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第四部 第四部 古の古代帝国公爵家の野望
クラス対抗戦1 私の剣術に皆度肝を抜かれました
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結局、時間もほとんどなくて、私はあまり剣術の練習ができなかった。
いつもは死ぬほど剣技で痛めつけてくれる剣聖も、去年、私のリミッターを壊して私に大けがさせられてからは私と稽古してくれなくなったのだ。
我が公爵家の騎士たちも領地にいる現役の騎士達ならともかく、王都にいる騎士たちは騎士として見習いが大半で私が稽古をつける方だったし、中央騎士団の連中も最近はあまり私を相手にしてくれなかったのだ。
だから、私は最近は練習不足だった。
わがクラスの騎士見習の面々との練習は一瞬で勝負がついてしまい、全然練習にならなかったのだ。
みんな唖然としていたが。
結局私が、魔術と剣術の両方の稽古をつけることになったのだけど、これってなんかおかしい気がするんだけど。私自身は素振りするだけだった。
音が怖いって皆驚いて私を見るんだけど。
これで普通だって!
そして、あっという間にクラス対抗戦の当日になってしまった。
退屈な学園長のあいさつの後、アドの挨拶は相変わらずで、女の子たちがキャーキャー言っていて少し私はムッとした。
でも、なんかずうーっとこちらの方を見ていたような気がするんだけど。
メラニーの隠密作戦は徹底していて、全くアドを私に近づけなかったのだ。
まあ、私もメラニーが怖いからアドには近づかなかったけれど。
「殿下も可哀そう」
何故かノエルがアドに同情しているんだけど、ノエルの手にはアドからの焼き菓子が載っているし、アドも押さえるところは押さえているようだ。
「みんな判っているわね。今年も絶対に勝つわよ」
メラニーが皆を見回して言った。
「E組、ファイトー」
「「「オー!」」」
メラニーの掛け声に私達は全員手を上げた。
そして、私は早速グランドの中に設けられた剣技場に向かう。早速1回戦があるのだ。
剣技場の周りには既に多くの人がいた。
「私の相手って誰だっけ」
そういえばまだ見ていなかった。
アドとは決勝でしか当たらないというのは見たけれど。それとメラニーに魔術戦に出るのを邪魔された顔だけ気障男も剣技戦に出るみたいだ。こちらはアドと準決勝で当たるみたいだ。
まあ、気にするのはこの二人だけだろう。一年生は良く知らないし、編入生も良く判らなかったけれど。
「何言っているのよ。知らないの? 今2年A組の中で一番人気のある男よ。顔だけ気障男と一緒に留学してきたのよ」
メラニーが教えてくれた。
「へええええ、じゃあ顔だけはいいんだ」
私が適当に頷く。
「では、剣技戦始めます。まず、2年A組、アルセーヌ・ホームズ君」
審判の先生が案内してくれた。
「キャーーーー」
「ホームズ様!」
「アルセーヌ様、素敵!」
女どもから大声援が起こった。
見るからに女の子にモテそうな優男だ。でも、こんなんで剣技が出来るのか?
まあ、私はそれ以前にその変な名前に固まっていたんだけど。
何か聞いたことある名前だ。
「このゲームの作者。どうかしているわよ。なんでルパンとホームズがくっついているのよ」
メラニーの言葉に私も納得した。そうだ。怪盗アルセーヌ・ルパンと探偵シャーロック・ホームズがくっついているのだ。
作者も端役の名づけに面倒くさくなって適当にしたんだろう。
でも、これ判るのメラニーとピンク頭だけだ
「ホームズ様、頑張って!」
グレースなんかもキャピキャピやっている。
「2年E組フランソワーズ・ルブランさん」
先生の言葉に私が前に出る。
「フラン!」
「フラン様、頑張って!」
「そんな顔だけ男、ぼこぼこにしてやれ」
私の方は男どもの大声援だ。それもアンチホームズの。
「参ったな。このような可憐な方に剣を向けるなんて、なんて神は残酷なんだ」
ホームズはおしりがむずむずするような気障なセリフを平気ではいてくれるんだけど。
「さて、破壊女対優男の対決になりましけれど」
「ホームズはフランソワーズさんに可憐な人と言っていますが」
「あり得ないですね」
司会がなんか言っている。私がじろりと睨みつけるがびくともしていない。
「ホームズは資料によるとああ見えて剣技はシュタイン公国の中でも指折りの実力だとか。フランソワーズさんは大丈夫なんでしょうか」
「まあ、魔術ならば圧勝なんですが、剣技ですからね」
「そうなんです。今回はグレースさんが日頃の恨みを晴らすために、E組のアルマン君をエーリックさんにつぶさせて、フランソワーズさんをあまり得意でない剣技戦に出させたという噂までありますからね」
「司会、いい加減な話はしないように」
そこにフェリシー先生の指導が入った。
「おっといけません。我々も危うくエーリック君のように1か月間フェリシー先生の補講を受けさせられたらたまったものじゃないですからね」
司会が慌てだした。
そうだ、アルマンをケガさせた罰であの後エーリックは補講が更に2週間伸びたのだ。
ざまあみろと私は言いたかった。
「そんなので許すのはおかしい」
とあくまで出場停止に拘ったメラニーだったけれど。
まあ、私が優勝すればいいだけだ。
「両者構えて」
先生が合図してくれた。
「女性は大人しく後ろで控えていればいいものを」
ホームズが笑って言ってくれた。
「まあ、こうなったらルブランに昔の仇を討たせてもらいますよ」
ホームズは剣を構えてくれた。さすがに構えはしっかりしていた。優男だけではないようだ。
しかし、ルブランの名前を出されたら、負けるわけにはいかない。
私も剣を上段に構えた。
「はじめ」
先生の合図があった。
私は瞬時に男に近づく。
男はそのスピードについてこれなかった。
驚愕にゆがんだ男の顔を見る間もなく、私は真横に剣を振り払ったのだ。
バシンッ ドシーーーーン
優男は私の剣に一瞬で叩きのめされて障壁に叩きつけられていたのだった。
いつもは死ぬほど剣技で痛めつけてくれる剣聖も、去年、私のリミッターを壊して私に大けがさせられてからは私と稽古してくれなくなったのだ。
我が公爵家の騎士たちも領地にいる現役の騎士達ならともかく、王都にいる騎士たちは騎士として見習いが大半で私が稽古をつける方だったし、中央騎士団の連中も最近はあまり私を相手にしてくれなかったのだ。
だから、私は最近は練習不足だった。
わがクラスの騎士見習の面々との練習は一瞬で勝負がついてしまい、全然練習にならなかったのだ。
みんな唖然としていたが。
結局私が、魔術と剣術の両方の稽古をつけることになったのだけど、これってなんかおかしい気がするんだけど。私自身は素振りするだけだった。
音が怖いって皆驚いて私を見るんだけど。
これで普通だって!
そして、あっという間にクラス対抗戦の当日になってしまった。
退屈な学園長のあいさつの後、アドの挨拶は相変わらずで、女の子たちがキャーキャー言っていて少し私はムッとした。
でも、なんかずうーっとこちらの方を見ていたような気がするんだけど。
メラニーの隠密作戦は徹底していて、全くアドを私に近づけなかったのだ。
まあ、私もメラニーが怖いからアドには近づかなかったけれど。
「殿下も可哀そう」
何故かノエルがアドに同情しているんだけど、ノエルの手にはアドからの焼き菓子が載っているし、アドも押さえるところは押さえているようだ。
「みんな判っているわね。今年も絶対に勝つわよ」
メラニーが皆を見回して言った。
「E組、ファイトー」
「「「オー!」」」
メラニーの掛け声に私達は全員手を上げた。
そして、私は早速グランドの中に設けられた剣技場に向かう。早速1回戦があるのだ。
剣技場の周りには既に多くの人がいた。
「私の相手って誰だっけ」
そういえばまだ見ていなかった。
アドとは決勝でしか当たらないというのは見たけれど。それとメラニーに魔術戦に出るのを邪魔された顔だけ気障男も剣技戦に出るみたいだ。こちらはアドと準決勝で当たるみたいだ。
まあ、気にするのはこの二人だけだろう。一年生は良く知らないし、編入生も良く判らなかったけれど。
「何言っているのよ。知らないの? 今2年A組の中で一番人気のある男よ。顔だけ気障男と一緒に留学してきたのよ」
メラニーが教えてくれた。
「へええええ、じゃあ顔だけはいいんだ」
私が適当に頷く。
「では、剣技戦始めます。まず、2年A組、アルセーヌ・ホームズ君」
審判の先生が案内してくれた。
「キャーーーー」
「ホームズ様!」
「アルセーヌ様、素敵!」
女どもから大声援が起こった。
見るからに女の子にモテそうな優男だ。でも、こんなんで剣技が出来るのか?
まあ、私はそれ以前にその変な名前に固まっていたんだけど。
何か聞いたことある名前だ。
「このゲームの作者。どうかしているわよ。なんでルパンとホームズがくっついているのよ」
メラニーの言葉に私も納得した。そうだ。怪盗アルセーヌ・ルパンと探偵シャーロック・ホームズがくっついているのだ。
作者も端役の名づけに面倒くさくなって適当にしたんだろう。
でも、これ判るのメラニーとピンク頭だけだ
「ホームズ様、頑張って!」
グレースなんかもキャピキャピやっている。
「2年E組フランソワーズ・ルブランさん」
先生の言葉に私が前に出る。
「フラン!」
「フラン様、頑張って!」
「そんな顔だけ男、ぼこぼこにしてやれ」
私の方は男どもの大声援だ。それもアンチホームズの。
「参ったな。このような可憐な方に剣を向けるなんて、なんて神は残酷なんだ」
ホームズはおしりがむずむずするような気障なセリフを平気ではいてくれるんだけど。
「さて、破壊女対優男の対決になりましけれど」
「ホームズはフランソワーズさんに可憐な人と言っていますが」
「あり得ないですね」
司会がなんか言っている。私がじろりと睨みつけるがびくともしていない。
「ホームズは資料によるとああ見えて剣技はシュタイン公国の中でも指折りの実力だとか。フランソワーズさんは大丈夫なんでしょうか」
「まあ、魔術ならば圧勝なんですが、剣技ですからね」
「そうなんです。今回はグレースさんが日頃の恨みを晴らすために、E組のアルマン君をエーリックさんにつぶさせて、フランソワーズさんをあまり得意でない剣技戦に出させたという噂までありますからね」
「司会、いい加減な話はしないように」
そこにフェリシー先生の指導が入った。
「おっといけません。我々も危うくエーリック君のように1か月間フェリシー先生の補講を受けさせられたらたまったものじゃないですからね」
司会が慌てだした。
そうだ、アルマンをケガさせた罰であの後エーリックは補講が更に2週間伸びたのだ。
ざまあみろと私は言いたかった。
「そんなので許すのはおかしい」
とあくまで出場停止に拘ったメラニーだったけれど。
まあ、私が優勝すればいいだけだ。
「両者構えて」
先生が合図してくれた。
「女性は大人しく後ろで控えていればいいものを」
ホームズが笑って言ってくれた。
「まあ、こうなったらルブランに昔の仇を討たせてもらいますよ」
ホームズは剣を構えてくれた。さすがに構えはしっかりしていた。優男だけではないようだ。
しかし、ルブランの名前を出されたら、負けるわけにはいかない。
私も剣を上段に構えた。
「はじめ」
先生の合図があった。
私は瞬時に男に近づく。
男はそのスピードについてこれなかった。
驚愕にゆがんだ男の顔を見る間もなく、私は真横に剣を振り払ったのだ。
バシンッ ドシーーーーン
優男は私の剣に一瞬で叩きのめされて障壁に叩きつけられていたのだった。
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