憧れの先輩にお持ち帰りされて両想いになるまで快楽責めされる話

憧れの先輩に印を付けられて一生離れられないくらい愛される話

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「ッあ♡も、いく♡いきます……ッ♡んッ、ぅ……――ッ！♡」

　ひとりでに身体が強張り、爪先がぴんと伸びる。既に散々解された後孔は先輩の指を三本も咥え込んでいた。びゅる、と断続的に自身から白濁が吐き出され、とろりとした先走りと混じって胸や腹を汚していく。その勢いが収まるのも待たず、ぬぷ、と音を立てて指が引き抜かれた。

「あ……ッく♡は、あ……ッ♡……んぅ♡」
「そう、上手。そのまま自分で足持っててね」
「……ッ♡は、い……♡」

　太腿を掴んだまま絶頂の余韻に身体を震わせる。中を埋める存在を失い小刻みに収縮する後孔に再び指が入り込み、ピースサインを作るようにして内襞を拡げた。

「いい子」
「ひぅ……♡ん、ゃ……ッ♡」

　熱の篭った声で囁かれながら後孔の縁をなぞられ、爪先が空を蹴った。指をさらに深く飲み込もうと柔くうねる肉壁をかき分けられ、前立腺を押し潰される。性感帯だと刷り込まれたその場所をぐりぐりと捏ね回されると、その刺激に呼応するように後孔が指をきつく食い締め、自分の意思とは関係なく腰が絶頂に向けてかくかくと揺れる。

「ん、中もとろとろになってきた」
「は……ッ♡んぁ♡ッ、や♡……いく♡いく、ッ♡また、いっちゃ……ッ♡」
「いいよ、ほら……イって」
「あッ♡ぁ、あッ♡は、ぅ……♡ぅ゛♡……～～～～ッ！♡♡」

　ぱち、と先輩の声に合わせて視界に火花が散り、素早く明滅を繰り返した。波のような快感が引くことなく繰り返し訪れ、その度に意味を持たない音の欠片が喉から絞り出される。

「ぁ♡は……ッ、ん……♡」

　空気を孕んだ水音と共に指が抜け、隙間からこぽりとローションが溢れ出した。小刻みに震え続けている内腿に唇が寄せられ、皮膚の薄い部分にやわやわと歯を立てられる。決して痛くはない力加減で食まれる僅かな刺激が堪らなく心地良い。

「せ……ん、ぱい……♡」

　濡れた瞳で彼を捉え、縋りつくように手を伸ばす。後孔はひくひくと勝手に伸縮を繰り返し、中を満たすものを求めて切なげに蠢いていた。

「ん、ぅ♡も、はやく……ッ♡せんぱいの、ください……♡」
「駄目だよ、もう少し慣らさないと」

　伸ばした手は軽くあしらわれ、代わりにうつ伏せにさせられた。意地悪な言葉とは裏腹に、背中に落とされる口づけは優しく温かい。そのまま背骨に沿って腰まで下りてきた唇が、柔く肌を吸い上げる。

「ん……っ、ぁ♡ふ……♡」

　ぴりぴりとした心地良い痛みに身を震わせているうちに、再び後孔にとろりとしたローションが垂らされた。ぱくぱくと開閉を繰り返す縁を指先がなぞり、時折浅い場所をそっとかき混ぜる。

「指だけじゃ寂しいだろうから、今日はこれも使おうね」
「え、ぁ……？♡」

　不意に、複数の玉が一つに連なった鎖のような物が目の前に吊り下げられた。先端に付いた球体は指とさほど変わらない大きさだが、根元に近づくにつれて徐々に直径が増している。これまでにも何度か使われたことのあるアナルビーズを目にし、熱で火照った顔がさらにかっと熱くなった。

「や、や……ッ♡それ、嫌です……♡」
「佐倉はこれで奥までごりごり拡げられると、気持ち良すぎて泣いちゃうからね」
「ひ、……ッ♡やぁ♡……ぁ゛♡あ♡……ッ！♡」

　つぷり、と一つ目の球が中に埋め込まれる。指よりやや冷たいそれはひくつく縁を巻き込みながら、抵抗なく根元まで呑み込まれた。先端が通った道を押し拡げるように、二個目、三個目が続けざまに挿入される。指では届かなかった場所に侵入してくる物体に喉が引き攣り、下半身の筋肉が不自然に張り詰める。

「は、ぅ゛……ッ♡ん、く♡……ッ、ふ♡ぁ♡……～～ッ♡」

　やがて最後の球が完全に中に入り、取っ手代わりの紐だけが窄まりから垂れ下がった。互いにぶつかり合いながら肉壁を抉る球体は今にも後孔から飛び出てしまいそうで、必死に下腹部に力を込めて異物を食い締める。

「今、全部で何個入ってるか分かる？」
「……ッ？♡……ぁ、ぅ♡きゅ、九個……♡れ、す……ッ♡」
「うん、久しぶりだけどちゃんと覚えてるね」

　褒めるような手つきで臍の下辺りをそっと撫でられる。その緩やかな刺激すら甘い毒のように身体を巡り、堪え切れずに穴から一番大きな根元の球が顔を出した。

「ひ、ぅ♡ん、きゅ……ッ♡ぁ♡ん゛♡く、ふ……ッ♡」

　粗相を咎めるように長い指が球を再び奥まで押し込んだ瞬間、互いに衝突したアナルビーズが腹側のしこりを押し潰した。腹の奥から頭の天辺まで、びりびりとした電流が一直線に走り抜ける。

「……ッ！？♡ひ、ッ♡ぁ♡あ゛……ッ♡ん、く……♡ぅ゛……～～ッ♡♡」
「もしかしてこれだけでイったの？」
「ひ……ッ♡は、ぁう……♡……ッ！♡」

　勝手に絶頂したことを咎めるように取っ手が引かれ、絶頂に震える身体から球が何個か引き抜かれた。捲れ上がった縁とともに玩具が再び中へと戻され、先程とは違う部分が圧迫される。

「ねえ、佐倉。今は何個入ってる？」
「は、へ……ッ♡……？♡ろ、六個……？♡」
「んー……残念」
「お♡ぁ゛ッ♡ぅ♡……～～～～ッ！？♡」

　鈍い水音を立てて、何個も連なった球体が一気に体内から抜ける。がくん、と不意の衝撃に腰が揺れ動き、陰茎から線のように真っ直ぐ白濁が押し出された。もう何も入っていないはずの穴がひくつき、中を埋めていた質量を求めるように内襞がうねり続けている。

「……ッ♡……ぅ、ぁ♡……～～ッ♡」
「ふふ、かわいい。佐倉の大好きなキスしてあげるから、次は頑張ろうね」
「ん、ふぁ……♡は、ひ♡ん、ん゛……ッ♡ぅ♡んむ、……ッ♡」

　はふはふと浅い呼吸を繰り返しながら彼の掌に頰を寄せると、そのまま顎を掬い上げられ唇が重なる。隙間から差し込まれた舌に自分のものを夢中で擦り合わせ、ゆっくりと絡め取られ甘噛みされる感覚に身を任せる。その間もくぽくぽと音を立てながらゆっくりと玩具が出入りし、球が後孔の皺を伸ばしながら中に沈み込む度に痺れるような快感が背筋を伝った。