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夜のメイド 

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「先にやってるぞー。」

もう1人の若い騎士が帰ってきた。湯浴みをしていたらしい格好だ。
「あ、ああ。」

私の乱れた格好に、顔を赤くして横を向いてしまう。
とてもシャイな男である。まあ、ちゃんと性欲はあるのだと証明ができる。

男の股間は反応している様子だ。

「ヒンソーなメイドで良ければドーゾ~。」

息が少し乱れた私の姿に、生唾を飲んだようだ。
正直、私の身体は女性的な部分が少ない。主にボリューム感について。

「食っても身になってねーな?」
気軽に胸を触るが、一応はある。しっかり主張はしていないが丸く存在している。

タオルを乱暴に使い、濡れた髪を乾かして移動して来る。

胸派でいじめっ子気質のエイドリアンとは大違いの、初々しい反応が見れる。
エイはまだ私の胸について文句を言いながら、安酒を持ち上げて観戦モードになっていた。

だらしない格好で酒を持つ姿は、騎士様のイメージとは程遠い。
まあ。今の時間はオフなのだから、咎められないけど。

「よ、よろしくお願いします」

最後尾が弱々しくなるビーと呼ばれる青年は、言葉使いも普段から丁寧である。
体格は騎士らしく、ガッチリめであるが優しそうだ。

やっと対面にすんなり来てくれるようになった。
最初は、対峙するだけで赤面して顔を合わせてもらえなかったくらいで。

『女関係はまったく影がない』と聞いていた話と一致した。
エイが散々に、揶揄ったせいもあると思う。

「なあ、この胸で興奮するか?」
「尻はまあまあだけど俺は胸がな。」

ビンセントは平民出身で、騎士を志して叶えた好青年を絵に描いたような人格。
その分、搦手のような事は苦手。対策としてビーという捻くれ者を組ませているんだと聞いた。

ビーから、ローションをもらい準備を始める。

この2人を組ませた対策は事実でもあるだろう。しかし、エイとやってける相手がいなかった可能性も私はあると思っている。
そんな事を考えている間に、ジュグリとナカが柔らかくなる。少し催淫効果があるから、はやい。

「んっ…ふ…」

私の準備ができた。

ビーとヤる時には、必要な後ろの準備が。
「まだ解した方が…」

心配してくれるビー。

「つっこみゃ、いっしょじゃねー?」

めんどくさそうなエイ。

夜の仕事、とでも言う奉仕だ。

「ね、きて?」

たっぷり奉仕しなくては。
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