57 / 196
本編
-57- 兎の白ワイン煮込み
しおりを挟む
ソフィアの凄いところは、何も聞いていなくてもこうやってご馳走が作れるところだ。
普段だって美味しいけれども、ちょっと特別感を出すところが素晴らしいの一言だ。
今夜は、ほうれん草のキッシュ、かぼちゃのグラタン、メインは兎の白ワイン煮込みだ。
すげー美味い!
「ソフィア、今日もすげー美味い!」
『ん。美味しい』
「んー!とっても美味しい」
「まあまあ、嬉しいこと。たくさん召し上がってくださいね」
今日はアレックス様がいるので、ソフィアとタイラーは流石に一緒に食べるわけにいかないらしい。
別に大丈夫だと思うが、気にして落ち着いて食べられない方が問題だもんな、美味しく食べられる方が良いに決まってる。
白ワイン煮も、オリバーのためを思ってか、ワインの香りは弱めだ。
味付けはベースのトマトの甘みと酸味が絶妙で、肉もほろっと柔らかく、この短時間なのにしっかりと味がしみ込んでる。こっちの世界では、兎肉は鳥と同じくらい庶民的なんだそうだ。
鳥もデカいらしいが、兎もめちゃくちゃデカいんだぜ?
両腕抱えるくらいあるらしい。
そんなにデカいと可愛くはないな。
「なんか、ここにきてすげー食べてるから太りそうだ」
以前の食生活はけして良いものじゃなかった。
むしろ、かなり偏っていたのでバランス的には今の方が良いだろうが、食べ過ぎな気もする。
「アサヒはもう少し太っても全然大丈夫ですよ、むしろ今が軽すぎます」
『大丈夫。おはぎ、訓練がんばる』
「あー、だな!それがいーわ、そうする」
「…あまり無理しないでくださいね」
「大丈夫だって」
食べても動いて消費すればいっか。
朝も夜も激しく運動すりゃいい。
夜は、いかがわしい運動だが。
「僕もダンスもだけれど、殺陣とカンフーもどうにか続けたいなあ」
「え、蓮君、殺陣だけじゃなくてカンフーもすんの?」
蓮君が俺とおはぎの言葉に、羨ましそうに呟く。
殺陣は、役者だっつーんだからまだわかる。
が、カンフー。
アチョーってやつだろ?マジか。
カンフーっていうと、結構本格的じゃねえか。
「うん。映画が恰好良くて、憧れて始めてそれなりに形になったんだけど。どうにかこっちで実践的にならないかなあ」
「実践的じゃなくてもいいんじゃないか?あんまり危ないことはしないで欲しいんだが」
アレックス様がそっと釘をさす。
わかる。
こんな細い身体で、実践的なことなんてしなくていいんじゃないかと俺すらも思う。
だが、俺と同じ立場だからこそ、実践的に使えるようになりたいっていう、蓮君の思いもわかる。
「でも、いざという時に僕がアレックスの弱点になったら困るでしょう?
レナードだったら体術も剣も得意そうだしちゃんと実践的なこと教えてくれそうだけれど、頼んでみてもいい?」
「セオにしろ、俺からも頼んでやる」
レナードとセオ、そういう使用人がいるんだろう。
セオにしろっておっしゃったアレックス様に、蓮君はちょっと納得がいかない顔だ。
蓮君的には、レナードってやつの方がいいらしいが、アレックス様的にはセオってやつの方がいい、と。
レナードってやつが蓮君に惚れてるとか?
「でも、セオだと優しすぎるから、実践的なこと教えてくれるかな?
必要ありませんーレン様には俺らがいるでしょーって言われそう」
蓮君の良い方に思わず笑ってしまう。
面白い使用人のようだ。
アレックス様も現に、軽く吹き出し笑っている。
「ははっ言うだろうな。だが、剣技はレナードの方が上だが、体術にしたらセオの方が上だぞ?
向こうの剣がどんなものか分からないが、レンの細腕じゃこっちの剣は重すぎて振れないと思うし腕を痛める。
それに、うちの領内では長さのある剣は決まった人間しか持ち歩けない、警備隊と貴族の護衛のみだ。
普段持てないのだから、実践的に使えるようになりたいなら、短剣のほうが良いと思う。
短剣の使い方が上手いのはセオの方だ」
「そっか、じゃあ、セオにお願いしてみようかな」
『レン、転移魔法、合わせて使う、強くなれる』
「ん?」
『転移で敵の背後とる。距離とる、詰める。転移魔法、うまく使う。レン、とっても強くなる』
おはぎの言葉に、蓮君とアレックス様がびっくりしておはぎを見る。
どうでもいいが、食べながら話すのはどうなんだ。
よくもまあ、器用にもぐもぐかぼちゃのグラタンを目いっぱい口に詰め込みながら喋れるなあ。
かぼちゃ気に入ったんだな、クッキーもかぼちゃを気に入っていたもんな。
「そっか…そういう使い方も出来るんだ。ありがとう、おはぎ」
『ん』
「俺もしたことなかった手だ。次からは使えるな」
「それにしても、おはぎは口にたくさん入ってても喋れるんだねえ」
「俺も思った。かぼちゃでめちゃくちゃほっぺが膨らんでるじゃねえか、あんま詰め込むとのど詰まるぞ」
俺と同じ疑問を蓮君が口にする。
答えはオリバーから返ってきた。
「それは念話だからですよ」
「は?念話?」
「ええ、声帯じゃなくて、念を飛ばしているんですよ」
「えー?けど、ちゃんとおはぎのほうから聞こえるぞ?」
「おはぎが念を飛ばしてるから、そう聞こえるんですよ」
「ふーん」
って言われてもなあ。
普通にしゃべってるように聞こえる。
「あ、アサヒ、信じてないでしょう?本当ですよ」
「わかったわかった」
オリバーは、しゅんとしながら、キッシュを口に運ぶ。
兎のワイン煮は少ししか食べてないが、キッシュは二切れ目だ。
ワイン煮、この味でもまだ好まないのか?
まあ、たまごだしな、単にキッシュの方が好きだってだけかもしれない。
俺はこの兎の白ワイン煮込みが一番気に入った。
「おはぎはかぼちゃばかり食べ過ぎです」
オリバーが納得いかないままおはぎに注意すると、おはぎがオリバーを凄い目で見た。
や、おはぎのことは言えないくらいには、おまえも偏ってるぞ。
普段だって美味しいけれども、ちょっと特別感を出すところが素晴らしいの一言だ。
今夜は、ほうれん草のキッシュ、かぼちゃのグラタン、メインは兎の白ワイン煮込みだ。
すげー美味い!
「ソフィア、今日もすげー美味い!」
『ん。美味しい』
「んー!とっても美味しい」
「まあまあ、嬉しいこと。たくさん召し上がってくださいね」
今日はアレックス様がいるので、ソフィアとタイラーは流石に一緒に食べるわけにいかないらしい。
別に大丈夫だと思うが、気にして落ち着いて食べられない方が問題だもんな、美味しく食べられる方が良いに決まってる。
白ワイン煮も、オリバーのためを思ってか、ワインの香りは弱めだ。
味付けはベースのトマトの甘みと酸味が絶妙で、肉もほろっと柔らかく、この短時間なのにしっかりと味がしみ込んでる。こっちの世界では、兎肉は鳥と同じくらい庶民的なんだそうだ。
鳥もデカいらしいが、兎もめちゃくちゃデカいんだぜ?
両腕抱えるくらいあるらしい。
そんなにデカいと可愛くはないな。
「なんか、ここにきてすげー食べてるから太りそうだ」
以前の食生活はけして良いものじゃなかった。
むしろ、かなり偏っていたのでバランス的には今の方が良いだろうが、食べ過ぎな気もする。
「アサヒはもう少し太っても全然大丈夫ですよ、むしろ今が軽すぎます」
『大丈夫。おはぎ、訓練がんばる』
「あー、だな!それがいーわ、そうする」
「…あまり無理しないでくださいね」
「大丈夫だって」
食べても動いて消費すればいっか。
朝も夜も激しく運動すりゃいい。
夜は、いかがわしい運動だが。
「僕もダンスもだけれど、殺陣とカンフーもどうにか続けたいなあ」
「え、蓮君、殺陣だけじゃなくてカンフーもすんの?」
蓮君が俺とおはぎの言葉に、羨ましそうに呟く。
殺陣は、役者だっつーんだからまだわかる。
が、カンフー。
アチョーってやつだろ?マジか。
カンフーっていうと、結構本格的じゃねえか。
「うん。映画が恰好良くて、憧れて始めてそれなりに形になったんだけど。どうにかこっちで実践的にならないかなあ」
「実践的じゃなくてもいいんじゃないか?あんまり危ないことはしないで欲しいんだが」
アレックス様がそっと釘をさす。
わかる。
こんな細い身体で、実践的なことなんてしなくていいんじゃないかと俺すらも思う。
だが、俺と同じ立場だからこそ、実践的に使えるようになりたいっていう、蓮君の思いもわかる。
「でも、いざという時に僕がアレックスの弱点になったら困るでしょう?
レナードだったら体術も剣も得意そうだしちゃんと実践的なこと教えてくれそうだけれど、頼んでみてもいい?」
「セオにしろ、俺からも頼んでやる」
レナードとセオ、そういう使用人がいるんだろう。
セオにしろっておっしゃったアレックス様に、蓮君はちょっと納得がいかない顔だ。
蓮君的には、レナードってやつの方がいいらしいが、アレックス様的にはセオってやつの方がいい、と。
レナードってやつが蓮君に惚れてるとか?
「でも、セオだと優しすぎるから、実践的なこと教えてくれるかな?
必要ありませんーレン様には俺らがいるでしょーって言われそう」
蓮君の良い方に思わず笑ってしまう。
面白い使用人のようだ。
アレックス様も現に、軽く吹き出し笑っている。
「ははっ言うだろうな。だが、剣技はレナードの方が上だが、体術にしたらセオの方が上だぞ?
向こうの剣がどんなものか分からないが、レンの細腕じゃこっちの剣は重すぎて振れないと思うし腕を痛める。
それに、うちの領内では長さのある剣は決まった人間しか持ち歩けない、警備隊と貴族の護衛のみだ。
普段持てないのだから、実践的に使えるようになりたいなら、短剣のほうが良いと思う。
短剣の使い方が上手いのはセオの方だ」
「そっか、じゃあ、セオにお願いしてみようかな」
『レン、転移魔法、合わせて使う、強くなれる』
「ん?」
『転移で敵の背後とる。距離とる、詰める。転移魔法、うまく使う。レン、とっても強くなる』
おはぎの言葉に、蓮君とアレックス様がびっくりしておはぎを見る。
どうでもいいが、食べながら話すのはどうなんだ。
よくもまあ、器用にもぐもぐかぼちゃのグラタンを目いっぱい口に詰め込みながら喋れるなあ。
かぼちゃ気に入ったんだな、クッキーもかぼちゃを気に入っていたもんな。
「そっか…そういう使い方も出来るんだ。ありがとう、おはぎ」
『ん』
「俺もしたことなかった手だ。次からは使えるな」
「それにしても、おはぎは口にたくさん入ってても喋れるんだねえ」
「俺も思った。かぼちゃでめちゃくちゃほっぺが膨らんでるじゃねえか、あんま詰め込むとのど詰まるぞ」
俺と同じ疑問を蓮君が口にする。
答えはオリバーから返ってきた。
「それは念話だからですよ」
「は?念話?」
「ええ、声帯じゃなくて、念を飛ばしているんですよ」
「えー?けど、ちゃんとおはぎのほうから聞こえるぞ?」
「おはぎが念を飛ばしてるから、そう聞こえるんですよ」
「ふーん」
って言われてもなあ。
普通にしゃべってるように聞こえる。
「あ、アサヒ、信じてないでしょう?本当ですよ」
「わかったわかった」
オリバーは、しゅんとしながら、キッシュを口に運ぶ。
兎のワイン煮は少ししか食べてないが、キッシュは二切れ目だ。
ワイン煮、この味でもまだ好まないのか?
まあ、たまごだしな、単にキッシュの方が好きだってだけかもしれない。
俺はこの兎の白ワイン煮込みが一番気に入った。
「おはぎはかぼちゃばかり食べ過ぎです」
オリバーが納得いかないままおはぎに注意すると、おはぎがオリバーを凄い目で見た。
や、おはぎのことは言えないくらいには、おまえも偏ってるぞ。
41
お気に入りに追加
1,010
あなたにおすすめの小説
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
王道学園なのに、王道じゃない!!
主食は、blです。
BL
今作品の主人公、レイは6歳の時に自身の前世が、陰キャの腐男子だったことを思い出す。
レイは、自身のいる世界が前世、ハマりにハマっていた『転校生は愛され優等生.ᐟ.ᐟ』の世界だと気付き、腐男子として、美形×転校生のBのLを見て楽しもうと思っていたが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる