やめて!お仕置きしないで!本命の身代わりなのに嫉妬するの?〜国から逃亡中の王子は変態悪魔に脅される!?〜

ゆきぶた

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二章

106、催眠 ★

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思ったほどエロが少ないかもしれませんが、エロ注意!

ー  ー  ー  ー  ー

























俺がどれほどガリアに挿れられたくないと拒んでも、もう既にガリアの男根はズンっと俺の奥まで入っていた。

「ぁあっ!!」
「これが欲しかったんだろ?」
「ち、ちがぁっ……ぁあっ!う、動くなぁっ!」
「違うと言いながら俺のをこんなにもキュッと締め付けているじゃないか?やはりデオの体はとても素直で素敵だね」
「違うからぁっあっ、やだぁ……やめろっ!」

嫌がる俺の姿を見てもガリアは楽しそうに笑うだけだった。
それからガリアは暫く俺をただ翻弄して上下に揺さぶっていた。そして突然思い出したように言ったのだ。

「そうだ、忘れてたよ。素敵な猫さんには鈴をつけてあげないといけないんだった」
「ぁあ……んんっ、何?鈴ってっ?」
「覚えているかな、初めてデオと繋がったときにつけてあげた鈴の事。あれはデオによく似合っていたしとても喜んでいたからね。だからまたつけてもいいだろうか?」
「やっぁん、それはダメだぁっ」

俺はあのとき、沢山の騎士達に見られながらあんな恥ずかしい姿を晒した事を思い出してしまい、絶対に嫌だと首を振る。

「本当に口は嘘ばかりつくね。デオの中は早くつけて欲しくて仕方がなさそうに、俺のを締め付けてくるのに……」
「ほ、本当にやめっ、ぁあっんっ!!」

気がつけば、俺の乳首には可愛いリボンと複数の鈴がついていた。
でもガリアの手は俺の足を持ったままだ。だからいきなり鈴が俺の胸についたのは夢の効果だろう。
そして俺はこんなの姿嫌なのに、鈴が揺れるたびに気持ちよくなってしまったのだ。

「やはりとてもよく似合っているよ、それに今回は前よりも鈴の種類を増やして見たんだ。重みで乳首があっちこっちに伸ばされて気持ちいいだろ?」
「ぁあ、ぁんっ、はずせぇ!」
「こんなに喜んでるのにそれを外すなんて事、俺には出来ないよ。それに気がついていないかもしれないけど、その鈴はデオの首輪とイアリングにもついてるんだ。さらにちんちんは可愛いくリボンと鈴でラッピングされてるからさ……こうして上からみても、本当に似合いすぎていて素敵だよ!」

色々言いたいけど、先程からシャンシャン凄くうるさくてソレどころじゃない。でもこんなに鈴の音が聞こえるのは耳のイヤリングが鳴っていたからだったようだ。
それに確かこの鈴にも効果があったような……でもこんな近くで聞いたらおかしくなったりしないよな?
不安になった俺は、喘ぎながらガリアにどうにか質問していた。

「ぁあっ、いや、まってぇ……この鈴の、効果はぁっ……?」
「そうか、そこはデオも気になるところだったんだね?実は今回鈴の種類とともに、効果も増やしてみたんだよ。だからこの中には感度を数倍に上げるものや催淫に催眠効果のあるものまであるからね」
「っ?さ、催眠……!?」
「ああ、そうだよ。催眠の鈴はデオの横についてる鈴だね……これはこうやって使うんだ」

動くのをやめたガリアは耳元に顔を寄せると、俺の耳をペチャっとゆっくり味わうように舐め始めた。

「ぁんっ、耳は関係ないだろっ!」
「ごめんね、目に入ったからつい舐めてしまったんだ」

そしてガリアは舌を一度耳から離し、そのままイアリングについている鈴に舌を伸ばすと、軽く揺れるように小突いた。
鈴は優しく揺れながら、俺の脳内にシャンシャンと小気味よく鳴り響く。

「デオ、俺の声を聞いて……」
「……っ!」

そう言われた俺は、耳元で囁くガリアの声を聞き逃してはいけないと、何故か思ってしまったのだ。
そして俺の頭は鈴の音に飲まれて、クラクラしながらガリアの声を聞いた。

「いいかなデオ、俺の言う事をよく聞くんだ。今のデオはウルなんて男知らないよね?」
「ウル……」

頭がぼーっとし始めた俺は、先程まで覚えていたはずのその名を聞いても姿をハッキリと思い出せなくなっていた。

「ではもう一度聞くよ?デオ、ウルと言う男は誰かな?」
「ウルは……あれ?ウルって誰だっけ……凄く大切な人のような、でもおかしいな大切な人の筈なのに思い出せないなんて……」
「思い出せない程度なら、その程度の相手だったんだよ」
「確かにそうかもしれないけど、何か引っかかるな……」
「成る程、どうやら覚えていなくても記憶の奥にある感情は簡単に消えないようだね……まぁ、それはおいおいかな……絶対にあの男の記憶は全て消し去ってあげるから」
「……?」

俺はガリアが何を言ってるのかよくわからない。
でもウルという名前を聞くたびに胸に感じるモヤモヤは、簡単に晴れてくれそうになかった。

「それじゃあ、次の質問をしよう。デオは俺の恋人だよね?」
「俺が、ガリアの恋人……?」

確かに俺は恋人がいたような気がするけど、もしかしたらそれがガリアだったかもしれない。
何故か急にそんな気がし始めたのだ。

「そうだ、確かに俺はガリアの恋人だ」
「じゃあ、こうして俺のを挿れられて嬉しいよね?」

そう言いながら、ガリアは再び俺の体を激しく揺さぶり出したのだ。
何故だろうガリアが恋人だと認識しただけなのに、さっきよりも気持ち良く感じてしまう。

「……んっ嬉しい、ぁあっ! そんな激しく動いたら気持ちよくておかしくなっちゃうからぁっ!!」
「おかしくなっていいんだよ、だって俺も嬉しくて止められなさそうだからね。だからデオは、もっと素直な気持ちを全て俺に曝け出すんだ」
「ガリアぁっ!ぁん、凄く気持ちいい……だからぁ、もっと動いてぇ!!」

今の俺は何故かガリアに沢山して欲しくて仕方がなくて、それ以外の事は何も考えられないせいでほんの少しの違和感なんて気づかずに、ただ喘ぎながらガリアを求めてしまったのだ。
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