160 / 257
《131話》
しおりを挟む
月水金とセブンは王宮に往診に行く。
勿論サラとナナを伴って。
ナナの快楽の麻酔は痛みを伴う体にとても相性が良い。
免疫を低下させることが無いからだ。
法術では免疫の低下を招くのでセブンやサラには真似できない御業である。
では法術師のサラは仕事がないか?
いやある。
こちらもサラにしか出来ない仕事だ。
国王の部屋を滅菌状態にする。
法術を最高位まで極めているサラだからこそ出来る事である。
何せ白血病。
病状が良くなっていると言っても感染症は恐ろしい。
部屋に菌がいないに越したことはない。
ただ最近セブンはこの往診に1つ不満がある。
「まだ終わらないのか町医者」
アコロ王子の存在である。
処置にまで付いてくるのだ。
勿論目当てはサラである。
捨てた癖に美味しく育ったら自分の所持品だと言わんばかりに接近してきた。
父親の病状も安定していないのにこの女狂いぶり。
セブンは殴りたい衝動を必死に我慢している。
サラはセブンの大切な従業員であるし、国王は幼い頃面倒を見てくれた腹違いの兄だ。
どちらもセブンにとってはかけがえのない存在。
ソレを高慢な顔で横から搔っ攫おうとするアコロ王子の所業は許せるものではない。
「サラの出番は終わっているのだろうもう?なら連れ出しても問題ないな」
「今は勤務中なので無理ですね。今だって給金が発生しています。雇用者としては離れられると困ります」
「あ~そうだな。町医者じゃ金に困っているな。なら私がサラの分の給金をお前に払ってやるからサラを寄こせ」
「そう言う問題では無いんですがね」
セブンの瞳が冷たくなる。
アコロ王子はそれに動じない。
所詮は町医者だと舐めているのだ。
「サラ、お前も草臥れたおっさんより私の方が良いだろう?」
ニヤニヤと勝利を確信した笑みを浮かべてアコロ王子はさらに問う。
拒否されるなど想像も付かないようである。
「仕事中、ちゃんとしたい、です」
「仕事がしたいのか?なら私がお前を再び聖女に据えてやろうか?」
「私は、セブンさんと仕事、したい、です」
「聖女の方が権力が付いてくるぞ?私の婚約者になったら豪華な暮らしもさせてやる。そんな町医者より私を取る方がどれだけ幸せなことが何故理解できないんだ?
それにたっぷり気持ちイイ思いもさせてやる。まだ未開通なんだろお前は?」
アコロ王子がサラ視線で嘗め回す。
服を着ていても素肌を見られているように感じるほどの色の籠った視線だ。
病気の父の病床で良くぞここまで発情できるものである。
「皮カムリ」
ぼそっ、とナナは呟いた。
ピシリッ!
アコロ王子の笑みが固まる。
「仮性〇茎、極細極小」
ビクビク!
アコロ王子が挙動不審に揺れる。
「早〇」
ピシャ―――――ッン!!!
アコロ王子の身体に電流が走る。
ナナは精神的に落雷の魔術が使えるようである。
男限定。
「わ、わわわわわわ私の何が小さいと!?」
「ナニが(笑)」
「う……………うわぁぁぁぁあっぁああぁあぁあっ!!!」
アコロ王子が逃げていった。
ちょっと半泣きであった。
「ナナさん、何の魔術、使った、ですか?」
「ん~サラちゃんは知らなくていい魔法よ♡ソレにドクターはそっちの方の心配ないから安心してね♡」
「何を言ってるんだエロナース!!」
クックックッ………
セブンでない誰かがセブンによく似た笑い方をした。
「………国王様、何を笑っておられるのですか?」
国王を見るセブンの目はジト目である。
「いや、ついつい楽しくてな」
「私は楽しくないのですが?」
「皆の仲が良さそうで良かった。かなり遅いが青春もしているようだしな」
「誰の事を言ってるんでしょうねー?」
「さぁ、誰の事を言ってるのだろうな?」
クックックッ
国王が笑う。
セブンが頬を膨らます。
ガキか。
だが2人の間に漂う雰囲気はとても優しい。
「国王様、セブンさんに、笑い方似てる、です」
「おや、そうなのかいサラちゃん?」
「はい、です」
「そうかそうか、ソレは嬉しいかな?」
「セブンさんと似てる、嬉しい、ですか?」
「素晴らしい技術を持った医師と似てると言われたのだ、嫌な気はしないだろう?」
「はい、セブンさんは、素晴らしいお医者さん、です!」
サラがキラキラと瞳を輝かして国王と会話をする。
何故か胸がむず痒くなるセブンである。
きっとそれは彼女を連れて来た男が親代わりの兄に彼女と仲良くしていて居心地が悪い、何処か羞恥心を覚えるような、そんな奇妙な感覚なのであろう。
「サラちゃん、医師殿をよろしく頼むぞ」
「よろしくして貰っているのは私の方、です!何時も美味しい、ご飯、食べさせて貰って、います」
「ほう、医師殿は料理が上手なのか?」
「世界で1番、です!」
そこからサラのセブンの作る料理の美味しさのプレゼンが国王に開催された。
普通なら不敬罪ものである。
だが国王は弟の話を聞きたいのだ。
何せ色々拗らせた年の離れた弟だ。
可愛くて仕方ないのに反抗期がまだ続いているのか自分の事はあまり話したがらない。
なのでどうも弟が執着しているらしいサラに話を振る事にした。
「まーぼーどうふか。食べてみたいモノだな」
「神様のお墨付きの美味しさ、です!」
「そうかそうか、神様のお墨付きか」
国王は神にも献上できるくらい美味しいと言いたいのだろうと意味合いを汲んだが、実際に最高神のお墨付きの料理の腕である。
「医師殿、私も是非食べてみたいモノだのだが?」
「~~~体調が良くなったら振舞います!」
セブンの顔は真っ赤である。
恋情を寄せている少女と、敬愛する兄がひたすらセブンの事を褒めちぎるのだ。
それを「あたりまえだ」と捨てておけるほどセブンも拗れてはいない。
ただただ恥ずかしい。
人間褒められすぎても恥ずかしいものなのである。
「では私が食べれるようになったら一緒に食べようなサラちゃん」
「はい、です、国王様!」
満面のサラの笑顔を見て、ソレも悪くは無いな、とセブンは少しだけ思ったのだった。
勿論サラとナナを伴って。
ナナの快楽の麻酔は痛みを伴う体にとても相性が良い。
免疫を低下させることが無いからだ。
法術では免疫の低下を招くのでセブンやサラには真似できない御業である。
では法術師のサラは仕事がないか?
いやある。
こちらもサラにしか出来ない仕事だ。
国王の部屋を滅菌状態にする。
法術を最高位まで極めているサラだからこそ出来る事である。
何せ白血病。
病状が良くなっていると言っても感染症は恐ろしい。
部屋に菌がいないに越したことはない。
ただ最近セブンはこの往診に1つ不満がある。
「まだ終わらないのか町医者」
アコロ王子の存在である。
処置にまで付いてくるのだ。
勿論目当てはサラである。
捨てた癖に美味しく育ったら自分の所持品だと言わんばかりに接近してきた。
父親の病状も安定していないのにこの女狂いぶり。
セブンは殴りたい衝動を必死に我慢している。
サラはセブンの大切な従業員であるし、国王は幼い頃面倒を見てくれた腹違いの兄だ。
どちらもセブンにとってはかけがえのない存在。
ソレを高慢な顔で横から搔っ攫おうとするアコロ王子の所業は許せるものではない。
「サラの出番は終わっているのだろうもう?なら連れ出しても問題ないな」
「今は勤務中なので無理ですね。今だって給金が発生しています。雇用者としては離れられると困ります」
「あ~そうだな。町医者じゃ金に困っているな。なら私がサラの分の給金をお前に払ってやるからサラを寄こせ」
「そう言う問題では無いんですがね」
セブンの瞳が冷たくなる。
アコロ王子はそれに動じない。
所詮は町医者だと舐めているのだ。
「サラ、お前も草臥れたおっさんより私の方が良いだろう?」
ニヤニヤと勝利を確信した笑みを浮かべてアコロ王子はさらに問う。
拒否されるなど想像も付かないようである。
「仕事中、ちゃんとしたい、です」
「仕事がしたいのか?なら私がお前を再び聖女に据えてやろうか?」
「私は、セブンさんと仕事、したい、です」
「聖女の方が権力が付いてくるぞ?私の婚約者になったら豪華な暮らしもさせてやる。そんな町医者より私を取る方がどれだけ幸せなことが何故理解できないんだ?
それにたっぷり気持ちイイ思いもさせてやる。まだ未開通なんだろお前は?」
アコロ王子がサラ視線で嘗め回す。
服を着ていても素肌を見られているように感じるほどの色の籠った視線だ。
病気の父の病床で良くぞここまで発情できるものである。
「皮カムリ」
ぼそっ、とナナは呟いた。
ピシリッ!
アコロ王子の笑みが固まる。
「仮性〇茎、極細極小」
ビクビク!
アコロ王子が挙動不審に揺れる。
「早〇」
ピシャ―――――ッン!!!
アコロ王子の身体に電流が走る。
ナナは精神的に落雷の魔術が使えるようである。
男限定。
「わ、わわわわわわ私の何が小さいと!?」
「ナニが(笑)」
「う……………うわぁぁぁぁあっぁああぁあぁあっ!!!」
アコロ王子が逃げていった。
ちょっと半泣きであった。
「ナナさん、何の魔術、使った、ですか?」
「ん~サラちゃんは知らなくていい魔法よ♡ソレにドクターはそっちの方の心配ないから安心してね♡」
「何を言ってるんだエロナース!!」
クックックッ………
セブンでない誰かがセブンによく似た笑い方をした。
「………国王様、何を笑っておられるのですか?」
国王を見るセブンの目はジト目である。
「いや、ついつい楽しくてな」
「私は楽しくないのですが?」
「皆の仲が良さそうで良かった。かなり遅いが青春もしているようだしな」
「誰の事を言ってるんでしょうねー?」
「さぁ、誰の事を言ってるのだろうな?」
クックックッ
国王が笑う。
セブンが頬を膨らます。
ガキか。
だが2人の間に漂う雰囲気はとても優しい。
「国王様、セブンさんに、笑い方似てる、です」
「おや、そうなのかいサラちゃん?」
「はい、です」
「そうかそうか、ソレは嬉しいかな?」
「セブンさんと似てる、嬉しい、ですか?」
「素晴らしい技術を持った医師と似てると言われたのだ、嫌な気はしないだろう?」
「はい、セブンさんは、素晴らしいお医者さん、です!」
サラがキラキラと瞳を輝かして国王と会話をする。
何故か胸がむず痒くなるセブンである。
きっとそれは彼女を連れて来た男が親代わりの兄に彼女と仲良くしていて居心地が悪い、何処か羞恥心を覚えるような、そんな奇妙な感覚なのであろう。
「サラちゃん、医師殿をよろしく頼むぞ」
「よろしくして貰っているのは私の方、です!何時も美味しい、ご飯、食べさせて貰って、います」
「ほう、医師殿は料理が上手なのか?」
「世界で1番、です!」
そこからサラのセブンの作る料理の美味しさのプレゼンが国王に開催された。
普通なら不敬罪ものである。
だが国王は弟の話を聞きたいのだ。
何せ色々拗らせた年の離れた弟だ。
可愛くて仕方ないのに反抗期がまだ続いているのか自分の事はあまり話したがらない。
なのでどうも弟が執着しているらしいサラに話を振る事にした。
「まーぼーどうふか。食べてみたいモノだな」
「神様のお墨付きの美味しさ、です!」
「そうかそうか、神様のお墨付きか」
国王は神にも献上できるくらい美味しいと言いたいのだろうと意味合いを汲んだが、実際に最高神のお墨付きの料理の腕である。
「医師殿、私も是非食べてみたいモノだのだが?」
「~~~体調が良くなったら振舞います!」
セブンの顔は真っ赤である。
恋情を寄せている少女と、敬愛する兄がひたすらセブンの事を褒めちぎるのだ。
それを「あたりまえだ」と捨てておけるほどセブンも拗れてはいない。
ただただ恥ずかしい。
人間褒められすぎても恥ずかしいものなのである。
「では私が食べれるようになったら一緒に食べようなサラちゃん」
「はい、です、国王様!」
満面のサラの笑顔を見て、ソレも悪くは無いな、とセブンは少しだけ思ったのだった。
0
お気に入りに追加
2,808
あなたにおすすめの小説
石塔に幽閉って、私、石の聖女ですけど
ハツカ
恋愛
私はある日、王子から役立たずだからと、石塔に閉じ込められた。
でも私は石の聖女。
石でできた塔に閉じ込められても何も困らない。
幼馴染の従者も一緒だし。
お飾り公爵夫人の憂鬱
初瀬 叶
恋愛
空は澄み渡った雲1つない快晴。まるで今の私の心のようだわ。空を見上げた私はそう思った。
私の名前はステラ。ステラ・オーネット。夫の名前はディーン・オーネット……いえ、夫だった?と言った方が良いのかしら?だって、その夫だった人はたった今、私の足元に埋葬されようとしているのだから。
やっと!やっと私は自由よ!叫び出したい気分をグッと堪え、私は沈痛な面持ちで、黒い棺を見つめた。
そう自由……自由になるはずだったのに……
※ 中世ヨーロッパ風ですが、私の頭の中の架空の異世界のお話です
※相変わらずのゆるふわ設定です。細かい事は気にしないよ!という読者の方向けかもしれません
※直接的な描写はありませんが、性的な表現が出てくる可能性があります
王子様は王妃の出産後すぐ離縁するつもりです~貴方が欲しいのは私の魔力を受け継ぐ世継ぎだけですよね?~
五月ふう
恋愛
ここはロマリア国の大神殿。ロマリア歴417年。雪が降りしきる冬の夜。
「最初から……子供を奪って……離縁するつもりだったのでしょう?」
ロマリア国王子エドワーズの妃、セラ・スチュワートは無表情で言った。セラは両手両足を拘束され、王子エドワーズの前に跪いている。
「……子供をどこに隠した?!」
質問には答えず、エドワーズはセラを怒鳴りつけた。背が高く黒い髪を持つ美しい王子エドワードの顔が、醜く歪んでいる。
「教えてあげない。」
その目には何の感情も浮かんでいない。セラは魔導士達が作る魔法陣の中央に座っていた。魔法陣は少しずつセラから魔力を奪っていく。
(もう……限界ね)
セラは生まれたときから誰よりも強い魔力を持っていた。その強い魔力は彼女から大切なものを奪い、不幸をもたらすものだった。魔力が人並み外れて強くなければ、セラはエドワーズの妃に望まれることも、大切な人と引き離されることもなかったはずだ。
「ちくしょう!もういいっ!セラの魔力を奪え!」
「良いのかしら?魔力がすべて失われたら、私は死んでしまうわよ?貴方の探し物は、きっと見つからないままになるでしょう。」
「魔力を失い、死にたくなかったら、子供の居場所を教えろ!」
「嫌よ。貴方には……絶対見つけられない場所に……隠しておいたから……。」
セラの体は白く光っている。魔力は彼女の生命力を維持するものだ。魔力がなくなれば、セラは空っぽの動かない人形になってしまう。
「もういいっ!母親がいなくなれば、赤子はすぐに見つかるっ。さあ、この死にぞこないから全ての魔力を奪え!」
広い神殿にエドワーズのわめき声が響いた。耳を澄ませば、ゴゴオオオという、吹雪の音が聞こえてくる。
(ねえ、もう一度だけ……貴方に会いたかったわ。)
セラは目を閉じて、大切な元婚約者の顔を思い浮かべる。彼はセラが残したものを見つけて、幸せになってくれるだろうか。
「セラの魔力をすべて奪うまで、あと少しです!」
魔法陣は目を開けていられないほどのまばゆい光を放っている。セラに残された魔力が根こそぎ奪われていく。もはや抵抗は無意味だった。
(ああ……ついに終わるのね……。)
ついにセラは力を失い、糸が切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。
「ねえ、***…………。ずっと貴方を……愛していたわ……。」
彼の傍にいる間、一度も伝えたことのなかった想いをセラは最後にそっと呟いた。
完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。
あなたをかばって顔に傷を負ったら婚約破棄ですか、なおその後
アソビのココロ
恋愛
「その顔では抱けんのだ。わかるかシンシア」 侯爵令嬢シンシアは婚約者であるバーナビー王太子を暴漢から救ったが、その際顔に大ケガを負ってしまい、婚約破棄された。身軽になったシンシアは冒険者を志して辺境へ行く。そこに出会いがあった。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
神のいとし子は追放された私でした〜異母妹を選んだ王太子様、今のお気持ちは如何ですか?〜
星井柚乃(旧名:星里有乃)
恋愛
「アメリアお姉様は、私達の幸せを考えて、自ら身を引いてくださいました」
「オレは……王太子としてではなく、一人の男としてアメリアの妹、聖女レティアへの真実の愛に目覚めたのだ!」
(レティアったら、何を血迷っているの……だって貴女本当は、霊感なんてこれっぽっちも無いじゃない!)
美貌の聖女レティアとは対照的に、とにかく目立たない姉のアメリア。しかし、地味に装っているアメリアこそが、この国の神のいとし子なのだが、悪魔と契約した妹レティアはついに姉を追放してしまう。
やがて、神のいとし子の祈りが届かなくなった国は災いが増え、聖女の力を隠さなくなったアメリアに救いの手を求めるが……。
* 2023年01月15日、連載完結しました。
* ヒロインアメリアの相手役が第1章は精霊ラルド、第2章からは隣国の王子アッシュに切り替わります。最終章に該当する黄昏の章で、それぞれの関係性を決着させています。お読みくださった読者様、ありがとうございました!
* 初期投稿ではショートショート作品の予定で始まった本作ですが、途中から長編版に路線を変更して完結させました。
* この作品は小説家になろうさんとアルファポリスさんに投稿しております。
* ブクマ、感想、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる