2 / 6
ポール・バニヤンとサンタさん
しおりを挟む
これはね、トット・シンプソンさんがおれにだけこっそりと話してくれた事なんだけどね?
まだアメリカって国が生まれたてな赤ん坊だったころにさ。赤ん坊って聞いたらやってくる奴がいるだろう?サンタクロースってやつがさ。そのサンタがこの新大陸に来たばっかりの頃アメリカってのは今より大きくて太い木がたくさんあっていくら空を飛べるトナカイと橇があっても木にぶつかっちまう事がいつものようだったんだと、おかげでサンタの顔はただでさえパンパンなのにもっと晴れててどこの目があるのか分からん位だったんだと。これでは子供にプレゼントを配る前に天使のお迎えが来ちまうってこまってただが。どこからか大きな鼻歌が聞こえる「木を伐りたいならおいらを呼んでくれ~♪何処での行くから♪おいらのこの両刃の斧で~♪」
何のことだとサンタはびっくりしたがこれは神様の助かと思って「誰か知らんが助けてくれ~」と声を張り上げたケンタッキーまで響くような大声だったそうだよ。
するとサンタの目の前が真っ暗になった「どういうことだと」サンタが脅えていると上から声が聞こえた。
「ほら、来たよ。」
サンタが上を見上げると両刃の斧を持った大男が体をかがめてサンタを見ていたんだと。
え?この大男は誰かって?誰かって君、彼こそがかの有名なポール・バニヤンさ!(アメリカ合衆国やカナダ民話に登場する伝説の怪力無双な大男の木こり)
ポールはサンタを見て、礼儀正しくあいさつした帽子を取って深くお辞儀したんだするとその風圧でサンタはロッキー山脈まで飛ばされて這う這うの体で戻ってきた。サンタはポールの謝罪のお辞儀が来る前に自分の不幸を話したんだ。もう飛ばされるのはごめんだと思ったんだろうね。するとポールは「それならお任せを!この大陸にある樹は全て切ってやるぜ」と意気揚々と斧を研ぎ始めた。「いやそこまでせんでいいよ」サンタは答えた、そこまでやっちゃアメリカが砂漠になっちゃうからね。「わしのトナカイと橇が樹にぶつからないようになればいいじゃが・・・」ポールは頭を搔きながらうなっていると一つ考え付いた。するとポールは巨大なたいまつにクヌギをまぶしてススキをかけましたすると恐ろしいほどの煙が出るんだ。その煙をフッと森に吹きかけた、すると樹は苦しんでまるで避難訓練をする子供のように丸くちじこまってしまった。煙がなくなるとまたもとのようにまっすぐ伸びようとするのでポールはそのたびに煙を吹きかけ樹をちじこませまちまった。そして何度も繰り返していくうちに樹はまっすぐ大きくなることをやめてしまったんだ。
「さてこれで大丈夫だろ、サンタさん」
樹の高さはトナカイと橇が飛べるぎりぎりの高さで止まっていました。
「ああこれで大丈夫だ!ありがとうございます。大きいの!メリークリスマス!」
「メリークリスマス!」
これでサンタは怪我をすることなく安心してクリスマスに子供たちにプレゼントが配れるようになったっていう話だよ。
アメリカで今一番大きい樹はジャイアント・セコイアの115mだろ?あれより大きい木がないのはポール・バニヤンとサンタクロースがこういうことをしたからなんだってさ。
まだアメリカって国が生まれたてな赤ん坊だったころにさ。赤ん坊って聞いたらやってくる奴がいるだろう?サンタクロースってやつがさ。そのサンタがこの新大陸に来たばっかりの頃アメリカってのは今より大きくて太い木がたくさんあっていくら空を飛べるトナカイと橇があっても木にぶつかっちまう事がいつものようだったんだと、おかげでサンタの顔はただでさえパンパンなのにもっと晴れててどこの目があるのか分からん位だったんだと。これでは子供にプレゼントを配る前に天使のお迎えが来ちまうってこまってただが。どこからか大きな鼻歌が聞こえる「木を伐りたいならおいらを呼んでくれ~♪何処での行くから♪おいらのこの両刃の斧で~♪」
何のことだとサンタはびっくりしたがこれは神様の助かと思って「誰か知らんが助けてくれ~」と声を張り上げたケンタッキーまで響くような大声だったそうだよ。
するとサンタの目の前が真っ暗になった「どういうことだと」サンタが脅えていると上から声が聞こえた。
「ほら、来たよ。」
サンタが上を見上げると両刃の斧を持った大男が体をかがめてサンタを見ていたんだと。
え?この大男は誰かって?誰かって君、彼こそがかの有名なポール・バニヤンさ!(アメリカ合衆国やカナダ民話に登場する伝説の怪力無双な大男の木こり)
ポールはサンタを見て、礼儀正しくあいさつした帽子を取って深くお辞儀したんだするとその風圧でサンタはロッキー山脈まで飛ばされて這う這うの体で戻ってきた。サンタはポールの謝罪のお辞儀が来る前に自分の不幸を話したんだ。もう飛ばされるのはごめんだと思ったんだろうね。するとポールは「それならお任せを!この大陸にある樹は全て切ってやるぜ」と意気揚々と斧を研ぎ始めた。「いやそこまでせんでいいよ」サンタは答えた、そこまでやっちゃアメリカが砂漠になっちゃうからね。「わしのトナカイと橇が樹にぶつからないようになればいいじゃが・・・」ポールは頭を搔きながらうなっていると一つ考え付いた。するとポールは巨大なたいまつにクヌギをまぶしてススキをかけましたすると恐ろしいほどの煙が出るんだ。その煙をフッと森に吹きかけた、すると樹は苦しんでまるで避難訓練をする子供のように丸くちじこまってしまった。煙がなくなるとまたもとのようにまっすぐ伸びようとするのでポールはそのたびに煙を吹きかけ樹をちじこませまちまった。そして何度も繰り返していくうちに樹はまっすぐ大きくなることをやめてしまったんだ。
「さてこれで大丈夫だろ、サンタさん」
樹の高さはトナカイと橇が飛べるぎりぎりの高さで止まっていました。
「ああこれで大丈夫だ!ありがとうございます。大きいの!メリークリスマス!」
「メリークリスマス!」
これでサンタは怪我をすることなく安心してクリスマスに子供たちにプレゼントが配れるようになったっていう話だよ。
アメリカで今一番大きい樹はジャイアント・セコイアの115mだろ?あれより大きい木がないのはポール・バニヤンとサンタクロースがこういうことをしたからなんだってさ。
0
あなたにおすすめの小説
緑色の友達
石河 翠
児童書・童話
むかしむかしあるところに、大きな森に囲まれた小さな村がありました。そこに住む女の子ララは、祭りの前日に不思議な男の子に出会います。ところが男の子にはある秘密があったのです……。
こちらは小説家になろうにも投稿しております。
表紙は、貴様 二太郎様に描いて頂きました。
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
まほうのマカロン
もちっぱち
絵本
ちいさなおんなのこは
貧しい家庭で暮らしていました。
ある日、おんなのこは森に迷い込み、
優しいおばあちゃんに出会います。
おばあちゃんは特別なポットから
美味しいものが出てくる呪文を教え、
おんなのこはわくわくしながら帰宅します。
おうちに戻り、ポットの呪文を唱えると、
驚くべき出来事が待っていました
【もふもふ手芸部】あみぐるみ作ってみる、だけのはずが勇者ってなんなの!?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
網浜ナオは勉強もスポーツも中の下で無難にこなす平凡な少年だ。今年はいよいよ最高学年になったのだが過去5年間で100点を取ったことも運動会で1等を取ったこともない。もちろん習字や美術で賞をもらったこともなかった。
しかしそんなナオでも一つだけ特技を持っていた。それは編み物、それもあみぐるみを作らせたらおそらく学校で一番、もちろん家庭科の先生よりもうまく作れることだった。友達がいないわけではないが、人に合わせるのが苦手なナオにとっては一人でできる趣味としてもいい気晴らしになっていた。
そんなナオがあみぐるみのメイキング動画を動画サイトへ投稿したり動画配信を始めたりしているうちに奇妙な場所へ迷い込んだ夢を見る。それは現実とは思えないが夢と言うには不思議な感覚で、沢山のぬいぐるみが暮らす『もふもふの国』という場所だった。
そのもふもふの国で、元同級生の丸川亜矢と出会いもふもふの国が滅亡の危機にあると聞かされる。実はその国の王女だと言う亜美の願いにより、もふもふの国を救うべく、ナオは立ち上がった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる