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その後
近未来からの来訪者9
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ドサドサドサ、とゲートから人の雪崩です。
うっ、重い…。
大の男2人の下敷きになったので肺が圧迫されて息が苦しいです。
重さ自体はそれ程気にはなりませんが。
ほら私これでも”武神”してましたから。
意外と丈夫なのです。
皆さん忘れてないですよね?
私ちゃんと強いんですよ?
貴族としての礼儀作法だって完璧なんですよ?
ちゃんと王妃してるんですよ?
まぁ王妃の仕事はあんまりしてないですけど……。
魔王とエントビースドさんが居るだけで仕事すぐに終わりますし。
チート過ぎません、この兄弟?
そして男2人の下から這い出ると、ミヤハルさんはしっかりエントビースドさんにホールドされて守られておりました。
絶対にこの手を離すか、と言う意思を強く感じます。
オーラが出てます。
そこの男2人、ミヤハルさんには手を出すな~なオーラが。
無表情なのにオーラだけでそれを分からせるエントビースドは本当に凄いです。
後、ちょっぴり怖いです。
「子供…良いのか………?」
???
あーっ、チビチャンがいつの間にか居ません!
因みにユラさんは床に尻もち付いてます。
運動神経無いんですよねユラさん。
そこが可愛い所でもあるのですが。
あ、スカートの裾がめくれているので綺麗なおみ足が付け根近くまで見えております。
「【復元】!早く足をなおせ!はしたない!!め、めめめめ目のやり場に困るだろうが!!」
【全知全能】さん…鼻血たらしてますね………。
本当に色々とこの方手遅れな感がひしひしと伝わります。
「私の足が見苦しいって言うの!?だから【全知全能】は嫌いなのよ!」
ズ――――――ッン
あ、空気が【全知全能】さんの周りだけ重くなりました。
重力が良い仕事をしています。
リアル_| ̄|○がここまで似合う人も珍しいです。
じゃなくて!
「チビチャン探さないと!!」
「エント、痕跡辿ってんか?」
「ハルの願いなら叶えよう」
こうしてエントビースドさんに案内されて、私たちは聖騎士隊長の部屋の前にやってきました。
そうですよね。
チビチャンの目的はオウマさんを救う事。
そりゃオウマさんの所に向かいますよね。
思考がふにゃふにゃな己が恥ずかしいです。
ガッシャーーーーーッン!!
部屋から大きな音がしました。
食器を落とした時の様な。
「入るでオウマ!」
流石ミヤハルさん行動が早い。
すかさず扉を開けて入って行きました。
後に続きます。
「うわぁぁぁぁぁぁぁん、だってらめなのーオウマシャンおちゃのんだらめーなのー!!!」
床に散乱した食器の残骸。
どうやらチビチャンが落としたようですね、わざと。
でもオウマさんは事情を知らないからチビチャンを怒ったようです。
チビチャンの月色の目からボロボロ大粒の涙が零れ落ちます。
うちの娘泣かせて…平気でいられると思ってないですよねぇ、オウマさん………?
うっ、重い…。
大の男2人の下敷きになったので肺が圧迫されて息が苦しいです。
重さ自体はそれ程気にはなりませんが。
ほら私これでも”武神”してましたから。
意外と丈夫なのです。
皆さん忘れてないですよね?
私ちゃんと強いんですよ?
貴族としての礼儀作法だって完璧なんですよ?
ちゃんと王妃してるんですよ?
まぁ王妃の仕事はあんまりしてないですけど……。
魔王とエントビースドさんが居るだけで仕事すぐに終わりますし。
チート過ぎません、この兄弟?
そして男2人の下から這い出ると、ミヤハルさんはしっかりエントビースドさんにホールドされて守られておりました。
絶対にこの手を離すか、と言う意思を強く感じます。
オーラが出てます。
そこの男2人、ミヤハルさんには手を出すな~なオーラが。
無表情なのにオーラだけでそれを分からせるエントビースドは本当に凄いです。
後、ちょっぴり怖いです。
「子供…良いのか………?」
???
あーっ、チビチャンがいつの間にか居ません!
因みにユラさんは床に尻もち付いてます。
運動神経無いんですよねユラさん。
そこが可愛い所でもあるのですが。
あ、スカートの裾がめくれているので綺麗なおみ足が付け根近くまで見えております。
「【復元】!早く足をなおせ!はしたない!!め、めめめめ目のやり場に困るだろうが!!」
【全知全能】さん…鼻血たらしてますね………。
本当に色々とこの方手遅れな感がひしひしと伝わります。
「私の足が見苦しいって言うの!?だから【全知全能】は嫌いなのよ!」
ズ――――――ッン
あ、空気が【全知全能】さんの周りだけ重くなりました。
重力が良い仕事をしています。
リアル_| ̄|○がここまで似合う人も珍しいです。
じゃなくて!
「チビチャン探さないと!!」
「エント、痕跡辿ってんか?」
「ハルの願いなら叶えよう」
こうしてエントビースドさんに案内されて、私たちは聖騎士隊長の部屋の前にやってきました。
そうですよね。
チビチャンの目的はオウマさんを救う事。
そりゃオウマさんの所に向かいますよね。
思考がふにゃふにゃな己が恥ずかしいです。
ガッシャーーーーーッン!!
部屋から大きな音がしました。
食器を落とした時の様な。
「入るでオウマ!」
流石ミヤハルさん行動が早い。
すかさず扉を開けて入って行きました。
後に続きます。
「うわぁぁぁぁぁぁぁん、だってらめなのーオウマシャンおちゃのんだらめーなのー!!!」
床に散乱した食器の残骸。
どうやらチビチャンが落としたようですね、わざと。
でもオウマさんは事情を知らないからチビチャンを怒ったようです。
チビチャンの月色の目からボロボロ大粒の涙が零れ落ちます。
うちの娘泣かせて…平気でいられると思ってないですよねぇ、オウマさん………?
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