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本編
30 Mの喜劇(アホらし!) ※R18 SM表現&女性攻めあり
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「……!?」
突然の衝撃に訳が分からないといった表情のエミリオに、今度は反対側の頬がスイの足裏で引っ叩かれる。何が起こったのかわからなくて、我知らず上半身が起き上がった所を、今度は両足で顔面を踏まれて押し戻されてしまった。口と鼻だけは塞がないでくれた。
「手で引っ叩くなんて一言も言ってないからね」
「……!? ス、スイ……!」
「なに? 嫌なの? なんでもするって言ったの嘘だったんだ?」
「う、そ、じゃ、ない、けども……うっ!」
再び頬を一度足裏で固定されてからの左右からのパチン!
スイはよく知らないけれど、騎士団といういわば軍関係に属する人間はそれなりにプライドが高いイメージがある。女に、しかも足で殴られるという屈辱を与えられれば、さすがに怒り出すに違いない。反対に引っ叩かれて痛い目に遭うかもしれないが、そうなったら「二言のある男でしかもか弱い女を殴る男」と器の小ささを笑ってやるだけだ。
「こんなことされるなんて思ってなかった? 一発引っ叩かれればそれでスイみたいなテキトーな女は満足するだろうとか打算的なこと考えてたんでしょどうせ」
「……スイ、違っ……んっ」
それにエミリオにはスイをどうにかすることはできないはずだ。
今までどんなに探しても見つからなかった、自分と同じ規格外の魔力持ちの人間。しかも土地神シュクラの愛し子となったスイを害するようなら、おそらくシュクラが黙っていない。
虎の威を借るみたいでなんとも情けないけれど、女はしたたかであらねばこんな異世界の辺境地でやってられっかと思う。
今一度両足の裏で彼の頬を押さえてからパチンパチンとさっきより弱めな足ビンタを往復させる。顎を持ち上げて爪先で首筋のあたりをつつー、となぞるとエミリオの「あ、うっ」という呻きなのかため息なのかわからない声に少し色が混じり始めた。
「は……ぁ、ぁあ……スイ……」
また両足でエミリオの頭を押さえていると、スイの座った尻のあたりをぐりぐりと押し上げて来る何奴かの存在を感じて、スイはぎょっとした。わずかに腰が動いていて、スイの尻にこすりつけているのがわかる。
「……ちょ、エミさんなんで元気になってきてるの? 上に座られて足ビンタ食らわされてんだよ? こ、こんな屈辱的なことされてんのに……」
「あっ……いや、これは、その」
「ねえ、エミさんてホント……今までの彼女さんともこうだったの? こんなことされて、喜んじゃうような身体で」
「そん、な、こと………………スイ……スイだけ、スイだけだ、こんな、ことになるのは」
「…………」
「ああ……スイの身体が、ふわふわして……はぁ……ん……」
とろんと瞳を潤ませながら頬を押さえつけるスイの足の甲をさわさわと撫で始めるエミリオがやけに嬉しそうで、スイは当初の思惑がすっかり外れくじだったことを悟り始めた。
大の男が女に足でビンタされてるのになぜ怒らない。エミリオはスイに悪いことをしたという自責の念があるだろうから、我慢しているだけだと一瞬思ったけれど、エスカレートしても嫌がって怒り出すどころか恍惚とした表情をして勃起までしている。
エミリオにとって、スイのどS行為はお仕置きじゃなくてご褒美だ。なんでそんなことになってしまったのか。いや、今までがどうだったのかなんてスイには知りようがないのだけれど。
スイにだけこんな反応するのだと言うエミリオの言葉が本当なら、エミリオのこの反応はスイが調教してしまったものだということだ。
――えええええええええええええ。王都の騎士団の大魔術師をどM堕ちさせてしもうた。
しかし、嬉しそうにスイの足の甲から足首、ふくらはぎにかけてさわさわと撫でつけるエミリオに胸がキュンとしたりドキドキしてくる自分もいる。
あんなことされて怒ってこんなことしているというのに、自分が育てたことによる可愛らしい反応をするこの男に、スイはむむむ、と唇をかみしめて胸からこみ上げるむず痒さに耐えねばならなかった。
完敗だ。スイの決死のお仕置き作戦は全くの逆効果という結果になった。
そう悟ったスイの心情としては、アホらし、の一言で片付いてしまう。もしくは、しょーもな、という感じ。
「……はあ。負けたわ、エミさん」
「スイ……?」
エミリオの顔面から両足を離して再び彼の胸の上に降ろした。
スイはバスローブの下は全裸だ。下着一枚身に着けていない。先ほど風呂に入る前にエミリオに引っ剥がされてそのまま脱衣所の脱衣籠に入ったままだ。バスローブはすっかりめくれあがっていて、スイの足裏をどけたエミリオからは太ももの間が丸見えであった。
気が付くとエミリオの息がふっ、ふっ、と細かくあがってきていて、そのターコイズブルーの瞳がスイの太ももの間を凝視してはゴクリと生唾を飲み込んでいた。相変わらずスイの背後ではご立派様がスイの尻を更にぐいぐい押して自己主張している。
それに気が付くと、スイは一瞬恥ずかしくなってバスローブの裾で隠してクスクスと笑いながらエミリオを細目で見た。
「……エッチだなー……どこ見てんのエミさん」
「す、すまん」
「女のココ見て勃起したのか、足ビンタされて勃起したのかどっちなのさ」
「あー……えっと……ごめん……」
「どっちもか、もう……可愛いなエミさん。エッチでちょっと可愛い」
スイはエミリオから足をおろして跨る形になって、上体をたおして彼の頭の両脇に手を置いてからそっと彼の半開きになった唇に羽みたいなキスを落とした。風呂で言い掛かりをつけられて無茶をされた留飲はもうすっかり下がっている。
その行為に驚いて目を見開いたエミリオは、そろりそろりとスイの頬にそっと手を置いて、スイの啄むようなキスに応え始めた。
「ん、んっ……んぅ、はぁ……スイ」
「んふ、可愛いね、エミさん」
感極まって半開きの口から舌を出してきたエミリオに、ふと唇を離してから彼の舌先をペロリと舐めてから顔を上げる。物足りなくてすがるような眼をしたエミリオに、スイは意地悪な微笑みを見せてから彼の首筋に唇と舌を這わせた。
悔しいからディープキスはもうしばらくお預けだ。スイもエミリオとならいつかはしてみたいけれど。
「はぁ、はぁ……ん、ぅ、……あぁっ……」
口に溜まった唾液を飲み込んで喉仏が上下するさまがとても扇情的だ。喉仏のあたりは下手に触ると息苦しくなる場所だから、無闇に触らずに首筋だけにキスを落とす。エミリオに対しては少々Sっ気があるスイだけれど、本当に身体的に命に係わるみたいな苦しい思いをさせることは絶対にしたくない。
「ん、ちゅ、ふ……エミさん、喉仏も綺麗ね……んちゅ、あふ……」
「ん、あ、あ……、は、ん、はは……くすぐったい」
「ちゅ、ん、はぁ、……気持ちいい?」
「うん……スイ、俺も、スイに触りたい……」
そう言いつつエミリオの手は既にスイのむき出しの太ももをさわさわと弄っている。
「ふふ、もう触ってるじゃん。は、あ……エミさんて女の子の身体では太ももが好きなの?」
「そういうわけではない、けど……スイのは、どこも全部すべすべして、気持ちいい……」
「そう? 温泉効果かな?」
「ああ……かもしれないな。でも……その前から、気持ちよかったよ」
「あは、お気に召したのね」
「ふふ、ははは……」
冗談を言い合って少し余裕が出てきたエミリオがふにゃりと人好きする微笑みを見せた。
「ん、好きなだけ触っていいよ。エミさんも触ってあげるね……はむ」
「あ……スイ、スイ……!」
突然の衝撃に訳が分からないといった表情のエミリオに、今度は反対側の頬がスイの足裏で引っ叩かれる。何が起こったのかわからなくて、我知らず上半身が起き上がった所を、今度は両足で顔面を踏まれて押し戻されてしまった。口と鼻だけは塞がないでくれた。
「手で引っ叩くなんて一言も言ってないからね」
「……!? ス、スイ……!」
「なに? 嫌なの? なんでもするって言ったの嘘だったんだ?」
「う、そ、じゃ、ない、けども……うっ!」
再び頬を一度足裏で固定されてからの左右からのパチン!
スイはよく知らないけれど、騎士団といういわば軍関係に属する人間はそれなりにプライドが高いイメージがある。女に、しかも足で殴られるという屈辱を与えられれば、さすがに怒り出すに違いない。反対に引っ叩かれて痛い目に遭うかもしれないが、そうなったら「二言のある男でしかもか弱い女を殴る男」と器の小ささを笑ってやるだけだ。
「こんなことされるなんて思ってなかった? 一発引っ叩かれればそれでスイみたいなテキトーな女は満足するだろうとか打算的なこと考えてたんでしょどうせ」
「……スイ、違っ……んっ」
それにエミリオにはスイをどうにかすることはできないはずだ。
今までどんなに探しても見つからなかった、自分と同じ規格外の魔力持ちの人間。しかも土地神シュクラの愛し子となったスイを害するようなら、おそらくシュクラが黙っていない。
虎の威を借るみたいでなんとも情けないけれど、女はしたたかであらねばこんな異世界の辺境地でやってられっかと思う。
今一度両足の裏で彼の頬を押さえてからパチンパチンとさっきより弱めな足ビンタを往復させる。顎を持ち上げて爪先で首筋のあたりをつつー、となぞるとエミリオの「あ、うっ」という呻きなのかため息なのかわからない声に少し色が混じり始めた。
「は……ぁ、ぁあ……スイ……」
また両足でエミリオの頭を押さえていると、スイの座った尻のあたりをぐりぐりと押し上げて来る何奴かの存在を感じて、スイはぎょっとした。わずかに腰が動いていて、スイの尻にこすりつけているのがわかる。
「……ちょ、エミさんなんで元気になってきてるの? 上に座られて足ビンタ食らわされてんだよ? こ、こんな屈辱的なことされてんのに……」
「あっ……いや、これは、その」
「ねえ、エミさんてホント……今までの彼女さんともこうだったの? こんなことされて、喜んじゃうような身体で」
「そん、な、こと………………スイ……スイだけ、スイだけだ、こんな、ことになるのは」
「…………」
「ああ……スイの身体が、ふわふわして……はぁ……ん……」
とろんと瞳を潤ませながら頬を押さえつけるスイの足の甲をさわさわと撫で始めるエミリオがやけに嬉しそうで、スイは当初の思惑がすっかり外れくじだったことを悟り始めた。
大の男が女に足でビンタされてるのになぜ怒らない。エミリオはスイに悪いことをしたという自責の念があるだろうから、我慢しているだけだと一瞬思ったけれど、エスカレートしても嫌がって怒り出すどころか恍惚とした表情をして勃起までしている。
エミリオにとって、スイのどS行為はお仕置きじゃなくてご褒美だ。なんでそんなことになってしまったのか。いや、今までがどうだったのかなんてスイには知りようがないのだけれど。
スイにだけこんな反応するのだと言うエミリオの言葉が本当なら、エミリオのこの反応はスイが調教してしまったものだということだ。
――えええええええええええええ。王都の騎士団の大魔術師をどM堕ちさせてしもうた。
しかし、嬉しそうにスイの足の甲から足首、ふくらはぎにかけてさわさわと撫でつけるエミリオに胸がキュンとしたりドキドキしてくる自分もいる。
あんなことされて怒ってこんなことしているというのに、自分が育てたことによる可愛らしい反応をするこの男に、スイはむむむ、と唇をかみしめて胸からこみ上げるむず痒さに耐えねばならなかった。
完敗だ。スイの決死のお仕置き作戦は全くの逆効果という結果になった。
そう悟ったスイの心情としては、アホらし、の一言で片付いてしまう。もしくは、しょーもな、という感じ。
「……はあ。負けたわ、エミさん」
「スイ……?」
エミリオの顔面から両足を離して再び彼の胸の上に降ろした。
スイはバスローブの下は全裸だ。下着一枚身に着けていない。先ほど風呂に入る前にエミリオに引っ剥がされてそのまま脱衣所の脱衣籠に入ったままだ。バスローブはすっかりめくれあがっていて、スイの足裏をどけたエミリオからは太ももの間が丸見えであった。
気が付くとエミリオの息がふっ、ふっ、と細かくあがってきていて、そのターコイズブルーの瞳がスイの太ももの間を凝視してはゴクリと生唾を飲み込んでいた。相変わらずスイの背後ではご立派様がスイの尻を更にぐいぐい押して自己主張している。
それに気が付くと、スイは一瞬恥ずかしくなってバスローブの裾で隠してクスクスと笑いながらエミリオを細目で見た。
「……エッチだなー……どこ見てんのエミさん」
「す、すまん」
「女のココ見て勃起したのか、足ビンタされて勃起したのかどっちなのさ」
「あー……えっと……ごめん……」
「どっちもか、もう……可愛いなエミさん。エッチでちょっと可愛い」
スイはエミリオから足をおろして跨る形になって、上体をたおして彼の頭の両脇に手を置いてからそっと彼の半開きになった唇に羽みたいなキスを落とした。風呂で言い掛かりをつけられて無茶をされた留飲はもうすっかり下がっている。
その行為に驚いて目を見開いたエミリオは、そろりそろりとスイの頬にそっと手を置いて、スイの啄むようなキスに応え始めた。
「ん、んっ……んぅ、はぁ……スイ」
「んふ、可愛いね、エミさん」
感極まって半開きの口から舌を出してきたエミリオに、ふと唇を離してから彼の舌先をペロリと舐めてから顔を上げる。物足りなくてすがるような眼をしたエミリオに、スイは意地悪な微笑みを見せてから彼の首筋に唇と舌を這わせた。
悔しいからディープキスはもうしばらくお預けだ。スイもエミリオとならいつかはしてみたいけれど。
「はぁ、はぁ……ん、ぅ、……あぁっ……」
口に溜まった唾液を飲み込んで喉仏が上下するさまがとても扇情的だ。喉仏のあたりは下手に触ると息苦しくなる場所だから、無闇に触らずに首筋だけにキスを落とす。エミリオに対しては少々Sっ気があるスイだけれど、本当に身体的に命に係わるみたいな苦しい思いをさせることは絶対にしたくない。
「ん、ちゅ、ふ……エミさん、喉仏も綺麗ね……んちゅ、あふ……」
「ん、あ、あ……、は、ん、はは……くすぐったい」
「ちゅ、ん、はぁ、……気持ちいい?」
「うん……スイ、俺も、スイに触りたい……」
そう言いつつエミリオの手は既にスイのむき出しの太ももをさわさわと弄っている。
「ふふ、もう触ってるじゃん。は、あ……エミさんて女の子の身体では太ももが好きなの?」
「そういうわけではない、けど……スイのは、どこも全部すべすべして、気持ちいい……」
「そう? 温泉効果かな?」
「ああ……かもしれないな。でも……その前から、気持ちよかったよ」
「あは、お気に召したのね」
「ふふ、ははは……」
冗談を言い合って少し余裕が出てきたエミリオがふにゃりと人好きする微笑みを見せた。
「ん、好きなだけ触っていいよ。エミさんも触ってあげるね……はむ」
「あ……スイ、スイ……!」
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