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すっかりハマっちゃった
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カンナが射精した。前立腺マッサージ器具のみでの絶頂に成功したのだ。
「カンナ! すごいぞ、やっぱりカンナはすごい、イけたじゃないか!」
「んんんっ……! ゃ、もぉ、気持ち、よく……なった、のにぃっ、ずっと……んっ、とんって……!」
絶頂直後から快感に責められて困惑しているようだ。出来ればこのまま連続絶頂にハマって欲しいが、快感がトラウマになられるのも困る。
「カンナ……一旦抜くか?」
「ぅ……ゃ、やだ……みぃくんっ、ぎゅって……」
カンナは快感から逃れることよりも俺のハグを選んだ。俺はすぐに胡座をかいて足にタオルを敷き、カンナを足に乗せてお姫様抱っこをするように抱き締めた。
「……っ! みぃ、くっ……うれ、し……だい、すき……」
「カンナ……! そんなふうに言ってくれるなんて、俺もめちゃくちゃ嬉しいよ、俺もカンナが大好きだ」
稚拙な言葉で愛を語った瞬間、カンナの身体がビクンと跳ねた。まさか、俺の言葉にときめいて快感が増幅されたのだろうか。脳イキの素質もあるなんて、本当に天才かもしれない。
「ぅ、うぅっ……ぁ、あ……! みぃくんっ、みぃ、くっ……おなか、変……!」
「どう変なのか教えてくれるか? 正しい変と、すぐやめなきゃいけない変があるからな」
大丈夫だとは思うが、もしローションが身体に合わないのなら即刻中断しなければならない。
「おなか、あつ……く、てっ……ぴりぴり……おしり、とけ、ちゃ……そぉ、でっ」
「……っ! カンナ、最高だよ。順調な証拠だ、俺の彼氏の才能が発揮されてるよ」
「ほん、と……? じゃ……これ、でっ……」
「あぁ、それでいいんだよカンナ」
身体を跳ねさせる間隔が短くなり、一度の跳ねが大きくなってきた。快楽を受け入れた成果だろうか。
「よし、カンナ。次は喘いでみようか」
「ぇ……?」
「こういう話知ってるか? ジェットコースターでは絶叫した方が楽しめるって。叫ぶことで脳がより、なんか……な! 声に出すことは重要なんだよ、出来そうか?」
ネットで聞きかじっただけの真偽不明かつ説明不足な俺の話をカンナは真面目に聞いてくれて、喘ぐ決心をしてくれた。
「何、言えば……?」
「出したい声を出せばいい、って言っても難しいよな。じゃあ……とりあえず、あんって言ってごらん」
「あん……?」
「何回も、気持ちいい波に合わせて、あん、あんって」
兜合わせをした時は自然に喘いでくれたと記憶しているが、慣れない快感に自然な反応を見せるのは難しいのだろうか。
「あん……あん……」
喘ぎ声に集中してしまって快楽を拾っていない、そんな事態になっている気がする。まぁ、見守ってみるか。
「あ、ん……んっ、ぁん……ぁんっ、んん……」
よくなってきたが、まだ恥じらいがあるな。
「……カンナ、大丈夫。俺はカンナの声を聞くのが楽しいし嬉しいよ」
「…………っ! んっ、ぁんっ! ぁ、んっ、あぁっ……! んっ、んんっ!」
前立腺マッサージ器具が発生させる快感に素直に喘ぐようになった。細い足をピクピクと跳ねさせ、俺の服や手をぎゅうっと握り、後孔の快感だけで陰茎を震わせている。
「よし、カンナ……喘ぎ声に言葉を混ぜていこう。俺に伝えたいことはないか?」
「ぁんっ、ん、ん……?」
「俺の名前とか呼んでくれると嬉しいな。好きとか、気持ちいいとか、そういう単純なのでいい。むしろ単純なのがいい」
「ん……みぃくんっ、んっ……ぁんっ、ん、みぃくんっ……すき……」
ぐずるような甲高い喘ぎ声に俺の名前が混じった。素直なカンナへのときめきで心臓が正しい働きを放棄しそうだ。
「す、きっ……みぃくんっ、すき……んっ、んぁっ……んっ、きもちいぃ……」
「……誰に何をされてどこがどうしてどう気持ちいいか言ってくれると、俺めちゃくちゃ興奮するんだけど……言えそうか?」
「んっ……みぃくんっ、に……きもちぃのっ……ん、んんっ! して、もらってぇっ……カンナのっ、おしり……とんとんっ、されてっ……から、だっ……あつ、くてぇっ……きもち、ぃっ……」
「全部一気に言わなくてもよかったんだけど……でも、最高だよカンナ……ちょっと下ろすぞ、もう限界だ」
一旦カンナを足の上から下ろし、俺は自らの陰茎をジーンズと下着の中から解放した。外気に触れた巨根は先走りの汁でてらてらと輝き、血管を浮かせて凶悪な見た目をより醜悪に変えていた。
「ごめん、もう破裂しそうで……カンナ、オカズにしていいか? するぞ」
パンパンに膨れたそれを扱き始めるとカンナにその手を止められた。
「カンナ……?」
「……みぃくん、ぼくを……ゆ、せん……して、がまん……して、た……?」
「あ、あぁ……そうだな、カンナを優先して自分は我慢してたよ。だからそろそろ扱かせて欲しいんだけど」
「ぼく、に……させ、て?」
お詫びのつもりか? カンナに後孔の快感を教えているのも俺の勝手なのに?
「……やだ?」
「そっ、そんな訳ないだろ! 嬉しいよ、嬉しすぎてちょっと止まっちゃったんだ。カンナがしてくれるんだな、すごく嬉しい……頼むよカンナ、すぐ出しちゃうかもしれないけど」
カンナの服を汚さないよう、射精しそうになったら亀頭を手で覆おう。そう無言で決めた俺の亀頭をカンナは口内に隠した。
「カンナ! すごいぞ、やっぱりカンナはすごい、イけたじゃないか!」
「んんんっ……! ゃ、もぉ、気持ち、よく……なった、のにぃっ、ずっと……んっ、とんって……!」
絶頂直後から快感に責められて困惑しているようだ。出来ればこのまま連続絶頂にハマって欲しいが、快感がトラウマになられるのも困る。
「カンナ……一旦抜くか?」
「ぅ……ゃ、やだ……みぃくんっ、ぎゅって……」
カンナは快感から逃れることよりも俺のハグを選んだ。俺はすぐに胡座をかいて足にタオルを敷き、カンナを足に乗せてお姫様抱っこをするように抱き締めた。
「……っ! みぃ、くっ……うれ、し……だい、すき……」
「カンナ……! そんなふうに言ってくれるなんて、俺もめちゃくちゃ嬉しいよ、俺もカンナが大好きだ」
稚拙な言葉で愛を語った瞬間、カンナの身体がビクンと跳ねた。まさか、俺の言葉にときめいて快感が増幅されたのだろうか。脳イキの素質もあるなんて、本当に天才かもしれない。
「ぅ、うぅっ……ぁ、あ……! みぃくんっ、みぃ、くっ……おなか、変……!」
「どう変なのか教えてくれるか? 正しい変と、すぐやめなきゃいけない変があるからな」
大丈夫だとは思うが、もしローションが身体に合わないのなら即刻中断しなければならない。
「おなか、あつ……く、てっ……ぴりぴり……おしり、とけ、ちゃ……そぉ、でっ」
「……っ! カンナ、最高だよ。順調な証拠だ、俺の彼氏の才能が発揮されてるよ」
「ほん、と……? じゃ……これ、でっ……」
「あぁ、それでいいんだよカンナ」
身体を跳ねさせる間隔が短くなり、一度の跳ねが大きくなってきた。快楽を受け入れた成果だろうか。
「よし、カンナ。次は喘いでみようか」
「ぇ……?」
「こういう話知ってるか? ジェットコースターでは絶叫した方が楽しめるって。叫ぶことで脳がより、なんか……な! 声に出すことは重要なんだよ、出来そうか?」
ネットで聞きかじっただけの真偽不明かつ説明不足な俺の話をカンナは真面目に聞いてくれて、喘ぐ決心をしてくれた。
「何、言えば……?」
「出したい声を出せばいい、って言っても難しいよな。じゃあ……とりあえず、あんって言ってごらん」
「あん……?」
「何回も、気持ちいい波に合わせて、あん、あんって」
兜合わせをした時は自然に喘いでくれたと記憶しているが、慣れない快感に自然な反応を見せるのは難しいのだろうか。
「あん……あん……」
喘ぎ声に集中してしまって快楽を拾っていない、そんな事態になっている気がする。まぁ、見守ってみるか。
「あ、ん……んっ、ぁん……ぁんっ、んん……」
よくなってきたが、まだ恥じらいがあるな。
「……カンナ、大丈夫。俺はカンナの声を聞くのが楽しいし嬉しいよ」
「…………っ! んっ、ぁんっ! ぁ、んっ、あぁっ……! んっ、んんっ!」
前立腺マッサージ器具が発生させる快感に素直に喘ぐようになった。細い足をピクピクと跳ねさせ、俺の服や手をぎゅうっと握り、後孔の快感だけで陰茎を震わせている。
「よし、カンナ……喘ぎ声に言葉を混ぜていこう。俺に伝えたいことはないか?」
「ぁんっ、ん、ん……?」
「俺の名前とか呼んでくれると嬉しいな。好きとか、気持ちいいとか、そういう単純なのでいい。むしろ単純なのがいい」
「ん……みぃくんっ、んっ……ぁんっ、ん、みぃくんっ……すき……」
ぐずるような甲高い喘ぎ声に俺の名前が混じった。素直なカンナへのときめきで心臓が正しい働きを放棄しそうだ。
「す、きっ……みぃくんっ、すき……んっ、んぁっ……んっ、きもちいぃ……」
「……誰に何をされてどこがどうしてどう気持ちいいか言ってくれると、俺めちゃくちゃ興奮するんだけど……言えそうか?」
「んっ……みぃくんっ、に……きもちぃのっ……ん、んんっ! して、もらってぇっ……カンナのっ、おしり……とんとんっ、されてっ……から、だっ……あつ、くてぇっ……きもち、ぃっ……」
「全部一気に言わなくてもよかったんだけど……でも、最高だよカンナ……ちょっと下ろすぞ、もう限界だ」
一旦カンナを足の上から下ろし、俺は自らの陰茎をジーンズと下着の中から解放した。外気に触れた巨根は先走りの汁でてらてらと輝き、血管を浮かせて凶悪な見た目をより醜悪に変えていた。
「ごめん、もう破裂しそうで……カンナ、オカズにしていいか? するぞ」
パンパンに膨れたそれを扱き始めるとカンナにその手を止められた。
「カンナ……?」
「……みぃくん、ぼくを……ゆ、せん……して、がまん……して、た……?」
「あ、あぁ……そうだな、カンナを優先して自分は我慢してたよ。だからそろそろ扱かせて欲しいんだけど」
「ぼく、に……させ、て?」
お詫びのつもりか? カンナに後孔の快感を教えているのも俺の勝手なのに?
「……やだ?」
「そっ、そんな訳ないだろ! 嬉しいよ、嬉しすぎてちょっと止まっちゃったんだ。カンナがしてくれるんだな、すごく嬉しい……頼むよカンナ、すぐ出しちゃうかもしれないけど」
カンナの服を汚さないよう、射精しそうになったら亀頭を手で覆おう。そう無言で決めた俺の亀頭をカンナは口内に隠した。
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