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二章 接吻
10 意地悪しないで ※
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※挿入、3P、むしろ溺愛疑惑。
どこまでも墜ちてゆくあの感覚が、女を深くひきずり込む。
昏く甘い失楽の淵。
底なしだと思っていたが、そうではなかった。
墜ちきってみれば、そこは、いっそ優しいほどに静かな、闇の褥だった。
*
「いい子だ。よく頑張った」
腰に響く低い声が、じかに耳に流し込まれる。
身震いするほど、ゾクゾクした。
腰から何かが背筋を這い上がって、そのまま芯が抜かれてしまう。
「あ」
そこへ頭をぽんぽんと、子供にするように叩かれては、もうほろりと崩れてしまいそうだ。
抱きしめられて、義父の匂いに包まれた。
「痛ければ言え。よいな」
開かれた脚は、女にとっては精一杯、男にとっては申し訳程度だ。
そこに、指が。
片腕は肩をぎゅっと抱きしめたまま、もう片方の手がのびて。
ぬぷ──
「んっ」
ゆっくり、じわじわと、指が押し入ってくる。
長い夜の間に、すでにぐずぐずに、されるだけされた果てである。
温まりさえすれば、そこまでほぐす必要もないものを、義父の指は、すぎるほどに慎重だった。
「あ、んっ」
「少しでも痛みがあれば、すぐに言うのだぞ」
とろけた柔襞が、狂おしいほどに指を喰う。飽き足りず、乱れに乱れて、もどかしさのあまり共喰いを始めそうにさえ思える。
「あ、あ、あんっ」
白い腰が淫らにうねり、すりつけられる。
「ん、うっ」
艶めく声の調子も、あきらかに、なじっていた。
もの言いたげ、いや、物欲しげに。
だが、ざりりざりりと弱いところを撫でながらも、指はどこか手さぐりがちで、動きがにぶい。
「んっ、そこっ、ん、あんっ」
「だめだ。そう急くな。さっき、少し辛そうだった。傷めていないか、ちゃんと調べてからだ」
言葉が頭に入ってこない。
そんなことはいいから、もうどうにでもしてほしい。
「あっ、ちが、さっき、のっ」
たがの外れた肢体のあまりの淫らさに、夫が獣じみた目を光らせている。
父に焦らされて狂い咲く、妻の姿に。
彼の知らない、女の痴態に。
「そこ、あっ、んんっ、んん~~っ」
「待てというのに」
「も、や…ぁ、いじわるしちゃ、やだ……」
舌足らずに甘える声音は、幼い子供のようだった。
「いじわるなどしていない。お前の身体は、やわらかくて、繊細だ。こんなに傷つきやすい」
と、ぴちん、とつまんで、ぴくりとさせて。
ほら、もう赤い、と。
「かよわい。可愛い。愛しい。大事なお前に、ひとつの傷も負わせたくない。痛い思いをさせたくない」
濡れた双眸がまじまじと義父を見た。
その目はたまらないほど艶やかで、あどけないほどに澄んでいる。
つやつやと溶けた大きな瞳に、恋した人を閉じ込めて。
「こんな酷いこと、しておいて?」
「だが、痛いことはひとつもしなかったろう?」
でも、酷くはされた。
粉々に砕かれた。
新婚半年で、夫ある身を、義父に犯されたのだ。
「お前を気持ちよくすることだけを、考えていた」
貪られ、しゃぶり尽くされた。
わけがわからないほどの快楽に堕とされた。
気を失ってもなお、びゅくびゅくと注がれた。
「ひどいお義父さま」
脛を、夫の手が這い上がってくる。
この手に優しく愛されていたのが遠い夢のようだ。
「どうしてこんな酷いこと」
男は、なじる言葉に逆らわない。
うねる身体から引き抜いた指を、掻き出されたものを、仔細に観察した。
「ああ。私は酷い。あの日も今日も、泣き叫ぶお前を力づくで、こうして」
開かせた脚を両肩にかつぎ、ひくつく花びらに、猛り狂う火杭をあてがった。
「誰の名でも呼ぶがいい」
娘の腕が義父の首を抱き、わななく唇で、声もなくせがむ。
おじさま、もう、はやく。
抱き寄せた男の唇に唇で触れれば、身体はもう限界まで折りたたまれて、脚が跳ねる。
ぎ、ち……。
「ん、ああああっ」
ぎち、ち……。
ぢゅぷ、ぢゅぷ、と、溜まっていた白濁を吐き出させながら。
いっそひとおもいに貫いて、と、かきむしられるほどゆっくりと。
「あ、あ、あああ、っ」
みち、みち。
薄い花弁をこじあけて侵入する怒張は、凶悪なまでに猛っている。
「んあああっ、あああっ、あ」
じゅっ、と、灼ける音すら聞こえそうだった。
「痛いところは、ないか?」
「そんなこと、訊かないで」
いっそ痛くすればよいとすら思う。
痛みすら快く感じるよう、他ならぬ彼が彼女の身体に教え込んだのだ。
もう止まらない。暴走する。
「おじさま、ぎゅってして」
「……」
望んだとおりに、抱きしめられた。
だが、足りない。
全然、足りない。
「もっと。もっとぎゅってして」
「こうか? もっとか?」
「もっと。もっと。もっと、めちゃくちゃに、……して」
熱く望んだとおりに、強く長く抱きしめられた。
そして望んだとおりに、抱き潰された。
義父に愛されているあいだ、夫が時々どこかをつねっていたような気もしたが、小さな痛みは、義父の溺愛がもたらす圧倒的な夢心地の前に、知覚される以前に霧散した。夫にももう一度は吐精されたが、後ろから腰を取られている間も、前からは義父に口づけられていた。腔内をねっとりと愛されてトロトロに煮込まれ、それだけで意識がぐずぐずになっていた。
「もうお前さえいればいい。堕ちるなら、もろともに」
夢うつつのなか、したたる義父の声は、怖いほどに優しかった。
溺れるほどに、甘かった。
どこまでも墜ちてゆくあの感覚が、女を深くひきずり込む。
昏く甘い失楽の淵。
底なしだと思っていたが、そうではなかった。
墜ちきってみれば、そこは、いっそ優しいほどに静かな、闇の褥だった。
*
「いい子だ。よく頑張った」
腰に響く低い声が、じかに耳に流し込まれる。
身震いするほど、ゾクゾクした。
腰から何かが背筋を這い上がって、そのまま芯が抜かれてしまう。
「あ」
そこへ頭をぽんぽんと、子供にするように叩かれては、もうほろりと崩れてしまいそうだ。
抱きしめられて、義父の匂いに包まれた。
「痛ければ言え。よいな」
開かれた脚は、女にとっては精一杯、男にとっては申し訳程度だ。
そこに、指が。
片腕は肩をぎゅっと抱きしめたまま、もう片方の手がのびて。
ぬぷ──
「んっ」
ゆっくり、じわじわと、指が押し入ってくる。
長い夜の間に、すでにぐずぐずに、されるだけされた果てである。
温まりさえすれば、そこまでほぐす必要もないものを、義父の指は、すぎるほどに慎重だった。
「あ、んっ」
「少しでも痛みがあれば、すぐに言うのだぞ」
とろけた柔襞が、狂おしいほどに指を喰う。飽き足りず、乱れに乱れて、もどかしさのあまり共喰いを始めそうにさえ思える。
「あ、あ、あんっ」
白い腰が淫らにうねり、すりつけられる。
「ん、うっ」
艶めく声の調子も、あきらかに、なじっていた。
もの言いたげ、いや、物欲しげに。
だが、ざりりざりりと弱いところを撫でながらも、指はどこか手さぐりがちで、動きがにぶい。
「んっ、そこっ、ん、あんっ」
「だめだ。そう急くな。さっき、少し辛そうだった。傷めていないか、ちゃんと調べてからだ」
言葉が頭に入ってこない。
そんなことはいいから、もうどうにでもしてほしい。
「あっ、ちが、さっき、のっ」
たがの外れた肢体のあまりの淫らさに、夫が獣じみた目を光らせている。
父に焦らされて狂い咲く、妻の姿に。
彼の知らない、女の痴態に。
「そこ、あっ、んんっ、んん~~っ」
「待てというのに」
「も、や…ぁ、いじわるしちゃ、やだ……」
舌足らずに甘える声音は、幼い子供のようだった。
「いじわるなどしていない。お前の身体は、やわらかくて、繊細だ。こんなに傷つきやすい」
と、ぴちん、とつまんで、ぴくりとさせて。
ほら、もう赤い、と。
「かよわい。可愛い。愛しい。大事なお前に、ひとつの傷も負わせたくない。痛い思いをさせたくない」
濡れた双眸がまじまじと義父を見た。
その目はたまらないほど艶やかで、あどけないほどに澄んでいる。
つやつやと溶けた大きな瞳に、恋した人を閉じ込めて。
「こんな酷いこと、しておいて?」
「だが、痛いことはひとつもしなかったろう?」
でも、酷くはされた。
粉々に砕かれた。
新婚半年で、夫ある身を、義父に犯されたのだ。
「お前を気持ちよくすることだけを、考えていた」
貪られ、しゃぶり尽くされた。
わけがわからないほどの快楽に堕とされた。
気を失ってもなお、びゅくびゅくと注がれた。
「ひどいお義父さま」
脛を、夫の手が這い上がってくる。
この手に優しく愛されていたのが遠い夢のようだ。
「どうしてこんな酷いこと」
男は、なじる言葉に逆らわない。
うねる身体から引き抜いた指を、掻き出されたものを、仔細に観察した。
「ああ。私は酷い。あの日も今日も、泣き叫ぶお前を力づくで、こうして」
開かせた脚を両肩にかつぎ、ひくつく花びらに、猛り狂う火杭をあてがった。
「誰の名でも呼ぶがいい」
娘の腕が義父の首を抱き、わななく唇で、声もなくせがむ。
おじさま、もう、はやく。
抱き寄せた男の唇に唇で触れれば、身体はもう限界まで折りたたまれて、脚が跳ねる。
ぎ、ち……。
「ん、ああああっ」
ぎち、ち……。
ぢゅぷ、ぢゅぷ、と、溜まっていた白濁を吐き出させながら。
いっそひとおもいに貫いて、と、かきむしられるほどゆっくりと。
「あ、あ、あああ、っ」
みち、みち。
薄い花弁をこじあけて侵入する怒張は、凶悪なまでに猛っている。
「んあああっ、あああっ、あ」
じゅっ、と、灼ける音すら聞こえそうだった。
「痛いところは、ないか?」
「そんなこと、訊かないで」
いっそ痛くすればよいとすら思う。
痛みすら快く感じるよう、他ならぬ彼が彼女の身体に教え込んだのだ。
もう止まらない。暴走する。
「おじさま、ぎゅってして」
「……」
望んだとおりに、抱きしめられた。
だが、足りない。
全然、足りない。
「もっと。もっとぎゅってして」
「こうか? もっとか?」
「もっと。もっと。もっと、めちゃくちゃに、……して」
熱く望んだとおりに、強く長く抱きしめられた。
そして望んだとおりに、抱き潰された。
義父に愛されているあいだ、夫が時々どこかをつねっていたような気もしたが、小さな痛みは、義父の溺愛がもたらす圧倒的な夢心地の前に、知覚される以前に霧散した。夫にももう一度は吐精されたが、後ろから腰を取られている間も、前からは義父に口づけられていた。腔内をねっとりと愛されてトロトロに煮込まれ、それだけで意識がぐずぐずになっていた。
「もうお前さえいればいい。堕ちるなら、もろともに」
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溺れるほどに、甘かった。
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