どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第三章-サマーオーシャン連合国-エルフの国編-

-第三章五十四節 戦況を変える四人と無双ゲーと出鱈目なマサツグ達!-

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さて、宮殿の方で色々な話が有った後…マサツグ達も急いで泡エレベーターの

所まで走って行くと、現場に向かうのだが…既に敵の侵攻は間近まで迫って

来ているのか砲撃音が聞こえており!…同時に怒号にも似た声が聞こえて来ると、

その苛烈さを物語っていた!…もはや一歩踏み出せばそこは戦場!…そう物語って

居るにも関わらずマサツグ達はいつもの様に構えており!…泡エレベーターが

地上に着いた所でマサツグ達が飛び出すと、目の前にはその敵の波!…進軍して

来るアンデットやらモンスター達の大群を目にするのであった!…


「くっ!!…怯むな!!…撃ち続けろ!!」


__ウオオオオォォォォォ!!!


「……弾も残りが限られている!…このままでは!!…」


「……ッ!?…え、衛兵長!!…あれを!!…」


「ッ!!…何!?……ッ!?…」


大群を前にしてもエルフ達は怯む事無く大砲を撃ち続け!…その後方では

オーク達を待機させていた!…大砲を撃ち尽くした後…或いはある程度殲滅

出来た所でオーク達を投入するのだろうが、モンスター達を殲滅出来ず!…

その圧倒的数に衛兵長らしきエルフがヤバい!と言った様子で色々と現場を

見て考えて居ると、その頭上を!…何やら翼の有る何かが飛行し、それに

気が付いた衛兵の一人が慌てた様子で衛兵長に声を掛けると指をさす!…

当然呼ばれた事で衛兵長も反応すると、慌ててその衛兵の指差す方に目を

向けるのだが!…そこに居たのは一頭の赤い翼竜で、そのエルフ達の防衛陣に

向かい息を吸い始めると、今にもブレスを吐き出さんとして居た!…


__ヴワァッサ!!…ヴワァッサ!!……シュゴオオォォォォ!!!…


「ッ!?…不味い!!…総員退避!!!…退避ぃぃぃ!!!」


__シュゴオオォォォォ!!!…ボシュウウゥ!!!!…


「ッ!?…あっ!…あぁ!!…」


エルフ達の防衛陣上を飛空しては息を吸い!…それに対してエルフの衛兵長も

不味いと感じては、慌てて避難勧告を出し始める!…まさか翼竜まで出て来る

とは!…そんな驚きの様子で砲撃手達に逃げるよう訴えるのだが、その指示も

遅かったとばかりに息を吸い込み終えると、その翼竜はエルフ達の頭上より

火球を吐き捨てる!…当然真っ直ぐエルフ達の頭上より降って来るその火球は

大打撃を与えるもので!…エルフ達だけでなくその衛兵長も!…逃げ遅れた

様子でその迫って来る火球を見詰めては死を悟り!…ただ恐怖に染まった表情を

見せて居ると、次の瞬間そのエルフ達はトンデモナイ光景を目にする!…


__バシュン!!…チャキッ!!…


「どおおおぉぉっせええええええぇぇぇぇいいいいぃぃ!!!!」


__ゴオオォォォ!!!…バジュン!!!…ググググ!!!…


翼竜が吐いた火球がもう直ぐ着弾と言った所でエルフ達の間を誰かが素早く

駆け抜け!…次にその何者かが素早く武器を抜く様な重々しい音を立てると、

次には勇まし過ぎる掛け声を上げ始める!…そして更にはその何者かが抜いた

武器はその火球を受け止めるよう!…思いっきり振り抜いては鍔迫り合いを

し始め!…当然いつまで経っても何も起きない事に、その場で死を覚悟して

居たエルフ達が恐る恐る目を開けて何が起きているのかを確認すると、そこで

大剣を振り抜き火球を弾き飛ばそうとしているマサツグの姿を見つける!…


「ッ~~~~!!!………え?…ッ!?…」


「チョイと失礼しますねぇ~?…」


「ッ!?…え?…えぇ?…」


__ゴゴゴゴ!!!…バジュン!!…


勿論そんな光景を目にしてエルフ達が戸惑って居ると、更に後方より数人

何者かが人混みを掻き分け!…そのエルフ達の防衛陣より前に出て来ては

徐に武器を構え出し!…その様子にエルフ達も気が付いた様子で戸惑いの

視線を前に向けて居ると、頭上ではマサツグが火球を翼竜へ目掛けて

返して見せる!…この時翼竜の吐いた火球は軽く見積もっても3m強有った

のだが、マサツグは無傷で成し遂げ!…その帰って来た火球に翼竜も驚き!…

逃げる間もなく自身の吐いた火球に直撃すると、爆発音と共にダメージを

受ける!…


__…ッ!?…チュドオオォォォン!!!……スタッ!…


「…ふぃ~!!…危機一髪!…」


__ヒュウウゥゥ……ズダアアァァァン!!!!…ギャワアアアァァァ!!!…


火球を打ち返したマサツグは大剣を手に着地を決めると、額の汗を拭い!…

当然諸にダメージを受けた事によって翼竜は怯み!…何なら爆炎の中から

翼竜が落下する姿でエルフ達の眼前に現れると、ただひたすらにグッタリと

した様子を見せていた…そしてそのまま地面に向かい落ちて行っては

攻め入るモンスター達の上に覆い被さると、そのモンスターの大群の一部は

下敷きになるよう翼竜の墜落によってダメージを受け!…運が悪い者は

そのままお陀仏になってしまい!…これによりエルフ達は危機を脱する事に

成功するのだが、勿論その状況に付いて行けずに居た!…


「ッ!?…ッ!?……な、何が起きて!?……ッ!?…」


「ま、まさかこの人間が!?…」


「そ、そんな馬鹿な!?…」


「……さて…おぉ~い、オーディックゥ~!!!

そのワイバーンか何だか分からん奴の止めを頼むぅ~!!!」


ただ目をパチパチとさせては辺りを見回すと、先程まで自身の頭上に有った

火球が消えて居る事に今だ疑問を持ち!…そして最後に見た光景を徐々に

思い出し!…自分達のすぐ目の前に居るマサツグが火球を弾き飛ばした事に

気が付き出すと、信じられない様子でエルフ達は目を見開く!…その際

コイツは本当に人間なのか!?…と言った疑いの目も同時に向けられるの

だが、そんなエルフ達の事など御構い無しに!…マサツグはオーディックに

先程の翼竜に止めを刺すよう呼び掛け!…その呼び掛けにオーディックも

耳をピクっと反応させると、斧を片手にやる気を見せる!…


「ッ!…あい任された!!…じゃあ!…本格的に行くだか!?」


「…面倒だけどな?…」


「やっちゃうのです!!!…」


__…スッ…グググ!!……ドウッ!!!…


その手に持って居る巨大な斧をまるで西遊記の孫悟空の様に!…豪快に

振り回してはマサツグにガッツポーズで返事をし、レイヴンやシロにも

行こうかとばかりに声を掛けると、レイヴンは本音を漏らす…それでも

やるしか無いと分かっている以上、レイヴンは杖を構え!…シロも

ピーカブーで構えてはやる気を見せ!…オーディックと一緒に前へ飛び

出すよう腰を落とし始めると、遂にはオーディックと共にそのモンスターの

大群へ向かって行く!…それと同時にレイヴンも二人の援護をする為に

魔法を唱え始め!…その様子にやはり付いて行けないのか地面に手を突いた

ままエルフ達が固まって居ると、マサツグが声を掛ける。


「…あぁ~っと、さっきから大丈夫か?…

地面にへばってっけど?…」


「ッ!…き…気安く触るな!!!…この人間め!!…

それよりも誰に断ってここに!!…」


「ッ!…へぇ~…

反抗的な態度を取れるって事はそれだけまだ元気って事だな?…

ならいいや……アンタ達はそのまま援護砲撃を頼めるか?…

俺達は突っ込む!…一応後から援軍は来る予定だからそれまでの辛抱だ!…

…踏ん張れよ?」


「ッ!?…援軍!…ッ!…あぁ、オイ待て!!」


状況が飲み込めていないエルフ達に動けるかどうかを尋ねると、その中でも

衛兵長に手を差し伸べるのだが…衛兵長はマサツグに対して反抗的で、

その差し述べた手を払い除けて文句を言うと、自力で立ち上がって見せる!…

そして続け様に戦場へ入って来た事に対しても怒りを若干露にするのだが、

マサツグは聞いて居ない様子で…寧ろ手を払われた事に若干ムッとしており、

元気があると皮肉を言うよう言葉を掛けると、衛兵長の尊厳など無視して

命令をする!…その際後から援軍が来る事も伝えると、エルフの衛兵達は

それを聞いて活気を取り戻し!…マサツグはマサツグで踏ん張るよう

エルフ達に指示を出し、自分も前線へ向かうよう駆け出して行くと、衛兵長の

制止を振り切る!…さてここからがまたエルフ達を驚かせる事になる!…

マサツグ達が前線に出た事によって戦況は大きく変動する!…何故なら!…


__ゴゴゴゴゴ!!!…


「牙王!!!…重破斬んんん~~!!!!」


__ブオォン!!…ドゴオオオォォォォォ!!!!……ギャワアアアァァ!!!…


「……会心の一撃だで!……さて、急ぐだ!!」


まず飛び出して行ったオーディックとシロが敵を殲滅し始める!…オーディックは

その手に持っている斧を大きく後ろに仰け反る勢いで振り上げると、大地を割る

よう真っ直ぐに振り下ろし!…その際剣圧ならぬ斧圧!…大地を砕きながらその

重い一撃を放って見せると、一直線にかつ大規模に敵陣を穿つ!…それはまるで

地面を駆ける巨大猪が如く、触れるモノ全てを吹き飛ばし!…敵は宙に舞って

無残に散り!…オーディックも会心の出来と言わんばかりにニヤッと笑うと、

次には本人が走り出す!…マサツグに言われた通り翼竜に止めを刺す為なのだが、

勿論被害を受けて居ない者はそれを良しとはせず!…向かって来るオーディックに

対して武器を振り上げ!…今にも襲い掛かろうとするのだが、今度はシロが

魅せる!…


__シュタタタタ!!!…バシュン!!!…


「連続で行くのです!!!…疾風爪!!!」


__ボババババババババ!!!!…ギャワアアアァァ!!!…


「…よっと!…まだまだ行くです!!!」


オーディックが放った斬撃を追尾する様に!…かつ広範囲に戦場を駆け回ると、

自身の手に風の刃を纏わせ爪の様に扱う!…そこからのシロはもはや辻斬り!…

ただ一陣の風になったよう駆け回ると的確にモンスターの首を刎ねて行き!…

オーディックに近付くモンスターをもまとめて始末すると、その返り血を浴びる事

無く無邪気に駆け回り続ける!…その様子は当然モンスターやエルフ達の目にも

しっかり映っており、あの幼女は何だ!?と!…そんな戦線にマサツグも遂に

合流し!…マサツグもマサツグで自分の思うままに暴れ始めると、そんな三人の

様子にレイヴンも呆れる…


「……あぁ~…俺いなくても良いんじゃね?…」


「ゴラァ退かんかい!!!…ぶっ飛ばすぞ!?」


__ボガアァァァン!!!…パギャワアアアアァァァ!!!……


「もう退かなくてもぶっ飛ばしてんだよなぁ?…さて?…」


レイヴンが後方からそんな三人の暴れ様に本音を漏らして居ると、マサツグは

今までの鬱憤を晴らす様に暴れて居り!…敵陣に兜割りでまず突っ込んで行くと、

着地硬直も何のその!…そのまま回転して巻き込む様にモンスター達を一薙ぎに

吹き飛ばして行くと、もはやその光景は某・無双ゲーの様にしか見えないので

あった!…そしてこの時のマサツグの言動足るや否や、もう輩にしか聞こえず!…

吹き飛んで行くモンスター達を宙に見て…レイヴンも静かにマサツグへツッコミを

入れると、思わず心の中で汚ぇ花火と思ってしまう…さて当然レイヴンとてただ

見て居る訳には行かず、魔法を唱えながらもモンスターの種類を判別し!…

モンスターは大体リザードマンとホブゴブリン…後はグレイデーモンに

アンデット…そのアンデットもゾンビにスケルトンと、ゴースト系が居ない事に

ホッと安堵すると、詠唱していた魔法を発動する!…


「……二種詠唱ツインスペル!!…

《貫ける氷の槍!!…刺し穿ちて敵を凍てつかせん!!…

アイスボルト!!!》

《荒ぶる雷雲よ!!…眼前に落ちて敵を灰に帰さん!!!

サンダーボルト!!!》……名付けて!!!…」


__パキパキパキパキ!!!…ゴシャアアァァァン!!!…ヴァチィッ!!…


「[サンダーチェイン]!!!」


__ヴゥアチヴァチヴァチヴァチィ!!!!…グガアバアァァ!!!!…


レイヴンが唱えた魔法は過去にも唱えた事の有る魔法で、アイスボルトで

空中に氷の礫を無数に作り!…浮遊させた状態で氷の礫に雷を落とし!…

その氷の礫同士の間に雷の綱を渡すと、上空に感電性抜群の包囲網を

作って見せる!…すると案の定効果覿面なのか、上空を飛んで居るグレイ

デーモン達はその網に引っ掛かると感電し!…悲鳴を挙げては地面に落下!…

そのまま受け身を取る事無く地面にその身を叩き付けると、ピクリとも

動かなくなる!…そして当然の様に光になって消えると、レイヴンは更に

規模を拡大し!…仕舞いには戦場の制空権を握り!…誰一人として思う様に

空を飛べないで居ると、遂にはグレイデーモン達の怒りを買ってしまう!…


__……ッ!…ギョジャジャ!!…ゲジャアアァァ!!!…


「ッ!…やっぱ見つかるよね!?…」


互いに突如現れた雷の網に戸惑い、その術者は何処かと!…そこでレイヴンを

見つけては指を差して仲間と連携を取り出し!…一斉に襲い掛かるよう

滑空してレイヴンに向かい降りて来ると、レイヴンもやっぱり!と言った様子で

反応する!…前回やった時は獣人の衛兵長やシロが助けてくれたから良かった

ものの、今回は自分で防ぐしか無く!…向かって来るグレイデーモンに対して

ナイフを構え!…一応接近戦も出来ると言った様子を見せて居ると、次の瞬間

レイヴンの背後より援護攻撃が飛んで来る!…


「ウィンティア!!…ホムラ!!…行くわよ!!!」


「えぇ(あぁ)!!…」


__カッ!…ギリィ!!…ッ!?…


「「「三位一体!!!…天弓!!!…森羅万象!!!!」」」×3


__コオオオォォ!!!…バシュン!!!…ボババババババ!!!!…


突如レイヴンの背後より何処かで聞き覚えの有る声と名前が聞こえると、

その呼び掛けに反応してこれまた二人ほど聞き覚えの有る声が耳に入り!…

当然その声に反応してレイヴンは振り返り!…一体誰が居るのか?と確認を

すると、そこに居たのはあの!…ゾネアマスの森でマーガレットとセラと

一緒に居た部下の三人の姿で有り、それぞれ向かって来るグレイデーモンに

対して弓矢を構えると、息を合わせて斉射をする!…その際NPCには珍しく

連携技を駆使し!…それぞれ矢に水・風・炎と宿すとクロスさせる様に

放ち!…そして放った三本の矢が一本になるよう重なり合い!…その場に

止まって前方に居る敵に対しレーザーの様な七色の光線を放ち始めると、

瞬く間にグレイデーモン達を一掃して行く!…


__グガアバアァァ!!!!……ドサッ!!…ボトッ!!…


「ッ!?…すっご!!…一気に倒しちまった!!…

てか何でここに!?…」


「お久しぶりです!…魔術師殿!…猟長…ッ!…いえ!…

千人隊長の命令で援軍に来た次第です!…」


「……へ?…千人隊長?……ッ!?…」


七色の光線に貫かれてグレイデーモン達は落ちて行き!…その様子にレイヴンも

驚いた様子で言葉を漏らすと、途端にハッとした様子で三人に疑問を向ける。

この時何でここに居るのか?について尋ねると、三人を代表してアクアが答え…

その際アクアは指示で来たとレイヴンに微笑みながら答えて見せ、レイヴンも

その話を聞いて更に疑問を持った様子で戸惑って居ると、その三人の背後より

マーガレットが!…セラを肩に乗せて登場すると、その格好に驚く!…


「……久しぶりだねぇアンタ!…元気にしてたかい?」


「マッ…マーガレットさん…でしたっけ?…

何でここに!?…てかその格好!!…」


「んん~?…いやぁ…久しぶりに着てみたんだけど…

如何にもキツくてねぇ?……結構動いて居たつもりだけど…

太っちまったのかねぇ?…」


「いや単純にバルクアップしてるだけだと思いますが?…」


レイヴンの目の前に現れたマーガレットの格好はあのアマゾネスみたく布装備で

なくなり、ちゃんとしたユグドラドの兵士!…他のエルフの者達より立派な

ビキニアーマーを着ており!…少し窮屈そうな様子を見せて居ると、レイヴンは

その姿を見るなりあからさまな戸惑いようを露わにする!…何なら今気が付いた

が他の部下三人もちゃんとビキニアーマーに着替えて居るのを目撃し!…

マーガレットの名前を思い出すよう言葉を口にすると、その格好について質問を

するのだが…マーガレットは何の疑問を持つ事無くレイヴンに返事をし!…

この時やはり少しアーマーがキツイ事を口にすると、自分が太ったと誤解をする…

だが当然そんなマーガレットの言葉にレイヴンはツッコミを入れると、単純に

筋肉が増えたと言い!…そんな会話をして居る内にマサツグ達は更に進撃を

続け!…エルフ達に出鱈目な暴れ方をして見せると、その暴れっぷりに唖然と

させる!…


「消し飛べええええぇぇぇぇ!!!!」


__ドッカアアアァァァン!!!!…パギャワアアアアァァァ!!!……


「ッ!?……うわぁ!…敵がゴミの様…」


「ッ!?…な、何なんだいあの暴れよう!?…

確かにオーク族の猛者も近くに居るようだけど!…

それにあの女の子は!?…」


戦場に轟く勢いでマサツグが叫び!…その都度敵が宙を舞い!…それも一体や

二体とかではなく数十単位で宙を舞い!…その衝撃音にレイヴンも驚いた

様子で反応すると、まるで某・大佐みたく言葉を口にする。当然その暴れ様は

マーガレット達の目にも止まると、案の定驚かせ!…オーディックは当たり前と

言った様子で言葉を呟き、シロにも驚いた様子でその無慈悲な暴れ様に戸惑って

居ると、更にマサツグ達は調子に乗る!…


「シロ行くぞ!!!…合わせて来い!!!」


「ッ!!…はいです!!!」


__チャキッ!!…ガッシ!!……コオオォォ!!!…カッ!!…


マサツグは周りの敵を薙ぎ倒しながら進み!…良い感じにリズムを掴むと、

シロを呼ぶ!…その際マサツグは連携技を放つつもりで居るのか、背中に

赤いオーラを纏い出し!…そのマサツグの呼び掛けにシロも元気に答えて

見せ!…振り向きながらマサツグに手を上げ返事をすると、その身に赤い

オーラを纏う!…そしてここからが本番とばかりにマサツグは大剣を

構えると、シロの行動を待ち!…するとシロはシロでマサツグの背中に

飛び付いて行き!…ゴーレムのコアを破壊した時同様!…風を圧縮して

まるで某・螺旋○のよう圧縮球を作り始めると、完成と同時にマサツグの

大剣目掛けて投げ付ける!…すると!…


「…ッ~~~!…えぇ~い!!…」


__…ッ!!…バシュウウゥゥゥン!!!…グオオオオオォォォ!!!…


「行くぞシロ!!!」


「はいです!!!」


シロの投げた圧縮球はマサツグの大剣に命中すると炸裂し!…その際一陣の

風が吹くと周りに居るモンスター達をその風圧でよろめかせる!…だが

その一陣の風にもっとも近くに居た筈のマサツグとシロだけはよろめかず、

そのまま構えており!…更に不可思議な事に!…そのシロの投げた圧縮球を

吸収してかマサツグの大剣が異様なまでに風を纏うと、周りに居る敵を

巻き込み始める!…宛らそれは某・サイクロン掃除機の様に!…当然吸い

寄せられる事にモンスター達は戸惑い!…マサツグはマサツグでシロに

技を放つ様に声を掛けると、その呼び掛けに対してシロが返事をしては

次の瞬間大平原に嵐が巻き起こる!…


__ゴオオォォォォ!!!…ズアッ!!!…


「烈風!!!…絶影衝おおおおおぉぉぉぉ!!!!」


__バゴオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!……


「ッ!?!?…ッ~~~~!!!!…こ、これは!!!…」


マサツグとシロを中心に!…マサツグが思いっきり回転しながら大剣を

振り上げると、次には大竜巻が発生し!…先程まで吸い寄せて居た

モンスター達がその煽りを受けるよう天高く打ち上げられると、次には

光りになって消えてしまう!…その際打ち上げられたモンスター達は

まるで鋭い刃物で斬られたようズタズタになっており!…生き残った

としても動けず!…更にその技はあまりにも強力過ぎたのか、強風が

レイヴン達の居る後方にも被害が及び!…その衝撃にマーガレット達が!…

戸惑いを隠せない様子で言葉を漏らして居ると、レイヴンがやり過ぎを

文句を言う!…


「あの馬鹿!!…無茶し過ぎだ!!!!」


__ゴオオオオオオォォォォォ!!!!…


「ムン!!…フン!!…ッ~~~~~~!!!!……

ぶふぃ~~!!!…あんだってフゴ!!…おったまげただぁ~!!……

ッ!…あんれま!!…」


__………。


時間にして約数分、それでも猛威を振るった事には変わらず!…オーディックも

翼竜を仕留めた後、マサツグ達の近くに居たのだが…何とか地面に斧を突き

刺しては踏ん張って見せ!…竜巻から難を逃れると、収まった所でその場に

へたり込む!…その際やはり吃驚した様子で落ち着くと、徐に辺りを見回し!…

そこで竜巻が有ったであろう中心部にマサツグが大剣を振り上げた状態で

固まっているのを目撃し、シロもマサツグの背中にしがみ付いたまま固まって

いるのを一緒に見つけると、オーディックは慌てて腰を上げてはマサツグの

元へと駆け寄る!…


「……はあぁ~どっこいしょ!!…

おぉ~い!!…大丈夫だかぁ~?」


「………。」


「……んだぁ?…豪ぇ勢いだったでぇ…腰でも抜かしたでか?…

んん~?………ッ!……き、気絶しとるだでがな!…」


「………。」


あの竜巻のお陰か数万居た内の何千かは光と消え!…そんな一撃を放つモノ

だからモンスター達やアンデット達から警戒をされると、迂闊に近付かれる

事は無いのであった。しかし無防備である事には変わらず、オーディックも

慌てて駆け寄り!…マサツグ達に近付いた所で声を掛けるのだが本人からの

返事は無く…更に戸惑った様子でもう一度マサツグ達に声を掛けると、ここで

漸くマサツグ達が気絶して居る事に気が付く…その際顔を覗き込んで確認を

すると、マサツグは白目をむいたまま固まっており!…シロはシロで目を

回しており…とにかくこの非常事態時にこれは不味いと言った様子で

オーディックが慌て出しそうになって居ると、更に後方より援軍が来る!…


「あぁ!…不味いだでぇ~!…

確かに今なんか知らんが止まっとるけどいつまた動き出すかぁ!…

えぇ~っと!…えぇ~っと!!…」


__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…


「退いてオーディック!!…私が何とかするから!…」


「フゴッ!?…お、お前さんは!!…上に残ってる筈じゃ!?…」


慌てるオーディックの背後より数名!…その際数名の内の一人がオーディックに

声を掛けると退く様に言い…その呼び掛けにオーディックも驚いた様子で

ブタ鼻をして跳び退くと、その人物がこの場に居る事に戸惑う!…何故なら

その場に居たのはあの宮殿の会議室に置いて来た筈のベルベッタであり、更には

ジーナとナターシャとマリーと…それぞれこの戦いに参加するよう武器を手に

集まっており!…助けに来たとばかりに笑って見せると、マサツグの気絶を

直しに掛かる!…


「…全く!…あんなのを喰らって気絶で済むとか!!…

一体如何言う事なのかしら!?…さぁ、さっさと目覚めて!!…」


__カパッ!…スッ………ッ!?!?!?…


「うぎゃっはぁ!!!…え!?…何!?…何が起きた!?…

…ッ!…って、あれ?…ベルベッタ?…」


ベルベッタは徐に自身の懐を弄るよう手を入れると、ファンデーション用の

コンパクトケースみたいな物を取り出し…マサツグに目を覚ますよう声を

掛けてはケースを開け、その中に有る何かを嗅がせるようマサツグの鼻元に

ケースを近付けると、次の瞬間マサツグはお約束の様に慌てて目を覚ます!…

その際マサツグはこの世の物ではない何かを嗅いだ様な強烈な表情を見せると、

次には辺りを見回し!…そこでベルベッタの存在に気が付き…ベルベッタが

ここに居る事にオーディック同様疑問を持ち出すと、ベルベッタは自分だけ

じゃないと言ってはコンパクトを仕舞う…


「私だけじゃないわよ?…ジーナにナターシャにマリーも!…

貴方相当人気者みたいよ?…まぁ私も含めてだけど!…」


「……え?…」


「…やっぱり?…守られるのって性に会わなくてねぇ?…

つい降りて来ちまったよ!!…」


「微力ながらもお手伝い出来ればと!…」


「ふふ~ん!…このマリーちゃんが来たからには百人力なんだから!!」


数分だけだが気絶して居て状況が飲み込めていないマサツグへ…自身の後ろの

光景を見せるよう体を仰け反らせながらベルベッタが振り向くと、そこには

ジーナやナターシャ…マリー達が一緒に居る事も紹介する!…その際マサツグは

六森将達に何故か好かれているのか…ベルベッタはそう紹介すると、自身もと

名乗り!…そのベルベッタの言葉にマサツグが戸惑った反応を見せて居ると、

ジーナ達も手伝うとばかりに意気込み出す!…この時周りのモンスター達は

今だマサツグに対して警戒しており、侵攻を止め!…マサツグもその様子に

気が付いた様で!…自身の頭をハッキリさせるよう左右に振って見せると、

徐に笑みを浮かべ出す!…


__……ぷるぷるぷるぷる!……フフッ!…


「ッ!…何、如何したの?…」


「……いや、好き好んでここに来るとか!…

やっぱ普通じゃなかったみたいだなと思って!…」


「ッ!……そうね確かにそうかもね?…

ワザワザ敵の大群を目の前にして出て来るなんて!…

普通じゃないかも!…」


「…じゃあ普通じゃない者同士!!…派手に暴れますか!!!」


__えぇ(おう)(はぁ~い)!!!…


突如マサツグが笑い出した事でベルベッタは気に掛け、マサツグに声を掛け!…

その問い掛けに対してマサツグは普通じゃないと語り、その際あの会議室で

有った話を掘り返すよう言葉を続けると、そのままクスクスと笑い続ける!…

そしてそのマサツグの話を聞いた所で、ベルベッタもハッと気が付いた様子で

一瞬目を見開くと、釣られてクスクスと笑い出し!…遂には自分も大概と

認めてしまい!…全員がそれに釣られて何故か笑い出してしまうと、マサツグが

徐に号令を掛ける!…そうしてマサツグの号令に従うよう全員が威勢よく返事を

すると、再度足止めに奮闘しようとするのだが!…この時後方支援側の方からは

レイヴンが!…ベルベッタ達が合流した事でまた何かやらかすのでは?…と

考えると、気が気でないのであった…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

そう
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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
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2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

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