上 下
5 / 41

*後ろの騎士

しおりを挟む
辺境で直面する問題は多いが、男の問題においては一つ。端的に言うと、ヤレる場所がない。

そこで私である。若いし女だからね。
「ハッ…あっ、ンッ……」
「ほーら~がんばれー」

お尻を突き出し、男のモノを受け挿れている。
「メイさんっ!!」

グチュっズルっと感触が、お尻のナカで出たり入ったり。
正直、余裕が無い。

最初の初心な反応が懐かしいくらい、ハマってくれたようで仕事としてはヤりやすい。
でも、騎士の体力を打ちつけられるのは、私がもたない。

それもあって、エイは酒を飲んで観戦中。
ビーは、身体の関係に私を使うのを戸惑っていた。

『華奢な女の子に無体を働くようで』

彼にとって私は、か弱い守る対象になるらしい。

それを聞いて、ビーが女の趣味を疑うと言っていたが。
貴方の態度が貴族出身って事のが疑わしいですよ。今も、酒を煽っているが決してお上品ではない。


当初も普通に性行為をするつもりだった。私にしても避妊の薬を飲まずに済んで楽ではある。
用意はしているけど。パンパンッと肌の合わさる音が続くも、媚薬成分が効いている。

「う、キツいっ」
(私の方もキツい!)

力をセーブしていてくれるのだろうが、なかなかにイイトコロを穿っている。
「ア、ハッ…アッ!」

滑りを良くするジェルを使ったが、もう愛液でグチョグチョだ。

「イ、イク…」

あっ力を入れて、追い出さないように。
私はグッとお尻を突き出す。

それに応えてか、ビーはギュッと胸の下の辺りに腕を回す。
隙間を無くすほどの力で、熱い呼吸が密着するほど近い。

そんな意識とは別に、私の後穴でビーが出す精液を受け止めていた。

「あっ、ああ…」

出された量と熱さに、呻いてしまう。
これでもまだ序盤戦だ。

優しく私の髪を梳いてくれたものの、容赦なく再びナカに穿ちはじめる。

2、3回終わると、エイが自身のモノを私の顔の前に出して奉仕を命じる。


2人の騎士の相手を、彼らがあらかた満足するまで
私はもたらされる熱を受け入れた。

「アンっ♡」

勢いと何回も起こる刺激は私のためじゃない。私が彼らを気持ち良くさせないと!

出来るだけ、気を強くもって。
体力の続く限り、身体で応えるのだった。
しおりを挟む
1 / 4

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

転生チートは家族のために~ユニークスキルで、快適な異世界生活を送りたい!~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:18,055pt お気に入り:3,260

嘘つきな唇〜もう貴方のことは必要ありません〜

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:39,315pt お気に入り:5,314

筆頭騎士様の夜伽係

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:28,727pt お気に入り:1,686

【完結・R18】姫様の玩具にされたメイドと騎士

恋愛 / 完結 24h.ポイント:78pt お気に入り:708

本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:525pt お気に入り:3,531

処理中です...