極道の密にされる健気少年

安達

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番外編

誰かここから出して *

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「この綺麗な身体ほんとに堪んねぇな。」



これ以上撫でるな。触るな。気持ち悪い。島袋は駿里の顔から足まで全てを撫で回してくる。そんな島袋から逃げたくて解放されたくて駿里は身を捩って抵抗していた。だがそんな駿里を見て島袋は悪い笑みを浮かべて笑い出した。



「なぁ駿里。頑張って逃げようとしてるとこ悪ぃけどさ、そうやって抵抗されるともっと興奮すんだよ。」

「んん゛っ…、ぅ、はっ、ぁ゛っ、ん゛っ…!!!」




駿里は松下に無理矢理キスをされているため言葉を発する自由すら失っていた。強く顔を固定され首から上は何一つ自由が効かない。首から下も2人に拘束され抵抗すらままならない。そんな駿里を島袋は楽しそうに見たり、身体を撫で回したりしていた。そして島袋は駿里の弱点の一つであろう乳首をいじめだした。



「ははは、すげぇ暴れようだな。ここがそんなに好きか?」



島袋は乳首を触られた駿里が拘束され動けないことがわかっている上でこんなに暴れだしたことでより興奮した。先っぽをカリカリしたり擦ったりして駿里の反応を見てどこが一番感じるのかを見極めながら乳首をいじめる。



「つか康二。お前いつまでキスしてんだ。きめぇぞ。」

「…チッ、うるせぇな。なんか文句でもあんのか?」

「せっかく俺が優しさでそう言ってやったのに相変わらずの男だな。駿里がこんな可愛い反応してんのに見ねぇとか損だぞ。いつ組長が帰ってくるかもわかんねぇしよ。もしかしたら明日から見張り役を外されちまうことだって有り得るんだからな。」

「…それもそうだな。」



そう言われ納得した松下は島袋と同様に駿里の反応を見て身体を撫で始めた。擽ったいのか脇や脇腹あたりに松下の手が行くと駿里は身体がビクンっと動く。松下はそれがまた楽しくてたまらない。駿里が泣けば泣くほど虐めたくなっていった。



「もぅ、い゛っ、やぁ、た゛っ、こ゛、めん、な、さっ、ぃ、うぅっ、あぁ゛っ、ぁ゛、ぅ、や゛めっ、て゛っ…!!」

「学習しねぇやつだな。やめてって言われるとよ、もっとやりたくなんだよ。」



そういうと松下は手を下の方に移動させペニスをぎゅっと掴んだ。



「あぁ゛っ、は゛なっ、しっ、て、ぇ、やた゛っ…!!!」

「いい反応すんじゃねぇか。ここが一番好きみたいだな。」



そう言うと松下は駿里のズボンを手で撫でるように触ってきた。ズボンの上からペニスを撫でるように刺激する。その間は勿論、恐怖で滲んだ顔をする駿里を堪能する。そして松下はそれに十分に満足するとズボンの中に手を入れてきた。下着の中にも容赦なく手を突っ込む。すると駿里はこれまでで一番強い抵抗を見せた。



「や゛っ、ぅ、あぁ゛っ、こ゛、めん、なっ、さ、ぃ、やめっ、て゛、ぃ、ん゛ぁっ、やた゛っ…!!!」



首を振り泣き叫ぶ。掴まれて動かせない足と手を必死に動かそうと抵抗していた。そんな駿里を見ても松下と島袋は慈悲をかけるどころか悪い笑みを浮かべていた。



「あぁ、最高だぜお前。」

「こんなに満たしてくれるやつに出会えて俺らは幸運だな、島袋。」



もっと泣かせてたい。乱れた顔を見たい。そんな2人は駿里を容赦なく責めたて出した。先程まで身体を堪能するように動かしていた手つきを急に激しく動かされて駿里は軽くパニックになる。松下はペニスから後孔に位置を変えると指を2.3本挿れてきた。痛みはなかったものの松下はすぐに前立腺を見つけて擦り出した為駿里は自然に涙がこぼれる。そして島袋も乳首から位置を変えた。ペニスに手を移動させると先程松下がやっていたように裏筋、亀頭を強く刺激する。猛烈な快楽に駿里はなす術はなくただ受け入れることしかできなかった。



「や゛めっ、て゛っ…、あぁ゛っ、あ゛っ、ぅ、こ゛めっ、ん゛、な゛っ、さ゛ぃっ…や゛だっ、ぁ、うぅ、あ゛か゛っ、ぁ、ん゛っ…!!!」

「じゃあ俺たちの言うこと聞くか?それが出来るならやめてやってもいいぞ。」



松下がそう言いながら前立腺を指で激しく擦ってきた。島袋も松下同様に駿里を激しく責める。ペニスを掴み亀頭や裏筋、すべて駿里の感じやすいところばかり責めてきた。だがそんなことをされても駿里が2人の言うことを聞くわけが無い。だってそれは松下と島袋のものになるというものなのだから。嫌に決まっている。毎日こんなことされて泣かされて痛めつけられる生活なんて御免だ。だから駿里はずっと耐えていた。もう幾度となくイカされ続けている。十数回は絶頂を迎えさせられたであろう。しかも連続で。拷問のような快楽に駿里は理性を失いそうになりながら1人で戦っていた。



「へぇ、簡単に落ちると思ったのに意外としぶといやつだな。そういう所も好きだぜぇ、駿里。」



と、前立腺を擦りながら松下がそう言った。今度はそれに続くように悪い顔をして島袋が口を開く。



「ああ。お前の言う通りだ。久々にこんなに燃える。だがなぁ、駿里。先に1個だけ言っとかなきゃいけねぇことがあるんだよ。」

「そうそう。こいつの言う通り俺達容赦ねぇからさ。お前が俺らのもんにならないって言うなら組長に駿里が逃げたって報告するからな。監視カメラの映像をいじることなんて朝飯前なんだよ。証拠も色々捏造しちまえば完璧だ。この話を聞いても俺たちのものにならねぇって言うなら地獄を見るのはお前だぞ、駿里。」



なんて卑怯な奴らなんだろうか。駿里に選択肢を初めから与える気はなかったようだ。駿里は絶望する。そんな話を聞かされては選ぶことは出来ない。寛也がもし駿里が逃げ出したことを知ればどうなるかなんて考えなくてもわかる。普段でさえ、四六時中抱かれ続けているのにお仕置きとなればレベルが違うだろう。死にたい、そう思うほどかもしれない。考えれば考えるほど恐ろしかった。だがしかし、駿里は2人のものになりたくなかった。でも寛也に逃げたと2人に報告されたくない。どうすればいい。そんな風に駿里が悩んで時間を取ったせいか2人は明らかにイラついていた。こう言えば駿里は簡単に堕ちると思ったからであろう。



「そうか。よぉく分かったぞ駿里。お前がその気なら俺らももう手は抜かねぇ。いいだろ?康二。」

「あったりめぇだ。お前に自由なんて与えねぇからな駿里。さっき俺らのもんになるって言わなかったことを後悔させてやる。こっからが本当の地獄だぜ。泣き喚いても気を失っても許さねぇからな。」



そういうと松下は駿里をベットに無理矢理寝かせた。何をされるのかも分からず駿里は怯え続ける。状況が掴めない。ビクビクと身体を震わせ2人を重視していると駿里はここで何をされるのかが分かった。嫌だ。怖い。やめて。そんな思いから駿里は今、拘束されていない状況を使い逃げようとした。後ろにゆっくりと身体を動かした。

だがーーー。



「何してんだお前。状況が分かってねぇ見たいだな。」

「落ち着けって島袋。どうせ逃げられねぇよ。だがまぁ、ペナルティは避けられねぇよな。逃げようとしたんだから。」



そう言って松下はなにやら道具を手に取った。そして後ろに下がって行った駿里の足を持ち勢いよく自分たちの方へ引いた。そのまま手に持っていたその道具を駿里のペニスに近づけていく。



「ははは、楽しみだなぁ。お前がこれ以上どんな風に乱れんのか見せてくれよ、駿里。」
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