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第1章
5話,とある野次馬は驚愕する
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静まり返った廊下に、静かな足音が聞こえた。
それに俺は、御愁傷様、と心の中でそっと足音の主を哀れむ。
今このタイミングにここに来るなんて、臣麗様の怒りがいつ飛び火してもおかしくない。野次馬でさえ、逃げたいのに目を付けられるのが恐ろしい為、必死で息を殺しているのに。
けれどどうやら、頭に血がのぼっている臣麗様の耳には、その足音は入っていないようだった。
「っお前……、兄上に何という冒涜を。その言葉、許される事では無い」
「ふぇ?」
良く分からないと言った様子の愛染咲希に、俺は思わずギリッと歯を噛み締める。
先程彼女は臣麗様が一人っ子に見てて、兄が居るのを知らず意外に思ったと言っていた。
つまりそれは暗に、神水流家次期当主が当主に相応しくない。臣麗様が当主になるべきだ、と言っているような物だった。それも、かなり失礼な言い方で。
もう嫌だ、と俺は思う。誰か臣麗様を止めて欲しい。俺みたいのが出ていったら下手したら家ごと潰され兼ねないから、行けるとしたら神水流家と同格かそれ以上の方くらいだ。けれどそんな人はこんな場所に来ない。それぞれに縄張りがあるからだ。
代表的な例としては、『VIP』という資格を持つ暁優一様。
彼はパティオのベンチに良くいらっしゃり、大抵はそこから動かない。その為、ほとんどの者は基本的にそこへ近付かないよう心掛ける。
他の権力を持つ方もそのように、お気に入りの場所を占領し動かない為、特に縄張りが無くこの状況を打破してくれるような人物が思い当たらない。そう、諦めかけたその時。
「僕は別に構わないけど?臣麗。彼女個人の意見で僕の未来は変わらないだろ」
想定外の美声が聞こえた。
伏せがちだった顔をあげると、そこにいらっしゃったのは、神水流皇麗様。首元には毛並みの良い黒い猫が居て、その姿はまるで1枚の絵画のようだった。
「っ……」
ほぼ止めていたような息を、俺はそっと吐き出した。
別に、安心していいような状況にはなっていない。権力で言うなら、臣麗様よりも彼の方が高いのに。
その上、神水流家次期当主様の方が臣麗様より得体のしれなさがあり、愛染咲希の言葉も許しているのか定かではない。
なら何故、息を吐き出せたか。
それは、臣麗様から滲み出ていた怒りが無くなっていた為だ。
彼は神水流家次期当主様の顔を見た途端、無表情ながらも何処か焦った様子で、彼に深く頭を下げられていた。
それを彼は視界に映さず、何故か愛染咲希に微笑みかけながら臣麗様に声をかける。
「顔を上げていい、臣麗。僕は別に怒っていないから」
「…ありがとうございます、兄上」
臣麗様がスッと姿勢を元に戻す。表情からは何も読み取れないが、少し顔が俯きがちだった。
「……兄上、私が居ながら、兄上の耳にあのような戯れ言を入れるような事をしてしまい、大変申し訳ございません。今回の件の罰、謹んでお受けします。誠に申し訳ありませ……」
「何?君は僕に何を言わせたいんだ?僕は構わない、僕は怒っていない。さっきからそう言っているだろ」
冷ややかな声に、臣麗様が微かに肩を震わせられる。再び、その場に静寂が訪れた。
普段、臣麗様は下の者には勿論、目上の方にもあまり謝罪をなさらない。何なら、こんなに話す臣麗様なんて、9年以上お側に居たにも関わらず、両手で数えられるくらいしか見た事が無かった。
そんな臣麗様を、冷たくあしらう神水流次期当主様。
───っお前……、兄上に何という冒涜を。
思い出した、その言葉。
怒りが溢れる程詰め込まれたような、そんな声音だった。
蔑みと絶望の混じった青くて暗い瞳だった。
いつもの無表情では無く、はっきりと皺がよった顔だった。
───その言葉、許される事では無い。
ぶるりと、辺りは常温のはずなのに、極寒の寒さを感じたかのように体が震える。
「っ申し訳ありません……」
また、臣麗様が謝られる。
先程まで愛染咲希に柔らかく笑いかけていた神水流家次期当主様は、うっすらとした笑みを口元に浮かべながら、頭を垂れた臣麗様の謝罪を聞き流された。
「いや、謝らなくていい」
ふ、と彼はそう言った。
俺のような者では計り知れない、その言葉。本当に謝らなくていいと思っているのか、それとも社交辞令の為に一応言っただけで本心は謝る事を望まれているのか。
それは16年近く家族として、彼と接しているはずの臣麗様にもお分かりにならないようで、考えあぐねた様子で俯きがちに顔を上げられていらっしゃった。先程、神水流家次期当主様には、謝ってお怒りにさせたばかりだから。
「君は彼女を教室まで送ってあげて。僕は教室に戻る」
その言葉に、ようやく少し安堵した様子で、けれど無表情で臣麗様は姿勢を元に戻される。
「御意に」
そして、そう答えられる。
その答えに満足されたのか、頭を下げられた臣麗様に見送られ、神水流家次期当主様は歩き出された。
彼の姿が見えなくなるまで礼をしていた臣麗様は、しばらくして顔を上げられ、頬を染めて神水流家次期当主様が歩いて行かれた方を見つめる愛染咲希に手を差し伸べられる。
くいっと、顎で1年の教室の方を指した。発せられた言葉は無い。
図々しくもそれが不満だったのか、先程の臣麗様の怒りを忘れたような愛染咲希が再び声を上げた。
「一緒に行こうとか謝罪とか、そういう言葉わたしに無いの?!何でそんなわたしに冷たいの!お兄さんに言われたんだから、少しは反省しなよ!!このわたしに命令とか、ふざけないで!ほんと顔だけだよねっ、臣麗くんって!!」
愛染咲希の言葉に、お前が勝手に話し掛けてきたんだろと思いながら、俺はチラリと臣麗様の様子を伺う。先程兄君が来られたばかりだった為、これ以上騒ぎが大きくなるのは非常に困られるようで、深く眉間に皺を寄せていらした。
けれど臣麗様のそんな態度も気に入らない彼女は、1度、あの神水流家次期当主様に収めて頂いたのにも関わらず、また喚き散らし始める。
多くの者が彼女に苛立ちを覚える中、正に鶴の一声と言うような物がこの場に降り立った。
「何の騒ぎかな?生徒会の執務中に呼ばれたから来たんだけど。喧嘩かい?」
「……Mr.イアン=ユーレンベック……」
「イアン先輩って呼んでくれ、シンリ」
ふっ、と微笑む彼に、その場が色めき立つ。
ふわふわとした柔らかそうな桃色の髪に、優しく細められた赤い瞳。長い睫に高い身長、透けるような白い肌に愛想良く描かれた赤い唇の弧。
彼の登場に特に女子は特にはしゃぎ、頬を染め、うっとりとしている。野次馬が一気に増えた気がした。
この学園の理事長の息子で、現生徒会長。文武両道に才色兼備、実力と信用を兼ね備えた、正真正銘の強者。
どうなる事かと思っていたが、この方が来れば安心だと、俺は胸を撫で下ろす。
「それにしても、シンリが喧嘩なんて珍しいね。普段は日本語が話せないんじゃないかってくらい無視しまくって、会話不能なのにさ。もしかして、君にも春が?」
「…どうぞ、Mr.ユーレンベックの思われるままに」
「やだなぁ、冗談だよ。それで?シンリの喧嘩相手は……、あぁ、君かい。噂の編入生、Ms.サツキ=アイゾメだったっけ?」
にこりと甘い笑みを浮かべて愛染咲希を振り返った生徒会長に、ぽっと頬を染めた彼女は高い声を上げる。
「咲希って呼んでっ!わたしイアン先輩と仲良くなりたい!」
いきなりのため口に、その場がまた凍り付く。生徒会長もこんな態度の者の相手は初めてだったようで、驚いた表情でパチパチと瞬きされていた。
「あ、あぁ。Ms.サツキ、ナイストューミートユー…。それより、喧嘩をしていると聞き来たんだが、まさかシンリが女子をエスコートしているなんてね」
くるりと愛染咲希から臣麗様に視線を向け話題を変えた生徒会長に、臣麗様は視線を合わす事無く言葉を紡ぐ。
「…兄上に、言われたので」
「シンリのブラザー?会った事無いな。確か名前は……、Mr.神水流皇麗だったっけ」
「えぇ。兄上は、その……、あまり行事やパーティーに出られないので」
淡々と臣麗様が告げる言葉に、生徒会長は面白そうに眉を上げる。
「へぇ、それは是非お会いしたいな」
その言葉に、ほの暗い青い瞳をぎろりと向けて、臣麗様は何故か生徒会長を睨まれた。
それに俺は、御愁傷様、と心の中でそっと足音の主を哀れむ。
今このタイミングにここに来るなんて、臣麗様の怒りがいつ飛び火してもおかしくない。野次馬でさえ、逃げたいのに目を付けられるのが恐ろしい為、必死で息を殺しているのに。
けれどどうやら、頭に血がのぼっている臣麗様の耳には、その足音は入っていないようだった。
「っお前……、兄上に何という冒涜を。その言葉、許される事では無い」
「ふぇ?」
良く分からないと言った様子の愛染咲希に、俺は思わずギリッと歯を噛み締める。
先程彼女は臣麗様が一人っ子に見てて、兄が居るのを知らず意外に思ったと言っていた。
つまりそれは暗に、神水流家次期当主が当主に相応しくない。臣麗様が当主になるべきだ、と言っているような物だった。それも、かなり失礼な言い方で。
もう嫌だ、と俺は思う。誰か臣麗様を止めて欲しい。俺みたいのが出ていったら下手したら家ごと潰され兼ねないから、行けるとしたら神水流家と同格かそれ以上の方くらいだ。けれどそんな人はこんな場所に来ない。それぞれに縄張りがあるからだ。
代表的な例としては、『VIP』という資格を持つ暁優一様。
彼はパティオのベンチに良くいらっしゃり、大抵はそこから動かない。その為、ほとんどの者は基本的にそこへ近付かないよう心掛ける。
他の権力を持つ方もそのように、お気に入りの場所を占領し動かない為、特に縄張りが無くこの状況を打破してくれるような人物が思い当たらない。そう、諦めかけたその時。
「僕は別に構わないけど?臣麗。彼女個人の意見で僕の未来は変わらないだろ」
想定外の美声が聞こえた。
伏せがちだった顔をあげると、そこにいらっしゃったのは、神水流皇麗様。首元には毛並みの良い黒い猫が居て、その姿はまるで1枚の絵画のようだった。
「っ……」
ほぼ止めていたような息を、俺はそっと吐き出した。
別に、安心していいような状況にはなっていない。権力で言うなら、臣麗様よりも彼の方が高いのに。
その上、神水流家次期当主様の方が臣麗様より得体のしれなさがあり、愛染咲希の言葉も許しているのか定かではない。
なら何故、息を吐き出せたか。
それは、臣麗様から滲み出ていた怒りが無くなっていた為だ。
彼は神水流家次期当主様の顔を見た途端、無表情ながらも何処か焦った様子で、彼に深く頭を下げられていた。
それを彼は視界に映さず、何故か愛染咲希に微笑みかけながら臣麗様に声をかける。
「顔を上げていい、臣麗。僕は別に怒っていないから」
「…ありがとうございます、兄上」
臣麗様がスッと姿勢を元に戻す。表情からは何も読み取れないが、少し顔が俯きがちだった。
「……兄上、私が居ながら、兄上の耳にあのような戯れ言を入れるような事をしてしまい、大変申し訳ございません。今回の件の罰、謹んでお受けします。誠に申し訳ありませ……」
「何?君は僕に何を言わせたいんだ?僕は構わない、僕は怒っていない。さっきからそう言っているだろ」
冷ややかな声に、臣麗様が微かに肩を震わせられる。再び、その場に静寂が訪れた。
普段、臣麗様は下の者には勿論、目上の方にもあまり謝罪をなさらない。何なら、こんなに話す臣麗様なんて、9年以上お側に居たにも関わらず、両手で数えられるくらいしか見た事が無かった。
そんな臣麗様を、冷たくあしらう神水流次期当主様。
───っお前……、兄上に何という冒涜を。
思い出した、その言葉。
怒りが溢れる程詰め込まれたような、そんな声音だった。
蔑みと絶望の混じった青くて暗い瞳だった。
いつもの無表情では無く、はっきりと皺がよった顔だった。
───その言葉、許される事では無い。
ぶるりと、辺りは常温のはずなのに、極寒の寒さを感じたかのように体が震える。
「っ申し訳ありません……」
また、臣麗様が謝られる。
先程まで愛染咲希に柔らかく笑いかけていた神水流家次期当主様は、うっすらとした笑みを口元に浮かべながら、頭を垂れた臣麗様の謝罪を聞き流された。
「いや、謝らなくていい」
ふ、と彼はそう言った。
俺のような者では計り知れない、その言葉。本当に謝らなくていいと思っているのか、それとも社交辞令の為に一応言っただけで本心は謝る事を望まれているのか。
それは16年近く家族として、彼と接しているはずの臣麗様にもお分かりにならないようで、考えあぐねた様子で俯きがちに顔を上げられていらっしゃった。先程、神水流家次期当主様には、謝ってお怒りにさせたばかりだから。
「君は彼女を教室まで送ってあげて。僕は教室に戻る」
その言葉に、ようやく少し安堵した様子で、けれど無表情で臣麗様は姿勢を元に戻される。
「御意に」
そして、そう答えられる。
その答えに満足されたのか、頭を下げられた臣麗様に見送られ、神水流家次期当主様は歩き出された。
彼の姿が見えなくなるまで礼をしていた臣麗様は、しばらくして顔を上げられ、頬を染めて神水流家次期当主様が歩いて行かれた方を見つめる愛染咲希に手を差し伸べられる。
くいっと、顎で1年の教室の方を指した。発せられた言葉は無い。
図々しくもそれが不満だったのか、先程の臣麗様の怒りを忘れたような愛染咲希が再び声を上げた。
「一緒に行こうとか謝罪とか、そういう言葉わたしに無いの?!何でそんなわたしに冷たいの!お兄さんに言われたんだから、少しは反省しなよ!!このわたしに命令とか、ふざけないで!ほんと顔だけだよねっ、臣麗くんって!!」
愛染咲希の言葉に、お前が勝手に話し掛けてきたんだろと思いながら、俺はチラリと臣麗様の様子を伺う。先程兄君が来られたばかりだった為、これ以上騒ぎが大きくなるのは非常に困られるようで、深く眉間に皺を寄せていらした。
けれど臣麗様のそんな態度も気に入らない彼女は、1度、あの神水流家次期当主様に収めて頂いたのにも関わらず、また喚き散らし始める。
多くの者が彼女に苛立ちを覚える中、正に鶴の一声と言うような物がこの場に降り立った。
「何の騒ぎかな?生徒会の執務中に呼ばれたから来たんだけど。喧嘩かい?」
「……Mr.イアン=ユーレンベック……」
「イアン先輩って呼んでくれ、シンリ」
ふっ、と微笑む彼に、その場が色めき立つ。
ふわふわとした柔らかそうな桃色の髪に、優しく細められた赤い瞳。長い睫に高い身長、透けるような白い肌に愛想良く描かれた赤い唇の弧。
彼の登場に特に女子は特にはしゃぎ、頬を染め、うっとりとしている。野次馬が一気に増えた気がした。
この学園の理事長の息子で、現生徒会長。文武両道に才色兼備、実力と信用を兼ね備えた、正真正銘の強者。
どうなる事かと思っていたが、この方が来れば安心だと、俺は胸を撫で下ろす。
「それにしても、シンリが喧嘩なんて珍しいね。普段は日本語が話せないんじゃないかってくらい無視しまくって、会話不能なのにさ。もしかして、君にも春が?」
「…どうぞ、Mr.ユーレンベックの思われるままに」
「やだなぁ、冗談だよ。それで?シンリの喧嘩相手は……、あぁ、君かい。噂の編入生、Ms.サツキ=アイゾメだったっけ?」
にこりと甘い笑みを浮かべて愛染咲希を振り返った生徒会長に、ぽっと頬を染めた彼女は高い声を上げる。
「咲希って呼んでっ!わたしイアン先輩と仲良くなりたい!」
いきなりのため口に、その場がまた凍り付く。生徒会長もこんな態度の者の相手は初めてだったようで、驚いた表情でパチパチと瞬きされていた。
「あ、あぁ。Ms.サツキ、ナイストューミートユー…。それより、喧嘩をしていると聞き来たんだが、まさかシンリが女子をエスコートしているなんてね」
くるりと愛染咲希から臣麗様に視線を向け話題を変えた生徒会長に、臣麗様は視線を合わす事無く言葉を紡ぐ。
「…兄上に、言われたので」
「シンリのブラザー?会った事無いな。確か名前は……、Mr.神水流皇麗だったっけ」
「えぇ。兄上は、その……、あまり行事やパーティーに出られないので」
淡々と臣麗様が告げる言葉に、生徒会長は面白そうに眉を上げる。
「へぇ、それは是非お会いしたいな」
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