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第2章 これはもしかしてデートなのでは?
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「ふむ、では先ずだ。最初から気になっていた事だ。アリーシャの魔族との戦い方。あれは一体どういう原理なのだ?」
私の質問の意図にしばし目を瞬かせ、それからふと思い当たったように「ああ」と手を打つ。
「闇魔法を使い魔族に攻撃をしている事か?」
「そうだ」
それだけの質問でその話に思い当たるということは、やはりアリーシャ自身にも自身の戦い方が特殊だという自覚があるのだろうか。
彼女はふむと相槌を打った。
「ふむ、それはこの剣に秘密があるのだ」
アリーシャは椅子に立て掛けている自身の剣を軽く持ち上げて見せた。
それからゴトリと重厚な音を立て、テーブルの上に剣を置く。
改めて彼女の剣を注視してみた。
「――ふむ」
一見すると普通の剣のようだが。
強いて言うなら剣の柄の部分に幾何学的な模様があり、魔石らしき物が埋め込まれているくらいのものか。
「その剣に何か特別な仕掛けがあるのか?」
顔を上げるとアリーシャは笑顔で首肯した。
「そうだ。この剣は魔力を込めると対極に位置する属性に変換する効果を持っているのだ」
「属性を変換?」
「うむ。火属性なら水へ、地なら風といった風にな。そしてその力で以て私の闇魔法を対極の属性である光属性に変え、魔族へとダメージを与えられるようにしていた、という訳だ」
「そんな事が……」
それは中々に興味深い。
属性を対極に変える剣。
しかし得心がいかないことが一つある。
「アリーシャ、魔法は魔族には通用しないのではなかったのか?」
アリーシャの魔法剣とも呼べるそれは、明らかに大ダメージを与えているように見えたのだ。
属性変換するだけで魔族に通用しない魔法が凄まじい効能を発揮するようになる。その原理とは一体。
「ああそうだ。レッサーデーモン程度ならいざ知らず、四級魔族ともなれば、ただの光魔法では大したダメージにはならない。君達も実際に戦ってそれは感じたと思う。だが闇魔法を光魔法に変換するという事は意味合いが違ってくる」
「……難しいな。言っている意味が良く解らないのだ」
私は顎に手を乗せ眉根を寄せる。
アリーシャは椅子に浅く座り直し、ずいとテーブルの方へと乗り出してきた。
「光と闇、地水火風の六属性のうち、闇魔法以外の魔法は自身の魔力をそれぞれの属性に変換させて放つものだ。だから精神世界に実体を持つ魔族には当てる事さえ叶わない。だが、闇魔法だけは違う。闇魔法とは自身の中から心の闇を生み出し、それを魔力に乗せて放つ魔法だ。なので闇魔法とは六属性の中で唯一相手の精神に干渉するいわゆる精神魔法。なので他の五属性の魔法と違い、精神世界の住人である魔族に効果は及んではいるのだ」
「――なるほど。闇魔法は魔族にとっては自身の属性だからということか」
そこまで聞いてようやく頭が追いついてきた。
アリーシャは私の言葉に強く頷く。
「そういうことだ。魔族は元々闇属性の生き物なので、闇魔法を吸収してしまうというわけなのだ」
アリーシャの話を聞いて思う。
要するに闇魔法というのはマインドを消費して放つ魔法なのだと。
この世界における私達がマインドと呼んでいる原理がそれなのだ。
「――なるほど、ようやく理解したのだ。精神世界の住人である魔族に効果を及ぼす闇魔法を光属性に変換することにより、普通の光魔法とは異なる、いわゆる精神世界干渉できる光魔法を生み出していた、という訳だな?」
「ああ。そういうことだ。闇魔法が使える私の裏技のようなものだな」
私はアリーシャの説明を聞き、こちらの世界の魔法というものを本当の意味で理解する事が出来たような心持ちとなっていた。
中々世界の有り様を知るとは面白いものだなと思う。
「その話を聞いてまた一つ疑問が浮かんだのだが、レッサーデーモンにある程度こちらの世界の攻撃が効くのはどうしてだ?」
「うむ……。これは仮説の域を出ない話になるが、下位魔族は正確には精神世界の住人ではない。こちらの世界の住人、という事なのだろう」
またざっくりとした返答だったが、そもそもこの数百年で魔族の出現は殆ど無かったと聞いている。
魔王の復活に向け最近ようやく活発化してきた所なのだ。
魔族が人との関わりを意図的に持っていなかったのか、彼らとの交戦記録自体がこの500年の間全くと言っていいほど残ってはいないのだ。
実際その辺りの事はまだはっきりとは分かり得ないのだろう。
これまでの話も大昔からある伝承の類いのようなものだと思っておいた方がいい。
「しかし、アリーシャは姫なのに色々と戦いの事に詳しいのだな。姫というより騎士、という方が本当にしっくり来てしまうな」
そう溢す私の言葉にアリーシャは少し嬉しそうに笑う。
「ふふ……まあ、そう生きてきたからな。自分が姫だとは正直心から思ってはいないのかもしれない。皆が私を姫と見てくれた訳でもなかった。どちらかというと煙たがらる事の方が多くてな。そうした日々の中で、結局は強くなる事が自分にとって最も大事な事だと思わされたのだ」
その表情は嬉しそうな反面、少し儚げでもあり、寂しそうにも見えた。
やはり女性としてもう少し緩やかな日々を過ごすことに対する憧れのような気持ちもあるのではないか。
間違いかもしれないが、アリーシャの表情を見ていて、ふとそんな考えが頭を過るのだ。
「アリーシャ?」
「あ、長話をしてしまったな。剣術の話はまた今度にして、そろそろシーナとミナと合流しないか?」
名前を呼ぶとはたと気づいたようにまた明るい笑顔が戻る。
その笑顔は花のように綺麗で。だがともすれば一瞬にして散らされてしまうのではないかという危うさも秘めていて。
彼女の心はそれでも明るい陽だまりのような色合いを見せるのだ。
彼女は本当に強い。
これまで私が思っている以上に色々あったのだろうと思う。
けれどそんな事はおくびにも出さず、凛とした振る舞いを見せるアリーシャはとても気高い。
そんな彼女を、異世界に来て初めて美奈達以外に心から守ってあげたいという気持ちが込み上げてしまうのだ。
私の質問の意図にしばし目を瞬かせ、それからふと思い当たったように「ああ」と手を打つ。
「闇魔法を使い魔族に攻撃をしている事か?」
「そうだ」
それだけの質問でその話に思い当たるということは、やはりアリーシャ自身にも自身の戦い方が特殊だという自覚があるのだろうか。
彼女はふむと相槌を打った。
「ふむ、それはこの剣に秘密があるのだ」
アリーシャは椅子に立て掛けている自身の剣を軽く持ち上げて見せた。
それからゴトリと重厚な音を立て、テーブルの上に剣を置く。
改めて彼女の剣を注視してみた。
「――ふむ」
一見すると普通の剣のようだが。
強いて言うなら剣の柄の部分に幾何学的な模様があり、魔石らしき物が埋め込まれているくらいのものか。
「その剣に何か特別な仕掛けがあるのか?」
顔を上げるとアリーシャは笑顔で首肯した。
「そうだ。この剣は魔力を込めると対極に位置する属性に変換する効果を持っているのだ」
「属性を変換?」
「うむ。火属性なら水へ、地なら風といった風にな。そしてその力で以て私の闇魔法を対極の属性である光属性に変え、魔族へとダメージを与えられるようにしていた、という訳だ」
「そんな事が……」
それは中々に興味深い。
属性を対極に変える剣。
しかし得心がいかないことが一つある。
「アリーシャ、魔法は魔族には通用しないのではなかったのか?」
アリーシャの魔法剣とも呼べるそれは、明らかに大ダメージを与えているように見えたのだ。
属性変換するだけで魔族に通用しない魔法が凄まじい効能を発揮するようになる。その原理とは一体。
「ああそうだ。レッサーデーモン程度ならいざ知らず、四級魔族ともなれば、ただの光魔法では大したダメージにはならない。君達も実際に戦ってそれは感じたと思う。だが闇魔法を光魔法に変換するという事は意味合いが違ってくる」
「……難しいな。言っている意味が良く解らないのだ」
私は顎に手を乗せ眉根を寄せる。
アリーシャは椅子に浅く座り直し、ずいとテーブルの方へと乗り出してきた。
「光と闇、地水火風の六属性のうち、闇魔法以外の魔法は自身の魔力をそれぞれの属性に変換させて放つものだ。だから精神世界に実体を持つ魔族には当てる事さえ叶わない。だが、闇魔法だけは違う。闇魔法とは自身の中から心の闇を生み出し、それを魔力に乗せて放つ魔法だ。なので闇魔法とは六属性の中で唯一相手の精神に干渉するいわゆる精神魔法。なので他の五属性の魔法と違い、精神世界の住人である魔族に効果は及んではいるのだ」
「――なるほど。闇魔法は魔族にとっては自身の属性だからということか」
そこまで聞いてようやく頭が追いついてきた。
アリーシャは私の言葉に強く頷く。
「そういうことだ。魔族は元々闇属性の生き物なので、闇魔法を吸収してしまうというわけなのだ」
アリーシャの話を聞いて思う。
要するに闇魔法というのはマインドを消費して放つ魔法なのだと。
この世界における私達がマインドと呼んでいる原理がそれなのだ。
「――なるほど、ようやく理解したのだ。精神世界の住人である魔族に効果を及ぼす闇魔法を光属性に変換することにより、普通の光魔法とは異なる、いわゆる精神世界干渉できる光魔法を生み出していた、という訳だな?」
「ああ。そういうことだ。闇魔法が使える私の裏技のようなものだな」
私はアリーシャの説明を聞き、こちらの世界の魔法というものを本当の意味で理解する事が出来たような心持ちとなっていた。
中々世界の有り様を知るとは面白いものだなと思う。
「その話を聞いてまた一つ疑問が浮かんだのだが、レッサーデーモンにある程度こちらの世界の攻撃が効くのはどうしてだ?」
「うむ……。これは仮説の域を出ない話になるが、下位魔族は正確には精神世界の住人ではない。こちらの世界の住人、という事なのだろう」
またざっくりとした返答だったが、そもそもこの数百年で魔族の出現は殆ど無かったと聞いている。
魔王の復活に向け最近ようやく活発化してきた所なのだ。
魔族が人との関わりを意図的に持っていなかったのか、彼らとの交戦記録自体がこの500年の間全くと言っていいほど残ってはいないのだ。
実際その辺りの事はまだはっきりとは分かり得ないのだろう。
これまでの話も大昔からある伝承の類いのようなものだと思っておいた方がいい。
「しかし、アリーシャは姫なのに色々と戦いの事に詳しいのだな。姫というより騎士、という方が本当にしっくり来てしまうな」
そう溢す私の言葉にアリーシャは少し嬉しそうに笑う。
「ふふ……まあ、そう生きてきたからな。自分が姫だとは正直心から思ってはいないのかもしれない。皆が私を姫と見てくれた訳でもなかった。どちらかというと煙たがらる事の方が多くてな。そうした日々の中で、結局は強くなる事が自分にとって最も大事な事だと思わされたのだ」
その表情は嬉しそうな反面、少し儚げでもあり、寂しそうにも見えた。
やはり女性としてもう少し緩やかな日々を過ごすことに対する憧れのような気持ちもあるのではないか。
間違いかもしれないが、アリーシャの表情を見ていて、ふとそんな考えが頭を過るのだ。
「アリーシャ?」
「あ、長話をしてしまったな。剣術の話はまた今度にして、そろそろシーナとミナと合流しないか?」
名前を呼ぶとはたと気づいたようにまた明るい笑顔が戻る。
その笑顔は花のように綺麗で。だがともすれば一瞬にして散らされてしまうのではないかという危うさも秘めていて。
彼女の心はそれでも明るい陽だまりのような色合いを見せるのだ。
彼女は本当に強い。
これまで私が思っている以上に色々あったのだろうと思う。
けれどそんな事はおくびにも出さず、凛とした振る舞いを見せるアリーシャはとても気高い。
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