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あなたは運命の人③※
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「遅くなってすまない。仕事が長引いてしまって」
ラファエルは少し疲れた顔をしていた。
仕事って事は、また…。
いやいや、勝手な推測はラファエルに失礼だ。
仕事場から直行だったのだろうか、少し濡れた髪に騎士のローブを片手に家を訪れたラファエルに申し訳ない思いをしながらジジはお茶を出した。
「いえ、構いません。こちらこそ夜分遅くに申し訳ございません」
ラファエルに相手について分かった事があると手紙を送ったのだ。
「実はもう一度占ってみたのです」
ジジはもう一度占った事にして相手が男であると告げるつもりだった。
「もう一度…?」
いつも穏やかな顔のラファエルが急に険しい顔になりジジはビクリとした。
「まさか相手が変わった、などと言わないだろうな?」
今まで街中を散策してきた意味がなくなってしまう事を懸念してだろうか。
忙しい聖騎士のラファエルがまた一から相手を探すのは骨が折れるよな。
「いえ、相手は同じです。詳しい情報が分かりました。ただ…」
ジジの胸が早鐘を打つようにバクバクと鳴る。
「名前はジジ。性別は…男性です」
「男だと?」
「は、はい。ですから私は、一度結果を破棄し、再度占うよう審議をかけるべきだと思います」
内容が不服の場合、選ばれた相手以外の人間から再度選ぶ事になる。
「……」
ラファエルは何も言わない。
「あ、あの…ショッキングな事実かとは思いますが、結果は公にはなりませんし…」
「君は…。君はどう思ってるんだ?」
「私、ですか?」
有識者としての見解を求めているのだろうか。
「先程も申し上げましたが、再度占うべきだと思います。もしかしたら次は意中の女性…ちゃんとした女性が選ばれるかも…」
ラファエルが怖い。
何だか今日のラファエルは気が立っているように感じた。
最近敵国の黒騎士が侵入しそうになったと聞いたしやっぱり今日の仕事って…。
ジジはその場から逃げ出したくなった。
「か、考える時間も必要ですよね」
そう言うや否やジジはピュッと家から逃げるように戸口へ向かった。しかし…。
「私にいうべき事はもっと他にあるだろ」
ドンと壁へ押し込まれ、逃げられない。
捕まっちゃった…。
ラファエルはジジに巻かれたベールやローブを剥ぎ取ると壁に押し付けたまま口を塞いだ。
まるで恋人にするような甘く蕩けるようなキスに、ジジは生きる為に散々身体を売っていたのにこれがファーストキスだという事を思い出す。
「ふぇっ、何で?」
何でキスされたかがさっぱり分からない。
「愚問だ。気が付かないと思ったか?」
……?
………!
「お、お前!俺が、運命の人だって気づいてたのか?」
「それが素か?」
ラファエルはニヤリと笑うとジジの服を弄り始めた。
「どうして…ぁん、言わなかったんだ」
「君とのデートは楽しかったからな」
あっという間に上半身は脱がされ、今は下半身に差し掛かっている。
「デート…」
「君も楽しんでいただろう?」
何度も身体に緩く歯を立てられ、ジジは背筋が震えた。
「はぁっ…好きな人、探してたんじゃないのか?」
ラファエルは首を振る。
「もうとっくに見つけたよ…」
ジジの縦に割れた後孔に舌で濡らした指を入れながらラファエルは興奮したように首筋を甘噛みする。
「はぁ…いやらしい身体だ。一体今までどれだけの男に股を開いて来たのだ」
「お、お前にっ、あっ…関係ないだろっ!」
ねちっこく後ろをほぐされ自然と嬌声が漏れた。
「好きな人、居るくせに」
「ジジが好きだ」
「嘘だ!ん゛っ、忘れられない、くせに」
じゃなきゃ、あんなに幸せそうな顔…。
自分だってそりゃ、体を売るなんて出来るもんならしたくなかったさ。
だけどスラムで生きる子供にできる仕事なんてたかが知れてる。
俺は可愛いってよく言われていたからわざわざ泥水かぶる必要なんてない。
初めての時は痛くて辛くて泣いたけど、使えるモンは使って、比較的安全で、沢山稼げる仕事を選んだらそうなっただけだ。
「んっ…や、やめっ」
行為自体が苦手なジジにとって、優しい愛撫は苦しみでしかない。
さっさと出させて早く終わらせるほど、早く家に帰る事が出来る。
そんな行為に慣れていたからか、優しく焦ったい前戯に脳が痺れるような感覚に襲われた。
甘くて気持ち良くて、だけど辛い。
くそっ、こいつを早くイかせてさっさと終わらせてやる!
ジジはガブっとラファエルの鼻先を噛んだ。
「早く挿れろよ。聖騎士様は下手くそなヘタレ君って噂流してやる…わっ!」
そう言い終わらない内にテーブルに載せられる形で押し倒された。
くっそ!マグカップ割れた。後で弁償させる!
両脚を鍛えた腕で押さえ付けられるとジジの秘部が顕になる。
男の威厳をとうの昔に捨てたその場所は、ジジの意思に反してラファエルを誘うようにひくひくと動いた。
「優しくしてやろうと思ったが、占い師様は手練のようだし遠慮はいらないな?」
そう言って熱く昂った陰茎をぐりぐりと擦り付けてきた。
「な、んだよ…もう先走り出て…んあ゛っ」
なんの前触れもなくぶち込まれたのでジジは声が抑えられなかった。
「思ったより…キツイな…」
当たり前だ!占い始めてからそっちは使ってないんだから!
「い、痛っ…」
急な刺激に涙が出てきた。
「痛いのか?てっきり慣れているのかと…」
心配そうな顔になったラファエルはジジの身体を気遣う為か一度抜こうとする。
ジジは抜けないようにラファエルの腰に脚を絡めた。
「い、いいからっ!続けろよ…そんでさっさとイけ!」
後ろでぎゅっと絞るように抜いてやるとラファエルは顔を歪めた。
「っ…!お前ってやつは…」
刺すような視線で睨みながらも不敵な笑みを浮かべるラファエルが何を考えているか読めなかったが、じっくりと、丁寧に動きを再開する。
夜の帳が下りた部屋にラファエルの熱い吐息と抑えきれないジジの声、そしてぐちゅぐちゅと淫らな音が響いた。
机の上での行為は乱暴で最低なはずなのに、ジジの鈴口からダラダラと先走りが溢れてきた。
男って感じるとこんなに分かりやすくて情け無い。
ぼんやりと眺めていると優しくキスをされ舌を吸われた。
「ん…ふぁっ」
「急にしおらしくなったな」
そう言って頭の下に腕を絡められながら、反対側の手でそっと髪を撫でられた。
やめろ…!
まるで恋人にするかのような仕草にジジは赤面した。
「あっ、はあっ、やだ…ヤダ!あ゛っ!優しく、しないでっ」
振り払おうにも聖騎士の分厚い筋肉に押し留められた。
これ以上はダメだ。
だって…。
「何故だ」
「嫌だ…こんなに…んっ、優しくされた事ない」
違う、ラファエルには好きな人が…。
「私が怖いのか?」
「ちが…あ、あぅっ…このままじゃ」
ゴリゴリと感じる場所を突かれ、中が腫れぼったく熱を持ち始める。
ジジの下唇を甘噛みしながらラファエルは探るように動いている。
中途半端に擦られたそこは決定的な刺激を与えられず生殺し状態であった。
「はぁ、あっ!ダメっ…ダメなのに」
限界だ、もう…。
「すきに、なる…」
その瞬間、ラファエルがタガが外れたかのようにガンガン腰を打ちつけた。
「あっ、うぐっ!待って!いきなりそんな…」
身体を覆うようにのしかかられ逃れられない。
「好きに…なればいいだろ」
今まで優しくされていた分焦ったく疼いていた場所をごりゅごりゅと突かれジジは意識が飛びそうになった。
「今までッ、ゔあっ!一人で、生きて…きたのに、んぅっ…今更誰かとなんて…」
「好きにっ、なれ」
ゴツゴツと腰を打ちつけられ、身体が大きく反れた。
「酷くされる方が好きなのか?」
「あっ、違う!んっ、アンタがいきなり…」
強引に動いていたのは最初だけで、ラファエルはジジの反応を見て無理矢理はしなかった。
気持ちいい、気持ちいい…怖い。
「んああ゛っ!あっ、イクっ…もうイクからっ!や、やだぁ」
突然湧き上がる快楽に思考が追いつかない。
今まで他の男に抱かれていた時は気持ちいいなんて感じなかったのに、こんなに激しく中を擦られて感じるなんて。
どうして?運命の人だから?
「ジジ…」
やめろ、そんな愛おしそうに俺の名前を呼ぶなよ。
「ジジ、愛してる。ずっと…」
熱に浮かされ乱れるジジはあまりに淫猥でラファエルは夢中になって腰を振る。
「や、ラファエルッ、あ、やぁ、あぅっ…」
こんなの覚えたらもう一人で生きていけなくなる。
「なあ、好きだろ?ジジ…」
ぐりっと粘膜を捏ねられジジは声にならない悲鳴を上げた。
「あぁ…そこ、イっちゃう!あっ、あっ、ーーーっ」
ラファエルの熱をしごくようにジジの中が蠢いた。
「…ジジっ」
腰を掴みグッと更に押し込みながらラファエルは中に吐精した。
ラファエルは少し疲れた顔をしていた。
仕事って事は、また…。
いやいや、勝手な推測はラファエルに失礼だ。
仕事場から直行だったのだろうか、少し濡れた髪に騎士のローブを片手に家を訪れたラファエルに申し訳ない思いをしながらジジはお茶を出した。
「いえ、構いません。こちらこそ夜分遅くに申し訳ございません」
ラファエルに相手について分かった事があると手紙を送ったのだ。
「実はもう一度占ってみたのです」
ジジはもう一度占った事にして相手が男であると告げるつもりだった。
「もう一度…?」
いつも穏やかな顔のラファエルが急に険しい顔になりジジはビクリとした。
「まさか相手が変わった、などと言わないだろうな?」
今まで街中を散策してきた意味がなくなってしまう事を懸念してだろうか。
忙しい聖騎士のラファエルがまた一から相手を探すのは骨が折れるよな。
「いえ、相手は同じです。詳しい情報が分かりました。ただ…」
ジジの胸が早鐘を打つようにバクバクと鳴る。
「名前はジジ。性別は…男性です」
「男だと?」
「は、はい。ですから私は、一度結果を破棄し、再度占うよう審議をかけるべきだと思います」
内容が不服の場合、選ばれた相手以外の人間から再度選ぶ事になる。
「……」
ラファエルは何も言わない。
「あ、あの…ショッキングな事実かとは思いますが、結果は公にはなりませんし…」
「君は…。君はどう思ってるんだ?」
「私、ですか?」
有識者としての見解を求めているのだろうか。
「先程も申し上げましたが、再度占うべきだと思います。もしかしたら次は意中の女性…ちゃんとした女性が選ばれるかも…」
ラファエルが怖い。
何だか今日のラファエルは気が立っているように感じた。
最近敵国の黒騎士が侵入しそうになったと聞いたしやっぱり今日の仕事って…。
ジジはその場から逃げ出したくなった。
「か、考える時間も必要ですよね」
そう言うや否やジジはピュッと家から逃げるように戸口へ向かった。しかし…。
「私にいうべき事はもっと他にあるだろ」
ドンと壁へ押し込まれ、逃げられない。
捕まっちゃった…。
ラファエルはジジに巻かれたベールやローブを剥ぎ取ると壁に押し付けたまま口を塞いだ。
まるで恋人にするような甘く蕩けるようなキスに、ジジは生きる為に散々身体を売っていたのにこれがファーストキスだという事を思い出す。
「ふぇっ、何で?」
何でキスされたかがさっぱり分からない。
「愚問だ。気が付かないと思ったか?」
……?
………!
「お、お前!俺が、運命の人だって気づいてたのか?」
「それが素か?」
ラファエルはニヤリと笑うとジジの服を弄り始めた。
「どうして…ぁん、言わなかったんだ」
「君とのデートは楽しかったからな」
あっという間に上半身は脱がされ、今は下半身に差し掛かっている。
「デート…」
「君も楽しんでいただろう?」
何度も身体に緩く歯を立てられ、ジジは背筋が震えた。
「はぁっ…好きな人、探してたんじゃないのか?」
ラファエルは首を振る。
「もうとっくに見つけたよ…」
ジジの縦に割れた後孔に舌で濡らした指を入れながらラファエルは興奮したように首筋を甘噛みする。
「はぁ…いやらしい身体だ。一体今までどれだけの男に股を開いて来たのだ」
「お、お前にっ、あっ…関係ないだろっ!」
ねちっこく後ろをほぐされ自然と嬌声が漏れた。
「好きな人、居るくせに」
「ジジが好きだ」
「嘘だ!ん゛っ、忘れられない、くせに」
じゃなきゃ、あんなに幸せそうな顔…。
自分だってそりゃ、体を売るなんて出来るもんならしたくなかったさ。
だけどスラムで生きる子供にできる仕事なんてたかが知れてる。
俺は可愛いってよく言われていたからわざわざ泥水かぶる必要なんてない。
初めての時は痛くて辛くて泣いたけど、使えるモンは使って、比較的安全で、沢山稼げる仕事を選んだらそうなっただけだ。
「んっ…や、やめっ」
行為自体が苦手なジジにとって、優しい愛撫は苦しみでしかない。
さっさと出させて早く終わらせるほど、早く家に帰る事が出来る。
そんな行為に慣れていたからか、優しく焦ったい前戯に脳が痺れるような感覚に襲われた。
甘くて気持ち良くて、だけど辛い。
くそっ、こいつを早くイかせてさっさと終わらせてやる!
ジジはガブっとラファエルの鼻先を噛んだ。
「早く挿れろよ。聖騎士様は下手くそなヘタレ君って噂流してやる…わっ!」
そう言い終わらない内にテーブルに載せられる形で押し倒された。
くっそ!マグカップ割れた。後で弁償させる!
両脚を鍛えた腕で押さえ付けられるとジジの秘部が顕になる。
男の威厳をとうの昔に捨てたその場所は、ジジの意思に反してラファエルを誘うようにひくひくと動いた。
「優しくしてやろうと思ったが、占い師様は手練のようだし遠慮はいらないな?」
そう言って熱く昂った陰茎をぐりぐりと擦り付けてきた。
「な、んだよ…もう先走り出て…んあ゛っ」
なんの前触れもなくぶち込まれたのでジジは声が抑えられなかった。
「思ったより…キツイな…」
当たり前だ!占い始めてからそっちは使ってないんだから!
「い、痛っ…」
急な刺激に涙が出てきた。
「痛いのか?てっきり慣れているのかと…」
心配そうな顔になったラファエルはジジの身体を気遣う為か一度抜こうとする。
ジジは抜けないようにラファエルの腰に脚を絡めた。
「い、いいからっ!続けろよ…そんでさっさとイけ!」
後ろでぎゅっと絞るように抜いてやるとラファエルは顔を歪めた。
「っ…!お前ってやつは…」
刺すような視線で睨みながらも不敵な笑みを浮かべるラファエルが何を考えているか読めなかったが、じっくりと、丁寧に動きを再開する。
夜の帳が下りた部屋にラファエルの熱い吐息と抑えきれないジジの声、そしてぐちゅぐちゅと淫らな音が響いた。
机の上での行為は乱暴で最低なはずなのに、ジジの鈴口からダラダラと先走りが溢れてきた。
男って感じるとこんなに分かりやすくて情け無い。
ぼんやりと眺めていると優しくキスをされ舌を吸われた。
「ん…ふぁっ」
「急にしおらしくなったな」
そう言って頭の下に腕を絡められながら、反対側の手でそっと髪を撫でられた。
やめろ…!
まるで恋人にするかのような仕草にジジは赤面した。
「あっ、はあっ、やだ…ヤダ!あ゛っ!優しく、しないでっ」
振り払おうにも聖騎士の分厚い筋肉に押し留められた。
これ以上はダメだ。
だって…。
「何故だ」
「嫌だ…こんなに…んっ、優しくされた事ない」
違う、ラファエルには好きな人が…。
「私が怖いのか?」
「ちが…あ、あぅっ…このままじゃ」
ゴリゴリと感じる場所を突かれ、中が腫れぼったく熱を持ち始める。
ジジの下唇を甘噛みしながらラファエルは探るように動いている。
中途半端に擦られたそこは決定的な刺激を与えられず生殺し状態であった。
「はぁ、あっ!ダメっ…ダメなのに」
限界だ、もう…。
「すきに、なる…」
その瞬間、ラファエルがタガが外れたかのようにガンガン腰を打ちつけた。
「あっ、うぐっ!待って!いきなりそんな…」
身体を覆うようにのしかかられ逃れられない。
「好きに…なればいいだろ」
今まで優しくされていた分焦ったく疼いていた場所をごりゅごりゅと突かれジジは意識が飛びそうになった。
「今までッ、ゔあっ!一人で、生きて…きたのに、んぅっ…今更誰かとなんて…」
「好きにっ、なれ」
ゴツゴツと腰を打ちつけられ、身体が大きく反れた。
「酷くされる方が好きなのか?」
「あっ、違う!んっ、アンタがいきなり…」
強引に動いていたのは最初だけで、ラファエルはジジの反応を見て無理矢理はしなかった。
気持ちいい、気持ちいい…怖い。
「んああ゛っ!あっ、イクっ…もうイクからっ!や、やだぁ」
突然湧き上がる快楽に思考が追いつかない。
今まで他の男に抱かれていた時は気持ちいいなんて感じなかったのに、こんなに激しく中を擦られて感じるなんて。
どうして?運命の人だから?
「ジジ…」
やめろ、そんな愛おしそうに俺の名前を呼ぶなよ。
「ジジ、愛してる。ずっと…」
熱に浮かされ乱れるジジはあまりに淫猥でラファエルは夢中になって腰を振る。
「や、ラファエルッ、あ、やぁ、あぅっ…」
こんなの覚えたらもう一人で生きていけなくなる。
「なあ、好きだろ?ジジ…」
ぐりっと粘膜を捏ねられジジは声にならない悲鳴を上げた。
「あぁ…そこ、イっちゃう!あっ、あっ、ーーーっ」
ラファエルの熱をしごくようにジジの中が蠢いた。
「…ジジっ」
腰を掴みグッと更に押し込みながらラファエルは中に吐精した。
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