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相棒
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中学時代
悪名を轟かせていた松山亮輔と瀬尾晃は
いつも二人で行動していた。
ケンカに関しては圧倒的に亮輔の方が強く
女子にもモテていた。
亮輔に好意を持つ女子の中に、この三島 香織もいた。
香織も女子の中では、かなり素行が悪く、亮輔、晃、香織はかなり目立つ存在だった。
「へえ… 晃とお前がなあ…」
亮輔は感心しながら、また香織のお腹を見た。
「まあ、できちゃった結婚ってやつよ。
言っとくけど、身なりはこんなんだけど
ちゃんと主婦業はこなしてるんだからね。」
「ホントかよ… お前がメシ作ってるとこなんて想像できねーって。」
「ちゃんとやってるっつーの!
それよりもさあ、亮輔が地元に帰ってきてるってアイツが知ったら
かなり驚くだろうけど、喜ぶと思うよ。」
香織は目を輝かせて言ったが、亮輔の表情は一気に沈んだ。
「こんな姿になって、アキラに会うのはなあ…」
「大丈夫だって!アイツはそんなの気にしないって。
私だって、全然フツーに接してるでしょ?
外見がいくら変わっても亮輔は亮輔だよ。
中身は全く変わってないよ。」
「でも、かなり変わっちまったよ。中身もな。
考え方とかも女っぽくなってる実感があるもん。」
「ごちゃごちゃ言ってないでさあ、夜にアキラに迎えに行かせるからウチに遊びに来なって。」
香織は亮輔に、強引に約束をさせて帰っていった。
対して、亮輔は懐かしさと不安を胸にしながら家に戻った。
「おかえり、亮輔
遅かったねえ。
ちゃんと注射は打ってもらえたのかい?」
美沙子の質問にも、心ここにあらずの亮輔は 、生返事をして二階に上がっていった。
亮輔が寝泊まりしてる二階の部屋は、中学のときに自分が使ってた部屋で出て行ったままの状態になっていた。
机にはまだ少年だった頃の亮輔と晃、そして香織の三人で撮った写真が飾ってある。
亮輔はその写真を見つめて、大きな溜め息をついた。
悪名を轟かせていた松山亮輔と瀬尾晃は
いつも二人で行動していた。
ケンカに関しては圧倒的に亮輔の方が強く
女子にもモテていた。
亮輔に好意を持つ女子の中に、この三島 香織もいた。
香織も女子の中では、かなり素行が悪く、亮輔、晃、香織はかなり目立つ存在だった。
「へえ… 晃とお前がなあ…」
亮輔は感心しながら、また香織のお腹を見た。
「まあ、できちゃった結婚ってやつよ。
言っとくけど、身なりはこんなんだけど
ちゃんと主婦業はこなしてるんだからね。」
「ホントかよ… お前がメシ作ってるとこなんて想像できねーって。」
「ちゃんとやってるっつーの!
それよりもさあ、亮輔が地元に帰ってきてるってアイツが知ったら
かなり驚くだろうけど、喜ぶと思うよ。」
香織は目を輝かせて言ったが、亮輔の表情は一気に沈んだ。
「こんな姿になって、アキラに会うのはなあ…」
「大丈夫だって!アイツはそんなの気にしないって。
私だって、全然フツーに接してるでしょ?
外見がいくら変わっても亮輔は亮輔だよ。
中身は全く変わってないよ。」
「でも、かなり変わっちまったよ。中身もな。
考え方とかも女っぽくなってる実感があるもん。」
「ごちゃごちゃ言ってないでさあ、夜にアキラに迎えに行かせるからウチに遊びに来なって。」
香織は亮輔に、強引に約束をさせて帰っていった。
対して、亮輔は懐かしさと不安を胸にしながら家に戻った。
「おかえり、亮輔
遅かったねえ。
ちゃんと注射は打ってもらえたのかい?」
美沙子の質問にも、心ここにあらずの亮輔は 、生返事をして二階に上がっていった。
亮輔が寝泊まりしてる二階の部屋は、中学のときに自分が使ってた部屋で出て行ったままの状態になっていた。
机にはまだ少年だった頃の亮輔と晃、そして香織の三人で撮った写真が飾ってある。
亮輔はその写真を見つめて、大きな溜め息をついた。
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