冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

口で （〃）

てっきり手でしてくれるものだと思い込んでいたが、カンナにはフェラを教えている。当然口を使う可能性もあったのだ。

「ん、んんっ……」

うつ伏せになったカンナは座っている俺の股間に顔を埋めている。その光景だけでもう射精ものだ。

「カ、カンナ……大丈夫か？　苦しかったら離せよ……？」

カンナの小さな口に俺の巨根は合わないだろう、そう思っていたがカンナはくぷくぷと俺の陰茎を飲み込んでいく。

「んっ、んっ……」

喉奥に亀頭が擦れているだろうに、カンナは嗚咽せずに裏筋を舌で刺激してくれる。

「カンナ……」

真上から見てもカンナの口元や表情は分からない。フードに隠れた後頭部があるだけだ。あまり苦しくなさそうなカンナに心配が薄れると、俺の目はカンナの尻に向く。

「……っ、カンナ……」

柔らかそうな尻はぷるぷると震え、その割れ目から前立腺マッサージ器具の持ち手を覗かせている。その持ち手が微かに動いているのを見て、カンナの後孔も今しゃぶっているのだと想像してしまう。

「カンナっ、カンナ、もう出るっ……！」

最高の刺激と最高の景色を与えられて長く耐えられる訳もなく、俺は呆気なくカンナの喉奥に射精してしまった。

「ぁ……ご、ごめんっ、カンナ、大丈夫か？」

カンナはゆっくりと顔を上げ、白濁液が溜まった口内を俺に見せてにっこりと笑った。俺が目を見開いたのを確認して口を閉じ、ゴクリと音を立てて飲んだ。

「カンナ……カンナ、エロ可愛過ぎるっ……カンナぁ、最高だよ……」

「ほん、と？　うれ、しぃ……んっ、ぁんっ……」

俺と向かい合って正座を崩したような姿勢で座り、姿勢を変えたことで前立腺マッサージ器具がくい込んだのか可愛く喘ぐ。はぁっと熱い吐息を俺にかけ、微笑む。

「みぃ、くん……のっ、おち……ちん、舐めて……ね、おなか……きゅうって、してっ……ぼく、みぃくんの、しな、がら……」

カンナは自身の手に受け止めた自身の精液を俺に見せる。

「俺のしゃぶりながら気持ちよくなってイったのか？　あぁカンナ、想像以上だよ、カンナは才能の塊だ」

「…………うれ、しぃ」

「可愛いよカンナぁ……絶対に離さないからな、カンナ」

「ぁんっ……！　ん……はなさ、ないで……」

抱き締めると同時に喘ぐなんて、なんて素晴らしい子だろう。俺の心臓と陰茎を破壊したいのか？

（ふぉぉ……カンナたそがこんなにもエロエロだとは。最高ですぞ、エロい処女とか……カンナたそはわたくしの幻覚なのでしょうか。否！　この抱き締め心地は現実ですぞ！）

小柄な身体を抱き締めて悦に浸る。不意に思い付き、カンナの腰に回していた手を下ろし、前立腺マッサージ器具の持ち手をつまむ。

「ん……？　んぁっ！？　ぁ、あんっ、んんっ！」

前立腺マッサージ器具の持ち手をつまんで揺らし、カンナの後孔にぐちゅぐちゅと音を立てさせる。当然カンナは快楽に戸惑い、喘ぎ、俺に抱きつく。

「ぁ、あぁっ……！　みぃくんっ、みぃくんっ！　きもちぃっ、んっ、ぁんっ……みぃ、くんっ……！」

胡座をかいた足の上に敷いていたタオルにカンナの精液がとぷとぷと零れていく。

「おしりっ、とけちゃ、ぁっ、んんっ……！　みぃくんっ、ぼく……おしりっ、変になるぅ……！」

「あぁ、カンナのお尻は変わるんだよ。気持ちいいことが出来る場所になるんだ」

「ぅ、うぅっ……！　みぃくんっ、ん、んんっ、ぁんっ……んんんっ！　ぁ、あぁ……！」

ガクガクと腰が震え始めた、次に絶頂したら一旦止めてやろう。

（しかし、耳元でこうも喘がれると……脳がヤバいですな。脳がなんかこう、ヤバいですな）

俺に抱きついたカンナは俺の肩に頭を乗せており、カンナの喘ぎ声が今まで以上によく聞こえる。鼓膜を揺らす甲高い喘ぎ声に俺はすっかりやられていた。

「ぁあっ……みぃくんっ、みぃくん、なんか、くるっ……きもちぃのっ、また、ぅうんっ、もっとおっきぃの……！」

一際大きな絶頂を迎える寸前のようだ。パブロフの犬のように俺の声に反応するよう、気取った声で愛でも囁くか。

「受け入れられるか？　カンナはすごいな……愛してるよ」

「……っ！　ん、んんぅ～っ……！　ぅ、あっ……ぁあっ！」

俺にぎゅうっとしがみつき、ビクビクと身体を跳ねさせ、カンナにしては大きな声を出した。絶頂したのだろうと察した俺はカンナの後孔から前立腺マッサージ器具を引き抜いた。ちゅうっと吸い付いてきた感覚は忘れられないだろう。

「ぁ……はぁっ、ぁ……ふ、ぅ……」

「大丈夫か？　カンナ。タオルとかは俺が片付けるからゆっくり休んでくれ。立てるようになったら風呂場に来てくれ、ローションなんかは出しちゃった方がいいからな」

洗面器と前立腺マッサージ器具とタオルを持ち、風呂場へ向かおうとするとカンナにジーンズの裾を掴まれた。

「……っしょに、ぃく……」

「あ……あぁ、そうだな、一緒に行こう」

俺は荷物をカンナに持たせ、カンナをお姫様抱っこして風呂場に向かった。生尻の触り心地もぐったりした身体の重みも、何もかもが最高に幸せで俺の陰茎はいつの間にか再び元気になっていた。