聖女として召喚されたのは双子の兄妹でしたー聖女である妹のオマケとされた片割れは国王の小姓となって王都復興を目指しますー

高井繭来

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小話・季節ネタなど(後書き手の呟きとか)

ぶっちゃけ皆はどう思う?

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 カ…カグウ コ…コキョウ チ…チノシス ラ…ラキザ 鳴…鳴海

チ「で、ぶっちゃけ皆はどう思っている訳?」

カ「恋人以上夫婦未満」

コ「主従以上恋人未満」

鳴「友達、絶対友達」

ラ「…………???」

鳴「ラキザ様もしかして分かってない?」

チ「もしかしなくてもそうでしょ?」

ラ「いや、普通は分からんだろ?」

コ「フィルドとフカミのことだ」

ラ「あ~友達!絶対に友達!!」

鳴「ですよね~ラキザ様分かってる☆」

チ「でもフィルドは完全にLOVEの好きでしょ?」

カ「完全にLOVEだな。LIKEでは無い」

コ「行きついた先は女王様と下僕だ」

チ「いや、そこは恋人未満にしてあげようよ。夫婦未満は当然だけど」

鳴「何気にコキョウ様、ふーちゃんとフィルド様を主従っていっちゃってるし………」

ラ「友達じゃないなら主従でいい!年の差10歳だぞ!子供相手に色恋なんて話にならねぇ!つーかお兄さんは認めません!!」

鳴「やだ、お兄様分かってる♡」

カ「ナルミがお兄様とか言うと倒錯的な関係みたいだな」

ラ「さらりと標的を俺に変えるな」

チ「え、じゃぁラキザがフカミの恋人に立候補?ラキザなら年の差1桁だし?」

ラ「10歳が9歳になっただけだろーが!俺はフカミとナルミの保護者!ソレ以上でも以下でもない!!」

鳴「きゃ~パパ格好良い♡」

ラ「パパはやめろパパは!」

チ「で、俺は2人がくっ付くのに後2年」

コ「何で2年だ?」

チ「2年で深海が18歳になって成人だからな。真っ向からプロポーズできる」

コ「成程、では俺は1年で。旅中にフィルドが先に我慢がきかなくなる」

ラ「フィルド〇す(# ゚Д゚)」

鳴「ラキザパパ、あくまでコキョウ様の妄想だから切れないで(笑)」

カ「色々あってもうすぐ引っ付く」

チ「もうすぐ?」

カ「もうすぐ」

チ「その心は?」

カ「ただの勘だ」

コ「でもカグウの勘良く当たるからな、俺ももうすぐに100ペリカ」

ラ「漫画の金の単位やめれ」

鳴「ふ~ん、もうすぐくっ付くか~。ふふふ~フィルド様、本当にそうなったらお仕置きだよねパパ?」

ラ「パパが不届き物を砂に帰してやりましょう」

コ「結局パパになってるぞラキザ」

ラ「保護者枠ならもう兄でもパパでも良い。それよりあのフィルドを〇す手順を考えないとな。あいつは頑丈だからな」

鳴「パパ、私も一緒に頑張るね♡」

ラ「2人で可愛い深海の貞操の仇を取るぞナルミ」

チ「そして硬く2人は手を握り合う、と」

 :::

 カカンで皆がフィルドと深海の進行を予測する中、噂をされて小さくくしゃみをするフィルドの姿がフレイムアーチャであったらしい。
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