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その後
近未来からの来訪者8
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「オウマを助ける?どう言うことやチビチャン?」
「オーマシャんきけーんなドクのむのー!とめゆのー!!」
「「「「毒!?」」」」
私・ミヤハルさん・ユラさん・【全知全能】さんの声がはもりました。
毒とはまた穏やかでない話です。
「たすけーきたおー!」
「成程、今はその現在軸か」
感慨深そうに【時渡り】さんがうんうんと頷きました。
え、と色々把握してたりします?
「お~色々把握してるぞ赤毛の嬢ちゃん」
え”、心の中読まれました!?
「未来の俺がな、チビチャンを通して情報を下ろしてきた」
「便利やなぁ」
「何でも分かると面白くないぞ【強化】」
「まぁ確かに未来が分かることほどつまらんモンも無いわなぁ」
未来が分かると色々得だと思うんですけど…?
朝着る服を魔王の服の色に合わせれますし。
トマトソースやカレーを食べる時に白い服着ないようにできますし。
「リコリスちゃん、多分物凄い平和な想像しておるなぁ」
「ん~私も知りたい派!ウェディングドレスの自分と白タキシードの旦那様の姿見てみたい♡」
「な、ななななななな何を慎みのない事を言っているんだ【復元】!?」
「【全知全能】には関係ないでしょ?」
「グゥゥゥゥゥゥッ………」
いえ、ソレがユラさんものぅごく関係あるんですよ。
そこの【全知全能】さんーと書いてもうヘタレと呼んでも構わない気がしますーはユラさんにべた惚れなのですよ!
数億年片思い!
一途な思いは素晴らしいですけど、流石に片思いが長すぎて色々拗らせてるんですよね。
でもユラさんが探して15分で見つかるって、【全知全能】さんもしかしてストーカーしてます?
モンブラン作って用意してましたし。
うっ、考えると怖くなりました。
「どうどうリコリスちゃん、【全知全能】はあくまでただのヘタレや。恐怖の対象にするのも他の生物に対して烏滸がましいで」
ミヤハルさん…【全知全能】さんに言いたい放題ですね………。
「オーマシャん!オーマシャんのおはなししてゆのー!」
そうでした、オウマさんのお話をしているのでした。
毒をオウマさんが飲むか浴びるかするんですかね?
で、未来の知識でチビチャンは知っていると。
そしてチビチャンはオウマさんを毒から救いに来た、と。
「ふ~む、縛りは年齢と名前か。中々覚悟を決めてるじゃないかおチビチャン」
ニヤ、と【時渡り】さんが言いました。
そう言えば時を渡るのには縛りが必要、と最初【全知全能】さんが言ってましたね。
「成程やな、だから誰もチビチャンの名前が気にならなかったんか」
「そう言えばずっとチビチャンて呼んでたわね私たち」
「私も気にしてなかったです」
本当に誰も気にしてなかったです。
コレが”縛り”ですか。
で、名前が分からないのと、年齢も縛り、ですか?
「チビチャンは本来の年齢はもっと大人、もしくは赤子、てことでええんかな?」
「【強化】は頭の回転が速いな、話が早くて助かる」
それって他の私たちが愚鈍で話が進まない、て事ですよね……。
まぁそうなんですけど。
にしても、チビチャンがここまで縛りをかけて来たこの時代、オウマさんに何が起こるのでしょうか?
時を渡ったチビチャンの為にも必ず危険は阻止しなければいけません!
何せ私と魔王の子供のチビチャンの為ですからね!!!
「じゃ、オウマ警護するのが1番早いな。エントに運んでもらおうかぁ」
言うミヤハルさん背後には真っ黒な『ゲート』が現れており、白く長い腕が腰を抱きしめてました。
タイミングばっちりですねエントさん!
絶対ミヤハルさんに監視付けてますよね!
夫婦間はストーカーて成り立つんでしょうか?
ミヤハルさんが気にしていないから別に良いんでしょうか?
ミヤハルさんは『ゲート』に吸い込まれ、ユラさんが後を追います。
私もチビチャン抱っこして『ゲート』の中へ。
「ちょ、まだお茶が終わってないぞ【復元】!」
「面白そうだから便乗しよう、と♬」
な、何で【全知全能】さんと【時渡り】さんがゲートに入ってくるんですかぁぁあぁぁあっ!!!
「オーマシャんきけーんなドクのむのー!とめゆのー!!」
「「「「毒!?」」」」
私・ミヤハルさん・ユラさん・【全知全能】さんの声がはもりました。
毒とはまた穏やかでない話です。
「たすけーきたおー!」
「成程、今はその現在軸か」
感慨深そうに【時渡り】さんがうんうんと頷きました。
え、と色々把握してたりします?
「お~色々把握してるぞ赤毛の嬢ちゃん」
え”、心の中読まれました!?
「未来の俺がな、チビチャンを通して情報を下ろしてきた」
「便利やなぁ」
「何でも分かると面白くないぞ【強化】」
「まぁ確かに未来が分かることほどつまらんモンも無いわなぁ」
未来が分かると色々得だと思うんですけど…?
朝着る服を魔王の服の色に合わせれますし。
トマトソースやカレーを食べる時に白い服着ないようにできますし。
「リコリスちゃん、多分物凄い平和な想像しておるなぁ」
「ん~私も知りたい派!ウェディングドレスの自分と白タキシードの旦那様の姿見てみたい♡」
「な、ななななななな何を慎みのない事を言っているんだ【復元】!?」
「【全知全能】には関係ないでしょ?」
「グゥゥゥゥゥゥッ………」
いえ、ソレがユラさんものぅごく関係あるんですよ。
そこの【全知全能】さんーと書いてもうヘタレと呼んでも構わない気がしますーはユラさんにべた惚れなのですよ!
数億年片思い!
一途な思いは素晴らしいですけど、流石に片思いが長すぎて色々拗らせてるんですよね。
でもユラさんが探して15分で見つかるって、【全知全能】さんもしかしてストーカーしてます?
モンブラン作って用意してましたし。
うっ、考えると怖くなりました。
「どうどうリコリスちゃん、【全知全能】はあくまでただのヘタレや。恐怖の対象にするのも他の生物に対して烏滸がましいで」
ミヤハルさん…【全知全能】さんに言いたい放題ですね………。
「オーマシャん!オーマシャんのおはなししてゆのー!」
そうでした、オウマさんのお話をしているのでした。
毒をオウマさんが飲むか浴びるかするんですかね?
で、未来の知識でチビチャンは知っていると。
そしてチビチャンはオウマさんを毒から救いに来た、と。
「ふ~む、縛りは年齢と名前か。中々覚悟を決めてるじゃないかおチビチャン」
ニヤ、と【時渡り】さんが言いました。
そう言えば時を渡るのには縛りが必要、と最初【全知全能】さんが言ってましたね。
「成程やな、だから誰もチビチャンの名前が気にならなかったんか」
「そう言えばずっとチビチャンて呼んでたわね私たち」
「私も気にしてなかったです」
本当に誰も気にしてなかったです。
コレが”縛り”ですか。
で、名前が分からないのと、年齢も縛り、ですか?
「チビチャンは本来の年齢はもっと大人、もしくは赤子、てことでええんかな?」
「【強化】は頭の回転が速いな、話が早くて助かる」
それって他の私たちが愚鈍で話が進まない、て事ですよね……。
まぁそうなんですけど。
にしても、チビチャンがここまで縛りをかけて来たこの時代、オウマさんに何が起こるのでしょうか?
時を渡ったチビチャンの為にも必ず危険は阻止しなければいけません!
何せ私と魔王の子供のチビチャンの為ですからね!!!
「じゃ、オウマ警護するのが1番早いな。エントに運んでもらおうかぁ」
言うミヤハルさん背後には真っ黒な『ゲート』が現れており、白く長い腕が腰を抱きしめてました。
タイミングばっちりですねエントさん!
絶対ミヤハルさんに監視付けてますよね!
夫婦間はストーカーて成り立つんでしょうか?
ミヤハルさんが気にしていないから別に良いんでしょうか?
ミヤハルさんは『ゲート』に吸い込まれ、ユラさんが後を追います。
私もチビチャン抱っこして『ゲート』の中へ。
「ちょ、まだお茶が終わってないぞ【復元】!」
「面白そうだから便乗しよう、と♬」
な、何で【全知全能】さんと【時渡り】さんがゲートに入ってくるんですかぁぁあぁぁあっ!!!
応援ありがとうございます!
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