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番長の彼氏を輪姦してやった
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センパイは隠れ家などにはマットレスを運び込んで快適に過ごしていたのに、コイツらは準備が悪い。散々蹴られて痛んでいるのに立ってヤるか、硬くて汚い床に寝転がったり手をついたりするかだ、両方嫌だな。
「自分から脱ぐなんて……へへ、えっちな子だ。まだ高一のクセに」
キモい、そんな本音を表に出さないよう口を噤む。脱いだシャツを床に落とし、ズボンと下着も脱いでしまう──と、後ろに立っていた俺を輪姦する予定の連中が「おぉっ」と声を漏らした。
「ケツから精液垂れてる、さっきまでヤってたのかよ」
「しかも生中とか。ロッカーに入れてやったヤツか?」
「あんなちびっこいのともヤんのかぁ、見境なしだな」
ミチに出された精液が垂れているようだ。言及されて羞恥心が膨らみ始めたが、ぐっと堪えて平静を装った。
「えっと、お兄さん? どうヤる?」
「顔が見たいなぁ」
「お兄さん初めてだったよね。騎乗位でいい? じゃあ寝て」
どうしてこんな名前も知らない気色の悪い男の上で腰を振らなきゃならないんだ。何の見返りもない分援交の方がまだマシだ。
「もう入れていい?」
「欲しがりさんだな。ぅへへ……いいよ」
気持ち悪いんだよ短小包茎が、なんて言ったらどんな目に遭わされるか分からない。俺は黙って男に跨り、ゴムを被った陰茎を挿入させた。
「ん……」
「声我慢しなくていいよ、もっと喘いで」
ミチの巨根に拡げられたばかりの穴がこんな短小でどうにかなる訳ないだろう。縫い針で耳掃除が出来るか? そういうレベルの話だ。
「あん、あん……気持ちいいです、お兄さん」
機嫌を取っておかないとミチにまで危険が及ぶかもしれない。ロッカーの扉を叩く気力を失ってすすり泣いているミチをこれ以上怖い目に遭わせるのは嫌だ。
「す、すごい……これがセックス……めちゃくちゃ気持ちいい。すごく締め付けてくる」
「お兄さんのがおっきーからですよー」
締め付けているか? 俺はほとんど何も感じないぞ、コンドームのサイズが合ってないんじゃないか?
「だろっ? 俺のはデカい……やっぱ男はここのデカさだよな。うっ、出るっ……!」
「出たんですか? お疲れ様でした」
短小で包茎な上に早漏で射精量まで少ないなんて最悪だ。出来るだけ時間を稼ぎたかったのに。
「もう一回します?」
「無理だ……本当にえっちな子だね、弟の復讐が終わったら付き合わないか? 二日に一回は抱いてやれるぞ」
しょぼっ。
「考えておきます。弟さん、何の復讐するんですか?」
「受け継いだ総長の名前とバイクに傷を付けられたからとか……弟とはいえ、不良の考えることは分からないよ」
ヤツらは暴走族なのか? センパイも嫌な相手と喧嘩をしてくれたものだ。
「まぁ、俺には関係ないけどね」
センパイと知り合う前の俺は喧嘩無敗の強さはもちろん寡黙で硬派なところに憧れていた。けれど、実の所彼は案外お喋りだし、女性に興味がないだけで色好みの男だ。
反転したイメージによって腕っぷしの強さへの憧れも、喧嘩なんてやめて欲しいという願いへ反転した。
「終わった? じゃあ次俺らね」
センパイの過去の所業は確かに酷いものだし、今の事態も因果応報なのだろう。けれど、それでも、あの繊細な大男にこれ以上傷付いて欲しくない。自分のせいで俺が酷い目に遭ったなんて思わないで欲しい。
「俺バックが好きなんだよね~」
「ぅあっ……!」
「待ってんのもアレだし口でしてよ」
「んぅっ……!?」
現在の陵辱よりも、未来のセンパイの表情の方が気にかかる。
「形州に躾けられてんだろ? アイツ二メートルくらいあるじゃん。絶対ちんこもデカいと思うんだよな。お前とお前くらいなら二本一気にイケんじゃね?」
「俺とコイツならってどういう意味だコラァ!」
輪姦には性欲解消だけでなく、俺を貶めてセンパイの精神を追い詰めようという意図がある。俺が平気な顔を演じるのは意味があるはずだ、泣かないでいればコイツらは俺を犯す意味を一つ失うはずだ。
「うっ……ふぅー……終わったぜ」
「俺も、そろそろっ……!」
屈辱だが、俺を汚いと思わせられてよかった。臭い陰茎を咥えていられるのも、不味い精液を注がれずに済んでいるのも、ヤツらがコンドームをつけているからだ。
「はぁ……やべぇぜコイツ、超フェラ上手ぇ」
「次……誰?」
さっき歯を折られたのだから、あまり口を使わせないで欲しい。
「じゃ俺口にしよ」
目の前に突き出された陰茎は根野のものと比べても小さいが、さっき咥えたものよりは大きい。躊躇っていると髪を掴まれ無理矢理口を開かされ、ねじ込まれた。
「んんぅ……! んゔぅっ!?」
乱暴な陰茎がぐらついている奥歯を突いた。咥えていたおかげで叫ばずに済み、ミチに余分な心配をかけずに済んだ。
「おい足もっと開け。お前ちょっと持っとけ」
足を大きく開かされ、また新しい陰茎が押し当てられる。小さそうだし大丈夫だろうと甘く見ていたが、二本目が挿入されて俺は叫んでしまった。
「んんっ……ぅあっ、ぁあっ! 痛いっ! ぃやだっ、無理っ、絶対無理ぃっ! やだやだやだぁっ、裂けるっ、痛いっ……んぐぅっ!」
「ちゃんとしゃぶれ! おいどういうことだ、全然口よくねぇじゃねぇかよ」
「俺の時はすごかったんだよ! 俺のがデカすぎて顎疲れたのかもな……」
無理矢理二本も挿入された後孔は裂けてしまいそうに痛い。しかし、互いに押し合い擦れ合う陰茎は腸壁も強く擦るため、痛みと同時に快感もある。
「んぁああっ! ぃ、やあっ、痛いっ……ひんっ! んぁっ、ぁ、んむぅうっ……!」
仰け反って甲高い声で喘げば髪を掴まれて陰茎を咥え直さされる。さっきのリンチで歯が一本折れて、一本ぐらついているのに、無茶苦茶に口内を掻き回すなんて最低だ。
「ノ、ノ……ノゾムくんっ! ノゾムくぅんっ! 何されてるの!? みみ、見えないよっ、暗いよぉ!」
暴れ疲れて大人しくなっていたミチが再び暴れ出した。
「ぼ、ぼっ、僕の彼氏に酷いことするなぁっ! ぅうぅ……出せっ、出せよぉっ!」
涙混じりの声だ。泣いているくせに勇敢に吠えている。俺を心配してくれていることに、いや、僕の彼氏だなんて独占欲を出してくれたことに、ときめいてしまった俺は二本の陰茎を締め付けて絶頂してしまった。
「おっ、ははっ、イきやがったぜコイツ」
「二輪挿しでイけるとかすげぇな」
二人は構わずに俺の腹の中で二本の肉棒を暴れさせ、絶頂したばかりの腸壁に更に快楽を受けることを強いた。
「んぅうっ、んんっ、んっ……んんっ! ふ……んぅんっ!」
口腔と後孔で計三本の陰茎がほぼ同時に射精を果たした。後孔から陰茎が抜ける瞬間も当然快感だが、コンドームの先端に溜まった精液が抜ける快感もかなり強い。質の悪いアナルパールもどきと言ったところだ。
「はー……出した出した」
「おーい、終わったぜー」
輪姦はこれで終わりのようだ。体力を温存させるつもりなのか、単純に体力がないのか、それはどうでもいい。
「終わったか。おいお前、形州に連絡しろ」
「んだよまだ呼んでなかったのかよ」
脱いだズボンから出されたスマホが渡される。センパイに喧嘩して欲しくないという思いは保身よりも僅かに強く、俺の指は動かなかった。
「あの……やめてくれませんか? センパイがあなた達を殴ったりしたのは、俺が謝りますし……俺にしたことでおあいこってことで。足りないなら俺を殴っても犯してもいいからっ、だから」
「だから? 何、形州呼び出す気ねぇのお前」
「俺が身代わりになります! だからセンパイを許しっ……!?」
土下座のため顔を下げようとした瞬間、顔を蹴り上げられた。鼻と口からダラダラと垂れていく血を見て、激痛を味わって、保身の気持ちが大きくなる。
「おい、コンドーム貸せ」
「何、収集癖?」
「んなもん集めるか!」
精液を注がれなかったからまだ穢され切ってはいないと心のどこかで思っていたのに、五つのコンドームに溜まった精液を髪や顔にかけられ、汚いだの何だのと嘲笑され、俺の指が勝手に動いた。
「おっ、形州と繋がったか? 初めっから素直にしてりゃいいんだ……よっ!」
座り込んでいる俺の腹に爪先がめり込む。言うことを聞いただろと喚く元気もなく、取り上げられたスマホのコール音をただ聞いた。
『…………もしもし、ノゾム?』
スピーカー機能がオンにされて聞こえたその声を聞いて、必死に止めていた涙が溢れた。
「自分から脱ぐなんて……へへ、えっちな子だ。まだ高一のクセに」
キモい、そんな本音を表に出さないよう口を噤む。脱いだシャツを床に落とし、ズボンと下着も脱いでしまう──と、後ろに立っていた俺を輪姦する予定の連中が「おぉっ」と声を漏らした。
「ケツから精液垂れてる、さっきまでヤってたのかよ」
「しかも生中とか。ロッカーに入れてやったヤツか?」
「あんなちびっこいのともヤんのかぁ、見境なしだな」
ミチに出された精液が垂れているようだ。言及されて羞恥心が膨らみ始めたが、ぐっと堪えて平静を装った。
「えっと、お兄さん? どうヤる?」
「顔が見たいなぁ」
「お兄さん初めてだったよね。騎乗位でいい? じゃあ寝て」
どうしてこんな名前も知らない気色の悪い男の上で腰を振らなきゃならないんだ。何の見返りもない分援交の方がまだマシだ。
「もう入れていい?」
「欲しがりさんだな。ぅへへ……いいよ」
気持ち悪いんだよ短小包茎が、なんて言ったらどんな目に遭わされるか分からない。俺は黙って男に跨り、ゴムを被った陰茎を挿入させた。
「ん……」
「声我慢しなくていいよ、もっと喘いで」
ミチの巨根に拡げられたばかりの穴がこんな短小でどうにかなる訳ないだろう。縫い針で耳掃除が出来るか? そういうレベルの話だ。
「あん、あん……気持ちいいです、お兄さん」
機嫌を取っておかないとミチにまで危険が及ぶかもしれない。ロッカーの扉を叩く気力を失ってすすり泣いているミチをこれ以上怖い目に遭わせるのは嫌だ。
「す、すごい……これがセックス……めちゃくちゃ気持ちいい。すごく締め付けてくる」
「お兄さんのがおっきーからですよー」
締め付けているか? 俺はほとんど何も感じないぞ、コンドームのサイズが合ってないんじゃないか?
「だろっ? 俺のはデカい……やっぱ男はここのデカさだよな。うっ、出るっ……!」
「出たんですか? お疲れ様でした」
短小で包茎な上に早漏で射精量まで少ないなんて最悪だ。出来るだけ時間を稼ぎたかったのに。
「もう一回します?」
「無理だ……本当にえっちな子だね、弟の復讐が終わったら付き合わないか? 二日に一回は抱いてやれるぞ」
しょぼっ。
「考えておきます。弟さん、何の復讐するんですか?」
「受け継いだ総長の名前とバイクに傷を付けられたからとか……弟とはいえ、不良の考えることは分からないよ」
ヤツらは暴走族なのか? センパイも嫌な相手と喧嘩をしてくれたものだ。
「まぁ、俺には関係ないけどね」
センパイと知り合う前の俺は喧嘩無敗の強さはもちろん寡黙で硬派なところに憧れていた。けれど、実の所彼は案外お喋りだし、女性に興味がないだけで色好みの男だ。
反転したイメージによって腕っぷしの強さへの憧れも、喧嘩なんてやめて欲しいという願いへ反転した。
「終わった? じゃあ次俺らね」
センパイの過去の所業は確かに酷いものだし、今の事態も因果応報なのだろう。けれど、それでも、あの繊細な大男にこれ以上傷付いて欲しくない。自分のせいで俺が酷い目に遭ったなんて思わないで欲しい。
「俺バックが好きなんだよね~」
「ぅあっ……!」
「待ってんのもアレだし口でしてよ」
「んぅっ……!?」
現在の陵辱よりも、未来のセンパイの表情の方が気にかかる。
「形州に躾けられてんだろ? アイツ二メートルくらいあるじゃん。絶対ちんこもデカいと思うんだよな。お前とお前くらいなら二本一気にイケんじゃね?」
「俺とコイツならってどういう意味だコラァ!」
輪姦には性欲解消だけでなく、俺を貶めてセンパイの精神を追い詰めようという意図がある。俺が平気な顔を演じるのは意味があるはずだ、泣かないでいればコイツらは俺を犯す意味を一つ失うはずだ。
「うっ……ふぅー……終わったぜ」
「俺も、そろそろっ……!」
屈辱だが、俺を汚いと思わせられてよかった。臭い陰茎を咥えていられるのも、不味い精液を注がれずに済んでいるのも、ヤツらがコンドームをつけているからだ。
「はぁ……やべぇぜコイツ、超フェラ上手ぇ」
「次……誰?」
さっき歯を折られたのだから、あまり口を使わせないで欲しい。
「じゃ俺口にしよ」
目の前に突き出された陰茎は根野のものと比べても小さいが、さっき咥えたものよりは大きい。躊躇っていると髪を掴まれ無理矢理口を開かされ、ねじ込まれた。
「んんぅ……! んゔぅっ!?」
乱暴な陰茎がぐらついている奥歯を突いた。咥えていたおかげで叫ばずに済み、ミチに余分な心配をかけずに済んだ。
「おい足もっと開け。お前ちょっと持っとけ」
足を大きく開かされ、また新しい陰茎が押し当てられる。小さそうだし大丈夫だろうと甘く見ていたが、二本目が挿入されて俺は叫んでしまった。
「んんっ……ぅあっ、ぁあっ! 痛いっ! ぃやだっ、無理っ、絶対無理ぃっ! やだやだやだぁっ、裂けるっ、痛いっ……んぐぅっ!」
「ちゃんとしゃぶれ! おいどういうことだ、全然口よくねぇじゃねぇかよ」
「俺の時はすごかったんだよ! 俺のがデカすぎて顎疲れたのかもな……」
無理矢理二本も挿入された後孔は裂けてしまいそうに痛い。しかし、互いに押し合い擦れ合う陰茎は腸壁も強く擦るため、痛みと同時に快感もある。
「んぁああっ! ぃ、やあっ、痛いっ……ひんっ! んぁっ、ぁ、んむぅうっ……!」
仰け反って甲高い声で喘げば髪を掴まれて陰茎を咥え直さされる。さっきのリンチで歯が一本折れて、一本ぐらついているのに、無茶苦茶に口内を掻き回すなんて最低だ。
「ノ、ノ……ノゾムくんっ! ノゾムくぅんっ! 何されてるの!? みみ、見えないよっ、暗いよぉ!」
暴れ疲れて大人しくなっていたミチが再び暴れ出した。
「ぼ、ぼっ、僕の彼氏に酷いことするなぁっ! ぅうぅ……出せっ、出せよぉっ!」
涙混じりの声だ。泣いているくせに勇敢に吠えている。俺を心配してくれていることに、いや、僕の彼氏だなんて独占欲を出してくれたことに、ときめいてしまった俺は二本の陰茎を締め付けて絶頂してしまった。
「おっ、ははっ、イきやがったぜコイツ」
「二輪挿しでイけるとかすげぇな」
二人は構わずに俺の腹の中で二本の肉棒を暴れさせ、絶頂したばかりの腸壁に更に快楽を受けることを強いた。
「んぅうっ、んんっ、んっ……んんっ! ふ……んぅんっ!」
口腔と後孔で計三本の陰茎がほぼ同時に射精を果たした。後孔から陰茎が抜ける瞬間も当然快感だが、コンドームの先端に溜まった精液が抜ける快感もかなり強い。質の悪いアナルパールもどきと言ったところだ。
「はー……出した出した」
「おーい、終わったぜー」
輪姦はこれで終わりのようだ。体力を温存させるつもりなのか、単純に体力がないのか、それはどうでもいい。
「終わったか。おいお前、形州に連絡しろ」
「んだよまだ呼んでなかったのかよ」
脱いだズボンから出されたスマホが渡される。センパイに喧嘩して欲しくないという思いは保身よりも僅かに強く、俺の指は動かなかった。
「あの……やめてくれませんか? センパイがあなた達を殴ったりしたのは、俺が謝りますし……俺にしたことでおあいこってことで。足りないなら俺を殴っても犯してもいいからっ、だから」
「だから? 何、形州呼び出す気ねぇのお前」
「俺が身代わりになります! だからセンパイを許しっ……!?」
土下座のため顔を下げようとした瞬間、顔を蹴り上げられた。鼻と口からダラダラと垂れていく血を見て、激痛を味わって、保身の気持ちが大きくなる。
「おい、コンドーム貸せ」
「何、収集癖?」
「んなもん集めるか!」
精液を注がれなかったからまだ穢され切ってはいないと心のどこかで思っていたのに、五つのコンドームに溜まった精液を髪や顔にかけられ、汚いだの何だのと嘲笑され、俺の指が勝手に動いた。
「おっ、形州と繋がったか? 初めっから素直にしてりゃいいんだ……よっ!」
座り込んでいる俺の腹に爪先がめり込む。言うことを聞いただろと喚く元気もなく、取り上げられたスマホのコール音をただ聞いた。
『…………もしもし、ノゾム?』
スピーカー機能がオンにされて聞こえたその声を聞いて、必死に止めていた涙が溢れた。
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