極道の密にされる健気少年

安達

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番外編

誰かここから出して *

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*駿里が寛也に監禁されていた当時のお話です!!
  
 
本編のお話とはちょっと違う設定にもなってるとこ       ろがあります!本編のお話こんなんだっけ?と思う部分もあったりするかもしれないですが暖かい目で見てくださると嬉しいです!!ご了承ください。

主に 『幹部×駿里 』です!
寛也はあまり出てきません。

お話の前に長々と失礼しました!
お楽しみいただけると嬉しいです!!




































*****



駿里が旭川組と名乗る男たちに連れ去られ数日がたっていた。そして今も尚この高層マンションの一室に閉じ込められている。脱出などできるはずない。足には足枷が付けられており、それはGPS付きだ。常に駿里の居場所は旭川組の男たちによって随時監視されている。それだけならまだ良かったかもしれない。

なぜならーーー。



「おーい。どこ行った?」



旭川組の組長を名乗る寛也という男は自分が外出する際は必ず幹部を家に呼ぶ。寛也がいる時も四六時中抱かれ続け辛い。だがそれ以上に駿里はこの時間が苦痛で堪らなかった。そしてまた当たり前のように誰かが来た。しかも今日の見張り役は2人もいるようだ。駿里はこの2人に見つかりたくなくて隠れていた。寝室のクローゼットの中に。息を潜めて2人から見つからないように必死に隠れていた。身体を震わせながらただただこの時間が終わることだけを願って見つからないように物音1つ立てなかった。



「まさか逃げたんじゃねぇだろうな。」

「何言ってんだ馬鹿。そんなわけねぇだろ。これ見ろよ。」



松下が指をさしながらそう言った。島袋がその指の方向を足枷につながっている細い鎖があった。駿里はどの道逃げることは出来なかった。この足枷のせいで…。だが、それでも少しでも時間を稼ぎたかったのだ。この2人といる時間を減らしたかったのだ。



「なんだ。隠れんぼしたかったのかよあいつ。」

「そうみたいだな。仕方ねぇな。付きやってやるよ。」



2人はこの状況を心から楽しんでいた。駿里をもっと怖がらせるようなことを言いながら足枷の鎖を手に持った。そして怯えて震えながら隠れているであろう駿里の所まで足枷の鎖を辿って歩いていく。



「なぁ、知ってるか?隠れんぼで見つかったら罰ゲームが待ってるんだぜ。」

「酷いことされちまうなぁ。でも俺ら優しいからよ。今出てきたら許してやるよ。罰ゲームもなしだ。」

「っ………。」



そんなことを言われても駿里が出て行けるはずがなかった。恐怖で腰が抜けているのだから。仮に抜けていなくてもあまりの怖さから手足が震え使い物にならないだろう。どの道駿里に罰ゲームを回避する選択はできなかった。それを分かっていて2人はそう言っているのだから悪魔としか言いようがない。



「康二。どうやらこいつ罰ゲーム受けたいみたいだぞ。」

「ああ。そうみたいだな。」



そう言って2人は悪い笑みを浮かべながら駿里が入っているクローゼットの手前まで来た。そして勢いよくクローゼットの扉を開けると中に入っている駿里を引きずり出した。



「見ーつけた。ほら、歩け。」

「い゛っ…!」



駿里を引きずり出すと島袋は容赦なく腕を引き歩かせようとしてきた。だが、駿里は歩きたくとも歩けなかった。声を聞くだけでも怖かったのに今2人が目の前にいる。そんな状況でまともに歩けるわけがなかった。なのに島袋は駿里をベットの上に行かせようと無理やり歩かせようとする。だが意外にもそれを止めてくれたのは松下だった。



「おいおい島袋。そんなに乱暴すんなよ。腰が抜けてんだってこいつ。」

「ぅっ…!」



松下は島袋から駿里を取り上げると自身の腕の中に包み込んだ。そして逃げられないように強くホールドをする。



「てめぇ、独り占めしてんじゃねぇぞ。あんま調子乗ってっとお前でも許さねぇからな康二。」

「そんな怒んなって島袋。今から俺ら2人で可愛がるんだろ?」



松下はそう言って駿里の顔を島袋に見えるように上を向かせた。2人はこの駿里の顔を相当気に入ったらしい。それもそのはずだ。駿里は顔立ちが整っているなんてレベルではない。誰しもがこんな綺麗な顔を見てしまえば惚れいってしまう。そんな人生を送ってきたほどなのだから。



「可愛いなぁこいつ。全身を可愛がってやりてぇ。」

「ぃ、やっ…!」



島袋が駿里の体を物色するように触ってきた。乳首やペニスは特にしつこく撫でるように触ってくる。駿里はそれが嫌だと全力で抵抗するも松下が身体を動かさないよう拘束しているため逃げられない。唯一出来るのは首を振ることぐらいだ。その首も島袋によって拘束されてしまった。



「首振られちまったらお前の可愛い顔が見れねぇだろうが。」



そう言って島袋は駿里の頬を撫でて顔を物色するように見た。そして満足したのか今度は駿里の頬にキスをした。2人も顔立ちがいいだけあって迫力が凄い。駿里は自分の目の前に島袋の顔が来ている恐怖から全身をガタガタと震えだしてしまった。そんな風にして島袋に遊ばれる駿里を見て興奮したのか松下も駿里の身体をいたぶり始めた。しかも松下は島袋とは違い服の中に手を入れてきた。



「…うぅ、ゃ、めっ、て…。」

「お前が嫌でも関係ねぇんだよ。俺らがやりてぇからやる。それだけだ。お前の意思なんて聞いちゃいねぇ。」



島袋は駿里を最大限まで怯えさせる。絶望させる。そうすることで心を押しつぶして自分のものにしようとしているのだ。恐怖で支配すれば簡単に自分のものになることを知っているから。自分の言うことをなんでも聞く玩具に駿里を仕立てあげたいのだ。そんな島袋をみて松下はため息をついた。



「島袋。あんま依存しすぎんなよ。こいつが組長のもんだってこと忘れんな。」

「分かってる。でもよぉ、どうせまた組長のことだしこいつもすぐに捨てんだろ。」



寛也は定期的に男や女を見つけては駿里同様に可愛がっていた。だが今までの寛也の玩具達は駿里と大きく違う点がある。それは寛也の駿里への依存度だ。最初は怖がっていてもあの寛也の美形な顔を見れば抱かれたいと思うらしい。松下や島袋も同様だ。見張り役として松下が来ればいつも寛也の玩具達に誘われていた。松下と島袋はそれが正直気持ち悪いし迷惑だった。稀に可愛い奴がいて性処理程度には使っていたがそれ以上になることは無かった。寛也もそれ同様だ。だから島袋は駿里もそうなると思っていた。



「そうか?俺にはそうは思えねぇんだが。」



松下は疑問だったのだ。いつもの玩具達と駿里に対する態度や待遇が違っていたから。駿里に対するものは優しく豪華なものばかりだ。それは自分たちにも当てはまるかもしれない。実際松下と島袋もかなり駿里に依存している。寛也もそうなのではないかと松下は思っていたのだ。幼い頃から一緒にいる松下だからこそわかる事だ。島袋も松下と同様に寛也と幼い頃から一緒にいるが鈍感男なのでそういった場面に鈍い。だから松下の言ったことがよく分からなかったようだ。



「あ?なんでだ。」

「組長のこいつに対する依存心?なんて言えばいいのかわかんねぇけど独占欲が今までとは全然違くみえんだよ。」

「気のせいだろ。それより早く始めようぜ。」



松下は真剣に話しているというのに島袋は心底どうでも良さそうにそう言った。それよりも今目の前にいる駿里を可愛がりたくて仕方がないのだろう。今までの寛也の玩具達には芽生えなかった感情だ。自分のものにしたい。抱きたい。そう思える相手を見つけてしまった島袋は欲が抑えられなくなっているのだ。



「急かすなって。つかこいつ名前なんだっけ?」

「お前そんなことも知らなかったのかよ。漲 駿里だ。将来俺らの所有物になんだから覚えとけよ。」




こんなに依存しているのに名前すら知らねぇのかと松下は再びため息をつく。松下も島袋同様に駿里を自分のものにしたいと思うぐらいには依存している。名前なんて覚えることもなかったのに駿里の名前は何故か覚えたい。知りたい。そう思ったのだ。



「ああ。もう忘れねぇよ。こんな可愛い顔見せられちゃ忘れるもんも忘れられねぇわ。にしてもこんなに顔立ちが良い奴初めて見たぜ。おかげで見張りの仕事が楽しみで仕方がねぇ。」

「俺もだ。これまでの組長の玩具たちの中でもトップだな。」



島袋の言ったことに松下も同意した。これまで面倒くさくてたまらなかった見張り役の仕事がこんなにも有意義な時間に変わる日が来るとは思っていなかったようだ。



「間違いねぇ。組長があいつらを捨てるたんびに遊んでは捨ててきたけどこりゃ虜になっちまいそうだ。」

「こいつは殺せねぇな。一生飼う。」



いつも寛也が飽きたら玩具達は捨てられていた。正しくは殺されていた。証拠1つ残らぬように最善の注意を払って旭川組の所有している山奥に埋められている。だが、駿里は仮に寛也が飽きたとしても殺さずに松下は自分の元で養うつもりらしい。



「ふざけんな。俺だってこいつの事飼いてぇんだよ。」



島袋はそう言うと駿里の唇を奪おうと頬を鷲掴みにした。そして唇どうしを合わせようと駿里の口元に接近したその時ーーー。



「そうはさせねぇよ。こういうのも躾ねぇとだな。」



島袋はキスをする直前で止まりそういった。駿里は噛もうとしたのだ。島袋のことを。嫌で嫌でたまらなくなってキスをしてきた瞬間に唇を噛みちぎってやろうとした。だが島袋にはその考えがバレていたらしい。駿里はそのお仕置きだと言うように島袋に腕をガッと捕まれる。



「細い腕だなぁ。間違って折っちまいそうだ。」



島袋は駿里に見せつけるように掴んだ駿里の腕を上げると力強く握り締め出した。痛みがひしひしと伝わってくる。折られる。骨が織れる。駿里は目をつぶって耐えていた。だが急にその腕の痛みが引いた。ゆっくりと目を開けると島袋が腕を離し笑みを浮かべていた。



「そう怯えんな。今はまだなんもしねぇからよ。お前は一応まだ組長の玩具だしな。俺達も手を出したくても出せねぇんだよ。」



島袋は不服そうにそう言った。寛也のものではなかったら島袋は駿里の腕を折っていたということだろう。駿里はもう怖くてたまらなかった。異常だ。今まで表の世界で生きてきた駿里にとって裏社会は知らない世界。これが日常なのかと思うと駿里は耐えられなくなった。



「おい島袋。もっと駿里が脅えるだろうが馬鹿。お前この状況でそんなことよく言えたな。」

「何優しくしてんだよ。こいつがつけあがるぞ。」

「怯えすぎたら気を失っちまうだろうが。」



気を失ってしまえば元も子もない。こういうことは反応があってこそ楽しいのだ。それが無くなってしまえば意味が無いだろうと島袋に呆れ顔をして松下はそう言った。仮に気を失ってしまっても薬を使えばすぐに強制的に起こすことが出来るのだが、ちょっとリスクがあるので松下は避けたかったのだ。



「それもそうか。」

「そうだ。気を失っちまったらこういうことが出来なくなるぞ。」

「や、めろっ…!」

「へぇ、弱っちいと思ったのにこの期に及んで言い返してくんだな。おもしれぇ。益々気に行った。」



そう言って松下は駿里にキスをしようと顔を近づけた。それを避けようと駿里は顔を背けたが松下に強く頬を握られ固定される。だから駿里は先程は失敗してしまったが今度は噛んでやろうと松下の唇が近づいてくるのを待った。全身を震わせビビりながら怯えながら駿里なりに抵抗をしていた。

しかしーーー。



「あ゛っ、か゛…っ、ぅ、ふっ、ん゛!」



松下が駿里の口の中に数本の指を入れてきた。駿里が松下の舌を噛むことが予測できたのであろう。そのせいで駿里は松下の舌が口の中に入ってきてしまった。怖い。口の中が舐め回されていく。松下は歯茎まで舐め、口の中を遠慮なしに犯していく。舌を吸い満足するまでキスを辞めない。



「おいおい駿里、まさか泣いてんのか?こんくらいで根をあげてたらこっから先持たねぇぞ。」



そう言うと島袋は駿里の服の中に手を入れてきた。駿里はその瞬間背筋が凍った。やめてと叫びたかったのに松下によって顔を動かせないように固定されキスまでもされているためそれが叶わなかった。



「う゛っ…ぅ、はっ、ん゛っ、んん゛っ、ぁ、ふっ、ん゛…。」

「感じやすくて可愛い奴だ。ここがいいのか?」

「ん゛ん゛っ…!」



駿里は大きな涙を垂れ流している上に手も震えている。そんな駿里を見て2人はさぞ楽しそうに笑っていた。死んでしまう。このままこの2人に殺されてしまう。駿里はそう思った。いや死んでしまった方が楽だったのかもしれない。だってこの2人は慈悲の欠片もない極道の幹部なのだから。



「まだまだ終わんねぇよ。」

「もっと俺らを楽しませてくれるよなぁ、駿里。」
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