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小話・季節ネタなど(後書き手の呟きとか)

クリスマス後日のサンタクロース

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「フ、フカミちゃんどうしたのその恰好!?」

「ルナトーさんに着せられました。クリスマス小説を上げなかった罰らしいですが…書き手に罰を与えるならまだしも俺に罰を与えるのは違う気がするのですが…………」

 現在の深海の恰好→ミニスカサンタコス

「それよりフィルド様、可愛いですね」

「あ、あんまり見ないで…恥ずかしい………」

 現在のフィルドの恰好→トナカイコス

 反応が逆な気がするが深く考えてはいけない。

「で、今日は2人でこの格好のまま過ごすのね?」

「そうみたいです。まぁバストイレ着いてる部屋ですし、食べ物も調達してあるので問題は無いでしょう。2人で楽しく遅いクリスマスパーティーを楽しみましょう」

「うん、そうだね(フカミちゃん太腿ヤバい!肌綺麗!肉付き芸術!挟まれたい!!)」

「フィルド様顔赤いけど大丈夫ですか?」

「だだだだだだだだいじょうばない!!」

「大丈夫じゃ無いんですか!?」

「だって!フカミちゃんの胸の谷間が!太腿が!そんなに出てたら俺困る!!」

 顔を真っ赤にしているフィルドを見て深海の目が肉食獣のそれに変わる。
 本能で自分の大好きなフィルドの眼が潤んでいる事を察知したのだ。

「ふふ、フィルド様…カワイイ………」

 深海の目がトロリと蕩ける。
 それだけで一気に深海の色香が溢れる。
 髪も整えて軽く化粧をされている深海は今は女の子にしか見えない。
 それも芸術的な肉体の上に整った容姿の頭が乗っているのだ。
 男の求める理想像に限りなく近いだろう。

「ふ、かみ、ちゃ………んぅ………」

 チュッ
 チュクッ

 深海の唇がフィルドの唇に重なって、開いた口内に舌が差し入れられる。
 そして己の舌からフィルドの口内にコロリと小さな球を転がして入れた。

「んん?」

「ケーキは無かったですが飴玉だけ入手出来たんですよ。クリスマスには寂しいですけどコレで少しはデザート食べた気にはなるでしょう?」

(だからって普通口移しで渡す―――――っ!?)

「美味しいですか?」

「オイシイデス」

 首まで真っ赤にして、トナカイさんは首を縦に振るのだった。
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