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風呂でも服は頑なに

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カンナにお姫様抱っこをして風呂場まで運んだ。黄色い風呂場用の椅子にカンナを座らせ、持たせていた洗面器とその中身を受け取る。

「カンナ、ちょっと待っててくれよ」

靴下を脱いで袖と裾をめくり、洗面器にお湯を張って前立腺マッサージ器具を浸ける。ローションや精液で汚れたタオルを洗う。

「濡れたタオルってこのまま洗濯機入れて大丈夫か?」

「ぅ、ん……」

脱衣場に置いてある洗濯機にタオルを投げ入れ、風呂場に戻って前立腺マッサージ器具を洗う。それが終わったら洗面器の湯を捨て、新しい湯を入れる。

「……なぁカンナ、ローションをお尻に入れっぱなしにするのはよくないから、これからカンナのお尻の中を洗おうと思うんだ。服、濡れるかもしれないけど……脱がなくていいんだな?」

「みぃくん、が……しな、きゃ……だめ?」

「あぁ、カンナが慣れてるならいいんだけど、初めてだろ? 俺も初めてだけどカンナと違ってカンナのお尻をじっくり見られるから、安全だし確実なんだ」

カンナは少し迷った後、クマを模したモコモコの部屋着を脱がないと決めた。彼は俺の指示通りに壁に手を当て、俺に向かって尻を突き出した。

「……おね、がい」

出来れば服を濡らしたくはないようで、カンナは服を少しめくって腰を俺に見せた。すべすべしてそうなキメ細やかな肌がずっと続いているように見えるが、何故服を脱ぎたがらないのだろう、めくったら嫌がるかな。

「分かった。お湯かけるぞ」

「ん……」

服を濡らさないよう気を付けながらカンナの尻に湯をかけ、割れ目に中指を滑らせる。

「ひぅっ……!」

後孔に上手く入らず割れ目に垂れた分を落としたら、次は後孔だ。

「カンナ、指入れるぞ」

「……ぅん」

最初よりは入れやすくなったが、まだまだキツい。ぎゅうぎゅうと中指を締め付け、追い出そうとしている。

(美少年の家の風呂で美少年のケツに指突っ込んでるって、どういうことなんでしょう。やっぱり夢なのでは?)

腸壁がぬるぬると濡れているのを確認し、一旦指を抜く。お湯が後孔に入るかもしれないと断ってから再び穴に指を入れ、穴にシャワーをかける。

「ひ、ぅっ……んぁっ、お湯、入ってきてる……!」

「ちょっと出し入れするぞ」

ローションをかき出すため指を軽く曲げて抜き挿しを繰り返す。カンナはピクピクと身体を跳ねさせて快感を覚えていることを俺に教えた。

「ぁ、んっ……んんっ、みぃくんっ……きもち、とこ、して……」

「気持ちいいとこ? 前立腺か?」

「……ぅん」

「ローション全部出せたら、その後でな」

腸壁を指の腹で優しく引っ掻いてやっていると可愛らしいおねだりがあったので、ローション処理後のご褒美を楽しみに待つ。

「ローション……これで全部出たかな、不自然なぬるゆるはもうないし……カンナ、気持ちいいところしてやるからな」

カンナもこれをご褒美だと思ってくれたようで、突き出されている尻にも気合が入ったのが分かった。

「んっ、んんっ! ぁ、んん……!」

事前に見つけておいた前立腺をくりくりと指で転がすように愛撫し、カンナの快感を高めていく。

「は、ぁっ、あぁあっ……! ん、んぅうっ……みぃくんっ、カンナっ、お尻きもち……んぁっ!」

カンナの陰茎はもう甘出しを止められなくなっている。絶頂が近いと察した俺はカンナの下腹に手を回し、ぐっと押さえて体の外側から前立腺を刺激した。

「ひぁあっ……!? んゃっ、挟んじゃっ、ぁ、ああぁっ……!」

ぴゅるっ……と少量の精液が漏れ、腸壁が微かに震える。後孔から指を抜いて下腹から手を離し、陰茎も軽くすすぐ。

「ひ、ぁっ……!」

「よし……だいたい終わった。上がろうか」

脱衣場に出てカンナの腰にバスタオルを巻いてやり、小さな椅子に座らせる。

「着替え取ってくるよ、どこにあるんだ?」

「おし、れ……の、下の……たな、の……にだ、め……ぱん、だから……ずぼ、は……脱い、の」

「押し入れの下の棚の二段目がパンツ、ズボンはさっき脱いだヤツでいいんだな? 分かった、持ってくるよ。さっきまで履いてた方のパンツは洗濯機に入れるか? あぁ、待っててくれ」

こくりと頷いたカンナを置いて彼の部屋に戻り、押し入れを開ける。上側は布団、下側にはプラスチック製の棚があった。二段目を開けると下着が並んでいた。

(ふぉう! カンナたそおぱんつ! 片っ端から持って帰りたいところですが、ここは落ち着いてカンナたそに履かせるパンツを吟味するのですぞ。と言っても際どいのとかありませんな、シルエットはほぼ同じ……グレーのでいいか)

押し入れを閉めたら床に脱ぎ捨ててあったボーダー柄のズボンを拾って腕にかけ、先程までカンナが履いていた下着も拾う。

(ふむ、まぁこれは……くんかくんかするしかありませんな! くんかくんか……うむ、即射精もののかほり)

カンナの陰茎を包んでいただろう部分に鼻を擦り付けて匂いを堪能し、嗅ぎながら部屋を出る。脱衣場に入る前に素早く離し、何の興味もなさそうに洗濯機に放り込む。

(これを洗うなんてとんでもない! お土産として要求したいですぞ……ちくせう)

自分で下半身を拭き終えていたカンナに替えの下着とズボンを渡した。

「……ぁ、り……がとっ」

「着替えなくていいのか?」

「ぅん……これ、しか……ないし」

用意している可愛い服が、という意味かな? 俺は色んな服のカンナが見たいのだが、催促はせず気長に待とう。

「……ご、はん……たべ、る?」

「あぁ、そうしようか。楽しみだな、クマさんにエサやり出来るんだもんな」

カンナはすぐにフードを被り、クマ耳を目立たせて微笑んだ。
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