人生って。まぁボクは金も暇も腐るほどあるけど」
画家は暇があるのか……? しょっちゅう描いていそうなイメージがあったのだが。
「なんかズルいですね」
「なんか買ってあげようか?」
「素晴らしいお方ですね!」
現金なヤツだ。
「……金と暇、か。まぁとにかく、今回の旅行は目いっぱい楽しもー、ってことだな。いっぱい遊ぼう、カンナ」
「ぅ、ん」
「…………いつかカミアとも行きたいな」
「……うん」
カンナの肩を撫で、ソフトクリーム屋の前へ連れていく。
「美味いか?」
「ん……あま、くて……おい、し」
「よしよし。可愛いなぁカンナは……あぁもう本っ当に可愛い、可愛いぞぉ……」
カンナの肩や二の腕を撫で回していると背後から服の裾を引っ張られた。こんな可愛い仕草をするのはアキかハルか……と振り向けば、そこには真っ赤な顔をしたリュウが居た。
「水月ぃ……水月っ、お願い……ほんまにお願い、イかせて……」
ポケットに入れたローターのリモコンを確認すると、振動「中」のままだった。切るのを忘れていた。道の駅を楽しむ余裕はなかっただろう、駐車場からここまで歩いてくるのも大変だっただろう、道中も旅の思い出だというのに申し訳ないことをしたな。
「……っ、あ……水月? 止めてとちゃうねん、イかせて欲しいねんっ」
「ナカイキだけならいいけど、お前どうせ出しちまうだろ? 替えの下着くらい持ってるだろうけど、鞄の中だろ? ミフユさんの親戚の人達に不審がられるだろうなぁ……ま、ケツにローター突っ込んでイくような変態とは想像出来ないだろうけど」
「ト、トイレ……トイレでやったら」
「……俺も結構ムラムラしてるんだよなぁ。別荘着いたらヤりたいんだよ、それまでお前は焦れとけ。その方が具合が良くなる。一人でイっちまったらスッキリしちまうだろ? もっと悶々として、ホカホカトロトロのケツ作っとけ。それがお前の役目だろ? なぁ、オナホ人形くん?」
「ひゃい……」
耳元で長々と囁いてやるとリュウはうっとりとした表情で俺を見上げ、頷き、引いた。
「そろそろ出発したいね、みんな居るかい?」
「シュカとサンさんがどっか行った」
「ミフユ」
ミフユはシュカに電話をかけて彼らを呼び寄せた。シュカもサンもたい焼きを貪っている。
「そろそろ出発しようと思うよ、振り分けを変えようか。みんな水月くんと一緒に乗りたいだろうしね。あぁそうそう、狭雲くんは車椅子を乗せた車に留まって欲しい。会話が困難になるから秋風くんもそこで頼めるかな。水月くんもまたそこで、僕と天正くんが交替ということで」
「自分はネザメ様と乗るように言い付けられています」
「……父様かい? はぁ……じゃあ秋風くんだけで我慢するよ。水月くんとは別荘でゆっくり二人きりになりたいな」
もちろんだと返事をし、分かりやすくするためにミフユとネザメとアキとセイカには固まってもらった。
「みんな水月とがいいんだし、ジャンケンでいいんじゃないか?」
「先輩ソフトクリームほっぺたついてますよあざと可愛いなオイ。俺にも選ぶ権利欲しいんですけど?」
「せんぱいは彼氏なら誰でもいいんじゃないんすか……?」
「車一緒に乗りたくないヤツとか居るの~?」
「…………車の中でエッチなことがしたい! さっきまでリュウにローター入れて撫で回したりしてたんだ、そんなふうに弄り回したい! イかせるのはナシで俺とえっちぃイチャイチャしていいよって子と一緒がいいなぁ!」
「じゃあ私嫌です」
たい焼きを食べながらシュカが一歩引いた。
「リュウせんぱいはもう一緒に乗ったっすからナシっすよね」
レイがリュウをシュカの隣に並べる。
「俺何でもするっすよ、玩具も何個か持ってきたっす。トイレでディルド仕込んできて車戻ってもいいっすよ」
「レイ採用!」
「早い者勝ち!?」
「……みぃくん、ぼく……ぷー、た……居る、から。ぷぅ太、の……前は……ちょっと」
ペットの前では嫌だという気持ちは分かる。
「ってことは~……後は、この四人……落ちるのは一人ってこと? このめん採用済みだから三人から選ぶ感じ? うわ、俺不利じゃない? あ、サンちゃんしぐしぐ初じゃない? あっち行ったら?」
「初絡みと水月なら水月がいいよ」
「……五人でも別に構わないのだぞ? 四人しか乗れない訳ではない、等分しただけだからな」
「なら水月くんは僕達のところに来てもらいたいな」
「……!? クマの席がなくなる……!」
「やだやだそういうのナシ! 余計なこと言わないでよフユさぁ~ん。ザメさん、兄弟総取りは贅沢! ダメ!」
思ったよりモメるなぁ。
「ハル、俺と一緒に乗るってことは……そういうことだぞ? いいのか?」
「……っ、か、覚悟くらい終わらせてる! 身体も……隅々まで綺麗にしてきたもん」
鼻血吹きそう。
「はぁ……分かった、俺が引くよ。水月の家に泊まったばかりだしな」
「いいんすか? 歌見先輩!」
「ありがとナナさ~ん!」
振り分けは決まったが、俺の隣に座るか前後に座るかでもまたモメそうだな。俺が選ぶと軋轢が生まれそうだし、早く平和に決着するよう祈って静観しているしかないだろう。
「道の駅のチャーハンを食べておきたかったのですが……」
「向こう着いたらバーベキューするんですよね?」
「うん。だからあまりお腹を膨らませてはいけないよ」
歌見とレイはまっすぐにソフトクリームを買いに向かい、アキとサンも着いていった。セイカとミフユも付き添っていた。
「みぃくん、か、ぉ……」
「さっき湿布とか貼ってもらったんだ。ちょっと腫れたりはしたけど、まぁ……男前が上がっただろ?」
「傷が男の勲章なら私はあなたより男前ですね」
「……はん、い……なら、ぼく」
「半分焼けてるんでしたっけ、見てはいませんが確かに……私顔の傷は一本だけですしね。ま、水月はどーせ跡も残らない雑魚傷ですよ」
「俺が跡残らないの嬉しいくせに」
シュカは目を丸くした後「分かってますね」と優しく微笑んだ。
「そうだカンナ、ぷぅ太はどうしたんだ? お父さんに見てもらってるのか?」
「……くる、ま。うん、て……しゅさ、見て……れ、てる」
「連れてきてるのか! そっかぁ、ぷぅ太はちょっと久しぶりだから会うの楽しみだな。みんなは初めて会うよな、構い過ぎないように言っとかないとだ」
「私さっき噛まれました」
「ご、はんっ……すぐ、はな……て、言った、のにっ」
車内ではエサやり体験が行われていたらしい。歌見とレイもやったのかな?
「……フタさんは?」
「だ、れ?」
「サンさんのお兄さん。俺の最新彼氏なんだけど一緒じゃなかったのか? サンさんと一緒に居なかったからそっちの車に乗ってるんだと思ってたけど」
「兄貴は仕事と猫とカナヅチで来れないよ」
いつの間にかソフトクリーム片手にサンが傍に来ていた。
「え、留守番? そっかぁ……まぁ、仕事してるんだもんね。仕方ないか……歌見先輩が来れたのも奇跡みたいなもんだし」
「……もしかして学生のうちじゃないと旅行ってろくに出来ないのでは?」
「ぉ、かね……ない、のに……ねっ」
「暇があれば金がない、金があれば暇がない。そういうものだよ人生って。まぁボクは金も暇も腐るほどあるけど」
画家は暇があるのか……? しょっちゅう描いていそうなイメージがあったのだが。
「なんかズルいですね」
「なんか買ってあげようか?」
「素晴らしいお方ですね!」
現金なヤツだ。
「……金と暇、か。まぁとにかく、今回の旅行は目いっぱい楽しもー、ってことだな。いっぱい遊ぼう、カンナ」
「ぅ、ん」
「…………いつかカミアとも行きたいな」
「……うん」
カンナの肩を撫で、ソフトクリーム屋の前へ連れていく。
「美味いか?」
「ん……あま、くて……おい、し」
「よしよし。可愛いなぁカンナは……あぁもう本っ当に可愛い、可愛いぞぉ……」
カンナの肩や二の腕を撫で回していると背後から服の裾を引っ張られた。こんな可愛い仕草をするのはアキかハルか……と振り向けば、そこには真っ赤な顔をしたリュウが居た。
「水月ぃ……水月っ、お願い……ほんまにお願い、イかせて……」
ポケットに入れたローターのリモコンを確認すると、振動「中」のままだった。切るのを忘れていた。道の駅を楽しむ余裕はなかっただろう、駐車場からここまで歩いてくるのも大変だっただろう、道中も旅の思い出だというのに申し訳ないことをしたな。
「……っ、あ……水月? 止めてとちゃうねん、イかせて欲しいねんっ」
「ナカイキだけならいいけど、お前どうせ出しちまうだろ? 替えの下着くらい持ってるだろうけど、鞄の中だろ? ミフユさんの親戚の人達に不審がられるだろうなぁ……ま、ケツにローター突っ込んでイくような変態とは想像出来ないだろうけど」
「ト、トイレ……トイレでやったら」
「……俺も結構ムラムラしてるんだよなぁ。別荘着いたらヤりたいんだよ、それまでお前は焦れとけ。その方が具合が良くなる。一人でイっちまったらスッキリしちまうだろ? もっと悶々として、ホカホカトロトロのケツ作っとけ。それがお前の役目だろ? なぁ、オナホ人形くん?」
「ひゃい……」
耳元で長々と囁いてやるとリュウはうっとりとした表情で俺を見上げ、頷き、引いた。
「そろそろ出発したいね、みんな居るかい?」
「シュカとサンさんがどっか行った」
「ミフユ」
ミフユはシュカに電話をかけて彼らを呼び寄せた。シュカもサンもたい焼きを貪っている。
「そろそろ出発しようと思うよ、振り分けを変えようか。みんな水月くんと一緒に乗りたいだろうしね。あぁそうそう、狭雲くんは車椅子を乗せた車に留まって欲しい。会話が困難になるから秋風くんもそこで頼めるかな。水月くんもまたそこで、僕と天正くんが交替ということで」
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「……父様かい? はぁ……じゃあ秋風くんだけで我慢するよ。水月くんとは別荘でゆっくり二人きりになりたいな」
もちろんだと返事をし、分かりやすくするためにミフユとネザメとアキとセイカには固まってもらった。
「みんな水月とがいいんだし、ジャンケンでいいんじゃないか?」
「先輩ソフトクリームほっぺたついてますよあざと可愛いなオイ。俺にも選ぶ権利欲しいんですけど?」
「せんぱいは彼氏なら誰でもいいんじゃないんすか……?」
「車一緒に乗りたくないヤツとか居るの~?」
「…………車の中でエッチなことがしたい! さっきまでリュウにローター入れて撫で回したりしてたんだ、そんなふうに弄り回したい! イかせるのはナシで俺とえっちぃイチャイチャしていいよって子と一緒がいいなぁ!」
「じゃあ私嫌です」
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「……!? クマの席がなくなる……!」
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