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《60話》
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「ふわぁぁぁぁ、久しぶり、のセブンさんの、お料理、です」
大きなテーブルに鎮座する料理の数々。
ほかほかと湯気を立て美味しそうな香りが鼻孔を擽る。
サラは涎ダラダラだ。
家の主が帰って来てないのに先に食べる訳にはいかない。
サラは”待て”が出来る優秀な聖女なのである。
普通、聖女は涎を垂らさないと思う…などと考えてはだめだ。
考えてはダメだ。
心で感じよう。
「相変わらずスゲー料理だな」
「久しいなレオ」
「おう、お久しセブン。つーか俺は料理にも驚いたけどお前が女の子2人も連れてることに驚きだわ。どっちが本命?それともどっちも本命?」
「別にこいつらはそう言うのではない。俺の下僕だ」
さらっと下僕宣言である。
本気で思っているから質が悪い。
「にしても対照的な2人だな。妖艶美女に純粋少女か…俺的には両方ありだな。おっぱいは大きくても良いが小さいのもまたステータスだ」
「コレは小さいじゃなくてまな板と言う」
「うっうっ、セブンさんが私の胸、ディスってくる、ですぅぅぅ」
「はいはい泣かないのサラちゃん」
ナナの胸に顔を埋めサラは泣いた。
初対面の相手にまな板と宣言しなくても良いではないか、と。
それがセブンの無意識の牽制だとは気付いていない。
ナナとレオは気付いているのだが。
「はいはい、じゃ俺は巨乳ちゃんに今夜癒されちゃおうかな~」
(ドクター、コレはOKしても良いの?)
(レオは雑食だ。好きにしろ)
「やったぁ、晩御飯のご馳走ゲットね♡」
「はい、晩御飯、ご馳走、です」
ふにゃりとサラの顔が緩む。
食べ物に気が言って胸の話は忘れた様だ。
「巨乳ちゃん名前は?」
「ナナと申します。御厄介になってる間(夜のお食事)宜しくお願い致します♡」
「OKナナちゃん。俺はレオンハルトだ、宜しく。た~ぷり食べてくれ」
ニコニコとナナとレオが見つめ合う。
レオはナナの()の中にも気付いていそうな雰囲気だ。
「???」
「アラ、お前は食事に集中しとけ」
「はい、です!」
そして賑やかな食事タイムが始まった。
:::
「も、もう無理…腰が抜けて立ってられない……」
朝食の時間、ナナがふら付きながら食堂に現れた。
「その様子だと随分と搾り取らされたみたいだな」
「分かってて私を差し出したわねドクター」
「喜べエロナース。これ以上の夜食は存在しないだろう?」
「お腹いっぱい以上は拷問よ!!」
ふら付くナナの顔色は紙のように真っ白だ。
異様に肌が潤っているのにゲッソリしているという、何とも意味不明な状態だ。
「ナ~ナちゃん、今日も宜しくしような」
「ヒィィィィィ!」
レオがナナの方を叩くとナナはサラの方へ逃げて来た。
足腰はフラフラだが凄い速度だ。
「ナナさん、食あたり、です、か?」
「もうバ可愛い!サラちゃんだけが私の心の潤いよ!!」
どうやらセブンの友人はサキュバス迄抱き潰す精剛であったらしい。
大きなテーブルに鎮座する料理の数々。
ほかほかと湯気を立て美味しそうな香りが鼻孔を擽る。
サラは涎ダラダラだ。
家の主が帰って来てないのに先に食べる訳にはいかない。
サラは”待て”が出来る優秀な聖女なのである。
普通、聖女は涎を垂らさないと思う…などと考えてはだめだ。
考えてはダメだ。
心で感じよう。
「相変わらずスゲー料理だな」
「久しいなレオ」
「おう、お久しセブン。つーか俺は料理にも驚いたけどお前が女の子2人も連れてることに驚きだわ。どっちが本命?それともどっちも本命?」
「別にこいつらはそう言うのではない。俺の下僕だ」
さらっと下僕宣言である。
本気で思っているから質が悪い。
「にしても対照的な2人だな。妖艶美女に純粋少女か…俺的には両方ありだな。おっぱいは大きくても良いが小さいのもまたステータスだ」
「コレは小さいじゃなくてまな板と言う」
「うっうっ、セブンさんが私の胸、ディスってくる、ですぅぅぅ」
「はいはい泣かないのサラちゃん」
ナナの胸に顔を埋めサラは泣いた。
初対面の相手にまな板と宣言しなくても良いではないか、と。
それがセブンの無意識の牽制だとは気付いていない。
ナナとレオは気付いているのだが。
「はいはい、じゃ俺は巨乳ちゃんに今夜癒されちゃおうかな~」
(ドクター、コレはOKしても良いの?)
(レオは雑食だ。好きにしろ)
「やったぁ、晩御飯のご馳走ゲットね♡」
「はい、晩御飯、ご馳走、です」
ふにゃりとサラの顔が緩む。
食べ物に気が言って胸の話は忘れた様だ。
「巨乳ちゃん名前は?」
「ナナと申します。御厄介になってる間(夜のお食事)宜しくお願い致します♡」
「OKナナちゃん。俺はレオンハルトだ、宜しく。た~ぷり食べてくれ」
ニコニコとナナとレオが見つめ合う。
レオはナナの()の中にも気付いていそうな雰囲気だ。
「???」
「アラ、お前は食事に集中しとけ」
「はい、です!」
そして賑やかな食事タイムが始まった。
:::
「も、もう無理…腰が抜けて立ってられない……」
朝食の時間、ナナがふら付きながら食堂に現れた。
「その様子だと随分と搾り取らされたみたいだな」
「分かってて私を差し出したわねドクター」
「喜べエロナース。これ以上の夜食は存在しないだろう?」
「お腹いっぱい以上は拷問よ!!」
ふら付くナナの顔色は紙のように真っ白だ。
異様に肌が潤っているのにゲッソリしているという、何とも意味不明な状態だ。
「ナ~ナちゃん、今日も宜しくしような」
「ヒィィィィィ!」
レオがナナの方を叩くとナナはサラの方へ逃げて来た。
足腰はフラフラだが凄い速度だ。
「ナナさん、食あたり、です、か?」
「もうバ可愛い!サラちゃんだけが私の心の潤いよ!!」
どうやらセブンの友人はサキュバス迄抱き潰す精剛であったらしい。
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