174 / 223
帰って来た
ほんと何者なの⁉︎
しおりを挟む朝食を食べていたらお客さんが来て、クリスさんが出迎えたら、まさかのお父さんとお母さんで。。。
とにかくびっくりして嬉しかった
「お父さん!お母さん⁉︎
空いたかったー!
………けど、2人で来ても大丈夫だったの⁉︎」
けどそんな素直な疑問を2人に伝えた
すると
「…………もちろん大丈夫よ!
ね?」
とお母さんが言った
間が…………かなりあったよね???
本当に大丈夫か心配になってお父さんの方を見たら
「うん、まぁ、、、大丈夫だ!」
と言った。
…………ねぇ、2人とも、怖いよ?
そう思っていたら凄く息の切れたユースさんが来て
ゼェゼェ言いながら
「ここにいましたか!
つい先ほど連絡が来まして…会いたいのは分かりますが族長様と族長代理様が2人ともはだめに決まってるじゃないですか⁉︎」
と凄い表情でそう言った。
すると
「でも…もう少しで入学だぞ?
制服姿は親が1番に…見るもんだろ?」
とお父さんが悲しそうな表情でユースさんにそう言うと
「いや…まぁそれは、そうかもしれませんが、、、」
それだけいいユースさんが黙り込んでしまった。
んーーーーーお父さんの勝ち…かな?
なんて思っていたら
「安心してちょうだい、今まで私たちの魔力を溜め込んで1ヶ月分は安全でいられるように魔道具を準備して来たのよ
それに代理については…ね?」
とクリスさんを見ながらお母さんが言った
「…………いや、何言ってるんですか?
また私にすべてなすりつけようとしてますけど、、一応私ハイエルフではなくエルフですので、代理は無理ですよ?」
とユースさんが言った
てか…今更だけど、そうだよね?
エルフのユースさん、、中心部に普通に出入りできて、こんなに信頼されて…実は、かなりどころでなく凄い人だよね⁉︎
と思っていた矢先
「でもユースは事実上ハイエルフじゃないか
里の皆んなもユースならいいと言ってたぞ?」
そうお父さんが当たり前かのように、普通にそう暴露して来た。
ん⁉︎
事実上ってなに⁉︎
とバッとユースさんを見ると
「いや…勘違いしないでくれよ?
ああやって擦りつけるために言ってるだけだからね⁉︎」
と慌てた様子でユースさんがそう言った
あ、なるほど(笑)
そう言う事かぁ
と1人で納得していたら
「あら、嘘はよくないわよ?
あなたは世界樹の加護を持つ唯一のエルフで、ステータスにも(ハイエルフ)って書いてあるでしょ?」
とお母さんが言った。
()⁉︎
え?(ハイエルフ)って…そんな事普通にあるんだ⁉︎
てかそれなら確かにユースさん、、、特別では⁉︎
と言うか世界樹のカゴって、、、ユース何者?
そして、、なんでそんな凄い人がこんな身近にいたとは。。。
やっぱり本当に凄い人って、お母さんみたいにしっかり役に就いて仕事をしてる人もいれば、目立つのもそう言う場に立つのも避けて、ユースさんみたいに本当はこの人凄いんですよ⁉︎みたいに…
なんて言うか、隠れてる(?)人も居るもんなんだね。
ちょい怖いよ?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
285
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる