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31章 祭りの後は
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メインにしても、他の物を大皿に並べて、各々が自由に取りながら。それでも、流石にセツナとオユキには異なる物が用意されて。
「でさ、俺らのほうでもダンジョンに入って、その次の日には狩猟に出ての繰り返しでさ」
「どうにも、メイ様が言うには、石材がとにかく足りていないと言う事らしい」
「あとは、花精の人らとかシオンとか連れて薬草とって来てくれって話で、後は、あんちゃんたちが一時期泊ってた宿のフラウもなんか色々食材欲しいからって、サキと一緒になって俺らによく引っ付いてくるようになってさ」
「そうですか。私が教えたあなた達が頼られている、その事実がとても誇らしいですね」
サモサを片手に、もう片方の手には何かのもも肉だろう骨ごと焼かれた肉などを手にもって。行儀という意味では、流石にトモエもどうかと思うのだが、それでも楽しげに話すシグルドとパウを止める気にはなれず。同席しているクレドにしても、肉の類はやはり嬉しいのだろう。もしくは、彼らの集落では入手が難しいのかもしれないが、手づかみでまるで飲み物の様に大量に消費している。
「そっか。ばーさんもだけど、あんちゃんも喜んでくれるなら、俺も嬉しいな」
「ああ。ただ、俺は難しいというよりも」
「パウ君は、色々と気負う事があったのでしょう。その、繰り返しになりますが、やはり私の教えには欠点がありますから」
シグルドは、攻めっ気が強い。とにかく、相手に勝つ、誰かを守るためにも、魔物を狩るという選択を行う。だが、パウは己の背後に庇うという選択が基本となる。そして、パウの選択肢というのは、トモエの流派の中には存在しないのだ。
「回避主体、だっけか。俺は、それでいいと思うけど」
「そうですね。シグルド君には向いているようですが、パウ君の様に己の背後に庇って、己の体を盾にしてとなると、やはり色々難しいのです。私達の流派には、どうしてもそうした理合いが無いので、こちらの騎士様方に学ぶことになるのですが」
「トモエさんは、盾を使わないんだったか」
「はい。基本は両手剣、元来太刀も両手でもって構えるものですから」
トモエの言葉に、シグルドとパウが揃って首をかしげる。それもそうだろう、トモエが基本としている構えは左手に引っ掛ける様にして持つという構えなのだから。
「オユキさんや、アイリスさんを思い出していただけるとありがたくはありますが、そうですよね。皆伝を名乗る物が、違う構えを基本としているのも、確かに外聞を考えれば」
素直すぎる少年たちの反応に、改めてトモエとしても考えてしまう。
「あー、あんちゃんはそれがいいから、そうしてんだよな」
「その、私の完成系とは言いませんが、最も良いと考えて今はこうしているわけです。今後は分かりませんが」
そもそも、何故トモエがこうした構えを選んだのかと言われれば、もともとオユキとの関係があっての事。なんとなれば、師である父に対して、それを考えたときに選んだ物でもある。では、今はどうかと考えたときに、確かに変えてもいいのかもしれないと改めて考える。それこそ、かつてのオユキが得意としていたように、一度シグルドたちに見せたように剛剣の類を主体として使ってもいいと、改めて。
「そうですね、色々と考えなければならないのですよね、私にしても」
「別に、俺は今のままでもと思うが」
「皆さんに伝えているように、それぞれに合うものというのはやはり違いますから。私にしても、あの構えを今の体に合わせてとしていますが、そもそももっと違うものがあっているのではないかと言われればと言うものです」
「でも、前に聞いた時は、それが一番多くって言ってなかったっけ」
シグルドの疑問に、一先ず頷きで返しはするのだが。
「はい。かつて身に着けて、十全に使える物が最も多いと考えていました」
ただ、それはトモエの中で。それこそ、オユキと色々と話して考える事として、今はそれよりもパウについて。
「私の事は、私の事としてまた考えておきましょう。今は、パウ君ですね。どうしましょうか、盾を持ってみたいというのであれば、オユキさんや私の伝手をたどった上でとしますが」
盾術は生憎と、流派の中にはない。最低限は知っている、というよりも、盾を持つ相手を想定した技というのは、確かに存在している。少しは理合いも知っているのだが、では教えられるほどかと言えばトモエはそもそも使ったことも無いのだ。
「頼めるなら、頼んでみたいのだが」
「分かりました。いえ、レジス候と言いますか、イマノルさんも騎士団で散々に言われているでしょうから、まずはそちらを頼るのもいいでしょう。あとで、紹介状になるのでしょうか、ええ、そうした物は用意しますので」
パウとしても、今後を考えたときにそれが必要だと考えているらしい。シグルドが、パウの決めたことだからと、何かを飲み込んでいる様子ではあるのだが。
「シグルド君、そのあたりは個人の好みというよりも、やはり性格によるところも大きいですから」
「あー、いや、あんちゃんの言う事も分かるけど」
「あとは、そうですね。自分の無理の結果と、そうした反省をするのも一つではありますが、今日の昼に見ている範囲では、やはりまだ早い事をやっていたのだと、そう言わざるを得ません」
ついでにいえば、やはり装備というよりも道具の不足が大きいのだと、それを付け加えて。
「この辺りは、理合いとしての話も含むのですが、得物によってできる事というのはやはり大きく変わります。勿論、武技であったり魔術であったりを含めればわかりませんが、それにしても何か制限のようなものはあるでしょう」
今のところ、トモエが自覚して使える武技は一つだけ。他の何かを身に着ける事は出来るかもしれないのだが、一応身に着けている物として奇跡のようなものが一つあるのだが。それ以外の武技については、使いたいものというのも正直なところそこまでない。不便を感じていないというのもあるのだが、実際のところはシグルドとパウ、この二人と変わりはしない。なくても良いと、そう考えているだけ。
魔物という、あまりにも巨大な相手を斬る時に、トモエが扱えるようなものでは効果が無い。その理解はあるからこそ、遠間でも斬る技だけは求めている。その結果として得た物はある。それ以外が無い。
振り返ってみれば、武器の強化とでもいえばいいのだろうか、そのあたりも少しは使っているのかもしれないとそれくらいの自覚はあるのだが、他に心当たりが無い事も無いが自覚して、それを使うと考えて仕えている物はその程度。いつぞやにオユキも言っていたのだが、多分に感覚的な物であり使っている側もそれと考えて使っている訳では無いとその言葉が今更に重たい。発動で、何かを使うのだと聞いてもいるのだが、正直なところ通常の疲労とそこまで変わる事も無い。
「武技については、正直なところ私もよく分かっていないのですが」
「あー、そんなもんか」
「こう、体系化できないというか、聞く相手によって本当に色々と変わるのだと、そういったことが理解できると言いますか」
斬る以外であれば、トモエにしてもかつて一度だけ使った、一気に間合いを詰めるための物もあったなと考えて。
「守るためであれば、盾術あたりを追求するのが良いかと思うのですが」
「弓も、確か無理だと言っていたな、そういえば」
「はい。流派の中に無い物は、流石に私が教える事は出来ません。前にも言いましたが、生兵法と言うものは、怪我に繋がりますから」
壊れないように、ぎりぎりまで。それが出来ないというのなら、そんなものは指導の資格が無い。トモエの考えの根底にあるのは、やはりそれ。オユキであれば、トモエから伝えられた範囲でないのだからと、多少の口出しや物理学というかつての学問でオユキが認識できる範囲を伝えることもあるだろう。実際に、完全に他の流派の技である物や、そこで行われていた鍛錬というのを、オユキはアイリスに伝えたりもした。
トモエがオユキに、というよりも、揃って父から習ったのは立木打ちだけだというのに。
そのあたり、改めて印状を渡すことになったのならば、かなりきつく言わなければならない事ではあるなと、トモエとしては考えている。だが、それを破ったのがそもそも父である以上は、かつての共通の師がオユキに印状の先にある物を伝えると言った横紙破りをしている以上は、オユキは平然とやるのだろうとそういった考えもトモエにはある。父の良くないところ、他の良くないところ。実際の社会に照らせばどうかは分からない、そちらの方が正しいとされるのかもしれないが、少なくともトモエにとっては受け入れられない事。オユキはそうした選択を行うのだ、一度や二度ではなく、度々。
「話が、逸れましたね」
そして、トモエは手早く肉を切り分けて口に運びながら、少し考えを纏めて。ついでとばかりに、何やら随分と盛り上がっている女性陣の話にも耳を傾けながら。
「盾術、これは少なくとも私が知っている範囲であれば、騎士団の方に頼むのが間違いありません。そして、現在この屋敷にはその道で長く在られた方がいます」
「ああ」
「話を聞いていただく場が必要だと、そう考えるのであれば、ええ、用意をしましょう」
だが、最後の決断は、パウにゆだねるとして。シグルドは、かつてのオユキの様にただまっすぐにトモエの背中を追いかけてくるだろう。だが、トモエの教えた物を、ただ楽しいのだとそう以前に話していたこの少年は、トモエの道も一つでしかないと、その意味を理解したうえで、選択肢を求めるだろうと考えて。
これまでは、パウにしても食事の手を止めていたのだが、今は少しその手を止めて考えている。そしてトモエが、オユキが良くそうするように、視線が彼が今間違いなく魔ろうと考えている相手に向かうのだ。
「お前がそう思うなら、やればいいと思うぞ」
そして、最後にだろう。視線を向けられてシグルドが。
「あんちゃんのこれまでをって思うなら、あいつらとおんなじだろ。どっちかを選ぶ必要なんてないしな。どっちも片手に持ってるわけだし、騎士のおっちゃんにしても」
「でさ、俺らのほうでもダンジョンに入って、その次の日には狩猟に出ての繰り返しでさ」
「どうにも、メイ様が言うには、石材がとにかく足りていないと言う事らしい」
「あとは、花精の人らとかシオンとか連れて薬草とって来てくれって話で、後は、あんちゃんたちが一時期泊ってた宿のフラウもなんか色々食材欲しいからって、サキと一緒になって俺らによく引っ付いてくるようになってさ」
「そうですか。私が教えたあなた達が頼られている、その事実がとても誇らしいですね」
サモサを片手に、もう片方の手には何かのもも肉だろう骨ごと焼かれた肉などを手にもって。行儀という意味では、流石にトモエもどうかと思うのだが、それでも楽しげに話すシグルドとパウを止める気にはなれず。同席しているクレドにしても、肉の類はやはり嬉しいのだろう。もしくは、彼らの集落では入手が難しいのかもしれないが、手づかみでまるで飲み物の様に大量に消費している。
「そっか。ばーさんもだけど、あんちゃんも喜んでくれるなら、俺も嬉しいな」
「ああ。ただ、俺は難しいというよりも」
「パウ君は、色々と気負う事があったのでしょう。その、繰り返しになりますが、やはり私の教えには欠点がありますから」
シグルドは、攻めっ気が強い。とにかく、相手に勝つ、誰かを守るためにも、魔物を狩るという選択を行う。だが、パウは己の背後に庇うという選択が基本となる。そして、パウの選択肢というのは、トモエの流派の中には存在しないのだ。
「回避主体、だっけか。俺は、それでいいと思うけど」
「そうですね。シグルド君には向いているようですが、パウ君の様に己の背後に庇って、己の体を盾にしてとなると、やはり色々難しいのです。私達の流派には、どうしてもそうした理合いが無いので、こちらの騎士様方に学ぶことになるのですが」
「トモエさんは、盾を使わないんだったか」
「はい。基本は両手剣、元来太刀も両手でもって構えるものですから」
トモエの言葉に、シグルドとパウが揃って首をかしげる。それもそうだろう、トモエが基本としている構えは左手に引っ掛ける様にして持つという構えなのだから。
「オユキさんや、アイリスさんを思い出していただけるとありがたくはありますが、そうですよね。皆伝を名乗る物が、違う構えを基本としているのも、確かに外聞を考えれば」
素直すぎる少年たちの反応に、改めてトモエとしても考えてしまう。
「あー、あんちゃんはそれがいいから、そうしてんだよな」
「その、私の完成系とは言いませんが、最も良いと考えて今はこうしているわけです。今後は分かりませんが」
そもそも、何故トモエがこうした構えを選んだのかと言われれば、もともとオユキとの関係があっての事。なんとなれば、師である父に対して、それを考えたときに選んだ物でもある。では、今はどうかと考えたときに、確かに変えてもいいのかもしれないと改めて考える。それこそ、かつてのオユキが得意としていたように、一度シグルドたちに見せたように剛剣の類を主体として使ってもいいと、改めて。
「そうですね、色々と考えなければならないのですよね、私にしても」
「別に、俺は今のままでもと思うが」
「皆さんに伝えているように、それぞれに合うものというのはやはり違いますから。私にしても、あの構えを今の体に合わせてとしていますが、そもそももっと違うものがあっているのではないかと言われればと言うものです」
「でも、前に聞いた時は、それが一番多くって言ってなかったっけ」
シグルドの疑問に、一先ず頷きで返しはするのだが。
「はい。かつて身に着けて、十全に使える物が最も多いと考えていました」
ただ、それはトモエの中で。それこそ、オユキと色々と話して考える事として、今はそれよりもパウについて。
「私の事は、私の事としてまた考えておきましょう。今は、パウ君ですね。どうしましょうか、盾を持ってみたいというのであれば、オユキさんや私の伝手をたどった上でとしますが」
盾術は生憎と、流派の中にはない。最低限は知っている、というよりも、盾を持つ相手を想定した技というのは、確かに存在している。少しは理合いも知っているのだが、では教えられるほどかと言えばトモエはそもそも使ったことも無いのだ。
「頼めるなら、頼んでみたいのだが」
「分かりました。いえ、レジス候と言いますか、イマノルさんも騎士団で散々に言われているでしょうから、まずはそちらを頼るのもいいでしょう。あとで、紹介状になるのでしょうか、ええ、そうした物は用意しますので」
パウとしても、今後を考えたときにそれが必要だと考えているらしい。シグルドが、パウの決めたことだからと、何かを飲み込んでいる様子ではあるのだが。
「シグルド君、そのあたりは個人の好みというよりも、やはり性格によるところも大きいですから」
「あー、いや、あんちゃんの言う事も分かるけど」
「あとは、そうですね。自分の無理の結果と、そうした反省をするのも一つではありますが、今日の昼に見ている範囲では、やはりまだ早い事をやっていたのだと、そう言わざるを得ません」
ついでにいえば、やはり装備というよりも道具の不足が大きいのだと、それを付け加えて。
「この辺りは、理合いとしての話も含むのですが、得物によってできる事というのはやはり大きく変わります。勿論、武技であったり魔術であったりを含めればわかりませんが、それにしても何か制限のようなものはあるでしょう」
今のところ、トモエが自覚して使える武技は一つだけ。他の何かを身に着ける事は出来るかもしれないのだが、一応身に着けている物として奇跡のようなものが一つあるのだが。それ以外の武技については、使いたいものというのも正直なところそこまでない。不便を感じていないというのもあるのだが、実際のところはシグルドとパウ、この二人と変わりはしない。なくても良いと、そう考えているだけ。
魔物という、あまりにも巨大な相手を斬る時に、トモエが扱えるようなものでは効果が無い。その理解はあるからこそ、遠間でも斬る技だけは求めている。その結果として得た物はある。それ以外が無い。
振り返ってみれば、武器の強化とでもいえばいいのだろうか、そのあたりも少しは使っているのかもしれないとそれくらいの自覚はあるのだが、他に心当たりが無い事も無いが自覚して、それを使うと考えて仕えている物はその程度。いつぞやにオユキも言っていたのだが、多分に感覚的な物であり使っている側もそれと考えて使っている訳では無いとその言葉が今更に重たい。発動で、何かを使うのだと聞いてもいるのだが、正直なところ通常の疲労とそこまで変わる事も無い。
「武技については、正直なところ私もよく分かっていないのですが」
「あー、そんなもんか」
「こう、体系化できないというか、聞く相手によって本当に色々と変わるのだと、そういったことが理解できると言いますか」
斬る以外であれば、トモエにしてもかつて一度だけ使った、一気に間合いを詰めるための物もあったなと考えて。
「守るためであれば、盾術あたりを追求するのが良いかと思うのですが」
「弓も、確か無理だと言っていたな、そういえば」
「はい。流派の中に無い物は、流石に私が教える事は出来ません。前にも言いましたが、生兵法と言うものは、怪我に繋がりますから」
壊れないように、ぎりぎりまで。それが出来ないというのなら、そんなものは指導の資格が無い。トモエの考えの根底にあるのは、やはりそれ。オユキであれば、トモエから伝えられた範囲でないのだからと、多少の口出しや物理学というかつての学問でオユキが認識できる範囲を伝えることもあるだろう。実際に、完全に他の流派の技である物や、そこで行われていた鍛錬というのを、オユキはアイリスに伝えたりもした。
トモエがオユキに、というよりも、揃って父から習ったのは立木打ちだけだというのに。
そのあたり、改めて印状を渡すことになったのならば、かなりきつく言わなければならない事ではあるなと、トモエとしては考えている。だが、それを破ったのがそもそも父である以上は、かつての共通の師がオユキに印状の先にある物を伝えると言った横紙破りをしている以上は、オユキは平然とやるのだろうとそういった考えもトモエにはある。父の良くないところ、他の良くないところ。実際の社会に照らせばどうかは分からない、そちらの方が正しいとされるのかもしれないが、少なくともトモエにとっては受け入れられない事。オユキはそうした選択を行うのだ、一度や二度ではなく、度々。
「話が、逸れましたね」
そして、トモエは手早く肉を切り分けて口に運びながら、少し考えを纏めて。ついでとばかりに、何やら随分と盛り上がっている女性陣の話にも耳を傾けながら。
「盾術、これは少なくとも私が知っている範囲であれば、騎士団の方に頼むのが間違いありません。そして、現在この屋敷にはその道で長く在られた方がいます」
「ああ」
「話を聞いていただく場が必要だと、そう考えるのであれば、ええ、用意をしましょう」
だが、最後の決断は、パウにゆだねるとして。シグルドは、かつてのオユキの様にただまっすぐにトモエの背中を追いかけてくるだろう。だが、トモエの教えた物を、ただ楽しいのだとそう以前に話していたこの少年は、トモエの道も一つでしかないと、その意味を理解したうえで、選択肢を求めるだろうと考えて。
これまでは、パウにしても食事の手を止めていたのだが、今は少しその手を止めて考えている。そしてトモエが、オユキが良くそうするように、視線が彼が今間違いなく魔ろうと考えている相手に向かうのだ。
「お前がそう思うなら、やればいいと思うぞ」
そして、最後にだろう。視線を向けられてシグルドが。
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