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第1章:剣と少年
第4話:無限の可能性と冒険者ギルド
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取り合えず、スキルとやらを試してみる。
なかなかに、使い勝手は悪くない。
意識しただけで、発動とか。
便利だ。
使いすぎると、精神力的なものが。
ふふ……俺の鋼の精神の前に、ひれ伏すがいい。
いや、鋼どころか鉄かどうかも。
よくよく考えたら、銅の可能性も。
いや、鉄だ。
俺は、鉄……
異世界らしく、ミスリル鉱とか魔鋼とか。
俺だって、そのくらいのことは知ってる。
いや、地球のファンタジーの知識だ。
もしかしたら、この世界固有の金属とかかもしれない。
強化マシマシで森を疾走。
兎!
異世界っぽい、角の生えた兎。
クリっとした瞳が可愛い。
美味しいと思うけど、ここはスルーで。
流石に、兎は殺せない。
猫や、犬も。
狼も……可愛いといえば可愛い。
あと家族愛強いから、どっちかというとペットというか家族になりたい。
でもお前は駄目だ。
いたよ、緑色の小鬼さん。
ゴブリンかな?
ゴブリンだろうな。
でも、この世界の固有名詞は分からないし。
取り合えず、3匹か。
【悪食を獲得しました】
【異種族繁殖弱を獲得しました】
【解体初級を獲得しました】
【精製初球を獲得しました】
これだけのスキルを獲得したけど、聞き捨てならないスキルが。
異種族繁殖って……
えっ?
これって、俺も繁殖できるようになったってこと?
どうやって?
剣なのに?
無理だろ……
生まれてくる子もやっぱり、剣なのかな?
うーん……使うことは無さそうだし、まあいっか。
ちなみに斬りつけはしたけど、殺してはいない。
どうしても、人型相手だと躊躇するな。
それに、亜人って扱いかもしれないし。
文化的な種族かも……
【鑑定初級を獲得しました】
【弓術初球を獲得しました】
【ファイアーボールを獲得しました】
【ウィンドを獲得しました】
【小鬼言語を獲得しました】
【ゴブリン狩りの称号を獲得しました】
……
たくさんスキルが手に入った。
逃がしてやったのに、仲間を呼ぶとか。
そしてゴブリン言語が分かったから、あいつらの言葉も分かったけど。
うんうん……
害獣だな。
亜人とは呼べない。
殺せ!
皮を剥げ!
肉を削げ!
しか言ってないし。
「我々は、貴方様に忠誠を誓います」
そして、目の前でヨボヨボのゴブリンが膝をついている。
その後ろには、ゴブリンがいっぱい。
30匹くらいかな?
30人……いや、匹で良いだろう。
面倒になったので、威圧を飛ばしてみた。
効果覿面。
いや、ゴブリン狩りの称号も手伝ってくれての結果だけど。
「そうか、じゃあこいつに危険が及ばないように周囲をよく見張っておいてくれ」
皆のお陰で十分なスキルが集まったので、とりあえず周辺の警戒にあたらせる。
配下になったは良いけど、基本は自由に森で過ごしていいと言ってある。
スキル持ちのゴブリンは、指先をちょっと切らせてもらった。
どうやら、血を媒介にスキルを吸収するらしい。
鑑定で、自分を鑑定してみて分かった。
種族は剣?だった。
何故、疑問形?
「なんだろう、しっかり寝たはずなのに身体中が痛い」
あー、固い地面で寝たからじゃないかな?
「うーん、腕とか足も痛いんだけど」
筋肉痛かな?
昨日ははしゃぎすぎたかも。
結局狩りと割り切って、兎も狩ってしまったし。
解体して、目の前で葉っぱにくるんでるけど。
解体したのは、器用なゴブリンだけどね。
包んでる葉っぱは、長老に教えてもらった殺菌作用のある葉っぱ。
保存用に、ゴブリンも使っているらしい。
ニコが食べるぶんだけの肉をもらって、他は全部ゴブリンにあげた。
頭を下げて、森に帰っていったけど。
ちなみに、結構な数の兎や鳥を狩って進化も出来た。
ちょっと錆びた鉄と思われる剣
鉄と思われるってなんだ?
もう少し、はっきりと。
まあ、良いか。
「また、レベル上がってる」
そのレベルってのはなんだ?
「あー、魔物を狩ったりすると、ある時を境に少しだけ色々と力が付いたりするんだよ」
へえ……
ダメだな。
人間がダメになりそうなシステムだ。
やっぱり身体は鍛えて、知識は勉強して身につけないと。
そんな、敵を倒したら強くなるとか。
身体強化ヒャッハーしてた、俺の言えた言葉じゃないが。
とはいえ、最後に信じられるのは努力して身に着けた力だからな。
ニコには、それをよく知ってもらわないと。
「どうしたの? なんか、オーラが怖いんだけど」
喜んでるところ悪いけど、帰ったら身体を鍛えてもらうから。
「えっ? なに急に。怖いんだけど」
ふふ……
「ちっ、生きてやがったのか」
街に戻って門をくぐるときに、えらそうな兵士が舌打ちしてた。
横に立ってた、部下っぽい兵士さんは苦笑いだけど。
兵士か……
認めたくないけど、絶対に地球じゃない。
重火器じゃなくて、剣を担いだ兵士とか。
どうしてこんなことに。
「先にギルドに寄っちゃいますね」
ああ、良いぞ。
俺も興味あるし。
そしてギルド。
冒険者ギルド。
異世界といえば、やっぱこれだよね。
ニコが入った瞬間に、多くの冒険者が顔を顰めてたけど。
「なんだ、生きて戻ったのか……つまらん」
そこに、全然普通の見た目の冒険者が絡んでくる。
いや、そこは柄の悪い冒険者とかじゃ……
「っかしーな」
っかしーな?
おかしいなってことか?
引っかかる物言いだな。
ニコは黙ってうつむいたまま。
受付に行こうにも、目の前の冒険者が邪魔だ。
どいてもらえばいいのに。
「集魔香油っていっても、あんま効果ないのかな?」
ん?
「魔物を引き寄せるっていうから、お前の荷物に染み込ませてやったのに。とんだ無駄遣いだったわ」
どうりで、短時間の割にニコの荷物がボロボロだったわけだ。
「な……なんで……」
ニコも流石に驚いているみたいだ。
それに対して、冒険者の男はニヤニヤといやらしい笑みを浮かべて、彼の頬をペチペチと叩く。
「いやあ、魔物から逃げてばっかりだしさ。レベル上げのお手伝いだよ、お手伝い!」
ふーん……
良い奴じゃん。
わざわざお金払って、そんなお節介焼いてくれるなんてさ……
あっ?
「ひっ!」
あまりにムカついた。
怒りが抑えられないくらいに。
一歩間違えなくても、ニコは死にかけたってのに。
俺がいなけりゃ、間違いなく死んでただろう。
人が死ぬかもしれないのに、ニヤニヤと子供の悪戯みたいな反応しやがって。
男が尻もちをついているが、周囲の冒険者たちも少しざわついている。
椅子を引く音があちらこちらから、聞こえてきた。
知るか。
目の前のこいつを斬らんと、気がすまん。
よしっニコ、俺を抜け。
「えっ? ギルド内で剣を抜いたら…」
向こうが先に抜いてるぞ?
目の前の冒険者は、しりもちをついた状態で剣を抜いている。
周囲の冒険者の中にも、柄に手をかけている者がチラホラ。
「でも、というか鈴木さん何したの?」
まだ、何もしてない。
これから、するところだ。
「ちょっ、ダメだって!」
いや、こいつらにはちょっとお灸をすえてやらんと、気がすまん。
あまりにもお約束な展開だから、お約束通りにこいつをまず血祭りに……
「物騒! 物騒なこと考えてるでしょう!」
うるさいな。
お前が心配することじゃないだろう。
ニコに集中して気がそがれたからか。
「売女のクソガキが、調子にのっ……」
俺の怒気から逃れた目の前の男が立ち上がって、こっちに向かって来ようとしている。
今度は意識して、威圧を放つ。
こちらに向かう勢いのまま剣を振り上げようとした男が、糸の切れたマリオネットのようにその場にへたり込むのを確認。
なんだ、ただの三下か。
おい、ニコ!
ドスの利いた声でどけって言え。
「えー、言えないよ!」
俺の指示に、ニコが小声で反論して首を小さく振る。
言えないか。
小心者っぽいしね。
「大丈夫ですか?」
「ひっ」
それどころか、手を差し伸べるなんて優しいな。
かなり怯えられているけど。
できれば一撃くらいかましたかったけど、時間切れからな。
奥から、大きな気配を持った人が近寄ってくるのが分かる。
スキル気配探知、便利だ。
「これは、どういうことだ! 何があった!」
一際大きな声の、乱入者。
ほう、思った通りかなり強そうだ。
「マスター……」
マスター?
ニコの呟きを拾う。
ここのギルドマスターってことかな?
うーん、こんなテンプレみたいな展開になるなんて。
なかなかに、使い勝手は悪くない。
意識しただけで、発動とか。
便利だ。
使いすぎると、精神力的なものが。
ふふ……俺の鋼の精神の前に、ひれ伏すがいい。
いや、鋼どころか鉄かどうかも。
よくよく考えたら、銅の可能性も。
いや、鉄だ。
俺は、鉄……
異世界らしく、ミスリル鉱とか魔鋼とか。
俺だって、そのくらいのことは知ってる。
いや、地球のファンタジーの知識だ。
もしかしたら、この世界固有の金属とかかもしれない。
強化マシマシで森を疾走。
兎!
異世界っぽい、角の生えた兎。
クリっとした瞳が可愛い。
美味しいと思うけど、ここはスルーで。
流石に、兎は殺せない。
猫や、犬も。
狼も……可愛いといえば可愛い。
あと家族愛強いから、どっちかというとペットというか家族になりたい。
でもお前は駄目だ。
いたよ、緑色の小鬼さん。
ゴブリンかな?
ゴブリンだろうな。
でも、この世界の固有名詞は分からないし。
取り合えず、3匹か。
【悪食を獲得しました】
【異種族繁殖弱を獲得しました】
【解体初級を獲得しました】
【精製初球を獲得しました】
これだけのスキルを獲得したけど、聞き捨てならないスキルが。
異種族繁殖って……
えっ?
これって、俺も繁殖できるようになったってこと?
どうやって?
剣なのに?
無理だろ……
生まれてくる子もやっぱり、剣なのかな?
うーん……使うことは無さそうだし、まあいっか。
ちなみに斬りつけはしたけど、殺してはいない。
どうしても、人型相手だと躊躇するな。
それに、亜人って扱いかもしれないし。
文化的な種族かも……
【鑑定初級を獲得しました】
【弓術初球を獲得しました】
【ファイアーボールを獲得しました】
【ウィンドを獲得しました】
【小鬼言語を獲得しました】
【ゴブリン狩りの称号を獲得しました】
……
たくさんスキルが手に入った。
逃がしてやったのに、仲間を呼ぶとか。
そしてゴブリン言語が分かったから、あいつらの言葉も分かったけど。
うんうん……
害獣だな。
亜人とは呼べない。
殺せ!
皮を剥げ!
肉を削げ!
しか言ってないし。
「我々は、貴方様に忠誠を誓います」
そして、目の前でヨボヨボのゴブリンが膝をついている。
その後ろには、ゴブリンがいっぱい。
30匹くらいかな?
30人……いや、匹で良いだろう。
面倒になったので、威圧を飛ばしてみた。
効果覿面。
いや、ゴブリン狩りの称号も手伝ってくれての結果だけど。
「そうか、じゃあこいつに危険が及ばないように周囲をよく見張っておいてくれ」
皆のお陰で十分なスキルが集まったので、とりあえず周辺の警戒にあたらせる。
配下になったは良いけど、基本は自由に森で過ごしていいと言ってある。
スキル持ちのゴブリンは、指先をちょっと切らせてもらった。
どうやら、血を媒介にスキルを吸収するらしい。
鑑定で、自分を鑑定してみて分かった。
種族は剣?だった。
何故、疑問形?
「なんだろう、しっかり寝たはずなのに身体中が痛い」
あー、固い地面で寝たからじゃないかな?
「うーん、腕とか足も痛いんだけど」
筋肉痛かな?
昨日ははしゃぎすぎたかも。
結局狩りと割り切って、兎も狩ってしまったし。
解体して、目の前で葉っぱにくるんでるけど。
解体したのは、器用なゴブリンだけどね。
包んでる葉っぱは、長老に教えてもらった殺菌作用のある葉っぱ。
保存用に、ゴブリンも使っているらしい。
ニコが食べるぶんだけの肉をもらって、他は全部ゴブリンにあげた。
頭を下げて、森に帰っていったけど。
ちなみに、結構な数の兎や鳥を狩って進化も出来た。
ちょっと錆びた鉄と思われる剣
鉄と思われるってなんだ?
もう少し、はっきりと。
まあ、良いか。
「また、レベル上がってる」
そのレベルってのはなんだ?
「あー、魔物を狩ったりすると、ある時を境に少しだけ色々と力が付いたりするんだよ」
へえ……
ダメだな。
人間がダメになりそうなシステムだ。
やっぱり身体は鍛えて、知識は勉強して身につけないと。
そんな、敵を倒したら強くなるとか。
身体強化ヒャッハーしてた、俺の言えた言葉じゃないが。
とはいえ、最後に信じられるのは努力して身に着けた力だからな。
ニコには、それをよく知ってもらわないと。
「どうしたの? なんか、オーラが怖いんだけど」
喜んでるところ悪いけど、帰ったら身体を鍛えてもらうから。
「えっ? なに急に。怖いんだけど」
ふふ……
「ちっ、生きてやがったのか」
街に戻って門をくぐるときに、えらそうな兵士が舌打ちしてた。
横に立ってた、部下っぽい兵士さんは苦笑いだけど。
兵士か……
認めたくないけど、絶対に地球じゃない。
重火器じゃなくて、剣を担いだ兵士とか。
どうしてこんなことに。
「先にギルドに寄っちゃいますね」
ああ、良いぞ。
俺も興味あるし。
そしてギルド。
冒険者ギルド。
異世界といえば、やっぱこれだよね。
ニコが入った瞬間に、多くの冒険者が顔を顰めてたけど。
「なんだ、生きて戻ったのか……つまらん」
そこに、全然普通の見た目の冒険者が絡んでくる。
いや、そこは柄の悪い冒険者とかじゃ……
「っかしーな」
っかしーな?
おかしいなってことか?
引っかかる物言いだな。
ニコは黙ってうつむいたまま。
受付に行こうにも、目の前の冒険者が邪魔だ。
どいてもらえばいいのに。
「集魔香油っていっても、あんま効果ないのかな?」
ん?
「魔物を引き寄せるっていうから、お前の荷物に染み込ませてやったのに。とんだ無駄遣いだったわ」
どうりで、短時間の割にニコの荷物がボロボロだったわけだ。
「な……なんで……」
ニコも流石に驚いているみたいだ。
それに対して、冒険者の男はニヤニヤといやらしい笑みを浮かべて、彼の頬をペチペチと叩く。
「いやあ、魔物から逃げてばっかりだしさ。レベル上げのお手伝いだよ、お手伝い!」
ふーん……
良い奴じゃん。
わざわざお金払って、そんなお節介焼いてくれるなんてさ……
あっ?
「ひっ!」
あまりにムカついた。
怒りが抑えられないくらいに。
一歩間違えなくても、ニコは死にかけたってのに。
俺がいなけりゃ、間違いなく死んでただろう。
人が死ぬかもしれないのに、ニヤニヤと子供の悪戯みたいな反応しやがって。
男が尻もちをついているが、周囲の冒険者たちも少しざわついている。
椅子を引く音があちらこちらから、聞こえてきた。
知るか。
目の前のこいつを斬らんと、気がすまん。
よしっニコ、俺を抜け。
「えっ? ギルド内で剣を抜いたら…」
向こうが先に抜いてるぞ?
目の前の冒険者は、しりもちをついた状態で剣を抜いている。
周囲の冒険者の中にも、柄に手をかけている者がチラホラ。
「でも、というか鈴木さん何したの?」
まだ、何もしてない。
これから、するところだ。
「ちょっ、ダメだって!」
いや、こいつらにはちょっとお灸をすえてやらんと、気がすまん。
あまりにもお約束な展開だから、お約束通りにこいつをまず血祭りに……
「物騒! 物騒なこと考えてるでしょう!」
うるさいな。
お前が心配することじゃないだろう。
ニコに集中して気がそがれたからか。
「売女のクソガキが、調子にのっ……」
俺の怒気から逃れた目の前の男が立ち上がって、こっちに向かって来ようとしている。
今度は意識して、威圧を放つ。
こちらに向かう勢いのまま剣を振り上げようとした男が、糸の切れたマリオネットのようにその場にへたり込むのを確認。
なんだ、ただの三下か。
おい、ニコ!
ドスの利いた声でどけって言え。
「えー、言えないよ!」
俺の指示に、ニコが小声で反論して首を小さく振る。
言えないか。
小心者っぽいしね。
「大丈夫ですか?」
「ひっ」
それどころか、手を差し伸べるなんて優しいな。
かなり怯えられているけど。
できれば一撃くらいかましたかったけど、時間切れからな。
奥から、大きな気配を持った人が近寄ってくるのが分かる。
スキル気配探知、便利だ。
「これは、どういうことだ! 何があった!」
一際大きな声の、乱入者。
ほう、思った通りかなり強そうだ。
「マスター……」
マスター?
ニコの呟きを拾う。
ここのギルドマスターってことかな?
うーん、こんなテンプレみたいな展開になるなんて。
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