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*騎士団
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騎士団長のハーパー様。その部下である2人の、3人だけの騎士団。
その騎士寮と呼ぶ屋敷へ忍ぶように訪れる影。
フードを被り、夜の闇に紛れるように。
まあ、私なのだけど。
「よ・う・こ・そ。こそ泥みてーだな。」
「似たようなものかしら?」
戯れに会話をして、中に入った。
もし誰かに身咎められれば、お酒を届けに来たと言えば良い。この男もわかっている。
実際に、私の持つカゴにはワインが2本あった。
貴族の四男だと聞いたが、普段の様子には出ない。
たまの察しの良さが、貴族っぽいかと思うくらいだ。
「じゃ、跪いてもらおうか?」
これから、夜の仕事だ。
ベッドに座った男の股の近くに跪く。
この男は、支配欲があるのかこういった上からの命令が好きだ。
だいたい、自身のモノを舐めさせる。
「失礼します」
一応、丁寧な言葉遣いをする。
そっと、男のモノを取り出した。反応は…していない。
これから、反り勃たせるのだけど
ちゅっと唇で触れ、吐息を漏らした。
男のモノは、空気に触れて寒そうだ。
次はベロっと唾気をたっぷり、舐めた。
男の口元が愉快げになる。
私のぎこちなさも、楽しめるらしい。睨下した表情が楽しそうだ。
「まだまだ足りないなあ?」
もちろん、こんな事で終わるなんて思っていない。
ハムっと歯を触れないように、モノに咥えた。
ここから中々の時間を要する。
例え反応しても、他にヤル事がある。
「ンっ…」
顎がつかれる前に終われるだろうか?
私は喋るのに使う口を、しゃぶるのに使った。
「フっ…くっ」
男も感じているようで、声が漏れる。
その声を頼りに、男のモノに舌を這わせた。
私の仕事は、もちろんこれだけではないし、大っぴらには黙っていたいものだ。
苦しさを感じながらも奉仕は止めない。
男が、達する前に頭を固定されるのが苦しいのだけど。
私はなんとか、精子を口で受け止めた。
全部は難しい。男もそこは強要しないので、口を拭える。
次も待ちがあるので、すぐに2回目にとりかかった。
その騎士寮と呼ぶ屋敷へ忍ぶように訪れる影。
フードを被り、夜の闇に紛れるように。
まあ、私なのだけど。
「よ・う・こ・そ。こそ泥みてーだな。」
「似たようなものかしら?」
戯れに会話をして、中に入った。
もし誰かに身咎められれば、お酒を届けに来たと言えば良い。この男もわかっている。
実際に、私の持つカゴにはワインが2本あった。
貴族の四男だと聞いたが、普段の様子には出ない。
たまの察しの良さが、貴族っぽいかと思うくらいだ。
「じゃ、跪いてもらおうか?」
これから、夜の仕事だ。
ベッドに座った男の股の近くに跪く。
この男は、支配欲があるのかこういった上からの命令が好きだ。
だいたい、自身のモノを舐めさせる。
「失礼します」
一応、丁寧な言葉遣いをする。
そっと、男のモノを取り出した。反応は…していない。
これから、反り勃たせるのだけど
ちゅっと唇で触れ、吐息を漏らした。
男のモノは、空気に触れて寒そうだ。
次はベロっと唾気をたっぷり、舐めた。
男の口元が愉快げになる。
私のぎこちなさも、楽しめるらしい。睨下した表情が楽しそうだ。
「まだまだ足りないなあ?」
もちろん、こんな事で終わるなんて思っていない。
ハムっと歯を触れないように、モノに咥えた。
ここから中々の時間を要する。
例え反応しても、他にヤル事がある。
「ンっ…」
顎がつかれる前に終われるだろうか?
私は喋るのに使う口を、しゃぶるのに使った。
「フっ…くっ」
男も感じているようで、声が漏れる。
その声を頼りに、男のモノに舌を這わせた。
私の仕事は、もちろんこれだけではないし、大っぴらには黙っていたいものだ。
苦しさを感じながらも奉仕は止めない。
男が、達する前に頭を固定されるのが苦しいのだけど。
私はなんとか、精子を口で受け止めた。
全部は難しい。男もそこは強要しないので、口を拭える。
次も待ちがあるので、すぐに2回目にとりかかった。
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