16 / 96
美味しいご飯が作れます!
しおりを挟む
はぁぁぁっ、この時を待っていたのよ。
作れる。
美味しい料理が作れるのよ!
「ユア様。
楽しみですか?
御顔を見たら分かります」
「顔に出てた?
ゴメンね、直ぐ顔に出ちゃうんだよね」
また百面相してたみたい。
恥ずかしい!
「ユア様、ここが調理室となっております。
こちらは料理長のブルーノ。
そして右から料理人のトティとククルでございます」
料理担当は犬の獣人さんなんだね、なんか納得。
メイドさん達は狼の獣人さんで騎士様達はライオンの獣人さん。
メイドならもっと可愛い獣人さんだと思ってたけど、みんな狼で動きがなんていうか素早くて、日本でいえば凄腕の忍者っぽい動き。
でも皆さんいい人達で心が落ち着く。
「お初に御目にかかります、私は料理長のブルーノです。
ユア様のお料理のお手伝いにと思い、料理人の総出で集まりました。
何なりとお申し付けください」
「ユア様、私はトティと言います。
何なりとお申し付けください!」
「私はククルです。
宜しくお願い致します!」
3人で作ってたんだね。
でも私は一人でも大丈夫だけど、料理を覚えてもらって、美味しい料理を作れるようになれば万々歳だよね。
「うん、ヨロシクね」
さすが王宮の調理室なので何でも揃ってる。
朝食のパン!
って、酵母が無きゃ作れないよ。
酵母は今から用意しとくか、蓋つきの瓶ないかな?
あった!
林檎を八つ程に切って、瓶に詰め水を林檎が全て浸かるまで入れてから蓋を閉める。
閉めたら、少し振って日の当たる場所に置いておく。
小さい泡がシュワシュワ出てたら酵母の出来上がりだけど、4~5日は待たないとな。
1日に1回は空気の入れ替えをして、発酵するまで待つしか無い!
それまでは……ほかの料理で我慢するしかない。
小麦粉、ミルク、バター、卵、砂糖を入れトロトロになるまで混ぜて置いておく。
次はレタスに似た野菜とトマトもどきを切って盛り付ける。
ドレッシングは……卵黄・酢・塩・油を混ぜて混ぜて混ぜまくる!
で~き~た~!
マヨネーズの完成!
「皆んな覚えてね」
人差し指を立ててウインクしながら言った。
次は時間ないしコンソメや出汁が無いからスープは出来ない。
ミキサーも無い、仕方ないから昔の日本ならではのジュース。
果実を薄い布で絞る、絞ったら砂糖を入れてかき混ぜる。
ジュースの出来上がり~。
ではでは最後の作業、フライパンを熱してバターを入れホットケーキの素となる物を流し入れる。
火は弱火、プツプツっとなって来たのを見て、フライパンを上に振り、ホットケーキをひっくり返す「ヨッ!」ってな感じでね。
「………!!」
「………!!」
「………!!」
反応やリアクションは……うん、初めて見るんだろうし、驚くのは当たり前だよね。
出来たホットケーキを味見用に一口大に切り分け、メープルシロップは無いからハチミツを上からトロ~っとかけて完成!
「皆で食べてみて」
調理室にいる皆がパクッて食べた瞬間、凄い顔になってる。
「こんな美味しい料理は初めてだ!
さっきの手順で作れば同じ物が作れますか?」
「あの手際の良さ、凄いですよ!
今の料理の作り方……覚えてるうちに書き留めておこう」
「ユア様。
この料理、凄く美味しいです!
口の中で柔らかくて甘い食べ物……この世界にはありませんわ!」
ホットケーキは好評だわ。
喜んでくれるのが一番嬉しい。
さてと、人数分作らなきゃっ!
テキパキと手際良く全員分のホットケーキとサラダにジュース、なんとか時間に間に合った。
配膳はメイドさん達がしてくれると言われたので、食卓に着いた。
「皆さん、食べてみて下さい」
メイドさんや料理人さん達には好評だったけど、王族のお口に合うかな?
心配でドキドキしながら皆さんの返事を待った。
「………!!」
「………!!」
「………!!」
「ユア、凄いよ!
こんな美味しい料理初めてだ!
柔らかくて甘い、この野菜にかかってるソースは野菜に合い、この飲み物も美味しいよ!!」
「エヘヘっ、喜んでくれてありがとう。
皆さんのお口に合って良かったです」
「本当に美味しいわ!
初めて食べましたわ!」
「えぇ、甘くて美味しい!
幸せな気分になりますわ!」
「お姉様、わたくしも同じ意見ですわ!
今までの料理は……ユア、また作って下さいませ」
「素晴らしい腕前だ、うむ。
この1週間で料理人達に、美味しい料理の作り方を伝授してはくれないだろうか?」
料理は好評。
良かった、これからも色んな料理を作れるようにしてみせる!
「はい、そのつもりです」
作れる。
美味しい料理が作れるのよ!
「ユア様。
楽しみですか?
御顔を見たら分かります」
「顔に出てた?
ゴメンね、直ぐ顔に出ちゃうんだよね」
また百面相してたみたい。
恥ずかしい!
「ユア様、ここが調理室となっております。
こちらは料理長のブルーノ。
そして右から料理人のトティとククルでございます」
料理担当は犬の獣人さんなんだね、なんか納得。
メイドさん達は狼の獣人さんで騎士様達はライオンの獣人さん。
メイドならもっと可愛い獣人さんだと思ってたけど、みんな狼で動きがなんていうか素早くて、日本でいえば凄腕の忍者っぽい動き。
でも皆さんいい人達で心が落ち着く。
「お初に御目にかかります、私は料理長のブルーノです。
ユア様のお料理のお手伝いにと思い、料理人の総出で集まりました。
何なりとお申し付けください」
「ユア様、私はトティと言います。
何なりとお申し付けください!」
「私はククルです。
宜しくお願い致します!」
3人で作ってたんだね。
でも私は一人でも大丈夫だけど、料理を覚えてもらって、美味しい料理を作れるようになれば万々歳だよね。
「うん、ヨロシクね」
さすが王宮の調理室なので何でも揃ってる。
朝食のパン!
って、酵母が無きゃ作れないよ。
酵母は今から用意しとくか、蓋つきの瓶ないかな?
あった!
林檎を八つ程に切って、瓶に詰め水を林檎が全て浸かるまで入れてから蓋を閉める。
閉めたら、少し振って日の当たる場所に置いておく。
小さい泡がシュワシュワ出てたら酵母の出来上がりだけど、4~5日は待たないとな。
1日に1回は空気の入れ替えをして、発酵するまで待つしか無い!
それまでは……ほかの料理で我慢するしかない。
小麦粉、ミルク、バター、卵、砂糖を入れトロトロになるまで混ぜて置いておく。
次はレタスに似た野菜とトマトもどきを切って盛り付ける。
ドレッシングは……卵黄・酢・塩・油を混ぜて混ぜて混ぜまくる!
で~き~た~!
マヨネーズの完成!
「皆んな覚えてね」
人差し指を立ててウインクしながら言った。
次は時間ないしコンソメや出汁が無いからスープは出来ない。
ミキサーも無い、仕方ないから昔の日本ならではのジュース。
果実を薄い布で絞る、絞ったら砂糖を入れてかき混ぜる。
ジュースの出来上がり~。
ではでは最後の作業、フライパンを熱してバターを入れホットケーキの素となる物を流し入れる。
火は弱火、プツプツっとなって来たのを見て、フライパンを上に振り、ホットケーキをひっくり返す「ヨッ!」ってな感じでね。
「………!!」
「………!!」
「………!!」
反応やリアクションは……うん、初めて見るんだろうし、驚くのは当たり前だよね。
出来たホットケーキを味見用に一口大に切り分け、メープルシロップは無いからハチミツを上からトロ~っとかけて完成!
「皆で食べてみて」
調理室にいる皆がパクッて食べた瞬間、凄い顔になってる。
「こんな美味しい料理は初めてだ!
さっきの手順で作れば同じ物が作れますか?」
「あの手際の良さ、凄いですよ!
今の料理の作り方……覚えてるうちに書き留めておこう」
「ユア様。
この料理、凄く美味しいです!
口の中で柔らかくて甘い食べ物……この世界にはありませんわ!」
ホットケーキは好評だわ。
喜んでくれるのが一番嬉しい。
さてと、人数分作らなきゃっ!
テキパキと手際良く全員分のホットケーキとサラダにジュース、なんとか時間に間に合った。
配膳はメイドさん達がしてくれると言われたので、食卓に着いた。
「皆さん、食べてみて下さい」
メイドさんや料理人さん達には好評だったけど、王族のお口に合うかな?
心配でドキドキしながら皆さんの返事を待った。
「………!!」
「………!!」
「………!!」
「ユア、凄いよ!
こんな美味しい料理初めてだ!
柔らかくて甘い、この野菜にかかってるソースは野菜に合い、この飲み物も美味しいよ!!」
「エヘヘっ、喜んでくれてありがとう。
皆さんのお口に合って良かったです」
「本当に美味しいわ!
初めて食べましたわ!」
「えぇ、甘くて美味しい!
幸せな気分になりますわ!」
「お姉様、わたくしも同じ意見ですわ!
今までの料理は……ユア、また作って下さいませ」
「素晴らしい腕前だ、うむ。
この1週間で料理人達に、美味しい料理の作り方を伝授してはくれないだろうか?」
料理は好評。
良かった、これからも色んな料理を作れるようにしてみせる!
「はい、そのつもりです」
90
あなたにおすすめの小説
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
捨てたものに用なんかないでしょう?
風見ゆうみ
恋愛
血の繋がらない姉の代わりに嫁がされたリミアリアは、伯爵の爵位を持つ夫とは一度しか顔を合わせたことがない。
戦地に赴いている彼に代わって仕事をし、使用人や領民から信頼を得た頃、夫のエマオが愛人を連れて帰ってきた。
愛人はリミアリアの姉のフラワ。
フラワは昔から妹のリミアリアに嫌がらせをして楽しんでいた。
「俺にはフラワがいる。お前などいらん」
フラワに騙されたエマオは、リミアリアの話など一切聞かず、彼女を捨てフラワとの生活を始める。
捨てられる形となったリミアリアだが、こうなることは予想しており――。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます
おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります)
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
【完結済】次こそは愛されるかもしれないと、期待した私が愚かでした。
こゆき
恋愛
リーゼッヒ王国、王太子アレン。
彼の婚約者として、清く正しく生きてきたヴィオラ・ライラック。
皆に祝福されたその婚約は、とてもとても幸せなものだった。
だが、学園にとあるご令嬢が転入してきたことにより、彼女の生活は一変してしまう。
何もしていないのに、『ヴィオラがそのご令嬢をいじめている』とみんなが言うのだ。
どれだけ違うと訴えても、誰も信じてはくれなかった。
絶望と悲しみにくれるヴィオラは、そのまま隣国の王太子──ハイル帝国の王太子、レオへと『同盟の証』という名の厄介払いとして嫁がされてしまう。
聡明な王子としてリーゼッヒ王国でも有名だったレオならば、己の無罪を信じてくれるかと期待したヴィオラだったが──……
※在り来りなご都合主義設定です
※『悪役令嬢は自分磨きに忙しい!』の合間の息抜き小説です
※つまりは行き当たりばったり
※不定期掲載な上に雰囲気小説です。ご了承ください
4/1 HOT女性向け2位に入りました。ありがとうございます!
「本当に僕の子供なのか検査して調べたい」子供と顔が似てないと責められ離婚と多額の慰謝料を請求された。
佐藤 美奈
恋愛
ソフィア伯爵令嬢は、公爵位を継いだ恋人で幼馴染のジャックと結婚して公爵夫人になった。何一つ不自由のない環境で誰もが羨むような生活をして、二人の子供に恵まれて幸福の絶頂期でもあった。
「長男は僕に似てるけど、次男の顔は全く似てないから病院で検査したい」
ある日、ジャックからそう言われてソフィアは、時間が止まったような気持ちで精神的な打撃を受けた。すぐに返す言葉が出てこなかった。この出来事がきっかけで仲睦まじい夫婦にひびが入り崩れ出していく。
さようなら、私の愛したあなた。
希猫 ゆうみ
恋愛
オースルンド伯爵家の令嬢カタリーナは、幼馴染であるロヴネル伯爵家の令息ステファンを心から愛していた。いつか結婚するものと信じて生きてきた。
ところが、ステファンは爵位継承と同時にカールシュテイン侯爵家の令嬢ロヴィーサとの婚約を発表。
「君の恋心には気づいていた。だが、私は違うんだ。さようなら、カタリーナ」
ステファンとの未来を失い茫然自失のカタリーナに接近してきたのは、社交界で知り合ったドグラス。
ドグラスは王族に連なるノルディーン公爵の末子でありマルムフォーシュ伯爵でもある超上流貴族だったが、不埒な噂の絶えない人物だった。
「あなたと遊ぶほど落ちぶれてはいません」
凛とした態度を崩さないカタリーナに、ドグラスがある秘密を打ち明ける。
なんとドグラスは王家の密偵であり、偽装として遊び人のように振舞っているのだという。
「俺に協力してくれたら、ロヴィーサ嬢の真実を教えてあげよう」
こうして密偵助手となったカタリーナは、幾つかの真実に触れながら本当の愛に辿り着く。
【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~
魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる