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言えるわけがない。
カウンターからは見えない背後、水着のウエストから手を入れられ、そして座薬のようなものを尻に入れられた。
座薬なんて、本当の医療行為でだってされたと言いたくない処置だ。それをバイト先の店主にされたなど、しかもこんな客たちの前でされたなど、相手が誰でも言いたくない。
俺はカズマさんに擦りつくように肩を寄せ、ヒソヒソ声で、それでも必死に問い質す。
「カズマさん、こ、これ何? これ……っ!」
「身内が作ってる……まあ……栄養剤みたいな」
「えっ、栄養? なんで……う、うう……っ!」
こちらは必死なのに曖昧な答えしか帰らない。俺は作業台の縁に手を付き、出すべきかどうか、酒で蕩けた頭で考えた。
排泄行為だ。単純に、ちょっとトイレと言って抜けるのは恥ずかしい。それに栄養剤というものはいきんで出てくるものだろうか? そもそもこれは本当に薬剤なのか?
「っ!」
異物感と焦りに力む内部で、唐突に、何かがじゅわっと溶ける感触がした。
「……っか、カズマさん? これ、これ……っ?」
「リョウくん?」
「いえ! な、なんでも……っ!」
腹の奥が濡れたような違和感に拳を握る。メンソール性のひやっとした感覚を腹で感じるなど初めてだ。
体内で起きてることを知られたくなくて、俺は必死に動揺を隠す。俯いて唇を引き結んでいる間もスースーした刺激は強くなっていき、違和感は軽いむず痒さへ、そして激しい掻痒感へと変わっていった。
「あ……っ! ぁ、あ……っ♡♡」
「もじもじしてどうした?」
「か、カズマさん……っ♡ も、揉まないで、それ、それ……っ♡♡」
大きな手が尻を鷲掴みにされ、俺は甘い声を必死にこらえた。中まで動いて痒い部分が擦れるのかそれだけなのに気持ちいいのだ。
虫さされを掻きむしったように一瞬だけ楽になり、そしてもっともっとしてほしくなる。
「ふ、ふ……ッ♡♡ か、カズマさ……♡♡」
「そういえば、みんな知ってる? こないだ久しぶりにキョウジさんを見かけたよ。さすが芸能人だよな、遠くから見ただけでもやっぱりオーラがあって……」
「っふう……♡ ふう……っ♡♡」
「……小さい尻振って、セクハラおねだり可愛いな……♡ こうして……、っ乱暴に鷲掴みにしたら、薬漬けまんこ楽になるか?」
「んぅうう……っ♡♡ そ、っそんな恥ずかしいこと言わな……っ、ん……ん……っ♡♡」
「ぎゅっぎゅって力入れるだけで媚薬まんこ気持ちいいけど……でも、そろそろ足りないよな?」
カズマさんの言う通り、薬が浸透するにつれ揉まれるだけでは物足りなくなっていた。
「……っ♡♡」
地元の有名人なのか客たちは噂話で盛り上がっている。
カウンターの中、カズマさんの手がまた水着の中に入ってくるのも、彼らしい大きく無骨な指がひくつく穴へ挿入されるのも、きっとバレていないはずだ。
「っふぅ、う、う……っ♡♡」
「この町には有名な三兄弟がいて、……リョウくん?」
「っい、いえ♡ 何でもない♡♡ 何でも、……ぉおッ♡♡」
こんな場所が痒いなんて、触られてるなんて気づかれたくない。だから糾弾しなかったのだ。カズマさんの行為を指摘しなかったご褒美として、ヒリヒリと敏感になっている内壁を褒めるように撫でられたかったからじゃない。
「ふうっ♡♡ ふうっ♡♡ は……っ♡ ぁ♡♡ あ……っ♡♡」
「ラジオでも入れましょうか」
カウンターからは見えない背後、水着のウエストから手を入れられ、そして座薬のようなものを尻に入れられた。
座薬なんて、本当の医療行為でだってされたと言いたくない処置だ。それをバイト先の店主にされたなど、しかもこんな客たちの前でされたなど、相手が誰でも言いたくない。
俺はカズマさんに擦りつくように肩を寄せ、ヒソヒソ声で、それでも必死に問い質す。
「カズマさん、こ、これ何? これ……っ!」
「身内が作ってる……まあ……栄養剤みたいな」
「えっ、栄養? なんで……う、うう……っ!」
こちらは必死なのに曖昧な答えしか帰らない。俺は作業台の縁に手を付き、出すべきかどうか、酒で蕩けた頭で考えた。
排泄行為だ。単純に、ちょっとトイレと言って抜けるのは恥ずかしい。それに栄養剤というものはいきんで出てくるものだろうか? そもそもこれは本当に薬剤なのか?
「っ!」
異物感と焦りに力む内部で、唐突に、何かがじゅわっと溶ける感触がした。
「……っか、カズマさん? これ、これ……っ?」
「リョウくん?」
「いえ! な、なんでも……っ!」
腹の奥が濡れたような違和感に拳を握る。メンソール性のひやっとした感覚を腹で感じるなど初めてだ。
体内で起きてることを知られたくなくて、俺は必死に動揺を隠す。俯いて唇を引き結んでいる間もスースーした刺激は強くなっていき、違和感は軽いむず痒さへ、そして激しい掻痒感へと変わっていった。
「あ……っ! ぁ、あ……っ♡♡」
「もじもじしてどうした?」
「か、カズマさん……っ♡ も、揉まないで、それ、それ……っ♡♡」
大きな手が尻を鷲掴みにされ、俺は甘い声を必死にこらえた。中まで動いて痒い部分が擦れるのかそれだけなのに気持ちいいのだ。
虫さされを掻きむしったように一瞬だけ楽になり、そしてもっともっとしてほしくなる。
「ふ、ふ……ッ♡♡ か、カズマさ……♡♡」
「そういえば、みんな知ってる? こないだ久しぶりにキョウジさんを見かけたよ。さすが芸能人だよな、遠くから見ただけでもやっぱりオーラがあって……」
「っふう……♡ ふう……っ♡♡」
「……小さい尻振って、セクハラおねだり可愛いな……♡ こうして……、っ乱暴に鷲掴みにしたら、薬漬けまんこ楽になるか?」
「んぅうう……っ♡♡ そ、っそんな恥ずかしいこと言わな……っ、ん……ん……っ♡♡」
「ぎゅっぎゅって力入れるだけで媚薬まんこ気持ちいいけど……でも、そろそろ足りないよな?」
カズマさんの言う通り、薬が浸透するにつれ揉まれるだけでは物足りなくなっていた。
「……っ♡♡」
地元の有名人なのか客たちは噂話で盛り上がっている。
カウンターの中、カズマさんの手がまた水着の中に入ってくるのも、彼らしい大きく無骨な指がひくつく穴へ挿入されるのも、きっとバレていないはずだ。
「っふぅ、う、う……っ♡♡」
「この町には有名な三兄弟がいて、……リョウくん?」
「っい、いえ♡ 何でもない♡♡ 何でも、……ぉおッ♡♡」
こんな場所が痒いなんて、触られてるなんて気づかれたくない。だから糾弾しなかったのだ。カズマさんの行為を指摘しなかったご褒美として、ヒリヒリと敏感になっている内壁を褒めるように撫でられたかったからじゃない。
「ふうっ♡♡ ふうっ♡♡ は……っ♡ ぁ♡♡ あ……っ♡♡」
「ラジオでも入れましょうか」
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