鬼上司と秘密の同居

なの

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溶け合う ※

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あれから俺は、善は急げと親父に海斗に会ってほしいと連絡入れた。すると明日の日曜日、15時からなら空いてると…忙しい親父には珍しい。

海斗に伝えると行動が早すぎます。それでなくても寝不足なのに緊張して眠れないですか!と抗議の声が上がったが、じゃあゆっくり眠れるように抱き合えばいいんじゃん?と考えた俺は帰ってすぐに一緒にお風呂に入る為に海斗を誘った。何度も一緒に入ってるのに緊張してるのが初々しい。

そんな緊張していた海斗だが唇を合わすとすぐに答えてくれる。角度を何度も変えながらお互いの口内を貪りつくす。
「はぁ…んっ」
久しぶりに触れる身体はお互いの熱を求めて硬く大きく立ち上がってしまう。

今すぐ欲望を吐き出したいが、痛い思いも、苦しい思いもさせたくない。浴室の壁に手を付かせ、お尻を突き出す格好をさせる。その色っぽい格好を見るだけで俺のモノは先ばしりで濡れツヤツヤになっていく。

理性を総動員させボディーソープを纏った指を後孔に入れて解かしていく。最初は1本、徐々に2本、3本と入れて広げていく、ぐじゅくじゅと卑猥な音が浴室に響く。指を前立腺にぐっと押し当てると「あっ」海斗の身体が跳ねた。何度か擦ってやると「あっ、あぁ…うっ…んくっ」「透っ…さぁ…んっ…すっき」

海斗の色っぽい声を聞くと理性がプッと切れた。もう我慢できない、ごめん。指を引き抜きバックから、すっかり硬くなって天を仰いでる自身のモノを後穴に擦り付けた。「海斗、挿れるぞ」ボディーソープと俺の蜜でズブズブとそれは呑み込んで最奥まで一気に突いた。「あっ…あっあー」それだけで海斗はトプトプと白濁を吐き出した。

「気持ちよかったか?」
「久しぶりだったから」
「俺も気持ちいい。海斗の中、絡みついてきて俺もイッちゃいそう」
「透さんも気持ちよくなって」

そんな言葉を聞いて落ち着いてなんてできない。海斗の腰を掴み直し激しく打ちつける。
「あぁ…だめ…待っ…てぇ…」
「もう待てない」
「俺…イッた…ばっかぁ」
「あぁ…まだいこう。2人で気持ちよくなろう」
海斗のモノを掴めば、また緩く立ち上がってきた。
「あっ、や……んっ」
「海斗、愛してる」俺ももう限界でラストスパートをかけ大きく突き上げ揺さぶりながら海斗のモノを扱いてやる。
「透…さん。イッ…ちゃ…うぅ」
「ん、あ…あぁっ」
「クッ…愛してるっ」
咄嗟に海斗から自身を引き抜いて海斗の背中に俺も欲望を吐き出した。

「背中、暖かい…」
「悪い。抜いたけど中に出たかな?」
「中に出してもいいのに…」
「腹痛くなったら明日、行けないだろ?」
もう一度、お互いを洗い合い浴槽に浸かった。

「ふぅ…」
海斗を背後から抱きしめてると「透さん、お願いしてもいい?」と振り向いて言う海斗に「お願い?」と聞き返すと恥ずかしそうに俯いて…「もう1回したい…透さんを感じたい」と最高に嬉しいおねだりが聞こえた。そもそも俺は1回で済まそうなんて思っていない。急いで上がり、まだ戸惑ってる海斗の身体にバスタオルを巻いて抱きかかえベッドに縫い付けた。

「俺のほうがお願いしたかったのに…そんな可愛いおねだりされて嫌なんて言わないよ。愛してるよ海斗」すると蕩けた顔をした海斗から「透さん愛してる」とそっと唇を合わせてきた。

啄むようなキスが重なり舌を絡めせ合い深いキスに変わる。今度はゆっくり優しく愛してやりたい。
「さっきは激しくしてしまったが今度は海斗の好きなようにしよう。どうやって俺に愛されたい?」

そんなこと言われたことない。悩んで出した答えは…
「いっぱいキスして…名前、呼んでほしい」

目を細めて嬉しそうに「あぁ海斗、愛してる」「海斗…可愛いな」ゆっくりと言葉を紡いでくれる。バリトンの声が頭に心に響く。
瞼に、こめかみに、頬に目を合わせながらキスを落としてくる。その欲望に溢れた目が興奮させる。

「海斗、俺にこれからも愛されて」
まるで誓いのキスのように額にそっと口づけを落とし頭を撫でてくれる。透さんのまだ濡れてる髪の毛から水滴が溢れ落ちた。

透さんの鍛えられた腹筋に手を当てるとすぐに絡め取られ恋人繋ぎをしながら今度はゆっくりとゆっくりと口づけを交わす。
それだけで快感を覚えた身体は期待でビクビクと震えて膝を擦り合わせてしまう。

「もう欲しい?」そう聞かれて素直に「欲しい…」と上目遣いで訴えれば「海斗、煽らないで優しくできなくなる」そう言いながらも後穴を解かそうと指を挿れてくれるが、先程の行為でぐずぐずになってるそこはもう透さんを求めていた。ゴムを被せた透さんが僕の中に入ってきた。
「あーあっ…もっと…」
「もっと?いいよ海斗」
もっとして欲しい。もっと気持ちよくなりたい。

ピンポイントで僕の気持ちいいところを擦りつけられれば
「あーあっ…気持ちいぃ」
「気持ち良すぎて…おかしくなるぅ」
「もっと俺を求めて、もっとおかしくなって海斗」
「俺も気持ちいいよ。海斗とずっとこのままでいたいくらい」
触れ合っている指先から、ぐずぐずに溶けてしまいそうになる。 

先程とは違い、ゆっくりとゆっくりと攻め立てられる。肌と肌が触れ合い透さんのお腹に僕のモノを擦りつける。時々、敏感な箇所を刺激され、たくさんのキスをされる。その快楽だけでもう持ちそうになかった。

「あ…はぁ…ん。透…さぁん」
透さんは僕を強く抱きしめ腰を振る。お互いの熱い息遣いとベッドの軋み音が卑猥な音と共に響く。

「んっ…はぁ…」
「海斗…海斗…クッ…」

透さんの身体がビクッと強張り体内にいる透さんのモノが大きく波打った。ゴム越しにでも伝わる透さんの熱に僕も再び絶頂を迎えた。
最後の一滴までゴム越しに注ぎ込まれ、愛されているのが伝わってくる。歓喜で身体が震え溢れるほどの幸福感で胸がいっぱいになった。

透さんが自身を抜いてゴムを縛るのを見ていた。
目線が合うと頭を撫でられ「気持ちよかった?」と口づけしてくれた。
「んっーーっ」

このまま眠ってしまいそうなほど心地いいけれど、もっともっと愛し合いたい。透さんの熱を感じたい。そんな思いでキスを強請るように顔を近づければ笑みを浮かべ「明日、立てなくなるぞ。もっと愛し合いたいけどな」と言いながら唇を塞いでくれた。

甘くて幸せな時間を惜しむように口づけを交わしながら明日の為に2人で眠りについた。
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