10 / 11
災難の結果
しおりを挟む
―翌日。
私はソウマの店に来ていた。
先に来ていたルカが手を上げる。
「やっほ。マカ」
「ルカ、マミヤはどうだ?」
ルカは黙って首を縦に振った。
「そうか。こちらもすでに選択させた。後は…」
視線をずらすと、セツカとソウマがいた。
「コイツ等に任せよう」
「うん。…お願いね」
私とルカは、ソウマにケータイを渡した。
「確かに」
「期待して待っててよ」
今日はそれだけで、店を出た。
「マミヤとの生活はどうだった?」
「まるで男版のマカと暮らしていたカンジよ」
「ラブゲージは大丈夫だったか?」
「ええ。マミヤもわたしも、互いに良い親友関係が築けたわ」
「なら良かった」
ルカにマミヤを預けた後、あえて互いに連絡を取り合わなかった。
ケータイの内容は彼等に知られてしまうし、それに何となく…互いのことは知らないほうが良いように思えた。
「マカの方はどうだった? ハズミ、マカのキライなタイプだったから、ちょっと心配してたのよ」
「…ああ、そうだったな」
いつの間にか、忘れていた。
「まっ、良い暇潰しになったさ」
そう言って見上げた空は、とても澄んでいた。
…今この時も、望まぬ死を迎えている者はいるのだろう。
そしてその後もどうなるかは…本人次第だ。
普通ではない私達だが、その私達でさえ人間は恐ろしいと思ってしまう。
生きていても厄介。
死んでも厄介。
…だけど長く一緒にいたいと思える存在。
憎くも、愛おしく思える存在。
それが―人間だ。
私はソウマの店に来ていた。
先に来ていたルカが手を上げる。
「やっほ。マカ」
「ルカ、マミヤはどうだ?」
ルカは黙って首を縦に振った。
「そうか。こちらもすでに選択させた。後は…」
視線をずらすと、セツカとソウマがいた。
「コイツ等に任せよう」
「うん。…お願いね」
私とルカは、ソウマにケータイを渡した。
「確かに」
「期待して待っててよ」
今日はそれだけで、店を出た。
「マミヤとの生活はどうだった?」
「まるで男版のマカと暮らしていたカンジよ」
「ラブゲージは大丈夫だったか?」
「ええ。マミヤもわたしも、互いに良い親友関係が築けたわ」
「なら良かった」
ルカにマミヤを預けた後、あえて互いに連絡を取り合わなかった。
ケータイの内容は彼等に知られてしまうし、それに何となく…互いのことは知らないほうが良いように思えた。
「マカの方はどうだった? ハズミ、マカのキライなタイプだったから、ちょっと心配してたのよ」
「…ああ、そうだったな」
いつの間にか、忘れていた。
「まっ、良い暇潰しになったさ」
そう言って見上げた空は、とても澄んでいた。
…今この時も、望まぬ死を迎えている者はいるのだろう。
そしてその後もどうなるかは…本人次第だ。
普通ではない私達だが、その私達でさえ人間は恐ろしいと思ってしまう。
生きていても厄介。
死んでも厄介。
…だけど長く一緒にいたいと思える存在。
憎くも、愛おしく思える存在。
それが―人間だ。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
七竈 ~ふたたび、春~
菱沼あゆ
ホラー
変遷していく呪いに終わりのときは来るのだろうか――?
突然、英嗣の母親に、蔵を整理するから来いと呼び出されたり、相変わらず騒がしい毎日を送っていた七月だが。
ある日、若き市長の要請で、呪いの七竃が切り倒されることになる。
七竃が消えれば、呪いは消えるのか?
何故、急に七竃が切られることになったのか。
市長の意図を探ろうとする七月たちだが――。
学園ホラー&ミステリー
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2026/1/6:『まどのそと』の章を追加。2026/1/13の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/5:『おちゃ』の章を追加。2026/1/12の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/4:『かみ』の章を追加。2026/1/11の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/3:『おかのうえからみるけしき』の章を追加。2026/1/10の朝8時頃より公開開始予定。
2026/1/2:『そうしき』の章を追加。2026/1/9の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/1:『いえい』の章を追加。2026/1/8の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/31:『たこあげ』の章を追加。2026/1/7の朝4時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる