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いま揉まなければ後悔しちゃうから
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お腹を空かせたわたしは一目散に寮の食堂に向かった。話し込んだせいで少しお昼には遅い時間になってしまったが、食事中の寮生はけっこうな人数がいた。料理部としては自分で作るのもありだが、正直お腹ぺこぺこなので待ってるのもつらい。
寮母さんに今日の定食を注文し、番号札をもらってテーブルへ向かう。なかなかがっつり目のメニューで嬉しい。とりあえずセルフサービスのごはんとお味噌汁をよそい、お盆に乗せる。空いている席を探す中で、見慣れた背中を発見。お盆はいったん置いておいて、わしわしタイム。
「つーむせーん……つむ先輩じゃない!? あ、でもすばらしい乳の人だわ。ごめんねぇ、わたし、一年三組の小比類巻世知っていうの。せっちゃんでいいよ」
「りなはねぇ、四組の愛海りなだよー。新入生なの」
つむ先輩こと、嵐つむぎ先輩かと思っておっぱいを揉みにかかった女の子は、今年から星花に入ったのだという愛海りなちゃんだった。これまでに触れたことのない大きさとやわらかさ、そして圧倒的な重量……導かれる値はI、いやIよりのHか……。にしてもこの子、全然嫌がるそぶりを見せないあたり……慣れてる? よもやそんなことはどうでもいいほどに、彼女のおっぱいは大きかった。それはもう、手からこぼれるくらい。わたしの手には土台収まらない。
ありふれた喩えだが、メロンだ。これはもはやメロンだ。揉むというか、下から支え持っているっていう感じ。揉みしだきたい気持ちはやまやまだが、これほどのお宝を包むランジェリーはさぞかし高価なはず。欲望に流され、傷めてしまったら申し訳なさすぎる。弁償できないし。
「お客さーん。これ以上は有償ですよー」
「お、お金? うちは両親の収入に波があるからあんまりお金ないよ?」
「おいしいごはんを要求します!」
「ほぇ? 実はわたし、料理部なんだよ? あ、ちょっと待ってて」
とっくに呼ばれていた番号札をもって寮母さんのところへ。おかずを受け取って、それをお盆に乗せてからりなちゃん……自分でりなりーって言ってるしりなりー呼びでいいかな。りなりーの向かいに座る。いただきますと合掌してから食べ始める。おいしい。
「この学校、料理部あるんだね」
「そうだよ。けっこういろんな料理が作れるようになったや。りなりーは自分でも作るの?」
「うーん。どっちかっていうとりなりーは食べる専門。簡単なのは作るけど」
「例えば何作るの?」
「春はあげもの」
「ぶふっ……いや、春に限定しなくたっていいじゃん」
揚げ物は一年中おいしいし、つくりやすい。
「夏は天ぷらそば、秋は焼き芋、そして冬はラーメン。好きな食べ物はお肉」
お肉が好きで揚げ物も好きとくれば唐揚げかメンチカツか、いっそかしわ天っていう選択肢もあるか。わたしが料理を提供して、りなりーのおっぱいを触らせてもらうのは、すごくギブアンドテイクがわかりやすくていいのだけれど……やっぱり大きすぎるよなあ。わたしの手がそう大きくない……わけでもないと思うけど、ありとあらゆる部位を一度に体感できないのは惜しい。
「料理部、おすすめだよ。先輩も優しいし」
おっぱいは他の人と比べるものじゃないけれど、わたしの一番好きなおっぱいは部活の先輩のそれ。料理部は春休み期間中、ほとんど活動をしないから二月の終わり頃から会ってない。そう、先輩は自宅生なのだ。あの手にしっくりとフィットするサイズ感とふわふわ系というかもちもち系なあの触り心地。わたしが育てたと言っても過言ではないくらい、揉んでいるあのおっぱいが恋しくてたまらない。
「あ、せっちゃん。ごきげんよう」
「世知さんごきげんよう」
「わぁ、かおちゃん先輩につむ先輩!」
「なんだか他人とは思えない子がいるよ!!」
声をかけてきたのは一学年上の嵐つむぎ先輩と北川かおり先輩。つむ先輩はりなりーと似た感じのぽっちゃりぼいんさんで、かおちゃん先輩は永遠の幼女先輩だ。かおちゃん先輩とは中等部の寮時代から仲良くしてもらってて、つむ先輩は今のかおちゃん先輩のルームメイトだ。二人とも両手にお盆を持っているので、ひとまず隣の席に座ってもらう。
「つむ先輩? も、痩せたら可愛いって言われるタイプですか?」
「そうそう。いいじゃんね、痩せなくたって」
「うんうん。りなりーもねぇ、このままでいいんと思うんだぁ」
「分かる! わたしもね、痩せた方がいいのかなって思ってたんだけど、彼女がさ、先輩はそのまんまでええねんって言ってくれて……嬉しかったなあ」
つむ先輩が当たり前のように惚気る。つむ先輩の彼女は今年から中二の後輩ちゃんだ。すらっとした細見の子だからつむ先輩と並んでも年の差はさほど感じられないんだけどね。
「へぇ……いい彼女さん。ん? 彼女?」
感心していたりなりーが彼女という単語につっかかる。まぁ、星花に来て一週間やそこいらじゃ、そんなもんなのかなぁ。
「そっかぁ、入ったばかりだと違和感あるかもねぇ。つむつむもそうだったよねぇ」
にこにこ顔のかおちゃん先輩だが、中二から付き合って四年になる彼女持ちのベテラン()だ。しかも二人同時にお付き合いしているらしく、曰くふわふわおっぱいの彼女と、もちもちおっぱいの彼女らしい。うらやましくて鼻血が出そうだ。
「ま、まぁ……わたしはほぼ初恋だったので」
「女の子同士でも付き合うとかあるんだぁ。りなりーね、一応彼氏いるんだあ」
「お? それはちょっと詳しく聞きたいねぇ。付き合ってどれくらい?」
ひょっとしたらその彼氏がおっぱいの大きさと関係しているのかもしれない。……りなりー、どういうペースで大きくなっていったのかちょっと興味ある。
「付き合ってぇ、二、三……週間かな」
「短い! 卒業式とかだよね、その時期って」
「そう。告白されたし付き合い始めたんだけど……何したらいいの?」
「ここは恋人持ちの先輩方に答えてもらおうよ」
そう先輩たちに話を振ると、つむ先輩はちょっと恥ずかしそうにして答えてくれないが、かおちゃん先輩が答えてくれた。
「一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。ショッピングに行ったり、水族館に行ったり、そんな当たり前のことに、ドキドキできるから恋人なんだよ。ドキドキを共有できる人じゃなきゃ、キスとかそれ以上のコト、許しちゃダメだよ。ね?」
いったいどれだけのキスとかそれ以上のコトをしてきたのか、幼女な先輩の大人な一面が垣間見えるお答えだった。
「あと、えっちな写真は送っちゃダメだよ?」
「そ、それは分かりますよぉ」
それからものんびりとおしゃべりは続いた。初対面の先輩相手に打ち解けるりなりーのコミュ力をひしひしと感じた。
「そろそろお部屋戻りますねぇ。りなりーずっと食堂にいたらまたお腹空いちゃうもん」
「あはは。わたしもそろそろお暇しますね。先輩方、ごきげんよう」
「はい、ごきげんよう」
「ごきげんよ~」
当たり前のことにドキドキできる、かぁ。わたしも、もし先輩と恋人になったら、キスとかそれ以上のコトしちゃうのかな……。うわぁ、はず!
想像しただけで頭が茹ってしまいそう、そんな妄想を振り払って自室に戻る。明日は今年度の部活はじめだ。先輩に会うのにこの妄想を残していたら大変そうだ。気分転換に新作のギャルゲでもやろうかな!!
寮母さんに今日の定食を注文し、番号札をもらってテーブルへ向かう。なかなかがっつり目のメニューで嬉しい。とりあえずセルフサービスのごはんとお味噌汁をよそい、お盆に乗せる。空いている席を探す中で、見慣れた背中を発見。お盆はいったん置いておいて、わしわしタイム。
「つーむせーん……つむ先輩じゃない!? あ、でもすばらしい乳の人だわ。ごめんねぇ、わたし、一年三組の小比類巻世知っていうの。せっちゃんでいいよ」
「りなはねぇ、四組の愛海りなだよー。新入生なの」
つむ先輩こと、嵐つむぎ先輩かと思っておっぱいを揉みにかかった女の子は、今年から星花に入ったのだという愛海りなちゃんだった。これまでに触れたことのない大きさとやわらかさ、そして圧倒的な重量……導かれる値はI、いやIよりのHか……。にしてもこの子、全然嫌がるそぶりを見せないあたり……慣れてる? よもやそんなことはどうでもいいほどに、彼女のおっぱいは大きかった。それはもう、手からこぼれるくらい。わたしの手には土台収まらない。
ありふれた喩えだが、メロンだ。これはもはやメロンだ。揉むというか、下から支え持っているっていう感じ。揉みしだきたい気持ちはやまやまだが、これほどのお宝を包むランジェリーはさぞかし高価なはず。欲望に流され、傷めてしまったら申し訳なさすぎる。弁償できないし。
「お客さーん。これ以上は有償ですよー」
「お、お金? うちは両親の収入に波があるからあんまりお金ないよ?」
「おいしいごはんを要求します!」
「ほぇ? 実はわたし、料理部なんだよ? あ、ちょっと待ってて」
とっくに呼ばれていた番号札をもって寮母さんのところへ。おかずを受け取って、それをお盆に乗せてからりなちゃん……自分でりなりーって言ってるしりなりー呼びでいいかな。りなりーの向かいに座る。いただきますと合掌してから食べ始める。おいしい。
「この学校、料理部あるんだね」
「そうだよ。けっこういろんな料理が作れるようになったや。りなりーは自分でも作るの?」
「うーん。どっちかっていうとりなりーは食べる専門。簡単なのは作るけど」
「例えば何作るの?」
「春はあげもの」
「ぶふっ……いや、春に限定しなくたっていいじゃん」
揚げ物は一年中おいしいし、つくりやすい。
「夏は天ぷらそば、秋は焼き芋、そして冬はラーメン。好きな食べ物はお肉」
お肉が好きで揚げ物も好きとくれば唐揚げかメンチカツか、いっそかしわ天っていう選択肢もあるか。わたしが料理を提供して、りなりーのおっぱいを触らせてもらうのは、すごくギブアンドテイクがわかりやすくていいのだけれど……やっぱり大きすぎるよなあ。わたしの手がそう大きくない……わけでもないと思うけど、ありとあらゆる部位を一度に体感できないのは惜しい。
「料理部、おすすめだよ。先輩も優しいし」
おっぱいは他の人と比べるものじゃないけれど、わたしの一番好きなおっぱいは部活の先輩のそれ。料理部は春休み期間中、ほとんど活動をしないから二月の終わり頃から会ってない。そう、先輩は自宅生なのだ。あの手にしっくりとフィットするサイズ感とふわふわ系というかもちもち系なあの触り心地。わたしが育てたと言っても過言ではないくらい、揉んでいるあのおっぱいが恋しくてたまらない。
「あ、せっちゃん。ごきげんよう」
「世知さんごきげんよう」
「わぁ、かおちゃん先輩につむ先輩!」
「なんだか他人とは思えない子がいるよ!!」
声をかけてきたのは一学年上の嵐つむぎ先輩と北川かおり先輩。つむ先輩はりなりーと似た感じのぽっちゃりぼいんさんで、かおちゃん先輩は永遠の幼女先輩だ。かおちゃん先輩とは中等部の寮時代から仲良くしてもらってて、つむ先輩は今のかおちゃん先輩のルームメイトだ。二人とも両手にお盆を持っているので、ひとまず隣の席に座ってもらう。
「つむ先輩? も、痩せたら可愛いって言われるタイプですか?」
「そうそう。いいじゃんね、痩せなくたって」
「うんうん。りなりーもねぇ、このままでいいんと思うんだぁ」
「分かる! わたしもね、痩せた方がいいのかなって思ってたんだけど、彼女がさ、先輩はそのまんまでええねんって言ってくれて……嬉しかったなあ」
つむ先輩が当たり前のように惚気る。つむ先輩の彼女は今年から中二の後輩ちゃんだ。すらっとした細見の子だからつむ先輩と並んでも年の差はさほど感じられないんだけどね。
「へぇ……いい彼女さん。ん? 彼女?」
感心していたりなりーが彼女という単語につっかかる。まぁ、星花に来て一週間やそこいらじゃ、そんなもんなのかなぁ。
「そっかぁ、入ったばかりだと違和感あるかもねぇ。つむつむもそうだったよねぇ」
にこにこ顔のかおちゃん先輩だが、中二から付き合って四年になる彼女持ちのベテラン()だ。しかも二人同時にお付き合いしているらしく、曰くふわふわおっぱいの彼女と、もちもちおっぱいの彼女らしい。うらやましくて鼻血が出そうだ。
「ま、まぁ……わたしはほぼ初恋だったので」
「女の子同士でも付き合うとかあるんだぁ。りなりーね、一応彼氏いるんだあ」
「お? それはちょっと詳しく聞きたいねぇ。付き合ってどれくらい?」
ひょっとしたらその彼氏がおっぱいの大きさと関係しているのかもしれない。……りなりー、どういうペースで大きくなっていったのかちょっと興味ある。
「付き合ってぇ、二、三……週間かな」
「短い! 卒業式とかだよね、その時期って」
「そう。告白されたし付き合い始めたんだけど……何したらいいの?」
「ここは恋人持ちの先輩方に答えてもらおうよ」
そう先輩たちに話を振ると、つむ先輩はちょっと恥ずかしそうにして答えてくれないが、かおちゃん先輩が答えてくれた。
「一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。ショッピングに行ったり、水族館に行ったり、そんな当たり前のことに、ドキドキできるから恋人なんだよ。ドキドキを共有できる人じゃなきゃ、キスとかそれ以上のコト、許しちゃダメだよ。ね?」
いったいどれだけのキスとかそれ以上のコトをしてきたのか、幼女な先輩の大人な一面が垣間見えるお答えだった。
「あと、えっちな写真は送っちゃダメだよ?」
「そ、それは分かりますよぉ」
それからものんびりとおしゃべりは続いた。初対面の先輩相手に打ち解けるりなりーのコミュ力をひしひしと感じた。
「そろそろお部屋戻りますねぇ。りなりーずっと食堂にいたらまたお腹空いちゃうもん」
「あはは。わたしもそろそろお暇しますね。先輩方、ごきげんよう」
「はい、ごきげんよう」
「ごきげんよ~」
当たり前のことにドキドキできる、かぁ。わたしも、もし先輩と恋人になったら、キスとかそれ以上のコトしちゃうのかな……。うわぁ、はず!
想像しただけで頭が茹ってしまいそう、そんな妄想を振り払って自室に戻る。明日は今年度の部活はじめだ。先輩に会うのにこの妄想を残していたら大変そうだ。気分転換に新作のギャルゲでもやろうかな!!
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