ちっこい僕は不良の場野くんのどストライクらしい

よつば 綴

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3章 希う大学生編

マズい展開だ

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 よからぬ想像が過ぎり、そっと席を立とうとした僕と猪瀬くん。しかし、猪瀬くんの後ろに冬真が、僕の背後には啓吾が、いつの間にか立っていた。2人は肩を押さえ立たせてくれない。
 そして、ニコッと素敵な····いや、不敵な笑みを見せると、僕たちを抱えてヤリ部屋へ連れ込んだ。

 ベッドへ放り投げられ、あれよあれよと服を剥ぎ取られる僕と猪瀬くん。猪瀬くんは多少の抵抗を見せるものの、押されれば弱いのだ。
 啓吾と冬真は、一瞬のうちに僕たちのお尻の状態を確認する。

「結人は朝方までヤッてたから問題ねぇな。やぁらかい♡」

「駿も夕べヤッてたからまだイイ感じ♡ つぅか、話には聞いてたけどマジでヤリ部屋とかあんのな。羨ま~」

 猪瀬くんと冬真は、昨日ホテルに泊まって直接ここへ来たらしい。赤面する猪瀬くんを横目に、冬真が自慢げに教えてくれた。
 顔を覆って隠れてしまった猪瀬くんに迫る冬真。手を退けさせると、猪瀬くんの足をかぱっと開いて戦闘モードに。

「いやいやいや! 待って、マジで待って冬真! 人ん家でなにヤろうとしてんだよ!?」

「だれも何も言わねぇし、オッケーて事なんじゃないの? ダメならここ来るまでに止めんだろ」

「そういう事。駿哉も観念しろよ」

 完全に、啓吾と冬真のスイッチが入っている。そこへ、朔が勢いよく扉を開き入ってきた。
 朔はベッドの足元へ立ち、僕たちを見下ろして静かに言葉を放つ。

「別にヤんのは構わねぇけどな、お前ら··、アレやったら許さねぇからな」

 アレとは、やはりあれの事なのだろう。僕たちは皆、朔の圧に押し負け息を飲む。
 朔が止めに来てくれて助かった。新居でやっちゃダメって、凄く怒って言ってたもんね。

 けれど、持ち前の楽天さで空気を押し戻す啓吾。命知らずとも言うのかな。
 啓吾は、僕を置いて朔の元へ歩み寄り、雄弁に語り始める。

「まぁまぁそう言わずにさ。さっくんもやってみれば? 目の前で見せつけるよか興奮するかもよ。考えてみ? 知らねぇ奴に結人見せないで、でも俺らが結人めちゃくちゃにシてんの、声だけで想像させんだよ?」

 おや、朔の様子がおかしい。僕をチラッと見て、何やらうずっとしていないだろうか。

「結人イかせんのも啼かせんのも支配コントロールしてさ、声我慢してる結人の腹ぶち抜いて啼かせんの。すっげぇイイよ?」

「····そんなにイイのか?」

 何を想像しているんだか、朔が熱っぽい目で僕を見てくる。ここで朔が唆されては困る。僕と猪瀬くんは首をふるふると振り、朔の理性が正常に働く事を祈る。

「瀬古も可愛い嫁自慢したい派だろ? 別に見せるわけじゃねぇじゃん。声だけでさ、どんだけヨがり狂ってんのか分かるくらいエロい声出させたくね?」

 冬真は、朔の方へ身体を向き直し説得する。

「ね、ちょっと瀬古? バカ2人に乗せられるなよ?」

「そうだよ朔、頑張って! 声聞かれるだけでも恥ずかしいんだよ」

 僕と猪瀬くんの必死さが伝わるだろうか。

「だから必死こいて我慢してんだよなー? で、結局俺らのちんこに負けてんだよな? 朔のちんこには勝てるかな~?」

「おい、俺がお前らに負けるとでも思ってんのか? ナメるなよ」

 マズい。完全に乗せられてしまった。このままでは、間違いなくいつも通りの流れになってしまう。
 幾度となく死にかけた朔のおちんちんに、到底勝てるわけがない。間違いなく、結腸おくを抜かれるだけで声を抑えられなくなる。そんなの、想像に容易いじゃないか。

 僕と猪瀬くんは3人が喋っている間に、こそっと毛布を巻き付け脱走を試みる。
 けれど、素早く前へ出てきた啓吾が、ダンッと足で入り口を塞いでしまった。

「逃がさねぇよ」

 猪瀬くんは冬真に捕まり、来た時同様、抱えてベッドに運ばれる。僕は朔に抱き上げられ、毛布に包まれたままベッドへ降ろされた。

「悪い、結人。説教しておきながら情けねえ····」

 悔しそうな顔をしながら、毛布に手を突っ込みお尻を弄る朔。猪瀬くんも、冬真にアナルを舐められてスイッチが入っている。
 僕ももう、観念してしまおうと朔に手を伸ばす。

「もう··、抱くんなら申し訳なさそうな顔しないでよね。いつもみたいに、えっちな顔で··その····ちゃんと気持ち良くしてね? あっ、でも声は我慢するからね!? まっ、負けないんだから!」

「ふはっ····、ん。俺は結人が声我慢できねぇように頑張るな」

「····頑張らなくても声出ちゃうよ」

「ん? 何か言ったか?」

「なんでもない。声我慢しちゃってもガッカリしないでよね!」

「ははっ、望むところだ」

 ピザが届くまで、もうそれほど時間はないだろう。という事はつまり、短期決戦になるという事だ。
 朔を見上げると、いつも通りの雄み全開でえっちな顔をしていた。それだけでお尻がキュンとする。

 僕と猪瀬くんは、ふと顔を見合わせ『へへっ』と笑い合う。
 お互いの苦労を分かち合うように、それでいて、それさえも愛おしくて仕方がないと言うように、僕たちはこの状況を諦めた。

 少し強引に、朔は僕のナカへおちんちんを捩じ込む。苦しそうに『キツイな』と言った顔が、不意打ちにえっちすぎてイッた。
 おかげで緩んだのか、朔はずんずん奥へ進む。前立腺をカリで引っ掻くように潰し、ゴリゴリする度に噴いて水溜まりを作る。

 気がつくと、冬真も猪瀬くんの奥を容赦なく突いていた。
 甘い声で冬真を昂らせ、腰を反らせて乱れる猪瀬くんは妖艶って感じで、僕なんかよりずっと大人っぽい。

「結人、こっち見ろ。俺に集中してろ」

「んぇ··ごめ、なしゃ··ひゃっ、んあぁっ」

 乳首を舐めて舌で転がす。反対は指で弾かれ、ぷくっと腫れた乳首がぴょこぴょこしている。
 僕のおっぱいを吸う朔だが、えっちの最中だと可愛げがない。愛撫やスキンシップで吸っている時は、赤ちゃんみたいで可愛いと思えるんだけどな。
 けれど、今は違う。熱の篭った目で、じとっと僕を見上げる。目を逸らさせないようにして、僕の反応を見ているんだ。

「朔がシてくぇぅの、全部じぇんぶ気持ち、から··もっと、んんっ、いっぱい····ひあぁっ♡」

 それまでの優しさは一変し、ギュッと強く握るように胸を揉まれる。女の子みたいにふわふわしてないんだから、強引に握られると痛い。
 まぁ、女の子の身体なんて僕は知らないから、所詮イメージなんだけどね。

「ぃあっ····ふ、ぅ゙ンッ··しゃく、痛いの、気持ちぃ」

「ん、知ってる。奥も、痛いくらい抉られて苦しいのが好きだよな。好きなだけやってやるから、素直にイけよ」

 僕の腰を少し持ち上げ、ズドッと奥をす。貫きグリッと抉る強すぎた衝撃に、僕は息を忘れた。

「あぁ、強すぎて声出せねぇのか。なら、これでどうだ?」

 大きなカリを引っ掛けながら、奥をぐぽぐぽし続ける朔。勢い良く噴き出る潮を撒き散らし、朔の思惑通り僕は、絶叫するように喘ぎ声を発する。
 インターホンの音が微かに聞こえたけれど、声を我慢する事など不可能だった。僕と猪瀬くんは、開け放たれたドアから家中に嬌声を響かせ、ピザを受け取った八千代が呼びに来るまで、喉が切れてしまいそうなほど容赦なくイカされ続けた。

「おい、いつまでヤッてんだよ····って、は? ぁんで朔がヤッてんだよ」

 驚いたと言うより、呆れたような顔でこの惨状を眺める八千代。至極当然な疑問を抱いている。
 しかし、答えを待つ事なくきびすを返した。

「まぁ何でもいいわ、ピザ冷めんぞ。さっさと終わって来いよ」

「ん、サンキュ」

 ポテトを1本つまみ食いした啓吾に、八千代はチョップを食らわせる。そして、良い匂いだけを置いてリビングへ戻った。

「啓吾、俺のズボンからゴムとって」

「ゴム着けんの? 紳士ぃ」

 指に付いた塩と油を舐め取りながら、啓吾は揶揄うように言って冬真にゴムを手渡す。

「駿さ、昼間は中出ししたら機嫌悪くなんだよね」

「と、冬真が、バカみたいに出すから、溢れてきて気持ち悪··んあっ」

 ずぽんとおちんちんを抜き、猪瀬くんを引き起こす冬真。ゴムを猪瀬くんに渡し、口で着けさせる。

「ひぁ、アェぁにシてぅの? ねぇしゃく、見て、猪瀬いのしぇくん、しゅごいえっちな事してぅよ」

 僕は、朔の腕をぺしぺし叩いて状況を確かめてもらう。

「あ? あぁ、あー··アレいいな。結人にもやってもらおうか」

「んぇ? やら! ちゅけたらおにゃかにょめないれしょ」

「おま····、そうか。それは困るな」

 そう言いながら、内臓が一緒に出てしまいそうなくらい、勢い良くおちんちんを抜いてしまう朔。

「ひにゃぁぁ゙ぁ゙ッッ♡」
 
「けど、俺は見てぇ」

 朔は、啓吾に頼み引き出しからゴムをとってもらう。そして、それを咥え破って開ける。
 僕が逃げないように、片手で頭を押さえ取り出したゴムをおちんちんの先に乗せた。

「ここからでいいから、頑張って着けろ」

 猪瀬くんはゴムを咥え、おちんちんに乗せるところからだった。不器用な僕への気遣いだろうか。
 何にしても、命令されれば従うだけだ。

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