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本編
-56- 神器様*
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「なんか、今日は恥ずかしいところばっか見られちまったなあ」
「でも、僕は旭さんの本音が聞けて、許されてるって感じがして嬉しかったよ」
テーブルに突っ伏して呟くと、蓮君が優し気にふふっと笑いながら答えてくれる。
蓮君、いい子だなあ、相変わらず。
今、ここ、コンサバトリーには俺と蓮君しかいない。
一時間ほどしてから、ソフィアが帰ってきて、それからすぐにタイラーも帰ってきた。
ソフィアは、何も聞いていないのにアレックス様と蓮君を見てにこにこ話していた。
夕食も是非と誘い、アレックス様と蓮君もお言葉に甘えて、となった。
オリバーにはなんもおとがめない上に、俺はクッキーとお茶を出したことに褒められた。
すげーな、ソフィアは。
一方タイラーはというと、オリバーに、説教だ。
報連相がいかに大切かということと、日ごろそれらが出来ていないことを、これでもかとつらつらと言い連ねた。
結局俺は絆されたっつーか、途中で俺の方がギブしちまったから、タイラーのアレには、ちょっとすっきりした。
そんなわけで、タイラー、おはぎ、アレックス様、オリバーが結界の確認へ、ソフィアは夕飯の支度だ。
散々クッキーを食べたから、おやつはいいよ、と告げた時のおはぎの顔が傑作だった。
だが、殆ど一人で食べきってしまったくらいに食ってたからなあ。
夕食の支度は手伝わなくていいから、蓮君とゆっくりしてっていうのが、ソフィアの言い分だ。
今日は、有難くそうしてもらうことにした。
俺はここまで色々晒したら、今度はエロい話もしてもいいだろ、って気になった。
「蓮君さあ、ナイトポーションってどんなやつか知ってる?」
「え?」
「ただのローションみたいなもんと思ってるんだけどちげーのかなーって思って」
蓮君の顔がぽっと赤くなる。
あ、可愛い。
美人が赤くなると可愛いな、やっぱ。
「うん、滑りが良くなるっていうのは、ローションみたいな感じだと思う。
僕は、元の世界のローションを使ったことがないからわからないけれど、とろっとしてあったかい感じだった。
アレックスは、浄化と少しの治癒と痛みの軽減って言ってたよ」
「え、もうやったのか?」
せっかくナイトポーションがどんなのかを、使用感まで教えてくれたのに、俺はそっちが気になっちまって、つい聞き返してしまった。
「あ、ううん、まだなんだけど、その、貞操具を取るときに、つい、気持ちよくなっちゃって」
「あー、あれなあ」
「その時に、使ってくれた。
出会って直後におしっこすんの見られちゃうし、完勃ちしちゃうし、人の手で初めてされちゃうし、けっこう散々だった。
アレックスは、その時僕を気遣うだけで、全然欲とか感じなくて、優しかったんだけど」
「蓮君もか。俺ら教会で紅茶飲んだしな。生理現象とは言え、俺も大人になってから流石に失禁すんのははじめてだったわ」
こんな美人で可愛い蓮君が失禁して完勃ちか。
アレックス様顔に出さなかっただけで、すげー我慢したんじゃねえか?
オリバーと同い年なら俺の一個上、まだまだ全然いけるだろ、大体闇属性云々で、他人とが初めてらしいし。
相当大切にしてんなあ。
「けど、浄化と少しの治癒と痛みの軽減、か。なんかすげーオリバーがこだわってたから気になって」
「そうなんだ?うーん、僕らお尻が濡れるから、なんとなくなくても大丈夫そう、なんて思っちゃうよね」
「な?そう思うだろ?」
うん、蓮君も疑問に思うようだ。
俺も疑問に思う。
「うん。…あ、でも、そういえば、前より濡れにくいかな……なんだろう?」
「ん?」
「あー、うん。僕、結構すぐ勃っちゃうんだけれど、その、いっぱいキスされたりとか、すると」
蓮君が頬を染めながら言ってくる。
わー、マジか、可愛いな。
若いな、蓮君。
まあ、俺も相手がオリバーならあんまり変わらないか。
「勃ちゃうと、触らなくてもタラタラしちゃうんだけど、そういえば後ろは自然に濡れないかもって思って。
僕ら女性と変わらないんなら、その時点で後ろも濡れてもいいのかなって思うんだよね」
「確かに……あー、確かにな、そうかも、そうだわ」
昨日どうだったかを思い出す。
あんだけぐちゃぐちゃになったが、後ろが濡れてたかっていうと濡れてない。
ってことは自然には濡れないのか?
よくわかんねえなあ。
ってか、タラタラって、蓮君、言い方。
まー、良いけど、俺だし、相手が。
結構あけすけだよなあ、それだけ許されてるって感じがするからそのまんまでいいんだが。
「濡れるまで大変だとかあんのかな?や、けど、貞操具抜く前は、もう、濡れてたわ」
「うん、僕も抜いてもらう途中で気がついて。そうなるの知らなかったから、うんち漏れてるー汚いーって言っちゃった」
「言っちゃったのか」
「うん、そしたら、うんちじゃないって、アレックスに言われて、はじめて濡れるって知った」
「そっか。俺も似たり寄ったりだ」
蓮君も色々あったんだろうなあ、貞操具取るときには。
そもそもあの貞操具ってなんのためにあるんだ?
ただ、管理するためだけか?
それとも…なんか、別の目的のがあるのか?
まあ、あったとしてもあんなんつけたくないが。
「中から刺激しないと濡れないとかあるのかもな。
ちょっと、今日は初めてやる予定だから、またなんか進展あったら言うわ」
「あ、うん、僕も。明日の午前中は特別予定がないから、今日はしてくれるかなって思ってる」
蓮君は、初めてってアレックス様とというより、経験自体初めてなんだろうけれど。
嬉しそうだな、あー…俺もきっと相当期待して嬉しそうな顔してんだろうなあ。
「蓮君、結構積極的だな?」
「うん、なんかね、したいなって思うんだ。まだ会ってすぐなのにね」
「俺もかわんねーか。昨日なんて何でしねーのか怒っちまったからなあ」
「あ、だから、ナイトポーションの話になったの?」
「そー。なんかもう、匂いで既に駄目でさ、すげーいい匂いすんだもんあいつ。しない?」
ウッディアンバーの香りは好き嫌いあるが、いい匂いには違いない。
「えーと…オリバーさんの匂いはわかんない」
え?わからない?
好きとか好みじゃないとかそういうんじゃなくて?
「でも、アレックスはいい匂いするよ?」
「え?アレックス様から?」
「うん…しない?オレンジみたいないい香りする。洋服とかじゃなくてアレックス自身の匂いなんだよ」
「アレックス様からは、わかんないな」
「え?」
ふたりで顔を見合わせてしまう。
どうやら互いの相手だけにしかわからないようだ。
「鼻がおかしくなったわけじゃないと思うんだけど、所有者と神器様ってことと関係あるのかな?」
「わかんねーことだらけだけど、もうぜってー教会には行きたくないよなあ」
「うん、それだけは絶対避けたい」
「なー。何かわかったら教えるよ。オリバー自身はなんもつけてませんよ、なんて言ってたからあいつ自身知らなそうだしな」
「うん、僕も、わかったら旭さんに教える。こういう相談できるの、良かった」
「俺も、正直助かる。本来神器様っておんなじ時期に召喚されても話も仲良くもしねーんだって。
俺らは、交流出来たし、これからもちゃんと出来そうだし、そういう意味ではよかったよな」
「うん。愛斗君と渚君にも早く会えるといいね?僕はアレックスと一緒じゃないと心配されちゃうからすぐには難しそうだけれど、もし、旭さんが僕より先に二人に会ったら、会うのを楽しみにしてたって伝えてね」
「わかった。蓮君が先だったら俺のことも伝えて」
「うん」
にこやかに笑う蓮君に、俺も笑顔で答える。
わかんねーことのほうが多いけれど、けど、まだ一週間もたってないんだ。
なんだかめちゃくちゃ濃い4日間だったが、まだまだ先は長い。
気長に、楽しく、ゆっくりやっていきたい。
「でも、僕は旭さんの本音が聞けて、許されてるって感じがして嬉しかったよ」
テーブルに突っ伏して呟くと、蓮君が優し気にふふっと笑いながら答えてくれる。
蓮君、いい子だなあ、相変わらず。
今、ここ、コンサバトリーには俺と蓮君しかいない。
一時間ほどしてから、ソフィアが帰ってきて、それからすぐにタイラーも帰ってきた。
ソフィアは、何も聞いていないのにアレックス様と蓮君を見てにこにこ話していた。
夕食も是非と誘い、アレックス様と蓮君もお言葉に甘えて、となった。
オリバーにはなんもおとがめない上に、俺はクッキーとお茶を出したことに褒められた。
すげーな、ソフィアは。
一方タイラーはというと、オリバーに、説教だ。
報連相がいかに大切かということと、日ごろそれらが出来ていないことを、これでもかとつらつらと言い連ねた。
結局俺は絆されたっつーか、途中で俺の方がギブしちまったから、タイラーのアレには、ちょっとすっきりした。
そんなわけで、タイラー、おはぎ、アレックス様、オリバーが結界の確認へ、ソフィアは夕飯の支度だ。
散々クッキーを食べたから、おやつはいいよ、と告げた時のおはぎの顔が傑作だった。
だが、殆ど一人で食べきってしまったくらいに食ってたからなあ。
夕食の支度は手伝わなくていいから、蓮君とゆっくりしてっていうのが、ソフィアの言い分だ。
今日は、有難くそうしてもらうことにした。
俺はここまで色々晒したら、今度はエロい話もしてもいいだろ、って気になった。
「蓮君さあ、ナイトポーションってどんなやつか知ってる?」
「え?」
「ただのローションみたいなもんと思ってるんだけどちげーのかなーって思って」
蓮君の顔がぽっと赤くなる。
あ、可愛い。
美人が赤くなると可愛いな、やっぱ。
「うん、滑りが良くなるっていうのは、ローションみたいな感じだと思う。
僕は、元の世界のローションを使ったことがないからわからないけれど、とろっとしてあったかい感じだった。
アレックスは、浄化と少しの治癒と痛みの軽減って言ってたよ」
「え、もうやったのか?」
せっかくナイトポーションがどんなのかを、使用感まで教えてくれたのに、俺はそっちが気になっちまって、つい聞き返してしまった。
「あ、ううん、まだなんだけど、その、貞操具を取るときに、つい、気持ちよくなっちゃって」
「あー、あれなあ」
「その時に、使ってくれた。
出会って直後におしっこすんの見られちゃうし、完勃ちしちゃうし、人の手で初めてされちゃうし、けっこう散々だった。
アレックスは、その時僕を気遣うだけで、全然欲とか感じなくて、優しかったんだけど」
「蓮君もか。俺ら教会で紅茶飲んだしな。生理現象とは言え、俺も大人になってから流石に失禁すんのははじめてだったわ」
こんな美人で可愛い蓮君が失禁して完勃ちか。
アレックス様顔に出さなかっただけで、すげー我慢したんじゃねえか?
オリバーと同い年なら俺の一個上、まだまだ全然いけるだろ、大体闇属性云々で、他人とが初めてらしいし。
相当大切にしてんなあ。
「けど、浄化と少しの治癒と痛みの軽減、か。なんかすげーオリバーがこだわってたから気になって」
「そうなんだ?うーん、僕らお尻が濡れるから、なんとなくなくても大丈夫そう、なんて思っちゃうよね」
「な?そう思うだろ?」
うん、蓮君も疑問に思うようだ。
俺も疑問に思う。
「うん。…あ、でも、そういえば、前より濡れにくいかな……なんだろう?」
「ん?」
「あー、うん。僕、結構すぐ勃っちゃうんだけれど、その、いっぱいキスされたりとか、すると」
蓮君が頬を染めながら言ってくる。
わー、マジか、可愛いな。
若いな、蓮君。
まあ、俺も相手がオリバーならあんまり変わらないか。
「勃ちゃうと、触らなくてもタラタラしちゃうんだけど、そういえば後ろは自然に濡れないかもって思って。
僕ら女性と変わらないんなら、その時点で後ろも濡れてもいいのかなって思うんだよね」
「確かに……あー、確かにな、そうかも、そうだわ」
昨日どうだったかを思い出す。
あんだけぐちゃぐちゃになったが、後ろが濡れてたかっていうと濡れてない。
ってことは自然には濡れないのか?
よくわかんねえなあ。
ってか、タラタラって、蓮君、言い方。
まー、良いけど、俺だし、相手が。
結構あけすけだよなあ、それだけ許されてるって感じがするからそのまんまでいいんだが。
「濡れるまで大変だとかあんのかな?や、けど、貞操具抜く前は、もう、濡れてたわ」
「うん、僕も抜いてもらう途中で気がついて。そうなるの知らなかったから、うんち漏れてるー汚いーって言っちゃった」
「言っちゃったのか」
「うん、そしたら、うんちじゃないって、アレックスに言われて、はじめて濡れるって知った」
「そっか。俺も似たり寄ったりだ」
蓮君も色々あったんだろうなあ、貞操具取るときには。
そもそもあの貞操具ってなんのためにあるんだ?
ただ、管理するためだけか?
それとも…なんか、別の目的のがあるのか?
まあ、あったとしてもあんなんつけたくないが。
「中から刺激しないと濡れないとかあるのかもな。
ちょっと、今日は初めてやる予定だから、またなんか進展あったら言うわ」
「あ、うん、僕も。明日の午前中は特別予定がないから、今日はしてくれるかなって思ってる」
蓮君は、初めてってアレックス様とというより、経験自体初めてなんだろうけれど。
嬉しそうだな、あー…俺もきっと相当期待して嬉しそうな顔してんだろうなあ。
「蓮君、結構積極的だな?」
「うん、なんかね、したいなって思うんだ。まだ会ってすぐなのにね」
「俺もかわんねーか。昨日なんて何でしねーのか怒っちまったからなあ」
「あ、だから、ナイトポーションの話になったの?」
「そー。なんかもう、匂いで既に駄目でさ、すげーいい匂いすんだもんあいつ。しない?」
ウッディアンバーの香りは好き嫌いあるが、いい匂いには違いない。
「えーと…オリバーさんの匂いはわかんない」
え?わからない?
好きとか好みじゃないとかそういうんじゃなくて?
「でも、アレックスはいい匂いするよ?」
「え?アレックス様から?」
「うん…しない?オレンジみたいないい香りする。洋服とかじゃなくてアレックス自身の匂いなんだよ」
「アレックス様からは、わかんないな」
「え?」
ふたりで顔を見合わせてしまう。
どうやら互いの相手だけにしかわからないようだ。
「鼻がおかしくなったわけじゃないと思うんだけど、所有者と神器様ってことと関係あるのかな?」
「わかんねーことだらけだけど、もうぜってー教会には行きたくないよなあ」
「うん、それだけは絶対避けたい」
「なー。何かわかったら教えるよ。オリバー自身はなんもつけてませんよ、なんて言ってたからあいつ自身知らなそうだしな」
「うん、僕も、わかったら旭さんに教える。こういう相談できるの、良かった」
「俺も、正直助かる。本来神器様っておんなじ時期に召喚されても話も仲良くもしねーんだって。
俺らは、交流出来たし、これからもちゃんと出来そうだし、そういう意味ではよかったよな」
「うん。愛斗君と渚君にも早く会えるといいね?僕はアレックスと一緒じゃないと心配されちゃうからすぐには難しそうだけれど、もし、旭さんが僕より先に二人に会ったら、会うのを楽しみにしてたって伝えてね」
「わかった。蓮君が先だったら俺のことも伝えて」
「うん」
にこやかに笑う蓮君に、俺も笑顔で答える。
わかんねーことのほうが多いけれど、けど、まだ一週間もたってないんだ。
なんだかめちゃくちゃ濃い4日間だったが、まだまだ先は長い。
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